僧職高校男子寮

soushoku koukou danshiryou

僧職高校男子寮
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×212
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
12
得点
90
評価数
25件
平均
3.7 / 5
神率
16%
著者
 
媒体
コミック
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
バーズコミックス ルチルコレクション (コミック・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥667(税抜)  ¥720(税込)
ISBN
9784344829855

あらすじ

平凡な高校生・一茶は、母親が再婚し、その再婚相手が寺の住職だったため、やむなく仏教系男子校に転入。
そして男子寮に入寮します。
お坊さんのタマゴ達との寮生活に戸惑う一茶。
しかし、同室となった明人は、なにかと一茶の世話を焼き、甘やかします。
やがて一茶は、明人に複雑な思いを抱き…。

表題作僧職高校男子寮

明人 寮の同室になった同級生
松本一茶 仏教系高校に転入してきた高校2年生 

その他の収録作品

  • ちょっとだけ帰ってきた僧職高校男子寮
  • ちょい出し僧職高校男子寮
  • あとがき

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レビュー投稿数12

ボーズラブ

コウキ。さんのことはARUKUさん原作の『君の夢を見ている』で初めて知りました。若干表情に乏しい様な気がするのですが、そこが逆に切なげでハマってしまいました。

この作品は、仏教系の男子高に通う男の子たちの話です。
母親が僧侶と再婚したことをきっかけに、仏教高校の男子寮に入ることになった一茶。そこで、一番世話をやいてくれる同室の明人は大きなお寺の息子。
明人や、周りの友達に支えられ、初めはイヤだった仏道への道を知り、精神的にも肉体的にも(バイオリンの腕も)成長していく一茶に注目です。
明人のスキンシップが最初からすごいので、ニヤニヤしました。
ボーズラブとか神職ラブもっと増えないかなぁ〜。

0

お話としても読み応えがありました!

ちるちるサイトの「お坊さんBL」記事を読んで気になった作品だったためさっそく購入して読みました。

なんといっても、お寺の子が多く通うという高校(専門性等の高い世界好きです)、しかも男子寮・・・そんなシチュエーションに心魅かれました。

物語は仏教知識などもでてきたり、また母親の再婚で急にお寺の子になってしまった主人公の苦葛藤や、お寺の跡取りの苦悩、将来についての悩み、そして色々と乗り越えて成長していく姿・・・そんな男子高校生たちの姿も描かれていて、BLというよりも、仏教系高校と男子寮を舞台にした漫画を読んでいるという感じで、それはそれでなかなか読みごたえがあって(実際本の厚みもちょっとあります)良かったです。

最後、受け様は攻め様と同じくお寺を継ぐ決意をし、これから先もこんな風に楽しく生きていかれたら・・・と先の事を考えていくうちに、この先大学に進んで、お互い寺を継いで、結婚して子供が出来て・・・と思い浮かべてしまい切なくなりつつも、それでもそばに居られれば大丈夫・・・と、覚悟を決めたような事を受け様は頭の中で一人考えて、そして物語は終わり・・・なのですが、攻め様の性格続きからして、受け様が考えているような事にはならないような気もします。・・・というかならないで欲しい・・・

この先この2人がどうしたら恋人同士として生きていけるかをあれこれ妄想して余韻を楽しんでいます。

1

男子寮の同室で萌えないでいられるかっ!

初読み作家さんです。

「なんだ僧職って??」って思ったのですが、
意外や意外、中身はすっごくしっかり僧侶や仏教のことを
詳しく解説してあり、作者さんが勉強したんだなぁってことが
伝わってきます。

とはいっても、男子寮は、男子寮!!
アレやらコレやら妄想しちゃいますよね~~~
しかも!! イケメン揃いだから、もう悶ます!

