ASUKA CIEL 2006年11月号

asuka ciel

ASUKA CIEL 2006年11月号
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
5
評価数
1件
平均
5 / 5
神率
100%
媒体
コミック
出版社
角川書店
シリーズ
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN

表題作ASUKA CIEL 2006年11月号

同時収録作品月光夜河

吾楼 編集者
由希夫

評価・レビューする

レビュー投稿数1

街子マドカ先生の幻の作品(単行本化希望)が載っています。

こんなに良い漫画が、今や中古雑誌を手に入れるほかは読む手段がないなんて、これもBL界の損失ではないでしょうか。

「月光夜河」という、切なく美しい話は、街子先生がこの雑誌掲載の2年前に描き始められたものだそうで、完成できたことを喜んでいらっしゃるとのコメントも添えられています。

単行本化されないことを、先生も残念に思われていることでしょう。

内容は、昭和初期の海辺の村で、「満月の夜、月が映る水面を歩いて海を渡れたら別の世界に行ける」という言い伝えをきいて育った吾楼と由希夫の二人が、その村で再会するというものです。

(ここからもっとネタバレ)




別の世界とは、あの世のことで、幼い頃の吾楼は、体の弱い由希夫を行かせないため、言い伝えにならい、海辺の草を結んで輪を作り、足止めしようとしていました。
その草の輪の言い伝えが本当は、追いかける人の足を止めるためのものだったのだと、再会し、思いを通わせた後で海を渡ろうとする由希夫が、草の輪に足をとられて追いつけない吾楼に語りかけます。

由希夫が行ってしまった後、由希夫の残した悲恋小説を、「月光夜河」と題続きして発表する
編集者の吾楼が、由希夫を思うラストは、ハッピーエンド好きの私にも文句のつけようがありません。

街子先生の絵が、冴えた月の光を背景にした悲しい物語にぴったりの、素晴らしい漫画です。

0
PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