片っ端からぜんぶ恋

katappashikara zenbu koi

片っ端からぜんぶ恋
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×29
  • 萌4
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
88
評価数
26件
平均
3.6 / 5
神率
26.9%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
スーパービーボーイコミックスDX(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥629(税抜)  ¥679(税込)
ISBN
9784799714713

あらすじ

突然、幼なじみの高丘から告白された岩見!
昔から女遊びが激しくてモテモテの高丘に「好き」なんて言われても、全然信じられない…! 17歳で未だ童貞の俺をバカにしてんの…!??
イマドキ高校生男子のキラメキ思春期ラブ!
他、意地悪な先輩×従順な後輩のリーマンラブ、純情ヤクザのマジ恋も収録。描き下ろしあり!

表題作片っ端からぜんぶ恋

同時収録作品夢見るクランチ/恋するリュッケン/解けるバカンス/キスしてシャッフル/夢見るアドベント/両夢想い

高丘悠,高校3年生
岩見秀馬,高校3年生

同時収録作品恋愛ドラマのはじめ方

南魁壮介,南魁組若頭,28歳
東鵬瑞貴,行きずりの美青年,25歳

その他の収録作品

  • あとがき(描き下ろしコメント+イラスト)

評価・レビューする

レビュー投稿数5

今日もまた、きみの夢を見る

カキネさんの幼馴染み高校生CPが読めるということで
ワクワクしながら手に取った一冊。

表題作は掲載順で言うと、一番最後に収録されているリーマンモノで
メインは表紙の高校生モノ、他にはライトな極道モノが収録されています。
今回は、メインの高校生CPのお話をレビューします。

○夢見るクランチ他、高丘くんと岩見くんの話
高校は別だけど、幼馴染みで親友の高丘くん(攻め)に
突然『好きだ』と告白された岩見くん(受け)。
冗談だろうと取り合うつもりはなかったのに
その後キスまでされ、意識せざるを得なくなった岩見くんは
こともあろうか高丘くんと自分の破廉恥な夢を見てしまい―

自分の中の友情以上の気持ちに戸惑って泣いてしまったり
いざ付き合うことになって、高丘くんが手を出してこないと
不安になり、自分だけがこんなに悩んでいることに悶々とし、
体の関係を持ったら持ったで、痛いだけでしっくりこず...

高校生男子・岩見くん(と高丘くん)の等身大の悩みが
友情から恋へ、そしてその先の未来へ
それぞれのステージへ移る中に描かれていて、
とても読み応えがあり面続き白かったです。
そしてその悩みも、『高丘くんと一緒にいること』の中に答えを見出し、
ふたりが想いを深め合うところがすごく良かった!

結論=カキネさん作品は、高校生モノも素晴らしい!

私的萌えポイントは、本当は高丘くんとキスがしたいのに、
手を出してこない高丘くんに痺れを切らした岩見くんが
実は高丘くんは、岩見くんの背中越しに何度もキスをし
『好き』という想いを伝え続けていたことに気づく場面。
その後、岩見くんは『お前とちゃんとキスがしたい』と
高丘くんに気持ちを伝えて...(そして唇が腫れるまでキスしましたとさ☆)
オチも素敵で、何度も読み返しています。

極道モノは、ライトにさらっと楽しめたし
表題作の上司のツンツンぶりも上々!(カバー下必見!)
色々なタイプのCPが楽しめて大満足でした。

2

表紙買い

元々気にはなっていたのですが、あまりに絵柄が好みで、というか表紙が好みで表紙買い。
設定は好みです。(最初と最後のお話)
真ん中の話も、設定は好きじゃないんですけどまあ特に悪くはなかったです。
でも、ありがち?というかありがちなの好きなんですが、心理描写もグッと来なくて全体的にあっさりでした。
3つとも、あまり印象に残らなかったです、良くも悪くも。