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

母親の再婚相手が寺の住職だったため、跡取りとして、
「僧職高校」に入学することとなった主人公の一茶(受け)。
そこで出会うのが、男子寮で同室の明人(攻め)。

うおおお、男子寮とか大好物!
好みドンピシャ!
しかも同室の二段ベッドは、
上が明人(攻め)で下が一茶(受け)とか、
この時点で笑える! カップル成立間違いないね! 
と、思ってしまいます。
あー、もう駄目だ、ニヤニヤする~~~。

あと、外せないのが共同風呂!
さーて、どんなことがおこることやら……と思っていたら、
みんな、何も隠さず、すっぽんぽん!
えー、BLなんだから、腰にタオルぐらいまこうよ!
でも、毎日のこ続きとなんで、
そこら辺は麻痺しているのかもね(笑)


仏教や、僧侶や、寺のことに関しては、
本当に詳細に調べてありました。
あまりにも詳しかったので、謎の言葉が出てくるたびに
「???」となっておりました。
まあ、ちゃんと解説があったんで、良かったです。


この話は、受けも攻めもエッチに関しては、積極的でした。
さすがに男子寮の二段ベッドで、本番!までは
しなかったようですが、ちゃんと明人(攻め)の実家で
きちんと事を最後まで致した模様。
ああ、そこのところ、もっと詳細にプリーズっ!!(><)


最後は、愛の言葉か何かは不明(?)でしたが、
交通事故にあった明人に対して、主人公の一茶が、
「明人の葬式は俺があげる」と。

「最後は絶対そばにいるから」という一茶なりの
決意だったみたいですが、果たしてこれは、決め文句なのか
なんなのか……。


でも、最後の2ページで、
「お互い寺を継いで、結婚して、子供ができて……結婚…」
というモノローグが出てきますが、
最後にこれをもってこなくてもいいだろう!!
お互い結婚することが前提なんて……そんな最後、
寂しすぎるだろう!?

あああ、ここまでの萌えを返してー!
と、言いたくなりました。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

シチュエーション的にとても萌える設定でした。
とっても私好みでしたし、話の運びもコメディ調で
笑えました。

でもなぁ……

最後のモノローグ、悲しすぎやしないかい?
「……お互い結婚して……寂しい」、とか。

ハッピーエンドっぽい終わり方でしたけど、
これは、ちょっとない。悲しすぎます。

未来は、やっぱり二人で歩いて行って欲しい。
そんな予感のするハッピーエンドが良かったです。

途中までは「萌」かなー、と思ったんですが、
最後がアレだったんで、「中立」でお願いします。

1

お寺の子供たちの友情と恋

煩悩多き、高校生たちの友情や恋を描いた作品です。恋愛だけでなく、友情面でもキュンとなるし、仏教のことやお寺のことも分かるので勉強になって面白いです。

主人公の一茶は、言いたいことも言えずに悩んできました。今回も、突然の母親の再婚と決められた自分の将来について何も言えずに、勧められるまま仏教系高校の男子寮に編入してきます。

嫌々やって来たのに、そこには自分を受け入れてくれる仲間たちがいて。そんな友達に囲まれて、不器用ながらも自分の思いを話すようになって、自分を変えていく一茶が良かったです。

中でも、寮で同室の明人には、強い影響を受けます。喧嘩して甘えて、かけがえのない存在になっていきます。
でも、実は明人の方が、一茶がいないとダメになってた様子にキュンとなるし、初めての執着と嫉妬に悩む姿には切なくなります。

二人の未来は、大変なこともあるだろうけど、しっかりと将来を決めた一茶がカッコ良くて好きです。
もちろん、高校生たちの、少しずつ成長している姿も素敵です。

3

男子寮+α

男子寮モノ大好きです。
個性的なキャラクターが多くてわいわいしてるのが楽しい。学校だけでなく、生活も共にしている仲間というのは、読んでいるうちにどんどん絆が深まっていくのがわかって引き込まれます。
なので男子寮モノは結構手を出していますが、これは単なる男子寮でなく仏教系高校という個性を足していてそのへんも面白い。

主人公の一茶は、再婚で突如お寺の一家に入ることになり、仏教系の学校に入れられます。そこで出来る仲間も皆似たような家柄。
僧侶の跡継ぎなんて決心のつかない一茶と、跡継ぎであることを受け入れている同部屋の明人は最初は衝突します。

