• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ゲストルームの独裁者

投資家のVIP客 高蔵征
老舗ホテルのサービススタッフ 土岐英利

同時収録作品小笠原さんの日常

老舗ホテルのサービススタッフチーフ
老舗ホテルのコンシェルジュ 小笠原

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

ここ数日、老舗ホテル『宮』は、特別大切なVIP客である高蔵を迎える準備で大わらわ。そんな中、客室の最終点検を任された土岐は、たまった疲れからうっかりベッドでうたた寝をしてしまう。それを見つけたのは、あろうことか高蔵本人…! 慌てふためく土岐に対し、高蔵は不機嫌になるどころかむしろ満足そうに微笑む。そして土岐に近づくと、突然唇を奪って──!?

作品情報

作品名
ゲストルームの独裁者
著者
環レン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775521755
3.2

(12)

(1)

萌々

(3)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
38
評価数
12
平均
3.2 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数4

傲慢な攻めがステキ

環レンさんのステキイラスト、色気があってとても好きなのですが、
今回の傲慢で俺様な攻め様に痺れさせて頂きました!

こんな攻めに狙われたら最後、言葉もそれらしい態度も何もなく、
ホテルスタッフがたまたま疲れすぎてVIPの部屋で貧血で倒れてうたた寝している所へ
やってきたと思ったら、丁度いいくらいの気持ちで手を出され、
専属担当にされつつ、毎日抱かれてしまう。

とっても大事なVIPだから逆らうことも出来ずに嫌々ながら抱かれているけれど、
抱かれるたびに体はみだらになっていくし、気持ちも引きずられる。
受けにしたら、単なる遊びの慰めものにだと思うと苦しくて切ないのですが、
実は攻めがかなり受けをお気に入りで、強い執着を感じさせる。
この執着具合がなんともたまりませんね。

受けが振り回されているようで、実は攻めが翻弄されている。
この手の展開の話はかなり好きです。

2

ザ・スーパー攻めさま

環レンさん独特のとでもいいましょうか、思い切り王道路線のスーパー攻め様が登場して、受けちゃんを蹂躙し翻弄しております。
キャラが好きとか嫌いとか、そう言う前に、そんな要素が貫かれてしかも1冊まるごとですから、いっそ清々しい!
逆をとると、実はつっこみどころ満載なのですが、そんな点さえも愉しみになってしまうという王道の素晴らしさよ♪


老舗ホテル「宮」でサービススタッフとして働く土岐。
このホテルを買収するという噂のある、超VIPの客・高蔵を迎えるため、部屋のセッティングをしている時、日頃の疲れがたまり倒れるようにベッドで眠りこけてしまった土岐は
高蔵に襲われてしまうが、
ホテル側として絶対に機嫌を損ねてはならないVIPということで彼の言うなりになるしか出来なかった。
それから専属の部屋付きにされてしまう。


こんな始まりから、一体どこに惚れたのか傲慢な高蔵の土岐への執着が場所を変え、執拗に独占する姿が描かれます。

一見すると土岐かわいそうなんですよ。
ただ仕事としてまっとうにこなしているだけなのに、カラダのサービスは業務外です(w)
まだ、愛情が見えればいいのに「たまたまお前がそこにいただけのことだからな」
何と傲慢なセリフ!!
さすが、スーパー傲慢攻めv

しかもホテルが海外リゾートに手を出すことになりその研修に日頃の仕事ぶりを評価されたので土岐が選ばれたと思い出向くとそこで待っていたのは高蔵~!!
手をまわしました(笑)

そして研修も終わり業務に戻ると転職してきた新人が入っている。
彼は高蔵の口利きでこのホテルにきたのだと!?
ちょうど高蔵がこのホテルに滞在することになり、世話を任されたのは土岐とこの新人。
高蔵とこの新人の関係は?と密かに嫉妬を覚え傷付く土岐。

そんな具合に、知らない間に高蔵に絡め取られてハートも奪われてしまっているというもの。
高蔵ってば、例の新人と関係があったのかなかったのか濁したんですよね~
絶対喰ってた?
でも土岐を選んだってことなのかな?

ラストまでホテル従業員とVIP客という立場を行使して自分の手元に置こうとする高蔵なのですが、そんなに土岐がいいのだったら高蔵自分の秘書に引き抜けよ!とおもわなくもないです(笑)
見事なまでに俺様を貫く攻めでした。

番外で、コンシェルジェの小笠原さんとサービススタッフチーフのかわいらしい(愉快な)恋愛模様が載っています。
コレ、滅茶ほのぼのします♪
チーフガタイがいいくせにヘタレワンコなの☆
小笠原さんがお得意様に手を握られている様を見てショックを受けてる。
本編はセレブだったけど二人のデートは居酒屋~庶民的でイイですねv
落ち込んでるチーフを諭す為に無理矢理ホテルに連れ込む小笠原さん、という実にほのぼのカップルでした。


3

どこまでも傲慢なのでした

同時期にでた「肉食~」とはまた違って、こっちはシリアス系?

超VIPなお客様とホテルマンのお話で
1冊丸ごと傲慢な攻めさまに翻弄される受けさまでした。
だけど素直な高蔵では勿論(強調!)ないので
チョット可哀想な土岐なのであります。

前半は執着ばかりで愛情と言ったものはまったく感じられなかったのですが
(途中には過去に高蔵と何らかの関係があったものとみられるキャラも登場するし)
後半はなんとなく「土岐だから」ってところも感じられて良かったかな??
だけどハッキリと土岐に対して何らかの言葉を与えたわけでもなく
結局この2人の関係はどうとらえればいいのか???
でないと土岐が可哀想かな…(^^;)


最後にショートでコンシェルジュの小笠原さんのお話が入ってましたが
傲慢ばかりだった1冊の後に、愛情の見えるお話で良かったですvv

2

安っぽい

なんだか、演技が下手で安っぽいドラマを見てるようでした。
疲れて、お客さまのベッドに倒れ込むシーンとかが特に……わざとらしくてね。
仕事中にお客さまのベッドでうっかりうたた寝なんてしたら、大問題ですよね。

展開も強引過ぎるなと思います。

ベッドで寝ている土岐を男娼とかと勘違いしたんだと思うけど、強引過ぎです。
漫画だけども……良いのかそれでって言うね。

小笠原さんの日常は好きでした。
4コマなんですが、日記みたいな感じで。
お客さまからアピールされていた小笠原さんを目撃し鈍くてヘタレなチーフに怒った小笠原さんが愛のお叱りをする話。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP