○○やHは大丈夫でも、キス&手つなぎはダメ!?

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表題作デタラメなくちびる

軟派な後輩警察官 高野末利
先輩警察官 外崎康史

同時収録作品おいでませ いやしの温泉宿

温泉宿の若旦那 加瀬尋人
失恋旅行中のリーマン 木皿智章

その他の収録作品

  • おいでませ いやしの温泉宿~高野編~
  • あとがきまんが

あらすじ

とある温泉地の警察官・高野は、いつも不機嫌な顔をして厳しく接してくる先輩警官の外崎を苦手に思っていた。
そんなある日、外崎と仮眠室で一緒になる。
沈黙が気まずく、話し続ける高野に「お前がごちゃごちゃうるせーから眠れないだろうが」と言い、
乗っかってくる外崎に高野は……!?

高野と外崎のその後を描いた、描き下ろしも収録☆

作品情報

作品名
デタラメなくちびる
著者
楡野ユキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047293410
3

(16)

(0)

萌々

(5)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
46
評価数
16
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

キャラがぜーんぶ好き☆

初読みの作家さんだったのですが、さらっとしたシンプルな絵がすごく好み☆と、おもって見たら気に入った小説挿絵と同じ作家さんんだったのか、とまた違う雰囲気に驚いてます。
しかし、お話のほうもこのシンプルでサラっとした絵柄にとっても良く合った誠実でちょっぴり可愛らしさとユーモアも感じる作品で気に入りましたv
何より、キャラクターがどれも好みのタイプです♪

表題は、この本のメインを占める温泉旅館のお話に出てくるアテ馬的役割だった警官のお話になりますが、こっちのほうが短いのにどうして表題になったのかな?
温泉旅館組は裏表紙の半纏二人組ですw(カワイイ)


【おいでませ いやしの温泉宿】
いつもノンケに恋しては失恋する会社員の木皿は失恋旅行に温泉にやってくる。
雪路でタイヤがとられ動けなくなっているところを助けてくれたのが、温泉旅館の息子の尋人。
そんな尋人に恋が芽生えた木皿はその宿に就職してくる。

最初の出会いが出会いだったせいか、客と従業員なのに客扱いしないモノ言いをする尋人だったけど、木皿が従業員になってもやっぱり態度は変わらず。
木皿が特別強引なラブラブアピールをしているわけではないのに、木皿の健気と明るさにほだされていくのがとても自然です。
客に風呂で襲われる木皿を尋人が助け、宿にしょっちゅう来ている警官の高野がここで登場。
彼はゲイだと知り、普通に接している尋人に偏見はないのかと聞くと「ない」と答えた為に木皿はカミングアウトをするのだけど、そんな木皿に「怖かったな」と言ってギュっと抱きしめる尋人。
その姿に何故かキュンとしちゃいます(気分は木皿)
そんな事があってもいつもと変わらない尋人である為、高野が恋の成就の為にと仲をとりもつ嫉妬作戦をしかけます。
そしてめでたく・・・?

尋人の朴念仁なんだか、表情に表わさない感情を持つ表情がメガネキャラと相まって、何故か自分のツボにハマります。
木皿も健気なんだけど前向きで明るくて、一人でオロオロしまくっているわけでなくキャラのバランスがとてもいい。
高野は本当は尋人が好きだったんですね~ちょっと可哀相かもなんですが、彼については救われてますからw
激しい波がある物語でないですが、温泉が舞台だけにほのぼのしてゆったりとあったまる感じの恋愛進行が、まるで温泉のように心地良いのです♪

【おいでませ いやしの温泉宿~高野編~】
木皿と尋人の仲を取り持って失恋してしまった高野が主人公。
本編の中でもチラっと登場した高野より年下に見える先輩警官・外崎とのあれこれ。
この外崎、仕事は出来て愛想が悪いが上司受けが良く、サボりがちな高野のお目付け役でコンビを組まされている人、
実は高野はこの外崎が苦手なのですが、自分は飲まないのにコーヒーをくれる優しさを知っている。一体どうしてだろう?と思ったら・・・
宿直の時、いきなり溜まってるから眠れないだろ!とチ○コ触られて(爆)
実は外崎はデレのないツンでしかも天然!?
手をつなぐのは恋人同士、チ○コ触るのは・・・?
この外崎の不思議ぶりにはまらないわけがない(笑)
そしてタイトルの【デタラメなくちびる】へとなります。

エッチは結婚相手と言っていた外崎だけど、溜まってるもの出し合う関係は続いてる。
高野は自分の存在がセフレ以上恋人未満なのか?それとも他に外崎には誰かいるのか?気になって仕方なくなるのです。
そして確信をついた質問「なんで俺とだけ会ってくれるんですか?」の質問に・・・
出たーーー!!外崎のデレ。ついに出ました(爆)
外崎が高野を気に入った理由がラストにあるのですが、これって結構アルアルじゃないかな?w

