潜入捜査~美しく淫らな男たち~

sennyu sousa

潜入捜査~美しく淫らな男たち~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
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  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
27
評価数
9件
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥602(税抜)  ¥650(税込)
ISBN
9784861346996

あらすじ

警視庁公安部に所属するマサは、潜入捜査中にヘーゼルの瞳を持つアメリカ人・カルロと出会う。捜査の為に来日したCIAだというカルロと組むことになったマサだが、「あんたを気に入った」と言われキスやボディタッチを仕掛けられてしまう。そして、カルロが追う別に事件をきっかけに二人はホテルで一夜を過ごすことになり——。二つの事件が交差する、デンジャラス・ラブ♥

表題作潜入捜査~美しく淫らな男たち~

カルロ(トニー・フェルミ),CIA捜査員,34才
マサ(都筑雅史),警視庁公安部捜査員,27才

その他の収録作品

  • 慰労会
  • あとがき

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レビュー投稿数2

変な人が見当たらない

 めずらしく終始シリアスタッチの松雪作品です。主人公のマサこと都築雅史は主にアジアを対象とする警視庁公安部外事2課所属。潜入捜査先の企業で出会ったイタリアの伊達男カルロに急接近され困惑するが、実は彼は「チャオ」と「ボンジョルノ」しかイタリア語を知らないCIAの同業者だったー

 日頃沈着冷静なマサなのに、軽く口説いてきたかと思えば不意に真摯な瞳をむけてくるカルロには翻弄されっぱなし。工作員としての力量の差も随所で見せ付けられて、腹立たしく思いながらも惹かれてゆく。

 15の時、ペルーでテロリストに両親を殺されるという悲劇に見舞われたマサ。クールな仮面の下に悪を憎む熱い血が流れている。時に暴走する彼を案じる上司の新田。だがマサは、カルロとふたり、敵の手に落ちて死をも覚悟した極限状況下、誰にも話したことのなかった心の傷を、彼にだけは話しておきたいと思う。変に同情したりせず、程よい重みで受け止めてくれるカルロ。テロリストと対峙する最大の危機にあって、互いに身体を張って相手を護ろうとするふたり。信頼や尊敬が、愛に変わってゆくプロセスが抑制の利いた筆致で描かれています。

 そうは続きいっても松雪作品なので、どこかであらぬ方向へ脱線しはじめるんじゃないかと危惧(期待?)しつつ読みましたが、意外と全員正気のままラストまで持ちこたえてました。デビュー前の作品の改稿とのことですが、こういう作風の時代もあったのかと新鮮な驚きでした。お話自体は上々の出来なのにやけに物足りなく感じてしまうのは、最近小林典雅作品を立て続けに読んだせいで、一見シリアスな「恋襲ね」とかですら漏れなくトンチキ化する傾向に慣れすぎたからでしょうか。

 挿絵は緒田涼歌さん。マサの硬質な美貌とカルロの色悪ぶりが際立ってました。でも新田はあまりにも老け過ぎてて少々不憫でした。(実年齢35なのにどうみても50すぎ・・・)

1

軽く読める面白さ

非常に読みやすいスパイもので日本の警視庁公安部に所属する新人マサと
CIAの捜査官カルロとの日本版軽いスパイ大作戦のようなお話です。
受けになるマサの両親に関する事件はシリアスだけれどカルロのイタリア男も
顔負けみたいな明るいテンションが全体的に明るくしています。

そして真面目な公安捜査官のマサがトラブルに巻き込まれカルロを助けるために
凶悪犯も真っ青になるくらい豹変するのもスカッとするものがありました。
国は違えど同じ秘密裏に捜査をする仲間、捜査員としてはベテランのカルロの
駆け引きに惑わされつつも最後は男前ぶりが際立つ内容です。
それでも全体的には軽めのデンジャラスラブなので読みやすくて面白い。

3

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