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人にはみんな、ウラがある。
外見男前度★３ でも受けだよね？★５人
受：攻=５：１
青山（高校生）×神田弘明（25才数学教師）。絵柄はかっこよくてクールな雰囲気ですが、ストーリーと台詞は可愛らしく乙女な雰囲気でした。
1ページ目から「自分で言うのもなんだが完璧な男だ」と自己紹介してしまった神田が残念で、もう受け決定。出会い系で知り合った男を抱くつもりが逆に犯られて感じてしまった神田。その相手が勤務先の高校に転校してきます。
「俺被害者だよね？ 未成年の」と神田を脅す青山。大人ぶってみせるけど初々しい高校生。Ｈテクが「まあまあ」と言われて拗ねる姿が受けっぽくてストーリーが頭に入ってこず、妄想が暴走しました。
◆店長の初恋（前・後編）
女性に対し幻想を抱いていて恋ができないコンビニ店長の太田（25）。ある日男性客の松本君に一目ぼれ。かわいいと思っていた松本君は実はケンカが強い男前で…。こちらの2人も受×受コンビに見えてしまうという、深刻な攻め不足が発生しました。
◆先生と俺のその後の話（描き下ろし番外編）
神田の叔父の彼氏が４Ｐを提案。複数プレイは好きじゃないですが、もう叔父さんの彼氏が店長カップル含む5人まとめて抱いちゃえばいいんじゃないかと思いました。
合う合わないは頭の固さ次第
鷹丘さんの作品、作画が好きなのでかなり購入しているのですが、ストーリーが好みに合わないものが多いというつらい現実が…。
【教師にはウラがある】(3話) 中立
高校教師が出会い系で寝た相手は、転校生でした、という話。
高校の数学教師・神田(25)は、何もかも完璧な男。
少々待たれい。
25歳で父兄の信頼に同僚へのアドバイス…。
初任研終わりたての教員2年目。初担任を持たせてもらえるかもらえないかですよ。
教育実習生も任せてもらえない勤務年数ですよ。年上の父兄に「先生はご結婚もまだだから分からないでしょうけど」っていう枕詞付きのお言葉をいただく年齢ですよ。
せめて…、せめてここは29〜32歳くらいにしてほしかった…。
という、うるさい小言はこのくらいにして、違う小言、いいですか？
「叔父さんがゲイだからお前もゲイ」
この図式が成り立つのって、小学生レベルだと思うんですけど、違ったようですよ。
中学生でも社会人でもそういう考え方する変な人がいるんだなあ。
飲み会というのがどういう集まりなのかも分からず、自分勝手に奔放な叔父さんのキャラが本当に嫌いすぎて、せっかく萌えそうだったのに、芽を全部摘み取られました。
青山のDKなのに大人びた包容力、良かったのになあ…。
あと最初の流れでタチ専かと思って、いつ「オレはタチ専だ！」って言って、青山にさらなる至福を与えるのか楽しみにしていたら、その流れはありませんでした。
ちなみに叔父さんは描き下ろしでも最低野郎でした。
【店長の恋】(前後編) 中立
男子校→男子の多い学部で、女子に対する理想がエベレストより高いコンビニ店長。
あれですよ、身長がいくつであれ、「50キロ以上はデブ」というタイプ。
170cmで50キロだったら、オードリー・ヘップバーンに松嶋菜々子とか、そんな感じなのに、「50キロ！？うっわ、でぶじゃん」って言ってしまうような。
そんな店長と、猫被りくんの恋でした。
どこかで萌えるタイミングがあって、この忌々しい店長に対するモヤモヤが大きければ大きいほど、素晴らしい萌えがやってきます！と書けることを願っていたのですが…、そんなタイミングは…、なかった…。
表題作は叔父さんのキャラを「面白い！愛おしい！」と思える度量の広さと、ちょっとした設定に「それはないわー！」とツッコミを入れない頭の柔らかさがあれば、確実に萌えます。
同時収録は…、鷹丘さんもあとがきで書いている通り「女の敵」である店長を「興味深い」と思える懐の深さがあれば、萌えるのかもしれません。
「我こそは！海よりも深く、空よりも広い心の持ち主です」という方、ぜひとも読んで感想をお聞かせください。
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