――嗚呼、盲目なのはどちらだったのだろうか。

小説

  • 手の鳴る方へと君を呼ぶ

手の鳴る方へと君を呼ぶ

te no naru hou e to kimi wo yobu

  • 電子専門

あらすじ

生まれつき弱視の薫は成長とともに視力を失った。古い土地柄のため、家中の者から厭われた薫の元を訪れるのは光だけだった。数回しか会ったことのない父に双子の弟とだけ知らされた光もまた、薫と同じような扱いを受けており、兄弟は自然と体までも慰め合う関係へと進んでいった。大学進学を機に故郷を離れて独り立ちした薫だが、光が現れ結局一緒に住むことに。仲良く暮らしていたが、不穏な影はすぐ側にあり薫の世界に変化が生じていく。

作品情報

作品名
手の鳴る方へと君を呼ぶ
著者
kane 
イラスト
吾妻巳緋 
媒体
小説
出版社
AGL(茜新社)
レーベル
ステラ★ノベル
電子発売日
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

もう一度読みたい

まだガラケーの時に購入して読みました。もうその携帯も無くなり、配信していた会社も無くなった為再購入出来ずに詰んでいます。作者さんもSNSの更新などされていない様ですね。ふと思い出してまた読みたいと思っている作品です。

作品の雰囲気は、薄暗く背筋がゾワゾワするようだったのを覚えています。ジャンルはヤンデレ、執着、不憫、兄弟ものです。

読み進めていくと驚く展開がありました。

本当にもう一度読みたい。

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