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表題作ビッチとぼっち

今野,大学院生,23歳
生駒,リーマン,24歳

同時収録作品純情Age

江吉良雪,家主,34歳
飯岡エイジ,売れっ子若手俳優,21歳

その他の収録作品

  • ビッチとぼっち 番外編 勝手にやってろまんが(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

元ヤンでゲイの生駒は、片想い中の先輩から初対面の根暗な男・今野の童貞をもらってやってくれとお願いされてしまう。プライドが高く、風俗はイヤとか我がまま言うくせに、一人エッチもしたことがないという今野に呆れる生駒。だけど、初めはバカにしていたにも関わらず、一生懸命な今野のセックスが、何故かヤバイくらい気持ちよくて…!?ネクラ童貞×元ヤンビッチの表題作を含む、純情エロ系コミックス!

作品情報

作品名
ビッチとぼっち
著者
天城れの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861346972
3.1

(26)

(3)

萌々

(6)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
76
評価数
26
平均
3.1 / 5
神率
11.5%

レビュー投稿数5

あらすじだけでは分からない一途な作品

表題作を読み始めて、最初はなんてメチャクチャな設定なんだ!と思いましたが、読み進めるととても一途で可愛いお話だという印象に変わりました。

片想いしている先輩から根暗な男を紹介されて、その男・今野の童貞をもらってやってくれと言われる生駒。
元ヤンビッチの生駒は今野とHするが、それがとても良く離れがたくなってしまう。
結果、生駒が今野に言い放ったのは“仮性童貞夫”!
まだまだ今の状態では童貞を捨てたことにはならないと言い、セフレ状態を続けてしまう。

純情で優しい今野に惹かれていく生駒は、全然ビッチじゃなく一途な可愛い人でした。
今野もまた生駒に惹かれており、晴れて2人は恋人同士になります。
ハチャメチャな出だしからは考えられないほど、爽やかで可愛いお話でした。
ただ、生駒の性に奔放な元ヤンゲイという設定は全くといっていいほど活かされておらず、そこが少し残念でした。

同時収録作は仕事に一生懸命な若手俳優と脚本家の話で、こちらはプラトニックなまま終わってしまいます。
こういう展開も嫌いではないのですが、攻め?の雪に色気があったので2人の濡れ場も見てみたかったです。

1

メガネいっぱい

表題作
先輩に、童貞の今野を任された生駒は、失恋した先輩の穴埋めがわりに、
使い捨て感覚で彼と接触。
そして、童貞の克服に失敗。
しかし翌日、そんな彼から電話があり…

マニュアル本依存症な一面を持つ今野。
恋愛が、うまくいかない大きな原因ってそっちにある気が。
その上ちょっと変わっています。玄人の女性とはできないのに、
ビッチの生駒とは、抵抗があるにせよ、徐々に関係を深めていくんです。
なんか不思議な現象。普通だったら、1回目で終わっているはずなんですが。
今野はコミュ障らしいですが、生真面目でもある。
なので、最初の段階で、しっかりと生駒に謝罪もできた。
この辺りが、二人が別れなかった最大の理由なのかなぁ。
相手にもよりますが(ここの判断が難しい)、
どんな理由にせよ、相手を傷つけてしまったら、ひとまず謝ってから話し合い。
話し合いで関係が修復することは多いですし。やはり大事だと思いました。

園芸店での、今野の言動を見ていると、
デートマニュアル本を読んだのが、しっかりと表現されていました。
手をつないではいますが、このタイミングではない大胆発言。
先輩に関連した話題をわざと持ち出して、
自分と比較させようとしたのかもしれませんが、
この段階では釣り合わないでしょう。
根暗な今野の努力は認めますが、これは逆効果な気が。

最初は、生駒のキャラに抵抗がありましたが、最後の展開で、
そういうことねと納得。

大きく性格が違うので、意外とうまくいくカップルな気がしました。

純情Age
俺様俳優、飯岡エイジが、
謎のおっさん江吉良雪の家に滞在する物語。
雪は、口が堅く、芸能界に精通する方らしいですが、
エイジは、とっても気に食わないご様子で…
エイジの両親が、こけしの形に見えたのは、
私の眼がおかしいだけなのか
私は、二人が、スキャンダルとして
取り沙汰されないかが、心配です。
精神的に子供な、俺様って、ホント周りが苦労しそう

普通に楽しめたので萌で。

4

超早漏童貞 × かわいいビッチ

この本を読んで、攻めが最初あまりに早漏でビックリでしたw
童貞で一人エッチもしたことがないと、こんなに早漏ってこともあり得るのかな!?

