きゅんと切なエロ。ワンコ後輩×ビッチ先輩の押しかけラブ!

片想イズム

kataomoism

片想イズム
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×210
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
81
評価数
21件
平均
3.9 / 5
神率
19%
著者
 
媒体
コミック
出版社
海王社
シリーズ
GUSH COMICS ~ガッシュコミックス~(コミック・海王社)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784796405171

あらすじ

ビンボー暮らしをしていた俺は、高校時代からの想い人で、今は設計士になった先輩・良介さんのところに転がり込んだ。
エロくて性に奔放な先輩とひとつ屋根の下!と喜んだのもつかの間、俺の役目はアシスタント兼身の回りの世話をする「下僕」!
先輩のあられもない姿を見てはただコーフンする日々だが…先輩には実は片想いしている人が?
――俺は先輩が好き。でも、俺はただの「下僕」。
先輩の好きなのは、あの人。
片想いが連鎖するきゅんエロラブ!

表題作片想イズム

先輩の下僕に就職した高校の後輩 阿真野健人 26歳
個人設計事務所の設計士で先輩 百々良介 27歳

その他の収録作品

  • 両想イズム
  • カバー下:片想イズムキャラ表

評価・レビューする

レビュー投稿数4

まさかの作品。

いつもの梅干し風口元じゃない!
衝撃をうけつつ購入。

路線変更?というか元々私が思ってた路線違い?
ちょっとドキマギしました。

私の中ではれのさんというば、つきぬけ暴走、なのに下品じゃない。とても好きな作家さん。

今回は普通のBLなのか?と読みたい気持ちと読みたくない気持ちが入り乱れ、購入日は読めなかった。

いざ読み始めたら数ページで過去の2人になり、短すぎる髪にノックダウンされました。
さすがれのさん。

お話は想像を裏切りしっかりBLでした。しかも切ない。
片想い。しかもきっちりきれいな気持ちです。
大好きな先輩好きで好きで仕方ない。でも先輩は自分を好きじゃない。
先輩が幸せになれればいいのにと
ちゃんと考えれる後輩。

先輩が角刈り野郎とやっている所を正座して見守る。お次どうぞと言われ、そそくさ脱ぎ出しちゃうくだり最高です。

随所にれのさんならではがありますが、とっても心ゆれる切ないお話でした。

ただ、出ていってから帰ってくるまでのお話も読みたかったので
完結じゃなくてもっと長くこの2人を読んでいたいなと思いました。
続き
過去の短髪、坊主なのか?
めっちゃ面白い。
スポーツやっていた過去あったかな?じゃなければあの髪型。
いずれにしても、過去の描写大好きでした。

0

片想いって…

最初に読んだ時は、
受け(表紙右の絵の、お尻出しているメガネの人)のビッチっぷりと、
それぞれの片想いの切なさが迫ってくるよーーと感じて、
(受けを含む主要キャラ4名のうち3名が片想い)
最後はhappyなんですが、その最後に至るまでが自分にはなかなか辛くて、
一読後しばらく放置しておりました(-_-;)

久しぶりに心して再読してみましたら、
展開が分かっているのもあって、落ち着いて読めました。

表紙を見ると、
攻めと受けがヤりまくりっぽい印象かなと思うのですが、そんなことはないです。
高校時代に1回ヤったっきり…で、
最後にhappy endになるまでは、受けが他の色んな男とヤるばかり…
(エッチシーン自体はそんなにいっぱいはないのですが、
受けは攻めが自分を好きなことを知っていながら、
平気で攻めに聞こえるようにヤったりもするので、心が痛かったーー)
で、そのうち、
ヤる相手だけじゃなくて、受けがプラトニックで想っている男も登場してきて、
応援するしかない攻めに感情移入して、なお切なく……

でも、この本のいいところは、
片想いをして続きいるのは攻めだけじゃなくて、
攻めがひたすら(結局10年以上!)想っている受けも、
その受けが想っている相手も、それぞれに不器用な片思いをしていて、
辛い気持ちを抱えているところ。
本のタイトルが「片想イズム」というだけあります☆

想いを受け入れてもらえるかはどうかは勿論、相手次第なのだけど、
単に一途に想い続けるだけじゃなくて、
相手が求めているものと今の自分をちゃんと見つめて、
自信や勇気を持って行動できる自分になる事もとても大切。
そんなことが描かれていた本でした。
片想いって、結局は自分次第な部分が大きいのかも…

再読すると、話や展開はいいなぁと思ったのですが、
天城さんはあまり情報量を詰め込む作家さんではないので、ちょっと物足りなくて、
できれば2冊で、もっとガッツリ読みたい内容だったなと感じました。

ということで、萌え×2寄りの萌え☆です。
あ、受けのホクロも(左目の黒目のちょうど真下に)、色っぽくてステキでした~

4

ビッチに一途な下僕ワンコ~

やっぱり攻めはヘタレワンコに限るとこの作品で妙に実感してしまう。
押せ押せガンガンオラオラ攻めもいいけれど、片思いしている大好きな相手が
目の前でビッチ淫乱に見知らぬ男とHしていても嫌いになれない一途さ。