言いたいことが上手く言えない一茶と、それに根気よくつきあってくれる仲間。次第に心を開いて打ち解けて行く様子が寮モノの醍醐味だなあと堪能させて頂きました。

不安定な一茶の心の葛藤が主だった前半ですが、後半はしっかりした明人が一茶を意識しだし、動揺を隠す展開になっていきます。
割と最後までプラトニックなんですが、一茶が、自分の中に「明人が好き」という感情があることを肯定するという結末に落ち着いて終わっている気がします。
互いを思い続き合ってることは分かってるけど「好きだ」とか「付き合おう」ってなるハッピーエンドではないんですね。

作者は「BLのハッピーエンドってなんだろう」と考えた、とありますのでそれが反映された少し切ないエンディングなのかもしれません。
個人的に思う「BLのハッピーエンド」は、相手が結婚しても心で寄り添い、死ぬときには必ず駆けつける…というよりも、何を敵に回しても手を取って向かい合おう!って方が萌え(燃え?)るので星4つで!

2

ほのぼの系です

お坊さんになるための仏教のお勉強をする寮生活の高校生たちがいて、なんか、新鮮なお話でした。

そういう高校生は初めてだったので。でも、普通の高校生活を送っています。

他にカップルです!ってキャラをいないので、スキンシップが過度過ぎるかなとは思いましたが…一茶にベッタリな明人は可愛いです。

一茶も明人のお葬式をあげたいとかでお坊さんになることを決めたんですが、個人的には明人のお家に明人の嫁として嫁いで欲しかったです(笑)

だってね、一つ屋根の下にいないとずっと一緒にはいれないですよ~。
お仕事忙しいと離ればなれになってしまうんじゃ(^ω^;ゞ

なんて考えてしまいましたm(__)m

気になるキャラは自然です!人見知りでたまに喋る所が可愛い。
そして、謎キャラです!


1

悩める高校生

初めて読む作家さんでした。
画と題名に惹かれて購入。
1冊1つのストーリーでなかなか読みごたえあり
人間らしい、心のあるお話でした。

主人公の二人を含め、登場するのはみんな寺や宗教に関係する人ばかり。
攻めの明人は小さい頃から自然とこの道に進むことを体で感じとって育った人。
それに対し受けの一茶は、突然の母親の再婚により寺の子供になったことで
跡取りと言う重圧に、気持ちの整理がつかないまま新しい学校の寮に入る。
新しい学校や寮での生活、そして何より明人との同室での生活を通して
一茶が自分の気持ちや将来について、自分自身で考え切り開いていくというストーリー。

とにかく、高校生たちの心理描写が細やか。
多感で悩める年ごろの男子、それも僧侶の卵と言う
普通の高校生とはちょっと違う環境の中で、悩んだり苦しんだりしながら
いろいろなことに気付いたり、友人に助けられたりしながら
少しづつ成長し、自分のことだけでなく他人に目を向ける強さと余裕が生まれてくる。

自分の気持ちをうまく表現したり、伝えたりできなかった一茶を
ずっと見守りながら助けてくれた明人。
続き
明人だけでなく、同じ量の仲間たちがとてもいい雰囲気で
付かず離れず、良い感じの距離で二人を見守ってくれます。

友達としての友情が、違うと気付いてからの苦しい明人の心情が痛いほど伝わる。
好きだから自分のものにしたいと思う気持ちを「煩悩」というあたりさすが僧侶の卵。
男としての本能と僧侶として、その気持ちを抑えようとする姿にグッときました。
好きで好きでしょうがないのに、それをぎりぎりまで我慢して、爆発。
その気持ちに、気づき始めた一茶も自分の気持ちと向き合っていきます。