受けのズボン&パンツを脱がしてヤろうとしたら、
頭が真っ白になったらしく、それだけでイッちゃって、
その後「一回失敗したくらいで…」と受けに慰められてキスされたら、
またしてもパンツも脱がずにイッちゃって~~w
おかげで受けは、その後攻めを帰して一人で抜く羽目に~~

こんなんで大丈夫なのかな?と思っていたら、次からは大丈夫みたいでした~
大丈夫どころか、
反対にその攻めのエッチにビッチなはずの受けがハマってしまって、
本当は攻めが童貞を捨てるために1回だけエッチするはずが、
「さっきのが “セックス” !?
 …お前なんかなぁ…まだまだ童貞の皮を被った “仮性童貞” だっ!!」
なんて受けは言い出して、全然好みじゃねーと思いつつ攻めを繋ぎとめちゃう☆
こんなのおかしいと思いながら、
攻めにどんどん想いが募っていくビッチな受けの表情&甘えたな仕草にキュン♡
最後に泣きながら言うセリフなんて、もうもう、かなり可愛すぎた!!
携帯を勝手にチェックする姿までもが、なんかとってもキュートに見えたわw

この表題作をもっと長く読みたかったのだけど、
残念ながらもうひとつの話「純情Age」の方が長くて本の半分ちょいを占めてます。

「純情Age」は、
事務所イチオシの若手俳優(21歳)が、
本格始動のために田舎から上京~憧れの東京独り暮らし~~そう思いきや、
何故か眼鏡で無表情の謎のオッサン(34歳)宅に居候させられて~~という話。

俳優くん、俺様っぽく見えて意外と一生懸命で真っ直ぐで可愛くはあるけれど、
俳優としての魅力がイマイチ伝わってこなかったのと、
「相手から迫られたら拒まねーけど?」
そう言っていたオッサンの言葉が実現せずで(この話はH無しのため)ちとガッカリ!
俳優くんがメロメロにさせられるの、どうせなら見せてほしかったな~~

4

けっこうお似合いかも

根暗でぼそぼそと何を言っているのかわからなかった童貞今野。
その今野の童貞を奪ってやってと片思いの先輩から頼まれた生駒。
最初は「なんだ?頼まれるって?」と違和感ばかりのはじまりでした。
童貞って人に頼んで奪ってもらうものかぁ?
そんな気持ちで読み始めました。
マニュアル好きで勉強好きの今野は、Hでもデートでも本を読んでは
その通りにこなそうとして、うまくいかない。
初めは今野をちょっとからかって、遊んでポイッのつもりだった生駒が
逆にいつのまにか今野がいないと落ち着かなくなっていて・・
ビッチの割には恋には臆病で、体は開いても心を開くことができない?
案外、乙女チックなとこがあるのかも?
初心者今野と思いのほか体の相性が良かった生駒だが
自分の気持ちを悟られまいと必死なところが可愛かったです。
そして、日に日にあの根暗今野がイイ男になっていき
初めは必死ではじめてのことばかりでビビってた今野が
最終的には生駒をリードし、ラブラブなHができるまでに成長したのは
何を隠そう、生駒の並々ならぬ努力のたまもの?というものです。

『純情age』
田舎から出てきた俳優の卵が、脚本家の家に居候しながら
一人前の俳優になっていく過程を描いたもの。

俳優の卵、エイジは田舎から上京し脚本家である雪のマンションに居候する。
しかし、最初の時点では脚本家であることはエイジには伏せられている。
自分は超人気芸能人と自慢げに話すエイジだが
同居人の雪からはカチンとくることばかり言われ
でも、適格な意見をくれる雪が少しづつ気になってきて・・・・
最初は平行線だった、大人な雪の本当の気持ちと、エイジの若くて真っ直ぐな気持ちが
月日が流れるとだんだん近づいて、そして重なり・・・
軽く、さらっと読めるお話です。

3

ビッチが可愛い

ビッチくんがビッチのはずなのに、
どんどん童貞ぼっちくんに惚れていくお話です。
童貞ぼっちくんとデートを重ねて、
ビッチくんはやっと身体だけじゃなく心も人を好きになれたようです。
ビッチくんが終始可愛い・・・もっと可愛い顔が見たい(笑)
最後に心も身体も通い合ったエロシーンが欲しかった・・・
このお話、ありきたりなお話かも知れませんけど好きな設定だったので、
もっと読みたかったです。

もう一つのお話も良かったのですが、
エロシーンがなかったのはちょっと残念。。。
このお話ももっと読みたかったです。

1

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