狼の嫁迎え

ookami no yomemukae

狼の嫁迎え
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×210
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
99
評価数
27件
平均
3.7 / 5
神率
25.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784592877202

あらすじ

幼い頃ロシアで育った玲は、狼に変身する人狼だ。面倒を見てくれた最愛のアレクサンドルと離ればなれになり、日本からはるばる会いに行くが、人狼族のボスとなった彼は、玲など知らないと言い!?

表題作狼の嫁迎え

ロシア人狼アルファで企業家 アレクサンドル 32歳
神名火に保護されている戻り狼 椎名玲 20歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

冷たくも甘い攻め

スピンオフ作品なのですが、前作は未読です。
設定云々は、多分前作から読んだ方がわかりやすいと思ったのですが、ストーリーはこれだけでも読める作品です。

BL小説で人狼ものは他にも読んだことがあるのですが、このお話も人狼の群れのルールやボス、α、βなど人狼もののルールに乗っ取って構成されています。
なので初めての方にはちょっととっつきにいくい感じはあるかも・・・?
しかし、キャラクターは非常に魅力的で萌えました。

ファンタジー系だと思うのですが、受け攻めともに人外です。
出来るいい男な外国人の攻め、日本人の健気な受けがお好きなかたにはオススメだと思います。
長い間離れていた再会ものですが、最初、アレクサンドルは玲に冷たくてハラハラします。
しかし蓋を開けると悪い人はいないという…安心できるお話でした。

とにかく一途な玲がかわいらしかった。戦闘で傷つくシーンもあるのですが、そこまで読んでいて辛いということもないちょうど良いくらいでした。
でもこの作品の一番の見どころはクールなアレクサンドルが「できる攻め」に見えてすごく自分を押さえている所です。
素直になって続きからがとても変態ぽく見えました。
普段クールなのに…このギャップがよかったです。

0

可愛い戻り狼

「狼の妻籠み」から数年後ーーとある事情から神名火に保護されている人狼・玲が主人公のお話です。前作同様、人狼という突飛な設定ながら骨組みがしっかりとしているので、最後まで緊張感を持って読むことができました。

ロシアの人狼コミュニティーというのが面白かったです。私はロシア文化に詳しくないので出てくる名称や仲間達の描写もなんだかリアルに感じられました。アレクサンドルは前半は事情があって玲に冷たいのですが、実はとっても甘い男性で後半は余すことなく玲に愛情を注いでくれて嬉しかったです。玲は素直で良い子ですが、20歳にしては少々幼稚に感じました。アレクサンドルとは12歳差ですが、精神面ではもっと距離がありそう。

ストーリー上、重要な役割を果たす神名火の面々にまた会えたのも嬉しかったです。鋼と瀬津は前作より更にラブラブですっかり夫婦になっていました。こういう感想はどうかと思いますが、こちらのカップルのその後が気になります。

2

出会った時から俺のもの

「狼の妻籠み」のスピンオフで、前作の人狼族のボス真神で預かっている
希少種の戻り狼と言う玲が受け主役のお話です。
そして、ロシア人狼アレクサンドルが攻めになるのですが、このふたりの
出会いは、礼がまだ2歳の頃なんですよね。
既にこの時からアレクサンドルは礼を自分の番だと決めている感じで、
決定的に周りにまで威嚇していたのが礼が初めて人型に変化した7歳、
ショタ疑惑が濃厚なのではと腐くさい感想を抱きつつも、面白い。

礼は実父よりも誰よりもアレクサンドルにだけ懐いているチビストーカー
そんなストーカーにも嬉しそうにしているアレクサンドル。
ロシア時代に幸せなほのぼのした感じもいのですが、
ふたりは礼の身に危険が及びぶことを恐れて日本に礼だけ預けることに。
これは礼が戻り狼と言う特殊で、その血を飲めばどんな病でも治るとか
長生き出来るとか礼にとっては恐ろしいものなのです。

でも小さかった礼は何もわからずただ大好きなアレクサンドルから離され
日本の神名火に引き取られ、別れる時に言われた迎えに行くからと言う言葉を
ただひたすら信じて18年も待っていたと言う設続き定。

しかし、18年も待っていたけれど恋しさが募り神名火でも禁止されていた
アレクサンドルに会いに行ってしまうが、相手は礼など知らないと拒絶。
まだまだお子様の礼には何もかも信じられずに危機的状況になり、
あえなく日本へ強制送還。

