執愛の楔

shuuai no kusabi

執愛の楔
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×24
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
2
得点
65
評価数
26件
平均
3 / 5
神率
30.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784344830905

あらすじ

老舗楽器メーカーの御曹司で、若くして社長に就任した和宮玲は、
会長である父から、父の第一秘書を務める氷堂瑛士を教育係として紹介される。
怜悧な雰囲気で自分を値踏みしてくるような氷堂に反発を覚えながらも、
父の命令に背くわけにはいかず、彼をそばにおくことにした玲。
だがある日、取引先とのトラブル解決のために
氷堂に頼らざるをえない状況に追い込まれてしまう。
そんな玲に対し、氷堂は「あなたが私のものになるなら」という
交換条件を持ちかけてきて――。

表題作執愛の楔

氷堂瑛士, 会長の元秘書で新社長の教育係,35歳
和宮玲, 老舗楽器メーカーの新社長,29歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

主従もののある意味スタンダード

教育係×社長という組み合わせ。BLのお手本のようなお話でした。
えろいシーンがひたすら続くので、ストーリーよりえろ重視な印象を受けました。

老舗の楽器メーカーで社長になったばかりの玲と、その教育係の瑛士。
まだ不慣れなことの多い玲は会社を守りたくて、最初は冷たく苦手に感じた瑛士の力を借ります。
がっつりお仕事ものかと思ったら途中から急にえろい展開に突入し、そこからあとはえろえろなシーンがひたすら続きます。

瑛士は、力を貸す代わりに体を差し出すよう玲に条件を出し、玲を弄びます。こういう内容、よく見かけるかも…。
えろえろなお話は好きですが、会議中にローターとか、電話中に悪戯とか、よくありそうなプレイが続きます。

気になるのは会社を順調に回すための力を貸してくれるはずなのに、会議中にローターとか仕事が悪化しそうなことばかり毎日してて、矛盾してるような?^^;BLだからいいんでしょうか。
瑛士が「教育係」といって会社や玲にとって何かプラスになるような目に見えて大きな行動をしていない事が、お話そのものに大きな矛盾を感じました。というか、えろいことしてるだけ。

続きここまでなら萌えくらいなのですが、ラスト付近の展開が好みでなくて中立にしました。すみません、ここから先はオチまでネタバレしていますのでご注意下さい。

瑛士が実は玲の会社に恨みのある会社の息子だったことを知って、最初から復讐のために自分に近づいてきたのかと玲はショックを受けます。が、そこで瑛士が好きだと気づく…。
うーん、好みでないというか、こういうの、何度も読んだことある気がします。
なので何となく、玲がショックを受けながらも信じようとする様子や、瑛士が本当は何を考えていたかなども先が見通せるというか、あんまりハラハラできなかったというか。
スタンダードだなあって思ってしまって…。もっと数を読んだことないころなら楽しめたかもしれません。

作者さんはすごくよく考えてよくお話を練って…て感じでこのお話を作られたとあとがきを読んだ限り感じました。
失礼ながら、それなのにBL界ではよくありそうなお話になってしまっていることが残念に思いました。

えろシーンはよかったのですが、ストーリーが弱いと感じたので中立にしました。
主従ものが好きでえろえろが読みたいってかたにはよいと思います。
小山田さんのイラストはとても色っぽくて綺麗でした。

1

舞台は好み

 初読みの作家さんでしたが、老舗楽器メーカーHIBIKIの若社長玲とその辣腕教育係瑛士が織りなす愛憎ドラマというので期待値は大でした。表紙も小山田さんだし。

 読み終えてやや消沈。いくら舞台装置が好みでも、演出でどうにも受け入れがたい点がいくつか鼻についてしまい、その世界にのめり込めませんでした。
 ひとつはセリフ回し。攻めの瑛士は受けの玲に対して終始敬語です。部下と社長という立ち位置からは自然なものといえるでしょうが、ちょっと大仰すぎて陳腐。イマドキのビジネスシーンでこんな会話してるとは思えない。
 受けをいたぶるのにまず道具から入るところもイマイチ。尿道攻めとか乳首クリップとか、まあ倦怠期のヴァリエーションとしてなら結構ですが、最初っから道具に頼らず、自分で行けよ!!と思っちゃいました。個人的にはかなり初夜重視派なので、それが本作のように憎しみのどん底からのスタートになるものなら尚更、まず身体ひとつで自分を相手に刻み込んでほしかった。

 それとこれは物語の根幹にかかわる部分ですが、瑛士の父とHIBIKIの過去の因縁、瑛士と玲の運命的な出会いなどがすべて台詞で簡単に処続き理されておしまいなのも物足りない。そもそも玲が瑛士との取引を受け入れたのだって、そこまで追い詰められてたのか、ほかに方法はなかったのか微妙なとこだし。2人の憎しみが愛に変わる明確な転換点やその理由も判然としないままでした。身体が先行して、心が引きずられるというのもアリだとは思いますが、この2人の関係には終始情欲のにおいしかしなかった。

 あとがきを読むと、随分作品に対する思い入れの強い作家さんのように見受けられました。自分が自作の一番のファンなのはよいのですが、一歩引いて作品を見る冷徹なまなざしもプロには必要かと。

 

1

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