ビッチでクーデレキャラの受け良介と攻め阿萬野は高校時代からの先輩後輩で
阿萬野の初体験も高校時代に良介から手ほどきを受けた間柄。
学生時代から後腐れの無い相手を取っ替え引っ替えしていた良介に阿萬野は長い間
片思いしていて、告白しても相手にされず大学まで追いかけても相手にされない。

良介への諦めきれない恋心を持ちつつも就職難で就職先も見つからず、
アパートも取り壊しで住むところも食べることも大変になってズダボロのところを
良介と再会し、下僕という名のアシスタントとして拾ってもらう。
憧れて大好きで片思いしている先輩との同居、しまし幸せいっぱいで向かった先で
先輩は知らない相手とセックスの最中。

なんともシュールな感じなのですが、恋する一途な男はビッチな姿を見ても
恋する心が無くなるどころか、いつも人肌恋しく寂しそうに思える先輩を
自分が幸せにした続きいと願っている阿萬野。

人並みの愛情を知らずに育った良介にとって、本気の恋愛程面倒なものは無い反面、
自分の気持ちにも気がつけない程恋愛不慣れさんでもありました。
ワンコ阿萬野も先輩が好きなのは元の職場の上司で、今でも好きなのだと思い込み
良介の恋が叶うように応援したい気持ちと自分が幸せにしたい気持ちで揺れ動く。
先輩から面倒を見られている下僕の立場で恋人にはなれないと一大決心。

そして良介も阿萬野が離れてから好きな相手と暮らす幸せが2倍で悲しみは半分が
阿萬野との暮らしであったことを思い知ることになります。
すれ違いとはちょっと違うけれど、片思いを終わらせるための別れ、
もちろん、ラストはハッピーなのですが、やっぱり恋人になっても主従関係みたいに
下僕と嬢王様みたいな二人で、これが幸せなんだろうなと思える作品で良かったです。

5

悲しみは半分、幸せは2倍

まるっと一冊このお話で出来あがっています。
高校時代先輩に一目ぼれしてからずっとずっと一途に片想いしまくっていた後輩ワンコが就職難民から食住を失って貧窮しているところの偶然の再会から、
先輩の下僕としてお世話になることで変わっていく形を、先輩の憧れの元同僚の恋愛模様も織り込みながら描いています。

ちょっぴりシリアスで切なくて、でも随所に入るコミカルさがその切なさをちょっぴり軽くして、
簡単に恋人にならない展開は、じっくりと気持ちが熟成されて本物の心からのかけがえない人へと変化する様子を描いているので、とても心に響きます。
おバカでコミカルもいいけど、こうしたちょっと切ない系もとても素敵です☆


阿真野は高校時代、先輩の良介に一目ぼれして以来しつこくつきまうので一度だけセックスしていますが、恋愛は面倒くさい・エッチはあとくされないヤツ限定と言いきるのでそれきり。
しかし、大学も良介を追いかけて同じところへ入学してという筋金入りの片想い。
下僕に就職(w)しても、その片想いは続いているのだけど、会社を辞めて独立している良介は枕営業で仕事をとったりしていて、阿真野が続きいても男をとっかえひっかえ連れ込んで寝ている。
この阿真野がとても健気なんです!
下僕だけどとりあえず先輩と一緒にいられるからと、気持ちを抑え込み
良介の元同僚の心一朗が来た時、良介の表情が変わるのを見て、良介は彼が好きなんだと感じるのだが、この心一朗は、作家の千住と一緒に住むための家の設計を良介に依頼してきたのです。
阿真野は良介に片想い、良介は心一朗に片想い。
それぞれに報われない想いだけど、良介の片想いを応援するのは下僕の役割と涙を呑んで良介を慰めようとする姿ね~もう切なくて。

だけど、良介も阿真野と一緒にいることですごく変わってきていたのです。
親が亡くなり親類の間を転々として愛情を知らずに育った良介だから、その表現がよくわからない。
本当は寂しいし、家というものに憧れを抱いている。
最初眠る時に阿真野の手を握らないと眠れなかったのが、心一朗の家の仕事あたりからなくなり、枕営業もなくなり、
心一朗の依頼の設計を考えている時、自分だったらどんな家と、阿真野と雑談で一緒に暮らす前提の話しを無意識に交わしているシーンにはっとさせられました。
決して失くしてわかる大切さ、ではなくて本人は一緒にいて着実に変化をし、失ってはじめて彼が必要なのだと再認識したというところでしょうか。

また心一朗の片想いの姿も切なかった。
千住が好きでずっと彼の為に彼を守らないとと思い込んで、一人で突っ走っていたこと。
気持ちが通じ合っていなかったこと。
せっかく完成した家に千住は住まず、心一朗は悲しみの独り暮らし。
結局のところ後にうまく彼等なりに収まるのでほっとするのですが。

この心一朗の家を建てるという作業、通いあわない二人の心を見てしまった為に、良介と、特に阿真野がただの従順なワンコな下僕から脱皮して本物の恋人になろうと努力する姿に心打たれました。
本当、阿真野のキャラクター好きです!!

番外は、それまでの反動か阿真野に甘える良介がなんか可愛らしかったのです。
良介専用座イス♪
再び下僕のような気もしないでもないが、お気に入りであるという点が以前と違う愛着が入ってる部分ですねv

簡単に恋愛に転ばない、じっくりとじっくりと行く様は心から読者も一緒に喜びを分かち合える展開でした。

10

この作品が収納されている本棚

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