でも、次第にその理由が解って来ることになると、礼は全ての諸悪の原因が
己にあると、神名火からも離れて自分を狙っている敵がいるかもしれない
場所へ感情のままに趣いてしまう。
しかし、そこで待っていたのは的では無く、恋焦がれていたけれど、
礼の事を1番怒っているだろうと思われるアレクサンドル。
でもそれも礼の思い込みで全ては礼を守るためだけの18年だと知り、
晴れて18年ぶりに恋しい相手と心を通わせる内容です。

礼を必要に狙う敵にアレクサンドルが立ち向かい、礼を守りますが
アレクサンドルは危機的状況に陥ってしまう。
そして伝説だけだと思われた戻り狼の能力がここで愛するものを
救うことになります。
やはり、ファンタジーは甘くてハッピーエンドでないと萌えませんね。

それに前作の主役二人も出ているし、瀬津の妊娠している姿も拝めて
ダブルで楽しめる感じでした。
今回のコミケでは瀬津の出産でもあるかと期待したのですが、
天狗さんでしたので、もしかしたら次でしょうかね。
同人誌でもいいけれど、ふたカップルのその後なんかで1冊商業誌で
もふもふを堪能させてもらえると尚嬉しいですね。

5

戻り狼ですって!!

書店の新刊案内で「狼の嫁迎え 高尾理一」と発見した時に、
やった~(^o^)/…瀬津と真神鋼の続きが読めると心の中で小躍りしました。

そして、後日、ちるちるであらすじを確認したときに…PCの画面の前で固まってしまった(・o・)。
え~っ!!!玲って誰~(>_<)。
だって…だって…「狼の妻籠」(花丸文庫)ときて、「狼の花嫁修行」(同人誌)ときて、「狼の嫁入え」ときたら…続きと思うじゃないですか~(>_<)…(T_T)…(T_T)。

瀬津が、「狼の妻籠」でプロポーズされて、「狼の花嫁修行」で花嫁修業したら、次は嫁入りですよね~。うーっつ(>_<)。そう思うよね~(T_T)。

気持ち的には、山頂で小躍りしていたら、ショックを受けて谷底に転がり落ちて行く気持ち…(T_T)。
それでも、やっと中腹まで這いあがり(気持ち的ですけど…)、購入の予約ボタンを押しました。

本が届いたときに…題名を見て、ちょっと悲しくなって、ちょっと放置し、昨晩やっと読み終わりました。

玲(受)は、ロシア人狼のお母さんと日本人狼のお父さんの間に出来た人狼の純血種で、お父さんの働き先続きのロシアで狼の姿で生まれてきて、なかなか人の姿になれなかった。
その為、お母さんが失望し自分の故郷に帰ってしまい、困り果てていた玲とお父さんに手を差し伸べたのが、ロシアの人狼族の群れのアルファのニコライと、その息子のアレクサンドル(攻)でした。

玲は、アレクサンドルに懐き、アレクサンドルが好きで、アレクサンドルの為に人の姿になることができたけれど、珍しい「戻り狼」だった。
希少価値のある「戻り狼」は、その希少価値の為に狙われることになり、玲を守るために「戻り狼」の価値が知られていない日本の神名火に預けられることになる。
ロシアには「戻り狼」の言い伝えがあって、その迷信を信じている他の人狼族がいて、玲を奪いに来る危険があった。

アレクサンドルと離れたくない玲は強制的に日本に送られることになり、アレクサンドルの迎えに行くからという言葉を信じて待っていた。
けれど…なかなか迎えに来てくれないし、ニコライが殺された事を知りず~っと泣いていたら、世話役の隼人が独断で玲をアレクサンドルに会わせてくれたけれど、アレクサンドルは、玲を知らないと突き離し、玲には危険が迫ってくる…と話が進んでいきます。

玲は、20歳ですが、人の姿になるのが遅かったため精神的には、中学生3年~位かな…イラストで見ても年齢よりもかなり可愛いです。
性格的にも可愛くて、やんちゃですね。でもアレクサンドルが好きで好きで仕方ない、それに「戻り狼」である自分の危険性を知らない…、だから突っ走ってしまうんですね。読んでいてもハラハラします。

最後はちゃんとまとまってパッピーエンドになるけれど、「戻り狼」である限り、玲の先行きが心配です。早く精神的にも大人になって、アレクサンドルの右腕になってほしいですね。

前作の「狼の妻籠」を読んでなくても読める内容です。でも、隼人を筆頭に前作の人狼が何人が登場します。
わ…私の読みたかった瀬津と真神鋼も…出ますよ。

瀬津は、知らないうちに…嫁になってましたね…知らないうちに…知らないうちに…嫁に行って…子供ですか~…知らないうちに……うっ!!(>_<)。…知りたかった(T_T)。

