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表題作ワンカレ

佐倉航,フリーター,19
恵那泰人,警察官,20代

その他の収録作品

  • ワンラブ(描き下ろし後日談5p)

あらすじ

俺のこと……意識しちゃってる?
ならさ、もう俺のものになりなよ。

両親を亡くし、一人暮らしをしている高校生・航(わたる)が
行き倒れているところを助けた警察官の恵那(えな)。
それから四年ーー。
恵那は航に執着され、執拗に迫られる日々を送っていた。
「キスくらい許してよ」から始まった行為はどんどんエスカレートしていきーー!?

作品情報

作品名
ワンカレ
著者
志々藤からり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403664175
3.4

(21)

(6)

萌々

(3)

(6)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
66
評価数
21
平均
3.4 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数6

名前ではなく名字というのが驚きです。

雑誌で何回か既に読んでいて、雑誌で読んだ時は購入するのは微妙な感じでしたが、
やはりお巡りさんモノが気になって、今回は特典ペーパーが付くということで
いつものお店で予約して購入しました。

1ページ目の冒頭、2コマ目、受けの恵那さんに向かって
「だだだだだ」と猪突猛進してくる攻めの航くんの絵が
一番のお気に入り場面です。

航くんは典型的な犬の性格でした。
恵那さん一筋で、無邪気に懐いているのが可愛いらしかったです。
後半ではカッコ良くなった航くんに少し戸惑ってしまいました。
これからはもっとカッコ良くなるのだろうなと、
今後の成長が楽しみだと思いました。

恵那さんは典型的なツンデレでした。
航くんに振り回されて困ったり冷や汗をかいたりと、
次第に航くんに絆されていく恵那さんを、
いつの間にか応援しながら読んでいました。

表紙カバー下の描き下ろし四コマ漫画を読んでみると、
『恵那さん大好き病』の2コマ目の注意書きを読んで、
下の名前が「泰人」と書かれているのを見た時は驚きました。
恵那さんは名前ではなく名字だったというのが衝撃的でした。
本編ではずっと「恵那」さんだけしか出てこず、
航くんも名字が出てこなかったので、
下の名前と完全に信じて疑わず読んでいました。

四コマ漫画で登場した恵那さんの妹、泰子ちゃんが
とても強力なキャラクターで、恵那さんと航くんを
モデルに書いたというBL小説がとても気になっています。
ぜひ泰子ちゃんの小説を読んでみたいです。
また、泰子ちゃんがたくさん登場するお話を読んでみたいです。

今回の評価は、あまり迷うことなく「萌×2」です。
物語の内容や展開、人物設定、絵など、とても萌えました。
特に、猪突猛進に迫ってくる航くんと、
表紙カバー下の四コマが強く印象に残っています。
購入する前や購入後も、読むまでずっと微妙な感じでしたが、
四コマを読んで、購入して良かったなと思いました。

1

ラブコメテイスト

年下ワンコは大好きです!
が、ちょっと表紙とのギャップがありすぎて、実際に耳まで付けてしまうと、イメージがあぁぁぁと苦しみました(笑)

お話しとしては街のおまわりさんが不遇な高校生を助けてたら懐かれちゃって、ついでに食べられちゃった?というお話しです。バカな子ほど可愛いというほだされ系かつバカすぎてコメディタッチです。のわりには二話目でエレベーターの中で⁉︎なんて早すぎませんか⁇ほだされすぎでしょおまわりさん!あ、でもそこはスルーなのね、ってか男同士の葛藤とかは⁉︎あ、そこはコメディタッチだからさらっとなのね。と、好きな設定、好きな展開なはずなのに…なんか乗り切れませんでした。
んーでもワンコは好き(笑)なんか色々私的におしいっ!

0

ミミ・・・かわいい~

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

志々藤からりさんの描かれるキャラに良く出てくる
「ツンデレ」さん全開です。

以前読んだ志々藤さんの本がとってもツボったので
こちらも読んでみましたが、期待値が高すぎたかな~、以前の本のように
大のお気に入り・・・というには至りませんでした(^^;

ですが、恵那さんの夢「ワンミミ」これは短い短い数ページなのですが、
尻尾振ってかわいいところから、しょんぼりしているところ、
それに調子に乗っているところ・・と変化が
めちゃくちゃ可愛かった~♪
ケモミミってあんまり得意ではない分野なのですが
この数ページはお気に入りですw