お互いの気持ちを知り、愛し合い分かり合っていても
なんだかぎこちなかったり、変に我慢したりするこの高校生二人が
すごく可愛くてたまりません。
特に、明人。カッコ良くて大人の雰囲気なのに
一茶のこととなると、必死でデレデレなのが日に日に増していく。
そんなカッコいいのに可愛い明人とその明人のおかげで今がある一茶がこの後
どんな僧侶になるのか・・・
そしてお互いの寺を継ぐのか・・どんな大人になるのか
なんとなく気になるところ。
最後に、自分の将来を思い描いた一茶が「結婚」という言葉に
一瞬ビクリとして、ちょっと戸惑いながら
でも・・傍にいられる限り『満ち足りた寂しさ』と締めくくっています。
この言葉が男同士というどうにもできない壁を言ってるのかな。
男女なら結婚というゴールがあっても、男同士にはそれがない。
同性の恋愛には、悩みがつきものですが「結婚」は永遠のテーマですね。
最後の最後に、一茶にドカーンとやられた気分です。
人間的に共感できたので、この2人には幸せになって欲しいと思いました。

2

かわいい(笑)

自分とは全く関係のなかった世界に放りこまれた主人公。
ついつい思ってもいないことを口に出してしまってルームメイトの気を悪くしてしまう。
でもルームメイトはきちんと主人公の気持ちを聞いてくれて…

いいな~ 青春!と思いました。
仏教系の男子高校と聞いて、無知な私は、お経を唱えたり仏教の勉強をして厳格な雰囲気
なのかな~なんて思っていました。が、楽しそう!!!

恋模様や、思いやる気持ちなどウブ(というのでしょうか)な感じが可愛くて可愛くて。

タイトルで1歩踏み出せない方、ぜひ一度お手に取ってみてください。

1

高校生は煩悩まみれ

仏教系の男子高校の、しかもお寺の子しか入れない男子寮。
自分の意見を強く言えない、ごく平凡な高校生だった一茶は、母の再婚で突然そんな環境にに放り込まれて、、、。

高校生男子寮物って、それなりに王道な設定ですが「仏教系の学校」だって事をしっかり描いているところが新鮮。
読んでいると、一茶と一緒に、仏教系の学校のこととか、お寺の現状とかも段々わかって来るし、それでいて、やっぱり高校生らしく、恋に悩んだりもするし、
繊細でかわいい絵も読みやすいです。

0

こんな学校素敵です!

 母親の再婚相手が僧侶ということで、突然、僧侶を育てる高校に入学を決められてしまう一茶ですが、あまりにも突然すぎることで思わず笑ってしまいました。

 一茶は大人しい、人見知りという性格だから、いきなり僧侶になれと言われたり、寮生活というのはきっと難しいのではと思ったのですが、明人をはじめとする寮のみんなが本当に優しい子ばかりです。

 お寺の子に生まれついて、他の道を知らない、選ぶができない明人、キリシタンの家に生まれ、反発からこの学校を選んだ真慈、みんな抱えている事情はそれぞれ違うけれど、みんなの些細なやりとりからこちらが勉強させられているような気がしました。
  
 明人が袈裟と法衣でスクーターに乗っている姿は萌えなのですが、これもきっと「煩悩」なのですね。自分は煩悩があると言い切れる明人は本当にすごいです。

 人の生き死に、恋愛は煩悩であることを思えば、とても難しいテーマだと思いますが、恋愛と信仰を例えている場面は分かりやすくてどきっとしてしまいました。

 一茶の明人のこれからのことを思えば、大変なことは分かるのですが、秘めた愛も素敵です。

2

お坊さんの卵がいっぱい、多数のカップル誕生に期待

新刊チェックで、お坊さんということで、また特典ペーパー付きということで、
いつもの書店で予約して購入しました。

コウキ。先生のファンの方には申し訳ないですが、
私にとっては第一印象から苦手意識があり、読まず嫌いでした。
しかし、今回はお坊さんで僧職専門の学校の寮が舞台ということで、
苦手意識を遥かに上回る好奇心があり、少し躊躇しましたが、思い切って購入しました。

読んでみると、とても萌えることが出来て良かったです。
今までの苦手意識がまるで嘘のように、
すんなりと自然に作品の世界観に浸ることが出来ました。

お坊さんに対してあまり良い印象を持っていなかった受けですが、
嫌々ながら仏教系の高校に転校して寮に入り、寮の仲間と関わっていく中で、
お坊さんに対して理解しようと、お坊さんに対する否定的な考えや先入観を
少しずつ改めていき、成長していく受けの姿に好感を持ちました。