私の嘆きがわからない方は、どうぞ「狼の妻籠」を読んでみて、そしてその後、同人誌の「狼の花嫁修業」を読んでみてください…。
同人誌は、ちるちるでは購入できないので、地方の方は、コミコミスタジオで購入することができますよ。
と宣伝したら、高尾先生は、続きを書いてくれるかな(^-^)。

4

もふもふ2作目

『狼の妻籠み』のスピンにあたる本作。
健気で一途な作品になっていました。


日本のはぐれ狼である父親がロシアで医師として働き、そこで出会ったロシア人狼の女性と結婚して生まれたのが玲。
ところが玲は狼の姿で生まれ、新月には人型になると思われたのにまだ人になれない玲に母親は精神の均衡を崩して家を出て行ってしまったのです。
そんな玲を男手一人で育てるのは大変で、そこで力になったのがエカテリンブルグを縄張りにするエリニチナヤという人狼の群れ。
そこに玲は預けられ育つことになるのですが、玲が初めて人型をとれたのはエイリチニヤナで暮らし始めて5年を過ぎた時でした。
玲は群のリーダーのニコライの息子アレクサンドルに大変に懐いており、彼がいるからこそ人型になれたのです。
しかし、玲のような狼で生まれた人狼を「戻り狼」といい、その存在はあまたの効能があると他の人狼や狼になれない混血の人狼などに狙われる存在でもあったのです。
その為、玲の身を守る為に彼に事情を説明せずに日本に返し、神名火の一族に預けることになるのですが、玲は大好きなアレクサンドルとも別れなくてはならないのでした。
続きそして8年後、玲の世話役をしている隼人の計らいで玲はアレクサンドルとイタリアで再会することができたのですが、アレクサンドルは玲を知らないと言い・・・

この設定が話の総てです。
玲が人間になれるのも全てアレクサンドルがいるから。
そんな玲をかわいがっていたはずのアレクサンドルはどうして玲を寄せ付けないようにしなければならなかったのか?
それは玲がかわいいからこそのなのです。
自分が戻り狼であることの重大性に気がついてなかった玲なのです。

冒頭に述べた健気一途と互いへの深い思いがこの物語です。
玲はがむしゃらワンコかもです。
アレクサンドルは最初の登場こそええ!?な何と冷たいヤツなんだろうですが、一皮剥いてしまえば玲がかわいくて大好きで仕方ないのですから、恋愛についてはもう問題ないでしょう。
アレクサンドルかなり玲に執着して愛しまくってますから。

作中には前作の主人公、神名火のアルファ鋼とその番となった先祖がえりの瀬津が登場します。
瀬津はなんと!両性具有設定でしたから今回妊娠しているということでした(それにすごく注目してしまった)
それに、外国と日本の人狼族の習慣の違いということで対面する時は耳と尻尾を出して感情がわかるようにするっていうのは、日本独特のものなんだそうです(笑)
再び、とても格好いいのに耳と尻尾が出ている鋼を見られてちょっと嬉しかったです♪

もふもふや設定も含めた人狼と関係性への萌え、という点では前作のほうがとてもあって身悶えたんですが、
今作はもふもふよりも、事態がロシアも巻き込んだ血の話など健気で真っ直ぐな割に一族命がけなシリアス面も含んで、その健気受けと攻めの関係が見せどころだったのかもしれませんがその関係は自分的萌えではなかったので、この話はごくごく普通になってしまいました。

申し訳ないが、瀬津の出産がとてもきになります!!(番外あるのかな?)
この玲を見ていると、昨晩みた映画「おおかみこどもの雪と雨」を連想させます。

5

茶鬼

izakaさま

コメントありがとうございます。
まだ本が届いてないのにネタバレレビューで申し訳ありませんでした。
自分も前作が大変に萌え萌えで、今回主人公が違うのはわかっていましたが瀬津の妊娠がわかって嬉しくなってしまいました。
しかし、やはり、天狗と同じなんでしょうか(涙)
これから出産子育てを描いてくれるのか、それとも同人にしてしまうのか、番外がなかったということは期待してもいいのかと、ほんとうに期待しています♪

izaka

いつもバロメーターにさせていただいております。前作がとーってもよかったので予約は入れてますが、未発売の本があるのでまだ届いてないのでよくわかりました。高尾先生のブログに「瀬津に赤ちゃんをーーーッ」とコメントしたくらいなんですがやはり番外ほしいですね。いや~天狗シリーズもそうなんですが出産が入るのは地雷なんですかね~。私としては多少くさくても瀬津君大長編ロマンシリーズ一巻もの(笑)を期待したいのですが。ありがとうございました。 

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