• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作溺愛の檻

新田尚吾,司の幼馴染みで『伯爵』と呼ばれる男
二階堂司,二階堂自動車の後継者

あらすじ

二階堂自動車の後継者である司は、モナコで開かれたパーティー中に何者かに攫われ、いかがわしい闇オークションに出品されてしまう。美しい裸身に拘束具のみという扇情的な姿は、刺激に飢えた金満家たちの興味を惹き、みるみる値が釣り上がっていく。最終的に桁外れな額で司を競り落としたのは、10年前まで二階堂の屋敷で養われていた男で…。原作文庫と同月発売!

作品情報

作品名
溺愛の檻
作画
きりみゆうや 
原作
真宮藍璃 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775523223
2.4

(7)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
14
評価数
7
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

まさしくタイトルと表紙通り

主人公の司は一族が経営する会社の跡取りですが、海外のパーティーで罠にはめられ、人身オークションにかけられます。そのまま資産家に買われ、繋がれて陵辱されますが、その資産家は家族のように一緒に暮らしたものの10年前に行方不明になっていた幼なじみの尚吾でした。

冒頭が行きなりオークション会場で、ボンテージ姿で競売にかけられる主人公という出だし…。
小説の原作も出ていますが、もしこれを小説で読んでたらコテコテなBLだなぁって印象しか抱かなかった気もします。でも不思議と漫画だと素直に楽しめました。
絵柄が綺麗なのも良かったと思います。

尚吾はとある理由から、最初は司に復讐するつもりで競り落としたのですが、次第に幼かったころ司を敬愛し、彼に惹かれていた気持ちを取り戻していきます。
一緒に暮らしていた頃と今の尚吾の印象が大分違うのですが、何でモナコで資産家になってるんだとその辺りの説明は省かれているのが気になります。
下克上愛が好きな方、監禁陵辱ものが好きなにはオススメです。

内容はもうまさしくBLって感じで、表紙とタイトルどおりの作品です。
好き嫌いがはっきりしそうですが、こういうの好きかもとあらすじと表紙で選んだ方は裏切られないお話だと思います。
古いというと失礼かもしれませんが、コテコテの古き良きBLって感じ。
何だかんだ言ってもこういうのが好きでBL読んでるのかもなぁと思ってしまいました。
ですがラストがあっさりしていて、え、これで全部解決?てなったのと、主人公がちょっと乙女すぎるのが気になりました。
番外編で、正式に会社の跡取りになった司と、その秘書になった尚吾のお話が入っています。10年ぶりにもとの関係に戻った2人ですが、尚吾の態度は変わってないのでどっちの立場が上なんだか・・・という感じですね。

1

オークション萌え

原作小説コミカライズ作品。
原作小説の方は未読です。
二階堂自動車の後継者である二階堂司が裸身に拘束具を纏わされただけの姿で、闇オークションへとかけられるところから始まります。
司の美しい裸体に金持ちの変態紳士淑女達は値を吊り上げていき、最終的には桁外れな額で伯爵と呼ばれる男に競り落とされます。
伯爵と呼ばれるその男は10年前、二階堂家で司の遊び相手として養われ、一緒に育った尚吾という男でした。
司が信頼を寄せて探し続けていた男でもあったのです。
二人は二階堂家を巡っての骨肉相食むの争いに巻き込まれていたらしく、司の叔父が密かに暗躍し、司をオークションにかけたのもこの叔父でした。
全てを知っていた尚吾は、二階堂家に復讐をしようとして…。
尚吾に競り落とされ、司と尚吾の身分は逆転します。
美しい司の体に、隷属の証としてダイヤ付きの首輪を嵌めてベッドへ括り付け、体を蹂躙するのです。
監禁、下剋上、凌辱、ストーリーもこの手の設定にありがちな展開で淡々と進み、先が読めてしまうんですけれど、やはり二人の心が繋がった後の幸せそうなシーンにはドキドキさせられます(*´ω`*)
最初は、司を貶めてやろと思っていた尚吾も結局は非道に成りきれずに司への想いを捨てられなかったんですね。
二階堂家で養われていた尚吾がどうしてここまで成り上がることが出来たのか…その理由が気になります。
霧壬ゆうやさんの絵柄が綺麗で最後までドキドキしちゃいました。
監禁凌辱モノですが、基本的には甘々ラブラブです。

2

気になるのは顔の長さ

小説のコミカライズです。

二階堂自動車の唯一の後継者である司は、会長である祖父から「会社を任せたい」と言われたパーティで誘拐され、人身売買オークションにかけられてしまう。
後継の地位を狙う叔父の策略に嵌り、司が買われた先は…。

幼い頃から世話係として一緒に育って、「ずっと一緒にいる」と約束しながらも10年行方知れずだった尚吾でした。
自分の両親が叔父の陰謀無実の罪を被ったことを知った尚吾が復讐のために…
というストーリーでしたが、司があまちゃんすぎて二階堂自動車の将来が心配になりました。
原作を読んでいないので、小説の方はもう少し芯の強さとかが描写されているのかもしれませんが、登場人物に魅了を感じられず…。無念です…。

霧壬さんの他の作品では作画が美しかったのですが、この作品では顔の長さばかりが気になってしまい…。
すべての作品を読んだわけではないけれど、他の作品ではこうじゃないですよね?
なぜこの作品だけ…?という気持ちでいっぱいです。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP