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表題作ここにおいで、お兄ちゃん

安藤詩伸,高校三年生
安藤礼史,建築作業員

その他の収録作品

  • おいで、そんでギュッてする(描き下ろし)
  • 那月くんの中2だより(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下マンガ(描き下ろし)

あらすじ

母の再婚で急に家族が増えた礼史。学年違い同い年の弟・詩伸は、兄弟になる前からの知り合いだが、同居を始めてから様子が変で!?

作品情報

作品名
ここにおいで、お兄ちゃん
著者
平喜多ゆや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344830431
4.2

(77)

(35)

萌々

(32)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
330
評価数
77
平均
4.2 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数12

最後のあとがきが一番萌えました

平喜多ゆやさんの漫画はどれも好きなのですが今回も期待を裏切りません…!
義兄弟モノですがそこは平喜多テイストでとてもふんわりほっこり心が温かくなり
エッチシーンもちゃんとあります。

母が再婚して急に弟が3人できて、その中の一人と恋をするという
BLでは王道のパターンですがやはりそこは王道だからこそ
作者の力量が分かると思うのですがこれは当たりでした(^///^)

主人公を含め4人それぞれ個性がありスルスルと話に引き込まれます。
もう1つ王道の兄弟が受を巡って取り合うなんてことはありません。
あくまで恋愛の焦点は受と攻に絞られています。
その回りを他の登場人物が取り巻いているのです。
そしていつもながら子供がかわいい!かわいすぎるっ!

その中でもとても気になるのが中二病の次男です。毎回爆笑です。
最後のあとがきにそれぞれの8年後のイラストが載っているのですが
もう…もう…次男がかわいすぎてつらいです!!
一番身長が小さいのも最高ですご褒美です!
次男が受のスピンオフが読みたくて読みたくて仕方がないです!

と次男推しなのですがメインの2人もとてもいいです。
攻めが照れ屋なところも可愛いし受けが男前なことろもグッときます。

平喜多さんの世界観が好きな方には絶対オススメです!

4

かわいすぎる~。

この独特のほんわりほっこり感、なんなんでしょう。
本当に安らぎます。マイナスイオンでも出ているのか。

お話の内容は個人的にはちょっと夢物語(母親のキャラクター形成とか)
に過ぎるように思えるのですが、この絵柄ならありなのかな。漫画だしね。
他の人には無い、この方独自の魅力がとても好きです。
各所に描き込まれる猫のナナがまた可愛いくて、ページをめくる度に探してしまいます。
表情や手足の動きがちゃんとその時その時の場面に相応しくて、
どんなに小さくても、描かれているのを発見すると思わず微笑んでしまいます。
それと本当に子供が可愛いですね、なんであんなに愛くるしいのかな。
「むくわれたいな。」の時も、幼少期の頃の辰彦が愛らしいのなんのって。
ほにゃんとしたところが抱きしめたいほど可愛いです。
肝心のBLはそっちのけで、専ら子供と猫ばかり愛でていますが、
BL展開の時は、普段のほやんとしたイメージとは打って変わって
ムードと言うか不思議な色気を感じさせるので、そのギャップがいいです。

いわゆる正統派のきっちりとした精緻なペンタッチではないですが、
逆にそういったタッチではなかなか出すのが難しい魅力にあふれています。
この方にはこの絵柄をこれからもずっと維持して欲しい。変わらないで欲しいな。

そうそう、他の方もおススメの中二病の次男(三男かな)は本当に面白いです。
数々の病膏肓に入るセリフに笑わせてもらいました。
拗らせちゃわないで良かったねと、成長した姿にしみじみ…(?)
誰にでも ありましたよね 黒歴史 で一句出来ましたぁ(笑)

6

フェアが結んだ素敵なご縁

漫画は見せ方なんだあ、と思い知りました。

フェア特典欲しさに、対象の本の中からこちらを選んだのは、表紙の茶髪の男の子が、腐る前に好きだった某アイドルを思わせる、私好みのイケメンだったためです。

評価は高いけれど、あらすじを読む限りではBLにありがちな話の中身に、実は全く期待していませんでした。

特典がもらえて、好みのタイプの絵姿が目の保養になれば十分、と失礼にも考えていた私を、どうかお許し下さい。

お話は確かに、「親同士が再婚して兄弟になった2人の恋」という、BL界にありふれているものでした。(「BLあるある」にも投稿されていたような)

ですが、読みながら感じた新鮮な驚きは、決してありふれたものではありませんでした。

表紙の印象を裏切らない、かっこかわいい男の子達はもちろん、お母さんや幼子まで、とてもとても、魅力的に描かれているのです。

まず、絵が良いです。
若い子がかわいいだけではなく、お母さんまで歳相応にかわいい。(かわいいのに、若すぎないんです!)

皆がそれぞれ特徴ある性格に描かれる中、私の気に入りの茶髪の子が一番素敵だったのも大変喜ばしいことでした。

お母さん思いで、働き者で、優しくて明るくて頼もしい、素晴らしい…。
このお母さんとたぶん同年代の私は、こんな息子なら育てたい、と勝手なことを思いました。

追記
 評価を「神」から「萌×2」に変えました。これと同じくらい気に入っている本を「萌×2」にしていたと気付いたためです。申し訳ございません。

5

続編よみてー

初買いの作家さん。
あまり表紙買いはしないようにしているのですが義兄弟ものということで手がでました。

ストーリーは王道な感じでしたがキャラクターにとても魅力を感じました。
三人兄弟の義兄となった主人公(受)はガテン系の職につく良い兄ちゃん。
義弟となった攻めはそんな主人公に憧れ、ひたすら一途に想います。
主人公のこととなったらすぐに心配したり、赤面したりする攻めの感情表現に萌えました。いつもはクールな攻めなのでそのギャップが可愛いかったです。

書き下ろし(?)の4コマでは攻めの弟(中二病)の話。
これまた面白い。個人的にこの弟の中二病設定はかなりツボでした。
あとがきでは皆の8年後が描かれていてこの弟がまた可愛かった。
ぜひこの子で続編をかいてくれないかなーと期待。

4

お兄ちゃんのパンツは男のロマン?

つい先日Daria「フェチえろ」特集のレビューで
平喜多さんいいな~!!って書いた矢先、このタイミングでの新刊!
(単に私が知らなかっただけなんですがw)

ほんわか丸い線で描かれるキャラたちが
すごく可愛くて癒されます♡
あったかホームドラマと恋愛と、巣立っていく青年の成長物語が
とても良いバランスで絡んでいて、じんわり感動できる作品です。

母の再婚で、弟が三人できた礼史。
長男で同い年の詩伸は、無愛想だが話してみると案外ピュアで可愛い奴。
子供の頃から忙しい母親にかわり自分のことは自分でやってきた礼史は、
一人暮らしで自分だけの時間がないとダメなタチだったが、
アパートが火事になり詩伸や家族にとても心配されたことを機に
弟たちと同居をはじめ…という話。


礼史(受)がガテン系の職につく男前な兄ちゃんで、
最初こそポーカーフェイスの詩伸に「好きだ」と言われて
キョドっていたり、オナニー見られて動揺したりしてましたが
いったん腹を括ってからは大人の余裕が☆
出かける前のキスでも初Hでも、どっちが攻だか分からない。
でも詩伸の可愛さに負けて受に回ってあげるところにすごく萌えました!

笑えたのは、詩伸のパンツへの執着!!
礼史が風呂に入ってる隙にパンツ嗅ごうと(?)してたり
ベランダに干さってるパンツを欲しがったり…。
礼史の前では全力でカッコつけてるのに、
影では真っ赤になったりメロメロだったり
お兄さんに憧れる青年の可愛さ全開です(同い年だけどw)。
礼史もそのへん少しずつ分かってきて、詩伸をお兄さんらしく
可愛がってる風なのがとても良いです♪

苦労知らずの学生だった詩伸が、歳が変わらない礼史が自活している姿に憧れ、成長していくまでの物語でもあり、大学合格と同時に家を出て行くラストは感無量です。

中二病の次男・那月の4コマだったり
(↑超いいキャラでした!スピンオフ希望です)
あとがきの数年後の家族の微笑ましいワンショットだったり
ほんわか温かな感動に包まれる作品でした。

4

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