変わり者の美形警官×冴えないメガネくんの、痴漢がよぶ(?)恋の台風

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表題作岡くんの奇妙な日常

痴漢逮捕に燃える警官 白田 
気弱な大学生 岡

同時収録作品鍵と王様

小学生の頃から執着している秘書 進
モデル会社の社長 雅紀

同時収録作品俺の愛しいあの人は

11歳年上の姉の夫の弟 和威
モデル 関口

同時収録作品桃色パルス

同時収録作品遅咲きの恋の味

同僚のダンディな教師 諏訪田
科学教師 宮路 44歳

その他の収録作品

  • 岡くんのそれなりに幸せな日常
  • あとがき

あらすじ

「お前が痴漢だな!」
地味でビビリな岡くんは、バイト帰りに痴漢に間違われた!! おまわりさんに追いかけられて、思わず逃走しちゃったけど、その凄い美形なおまわりさんはバイト先にまで現れて…!?
ヤバイ――なんで俺がこんな目に(泣)。
身の潔白を証明する為、痴漢捜査に協力することになったけど、そのおまわりさんは、囮捜査のためドヤ顔で女装するヘンタイ(!?)だった! でも、変な人なのに、何だか気になってしまって…!?

岡くんの奇妙な日常/描き下ろし/鍵と王様/俺の愛しいあの人は/桃色パルス/遅咲きの恋の味

作品情報

作品名
岡くんの奇妙な日常
著者
文月あつよ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796405201
3

(10)

(1)

萌々

(2)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
27
評価数
10
平均
3 / 5
神率
10%

レビュー投稿数3

男らしい美人

何作か入った短編集ですが、どれもタイプの違う作品なので飽きずに楽しめると思います。しかし、反対に全部が好みとはいかないかも?とも思います。
個人的には一番最初に入っている表題作のカップリングが風変わりで好みでした。
全体的にベタな組み合わせは少なく、わりと個性的なカップリングが多いかもしれません。

表題作は地味なメガネくんと強気な美人という組み合わせ。

攻めがキラキラ美人というのがなんだか珍しく、しかもこの攻め、人の話を聞かない強引なキャラで、主人公はそれに振り回されますが、見ていても嫌な感じはなかったです。
受けが地味で非モテというのが、どっちかというと美人受けより好きなのでこういうのがもっと増えれば嬉しい。

攻めの強引さとマイペースな口調が見ていてあきませんでした。
もう少し、恋が芽生えたいきさつなんかがわかりやすければよかったのですが、短編なのでなんとも…。短編でなくもっと読みたいと思う作品でした。

0

こんな警官怖いかも(笑)

美形のイケメン警官と地味な大学生とが、痴漢に間違われたことから始まる
ちょっと理不尽な気もするラブが始まるお話でした。

内容はコミカル、コンビニバイトが終わって単に公園を通りがかった受けになる岡くん。
そこへ声をかけてきたのがおまわりさんの白田さん。
いきなり岡くんに向かって痴漢だろうと言い放ち驚きで岡くんは逃げ出す。
しかし、バイト先にまで現れ、痴漢の冤罪を晴らすために白田の助手のように
痴漢探しのお手伝いをする事態に巻き込まれるのです。

この白田さん、痴漢探しも溺愛する妹が公園で痴漢にあったから犯人を探している
公私混同で、我が道をひたすら走っているのですが、地味で根暗な岡くんは
白田といることで自分が変われる予感がして呼び出されても迷惑どころか
嬉しいと思ってしまう。

痴漢を捕まえるために自ら女装して囮になるような変わり者の白田さんですが、
その麗しい姿も無駄になる展開がまっている。
なんと痴漢に狙われたのが岡くんで、痴漢から触られたことを上書きするように
白田さんから触られ、公園で二人でちょいエロ。

痴漢が捕まれば、白田ともう会えないと思うと寂しくて捕まらなければいいと
不謹慎なことまで思ってしまう岡くんですが、白田にかかれば岡くんのそんな切ない
思いも考えるだけ無駄だったと思うハッピー展開です。

3

変なおまわりさん

初読み作家さんです。
表紙の絵よりも中身の絵の方が好みでした。
全部で5組のカップルのお話が収録されているのですが、「鍵と王様」と「俺の愛しいあの人は」はリンク作です。

表題作は警官の白田のキャラ設定を楽しみました。
ストーリーそのものよりも、ただただ白田さんが面白いなぁ、と(笑)。
正直、主人公の2人がなぜお互い惹かれるようになったかが余りよく分からなくて入り込めなかったのですが、白田のマイペースというか、ちょっと変わってる性格のせいで、先が読めないところが良かったですね。
実際にこんなお巡りさんがいたら大変でしょうけど(笑)。

同時収録作品の中では、おじさんカップルの「遅咲きの恋の味」が印象的でした。
ダンディで人気のある攻め様が、受け様に迫る時はなんとなく変で(笑)。
攻め様のHへの持ち込み方がちょっとストレートすぎてあまりスマートじゃないのが、キャラの印象とギャップがありました。
こういう流れは表題作にもあったのですが、この作家さんがお好きなのかな。
好みが分かれるかもしれません。

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