0

表紙と帯に釣られてしまったかな…

ちょっとダークな執着年下攻めをイメージさせる表紙と
“俺のこと 意識しちゃってる?ならさ もう 俺のものになりなよ。”で
何度書店で気になったかわかりませんでしたw
もうあかーん!とようやく購入に至ったのですが
ラブコメ風の印象が強かったです…。

町のおまわりさんの恵那は、大きな事件も騒動もなく平和に暮らしていますが
両親を亡くして高校から一人暮らししている
フリーターの航(19歳)に懐かれ過ぎて困っていました。
というのも、航が15歳の時、道端で空腹のまま倒れているのを助けて
「頼る大人がいないなら俺に頼れ」と言ってしまったからです。
しかし、航が住んでいたアパートが取り壊される事となり
未成年が簡単に新しい住処を見つけられるわけもなく
長崎の親戚に頼らざるを得なくなりそうだったのですが
あと三か月で成人を迎えるという事で
結局恵那の近くへ留まることとなるのです。

バイトでレスキュー隊員のコスプレをしている航と
エレベーターに閉じ込められ、キスと触りっこ…。
なんか…エレベーターではせめてキスくらいにして欲しい…。
いくら故障中とはいえ、監視カメラとかあるっしょ!
とかまた余計な事がよぎりました…。

恵那と同じ公務員になったら対等になれると思って試験を受ける航、
どうにか恵那に男として認めて欲しくて頑張るのは素敵な事ですが
女の子が好きな人から貰ったシュシュを枝にひっかけてしまい
歩道橋からそれを取る為に落下して大けがをしてしまうとかは
あんまり現実的な感じに思えなかったです。ごめんなさい。
スマホに恵那宛ての遺書まがいなメールをのこしていたのも
例え航の両親が事故で突然亡くなって最後の言葉も聞けなかったからとはいえ
個人的にしっくり来なかったのです。…なんでだろう…。

年下ワンコ攻めは大好物なんですけども、
設定自体が萌えないとかじゃなくて
表情のパターンとか動きが固く見えてしまうとか
上半身コマが多目だなとか、そういう些末な事が気になってしまったのです;

ただ、一途な年下ワンコが成長するにあたってどんどん逞しくなり
(でも中身は結構可愛いまんまw)
ずっと恵那を大好きでたまらない様子は微笑ましかったですし
恵那が大怪我をして搬送された航に
「俺を好きだと言うなら、俺を悲しませるような事をするな」と
怒りながら泣くシーンは印象的でした。
そうですよね、惚れた相手を悲しませちゃいかん!!


カバー下の4コマでは
恵那の妹と弟が本編では出てこないのにいい味を出していて
恵那の女子高生ver.のような妹と
恵那の小学生ver.のような弟に抱きつきたいのを堪える航が可愛かったです!
色々察してる妹、でも兄が攻めだとか、君はそっちの萌えか!!!
ごめんね、私とは萌えツボが合わなかったわ……。

なんだかんだと言ってすみません。
表紙のイメージで読み始めるとちょっとびっくりしてしまいますが
年下ワンコ攻めのなかなか微笑ましいお話だと
割り切って読む分にはよろしいかと思います。

3

一途なわんこ×ほだされの、ハッピーらぶらぶ系

表紙&あらすじとのギャップ★10
おバカ:ハッピー:シリアス=3:3:1

 年下攻めと思うと評価が厳しくなってしまいますが、設定を考えずに読めばさらっと楽しく読める1冊でした。表紙はシリアスな印象ですが、中身は明るめのハッピーらぶらぶ系。帯の「俺のこと 意識しちゃってる? ならさ もう 俺のものになりなよ」というキャラはどこにもいませんでした。

 19才フリーター×警察官。4年前に助けた高校生に懐かれ、年下ワンコ攻めと化した彼にほだされていく警察官の話。受けに年上としての魅力が感じられなかったので、同級生か、もう少し年が近い設定のほうが良かった気がします。両親をなくし一人暮らしをしている設定の航(わたる)のキャラも定まらず、読んでいてソワソワ。年下ワンコらしい一途さとおバカキャラは良かったですが、子どもっぽすぎたり突然シリアス口調になったりと、引き出しが多すぎてつかみきれませんでした。
 初回は設定に振り回されてしまいましたが、ハッピーラブコメと思って読むと萌え萌えでした。そしてペーパーに萌え! 妹が書く2人のバイオレンス・ラブ「愛は手錠につながれて」予告編。警察官×不良少年という、受け攻め逆設定。こっちのほうがハマってます、絶対!
 

1

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