俺の性欲処理はお前の仕事だ

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表題作修羅の花嫁~華蜜の褥に散らされる~

御劔憲章 対立関係の陽栄会傘下二次団体御劔組組長
高城饗一 高城組組長代行

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「他の男を銜え込んだら、おしおきだ」秘孔を突かれ、猥らに掻き回されて…。
病に倒れた兄を支える為、高城組組長代行の座についた饗一。だが精緻に整った目鼻立ちの優しげな顔と細身の体躯の自分では、組を守れないと自らを責めていた。突如、舎弟が対立関係にある御劔組長を襲撃したと報告が入る。組員を守る為、饗一は躯を差し出す事になり!?  肩に彫られた華麗な牡丹の華を散らすように、潤う柔肌を穿たれて……。任侠の男たちのラブエクスタシー!!   オール書き下ろし!!

作品情報

作品名
修羅の花嫁~華蜜の褥に散らされる~
著者
橘かおる 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
レーベル
ローズキー文庫
発売日
ISBN
9784861232862
2.9

(10)

(0)

萌々

(2)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
27
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

こういう攻めキャラ好きなんですよね~っvv

某ヤクザ小説と比べる訳ではないのですが
やはり挿絵さんからして同じだとついついね…(^^;)
やっぱり比べて、そして同じような攻めの性格に満足してる自分がここにいる。

病気で倒れた兄の代わりに組長代行になる饗一。
その付き人が浅はかな考えだけで
対立してる(しようとしてる?)御劔組に行き、
あろうことか勢いで御劔組長を狙ってしまった。
その落とし前を付けるために饗一は御劔組長の元に行き
前々からそう意味での告白を受けていたのですが、それが現実になるのです。

最初は組のメンツもあるし幹部連中の中で無理やり1度だけ抱かれるのですが
後は2人で…
本気で饗一で惚れてる御劔組長はとことん甘やかしてます。
そしてとても嫉妬深い男ということも明らかに。
饗一の実の兄にさえにも、いらぬ嫉妬。
果ては自分に忠実な側近にまで、いらぬ嫉妬。
そして饗一に対しては激デレ状態…
やっぱりそういうところ某小説とキャラ被るんだよね~っ。

だけどその性格が好きな私には、こちらの本も満足する1冊でした。
やはりこちらも尻に敷かれる感じになるのかなぁ。

2

死んでも束縛したい

溺愛極道もので、一目惚れした方もされる方も極道のラブです。
極道ものだけど、結果的にはかなり溺愛型で甘く束縛激しい内容で、
シマを巡って敵対する立場の極道の組長と実の兄の組長が入院中で
その留守を任されている弟が代行になっていて、代行である饗一の
付き人の不始末で、敵対する組の組長である御劔に侘びを入れることに

その侘びは、饗一が御劔に身体を許すと言う屈辱的な内容なのです。
出会いから饗一は御劔に口説かれていて、シマを巡るいざこざがある中で
始めは何か思惑があってのことだと相手の出方を伺っていた饗一。
でもいつも外に連れ出されてはデートだと言いながらセクハラ三昧。

そんな中での舎弟の不始末で口説かれていた相手に膝を折り、
相手の言うがままに抱かれることになります。
でも、抱かれた日から饗一に対する御劔の態度は恋人にするように甘く
屈辱的なことが一切なく、拍子抜けしてしまう。
尊敬する実の兄と対になるような刺青を入れている饗一に邪推するような
ヤキモチを焼いたりと饗一に対してはかなり狭量なのです。

饗一と御劔の組が争いになるように仕掛けていた相手が出てきたりして、
極道の派閥争いみたいなものを薄ら背景にしながらも、結局のところ
饗一に一目ぼれした御劔がかなり強引にことを進め、でも饗一も御劔へは
反発よりも惹かれる気持ちが強くて、やっぱり惚れたほうが負けみたいな
流れで、極道テイストの暴力的な内容が少ない甘いラブになっていました。
死んでも束縛したいほど相手が好きで執着している、これだけ愛されたら
饗一も同じ男でも嬉しいのではと思えるお話で面白かったです。

3

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