漫画の中では登場人物たちの何気ないやり取りの中に仏教に関する知識や
習慣などが散りばめられていて、理解しやすく参考になり、勉強になりました。

今作は全体的に、終始、穏やか過続きぎるくらい穏やかな印象を受けたので、
もう少し刺激が欲しかったかな?というのが正直な気持ちです。
受けや攻めだけでなく、周りの仲間たちも、5年後、10年後など
その後の話を読んでみたいなと思いました。

今回の評価は、迷うことなく「萌×2」評価です。
物語の内容や展開、人物設定、舞台設定は「萌×2」評価です。
絵は「萌」評価です。
購入する前は躊躇していましたが、購入して良かったと思えた作品でした。

お坊さんの卵がたくさんいて、しかもお坊さん専門の男子寮ということで、
BLのカップルがたくさん誕生するのではないかと、色々と想像してワクワクしました。
想像するだけでもたくさん萌えられ、物語自体も十分に楽しんで読むことが出来、
とても萌えることが出来ました。

今回、お正月に読むBLで、お正月らしいBLは無いかな?と探しているところに
ちょうど良いタイミングで年末に今作が発売されたので、お正月に読みました。
激しく過激ではないので、内容だけでなく気持ちも穏やかな気持ちで読むことが出来、
この作品はお正月に読むのに相応しい作品だと思いました。

2

雰囲気BL(坊主love)

僧職系話増殖!

僧職とはいえメインキャラに坊主っくりは一人もいません!
教科課程に「僧職」が加えてある程度の高校生男子寮の話でした。

ブッダの基本理念である『縁起(衆縁和合)』や『諸行無常諸法無我』は登場人物たちの台詞として出てきます。
彼らの心理や状況に巧く絡めてありますが細かい設定ではないので「仏教」にこだわりのある方にはオススメしません。
※法衣は出てきますので雰囲気BL(坊主ラブ)がお好きならサラッと読めて大丈夫かと思われます。

母親の再婚で突然『お寺の子』になった一茶は仏教系高校の寮に放り込まれ戸惑いMAX。
寮で出逢った『生まれた時からお寺の子』たちとぎこちなくコミュニケーションを重ね少しずつ成長します。

『実家』への帰省を躊躇う一茶を同室の明人は自分の実家へと誘います。

そこで明人の跡継ぎとしての立ち振る舞いを見て空虚感に揺らぐ一茶。
自分が空っぽかもしれないと惑いながら周りに意味を見つけることで繋がりを保とうと焦る姿は等身大の高校生でした。

仲間の正悟に明人限定の劣等感を指摘され初めて引け目と距離の意味に気づく一茶。
4話めにして、ようやくラブ風味が混じりま続きした。

これまで一茶の視点ゆえ優等生として描かれていた明人が実は悶々としていたという5話が話の中だるみを防いでいて良かったです。
一茶が明人を頼りにしているのと同じくらい一茶の存在が救いだった明人。
世界を広げる一茶に独占欲を発揮する明人が可愛い。
僧職を目指していても煩悩という認め難いものは自身の中にあり、その葛藤が表面化しない高校生男子は嘘くさい(笑)

明人の事故で当たり前だったことがふいになくなる可能性に気づいてもガーッとloveに突っ走らない一茶は静かに現実の狭間を見つめています。
これから先いつまで一緒にいられるかわからない将来を『永く共に』という部分に重点をおき刹那な選択をしない気配が漂う一茶の覚悟。
劇的ではないけれど運命的な着地は新鮮でした。

そのせいか、あとがきで書かれている『BLのハピエン』について担当さんと話したというエピが心に残ります。

-----

一冊まるっと跡取りと自分の進みたい道の狭間で揺れる高校生の姿で上手く纏められています。
スキンシップ過多エロ皆無。

細めの繊細な線がオッドアイを強調しているコマを多々、見かけましたが表情が乏しいので別人に見えるのが残念。
設定と着地点が好みでした!

3

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