7

この受け好き~

表題はラストの1作で残りはスピンオフにあたる作品が読み始めから始まる展開。
なぜ表題がlast作だけなのか、表題以外がメインな雰囲気もあるのですが、
どっちをとっても面白い。
欲を言えば表題をもう少し長く読みたかったと思ういい意味での希望ですね。

マイカーをヒヨコちゃん呼ばわりしている受けになるリーマンの木皿が一生懸命で
かなり可愛いキャラです。
ゲイで会社の同僚を好きになり告白して玉砕し、傷心旅行で温泉に行くことから
始まる話なのですが、木皿はかなり惚れっぽい気がします。

雪で立ち往生していた時に助けてくれた相手で泊まる予定の温泉の若旦那だと知り
なにやらほの字に直ぐになって、行動力があるから、即会社を辞めて温泉に就職。
元気でやんちゃキャラで行動力があるのに、直ぐには告白出来ない。
必死で相手にしてもらいたくて行動していても、相手は気がついてくれない。

そんな状況を打破する展開になるのが、表題の主人公であるおまわりさん。
このおまわりさんもゲイだと周りにカミングアウト済みで、木皿と若旦那との
恋を取り持つ流れなのですが、そこには実はのオチあり。

それにこのおまわりさんのお相手になる先輩おまわりさんが、とってもステキ。
ツンデレやクーデレともまたひと味違う独特キャラなのですが、
かなりギャップ萌えしてしまうような感じなのです。
1冊にまとめないでそれぞれのカップルで1冊ずつでも十分楽しめたのにと
思えるくらい面白い作品でした。

2

なんか元気が出たかも。

かなり久し振りに再読したら、なかなか面白かった~~
いつも全力で一生懸命なキャラのせいか、こっちもなんだか気持ちが元気になる感じ。
本の整理をしようと思って読んだのだけど、ど、どうしよう、
手放すの止めようかどうしようか、悩む……

全力で一生懸命なのは、
「おいでませ いやしの温泉宿」の受け。
こちらの作品が4話入っていて、本の2/3くらいを占めています。
マイカーに名前を付けたり、
失恋旅行先で出会った温泉旅館の息子に惚れて、その宿で働くことにしたり、
賢い感じではなくて行動が短絡的だけど、なんか惹かれちゃう。
攻めとの距離がなかなか縮まらなくても一生懸命働く姿と、笑顔がいいな♪

攻めを振り向かせるために決行する「ヤキモチ作戦」。
あんまりこういう展開は好きじゃないんだけど、
この作戦を言い出したクールなイケメン美人のゲイの警官が(表紙の右の人)、
もうひとつの話の方「デタラメなくちびる」で、
ズケズケとものを言う童顔の先輩に振り回されて~~となるのが楽しかったです。

その先輩(受け)が、
仮眠室でいきなり攻めのを扱いてきたり、え?なんで!?って感じで、
その後の言動もまさにデタラメなんだけど、変な時に赤くなって、それが妙に可愛い。
攻めを特別に想う理由も、可笑しくてよかったな♪

2作品とも、受けがいいキャラでした~~

萌え×2寄りです☆

2

表題作が描き下ろしとか

初めて見たかもw
(丸々描き下ろしとか、ほぼ描き下ろしというコミックス除く)

しかも、この二人の話は、いわばスピンオフ。
メイン(ページの3分の2を占める)の話しは、裏表紙の二人というw

で、まずはメインですが。
受が前向きで良い!
振られて行った傷心旅行で出会った人を好きになったから前向きなのではなく、振られた事に対しての前向きさ。
なんか読んでるこちらも、元気になる。
まぁ、受も攻もどうしてお互い惚れたのか、というような心理描写はほぼ無いのですが。
勢い!で楽しめる漫画かな。

そして、表題カップル。
こちらも勢いっぽいノリですね。
(勢いでカップルになった、という意味でなく)
受が可愛い弁当を作る理由なんて、伏線かと思えばその後話題にも出ず。

どちらの作品にしても、心理描写といった点ではスポーンと抜けてますが、人物に嫌味が無いので、するっと読めます。

0

表題・・・作?

作中のカップルが二組ともとても可愛くて、読後は温泉に入った後のように癒された気分でした^^

ですが、私は表題の高野×外崎カップルが目当てで期待していた分、
表題のこの二人の話の方が少なく、「おまけ」的ポジションだったことに少し残念に思いました;

明らかに表題作は尋人×木皿カップルなのに
あえて高野×外崎カップルを表題にしたのはなぜなのか(・ω・`;
表題作のカップルが可愛らしかった分、「もっとこの二人が見たかった!」という思いで少しはがゆく感じてしまいました・・・;

しかし、尋人×木皿カップルも本当にかわいかったのでこの一冊は癒しです。

作画はデジタルでササッと描いた感が目立ち、私はちょっと好きになれませんでした。

0

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