虜囚(りょしゅう)

虜囚(りょしゅう)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
19
評価数
6件
平均
3.5 / 5
神率
50%
著者
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
マガジン・マガジン(ジュネット~JUNET~)
シリーズ
ジュネットコミックス ピアスシリーズ(コミック・ジュネット)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784906011865

あらすじ

書下ろしを含めた「ぼくはね」「歩け歩け」、そしてあの衝撃の話題作「虜囚」を収録。「囚われているのはどちらなのか」--それは魂を侵食する幻惑の監禁愛。小野塚カホリが贈る新世紀への挑戦状、受けてみて!

表題作虜囚(りょしゅう)

特高の刑事 国崎
プロレタリア文学作家 白井

その他の収録作品

  • ぼくはね 前編
  • ぼくはね 後編
  • 歩け歩け

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レビュー投稿数4

すんません すんません マジすんません orz

ふたなりモノってどんなんだろうと思って、何の予備知識もなくポチったです。

絵はね、嫌いじゃないんです。むしろ好みだと思います。たれ目とかクイっと上がった口角とか、大昔のくらもちふさこっぽいなー・・・って思って懐かしんだくらい。
独特のテンポもちょっとじれったいけど「まぁ、好みのモンダイかなぁ」・・・って感じで・・・

だけど・・・だ け ど っ!!
表題作終盤の痛いシーン、状況を理解した途端 吐き気がっ!!
ほんの数滴の出血で失神できる(←大袈裟じゃなくて本当っす)ヘタレなおいらにはマジで無理でした orz

1

囚われたのはどっち?

表題作『虜囚』は痛くて切ない話でした。
暴力描写があるので苦手な方は注意。最後もハッピーエンドではありませんしね。
刑事の攻めがある事件に関わっている人物とつながりのある作家の受けを閉じ込め、真実を吐き出さそうとします。
でも攻めは受けを街で見かけることがあって。そのとき見た笑顔見たさに、「笑え」と言い何度も殴ってしまいます。
攻めはちょっと狂ってるのかも。「愛情」が歪んでるというか。

初めの1ページ目の「私の手にはお前の」の絵の手に乗ってるのはなんだろうと思ってたんですが、最後まで読んでわかりました。
それを攻めが飲み込むシーンが印象的です。
結局、自分の感情がわからず受けという人間に囚われていたのは攻めだったんだなあと。

表題作意外には『ぼくはね』という話が印象に残ってます。
読んでびっくり。受けがふたなりでした。
ふたなりっていうと18禁のエロ漫画にでてくるイメージしかないんですけど、小野塚先生の手にかかれば切ない話になりますw
胸も男性性器も持っているけど名前は女で好きになる人は男。でも妊娠しないし性器で感じることもできる。
そんな受けは風俗で働続きいていて。
自分が女なのか男なのか何者なのか時々わからなくなる、愛してくれるなら誰でもいい、と言っていた受けが切なかった。
これはハッピーエンドで、攻めもいい人でした!

1

若干、キャパオーバー orz

『少年四景』というCDが強烈に印象に残った作家さん。
以前、たまたま古本で見かけたので本作品を手にとってみたのだが …… 。

『ぼくはね』は、両性具有のコールガール(?)とヤクザの恋のおはなし。
両性具有者を素材にするという時点で抵抗を感じた。
ストーリーとしては、意外にもハッピーエンドである。
ヤクザ(攻)の情愛の深さが、ちょっとイイ。

『歩け歩け』これは幼なじみの高校生モノという以外は印象に残っていない。

『虜囚』表題作。昭和初期、特高の国崎と“赤狩り”によって捕われた作家・白井。
国崎という人物が、非常に歪である。もともとSではあるんだろうけれど、己の感情を正しく把握することも不得手なら、その表現方法もあらぬ方向へとズレている。
正直なところ、読後感は悪い。

どの作品にも共通しているのは一種の文学的な香りがするということだろうか。
(寺山修司氏を彷彿とさせるふしがある)

ただ、あくまでもフィクションなので、これは個人の嗜好の範疇によるもの。
単に私のキャパを越えていただけのことで、作品自体の評価にはなんら関わりのないことであるのだが、続きどれかひとつ評価を選択しなければならないので“中立”とさせていただいた。読み終えて時間をおいても尚、これだけ強烈に残る作品というのも珍しい。

1

終わってからわかること

舞台は昭和初期、大日本帝国では左翼を思想犯とみなし取り締まりをしていた。
与党代議士が暗殺される事件が起こり、共産党系の組織に属するプロレタリア文学作家の白井が特高(左翼を取り締まる特別警察)によって監禁、拷問される。
屈しない白井に暴力を振るううち、国崎に奇妙な感情が湧く。
白井に「笑え」と言った。

以前に街中で女と一緒にいる白井を見かけ、そのときの笑顔を覚えていて
自分その笑顔を向けて欲しいと思ったらしい。
特高で暴力を振るい続けるうち無感動になり、自分の感情がわからなくなってしまうかわいそうな人。
すべてが終わった後に残る感情は何か。

私好みの殺伐系。(個人的にそう読んでいます)
国崎の見せる執着は恋といっていいのかすら迷います。
この作品に限らず、小野塚さんの描くお話には含みがあって
登場人物の感情を完全にわかることはできないように思います。
あくまでも想像の域を超えないというか。
先の読めないところが魅力です。


『ぼくはね』ヤクザ×ふたなりの風俗嬢
男なのか女なのかわからないけれど、好きになるのは男の人。

『歩け歩け』高校生続き同士
久しぶりに会った幼馴染が自分を突き放してくる。

2

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