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表題作ぼくらのねがい 1

その他の収録作品

  • 隼人の人生でいちばん長い三分間(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

十九歳の春、父親の再婚によって両には三人の弟ができた。
優等生でしっかり者の次男・健人、
硬派でクールな三男・隼人、
元気で甘ったれの末っ子・真人だ。
母親が経営していた純喫茶スミレの新米マスターになった両は、
まだまだ戸惑うことばかり。だけど、家のなかは恋愛混戦模様!?
ひとつ屋根の下の愛情物語スタート?

作品情報

作品名
ぼくらのねがい 1
著者
山本小鉄子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
ぼくらのねがい
発売日
ISBN
9784813030386
3.7

(81)

(17)

萌々

(36)

(21)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
297
評価数
81
平均
3.7 / 5
神率
21%

レビュー投稿数12

シリアス・・・

作家さん買い。満開ダーリンのコンビも出るということなので期待大で購入。

小鉄子さんの作品をそこまで読んでいるわけではないのですが、イメージ的に明るい良い意味でアホなストーリーだと思ってたのですが・・・なんかシリアス!!びっくりしました!!
非常にストーリー展開が気になる運び。また、1人にスポットを当てるだけでなく、他の兄弟の事情や心情も描かれているのが良い。後にこの兄弟達にどのように影響してくるのかが楽しみです。

シリアス面が目立ちますが家族愛にほっこりしますし、兄を慕う弟は可愛いです。また逆も然り。
満開コンビのイチャつきも見れたし満足でした。次巻が楽しみです。

4

見分けが…

作家買いです。

小鉄子さんの絵柄、大好きなんです。お話も。
でもね…、お顔が皆似てるんですよ。「ん?これ誰だっけ?」的な。もちっと書き分けしてくれるといいなあと思いつつ。

両くんはお父さんの再婚によりいきなり義兄弟が3人出来ます。上から健人、隼人、真人くん。初めは戸惑うけれど上手くやっていけそうだな、と感じ始めたばかりのころに早々に両親が亡くなってしまう。両くんは一家の長として頑張るのだけれど…。
というお話。

両くんが主役なのかな、と思ったらどの子たちも万遍なくお話に登場してきます。末っ子の真人くんはまだ中学生になったばかりということもあって恋愛的な話は絡んできませんが、この子の同い年の友達の雄也くん(通称タケ)がねえ。この兄弟の一人に恋しちゃうんです。13歳にしては大きいし、家庭環境もあって年齢よりも大人びてる彼ではありますが、それでも個人的にこの年齢の子のBL的な話はちょっとしんどかったです。「君にはまだ早いよ!」って母の気持ちになってしまった。

CP的には三男×長男、四男の友達×次男、ていう感じかなと思うのですが、年齢差がそれぞれ5~6歳くらいあることや(小鉄子さんには珍しく)ゲイによる葛藤もあり、すんなりくっつきそうにない感じです。

小鉄子さんいわく、「自分的には暗めの話」と書かれていらっしゃって、初っ端から両親が相次いで亡くなるとか、CP的にすんなりまとまりそうにない感じがするので確かにそういう点もありますが、描き下ろしではコテツコ節炸裂で爆笑してしまいました。

あとすごく嬉しかったのが『満開ダーリン』の二人が出てたこと。三男くんのバイト先として出てきます。店長さん大好きなワタクシにはとても嬉しい展開でした。

これからどうなるのか、2巻を楽しみに待ちたいと思います。

5

めずらしくホモが暗い

小鉄子さんにしてはめずらしくホモをネガティブにとらえてる内容です。

父親が再婚した相手には高校生、中学生、小学生の男の子たちがいて・・・。
一人っ子からいきなり18歳にして長男へとなってしまう。

初めのエピソードでは、うるっときてしまいました。
父親が事故死、義理母は癌、残された子供たちが互いを思いやり一つの家族となり
幸せであるように見えて・・・。
それぞれの出会いや、悩みなどで自分の知らないところで兄弟たちが大人になってゆく・・・。

次男はみんなに隠しているけどゲイで、三男は家族を思い早く大人になりたいと突然アルバイトしたいと言い出し、甘えんぼな四男は問題はないがその親友がなんと次男を好きで・・・。
今のところのほほんとしてるのは長男と四男坊のみですね。
てっきり、長男何かあるか?!?!と思っていたのですが一巻では一人っ子から
家族を想いやるやさしい長男へと成長しています。

まだ、1巻なのでそれぞれこの先何かあるぞっっっ!!
と思わせる終わり方をしています。
しかし、きっと次がでるのが2年後あたりなのかな?
ん~遠い・・・・・。

そして、満開ダーリンの二人もレギュラーででてます(笑)
あいもかわらずラブラブな二人・・・・。この本の中でこの二人だけがお花が満開です(笑)
ちょっぴりシリアスなお話にお花をそえてくれて楽しませてくれますよー。

4

みんな年の差カプ予感

家のなかは恋愛混戦模様、そんなあらすじで家族もの禁忌ストーリーかと
ドキドキしちゃうのですが、1作目のこの作品は血のつながりを超えた家族愛から
始まるハートフルな内容とそれぞれの恋が水面下で始まる感じの作品でした。

親同士の再婚で兄弟になる4人、父子家庭で育った一人っ子の両と母子家庭で育った
3兄弟は早い段階ですぐに打ち解けて両は怖いくらいの幸せを感じる。
でもそれが突然壊れ始める、始めは再婚して3ヶ月しか経っていないのに、
父親が事故で帰らぬ人になり、直ぐに義母も病気で数ヵ月後に亡くなってしまう。
この辺は、涙そそわれる感じで切なすぎるのですが、それでも家族愛を感じさせる。

両は義母の喫茶店を引き継ぎ3人の義弟達とともに暮らしていくことになります。
長男の両と三男の隼人がカプ予感で、次男がまだ小学生の末っ子の友人に告白され、
告白されたときは高校生と小学生と言うカプもありそうです。
末っ子はまだまだやんちゃなおこちゃまなので、まだまだ先は見えない感じですが、
既刊「満開ダーリン」のキャラも登場していて、スピンオフな雰囲気もあります。

カプになりそうなふた組はどちらも年下攻めになるのではと思わせるので、
学生時代の5.6才の年の差が非常に大きな壁に感じる気がしました。
まだまだ始まったばかりのプロローグ的な雰囲気だけど期待大な作品です。

2

家族愛❤

父親の再婚によって両に三人の弟ができました。
新しい家族にかこまれて幸せな日々

ですが、両の父親は事故で亡くなってしまいます。
「これからだったのに」と号泣する両を抱きしめるのは
三男隼人。そして、追い打ちをかけるように
お母さんがすい臓がんで倒れて、亡くなってしまいます。
兄弟4人で力を合わせて生きていかなくてはならない。
母の喫茶店を継いだ両ですが初日は緊張のあまり
二男健人に助けてもらってなんとかこなす体たらくです。
健人は四男真人の友人タケにチューされちゃうし…
隼人は両が好きだからはやく自立したいと高校生になったとたん
花屋でバイト。
その花屋さんは「満開ダーリン」の舞台
これから目が離せません!

1

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