0

悩めよ青少年

カキネさんの作品は、以前に電子配信の雑誌で短編を読んだことがあるのですが、単行本で読んだのはこの作品が初めてです。
タイトルになっている「片っ端からぜんぶ恋」というのはラストに収録されている短編で、裏表紙の2人になります。
表紙で描かれている高校生のカプは裏表紙のあらすじにあたるお話で、最初に収録されている「夢見るクランチ」以降のシリーズ作。ページ数的にもこちらがメイン。

表紙の2人のシリーズは幼馴染ものなんですが、高校生になっていきなり攻め様から告白を受けた受け様が、同性愛ということで一人悶々と悩むお話。
BL作品では「同性に恋して当たり前」な作品も多く、同性を好きになることに悩む作品は比率的にそう高くはないと思うのですが、この作品ではちゃんと悩む過程が描かれていて、「ノンケ」設定が生かされていると思います。
ただ、悩みはしますがシリアスになりすぎていなくて、むしろ明るく笑いも誘いながら描かれているのが魅力。
攻め様の設定も好きでした。詳しく書くとネタバレになるの書きませんが、女の子にモテモテという設定が後で効いてくる。
言い換えればツンデレみたいなもので、一体どれ続きほど攻め様は悩んでいたんだろう?と妄想の幅を広げてくれました。

表題作のリーマンものも私好みのツンデレさんが登場しました。
ほとんど「デレ」がありません(笑)。
私が好きなツンデレさんはかなり「ツン」の部分が強い(ツン:デレ比率が9:1位?)ので、万人向けではないかもしれませんが、相手を怒ってる言葉の中にも甘い雰囲気を感じ取らせてくれるので困ってしまいます(笑)。

もう一つの同時収録作は裏社会もの。
といっても暴力的なシーンはなく、コミカルに描かれています。攻め様が男前です。^^

2

思春期ドタバタLOVE☆

カキネさんには珍しい高校生(幼馴染)ものです!
タイトルの『片っ端からぜんぶ恋』というのに
きゅうぅんとしてしまったのですが
それは表題作の高校生ものでは無かった…!!
ちょっと残念に思いましたが、
表紙のラブリー加減にはつられてしまっても仕方ないですw

『夢見るクランチシリーズ』
ブレザーも学ランも捨てがたかったとおっしゃるとおり、
岩見は姉の下品っぷりを目の当たりにして女性に幻想を抱かず男子校へ、
高丘はモテモテで女子を目的として共学校へ。
登下校時と休日は一緒に過ごしていた二人ですが
高丘に「好きだ」と告げられ、急にキスまでされて
ふざけた真似をするなと突き離し拒みます。
しかし、その後初めての夢精が、高丘に抱かれてしまう夢で
益々意識せずにいられなくなるのです。
テンパり過ぎて高丘の前で涙を見せてしまうと
「絶交でもいい」と抱きしめられ、想いを改めてぶつけられますが
高丘も余裕なんてなくて必死!
高丘の初夢精の原因も岩見だったとか…w
それを消し去りたくて女子に軌道修正したかったのも無駄に終わったと。
拒否されて凹んでも、気持ちは止め続きられなかったようです。
でも、受け入れてもらえたなら結果オーライ☆

と思いきや、なかなか素直になりきれない岩見は
やっと体を重ねても、高丘との間に感じる微妙な距離が不安で、とか
高校生らしいあわてっぷりが微笑ましいです♪

最後はクリスマスイブでの、スムーズじゃない過ごし方w
岩見がクリスチャンでミサに参加する為、一度断られはしたものの
「ミサの後でなら」と言われ、
待ち合わせの5時間も前に公園で待ってるとか、寒い!!健気!!
早く会いたくても、待ち合わせの時間は変わらないのに…。
受験が終わるまでおあずけを食らってしまう高丘ですが
言質をとったと喜んでラブホテルの前でキスで終わるって可愛いw
渡しそびれた岩見へのプレゼントが、大量のおパンツというのが楽しかった!


『恋愛ドラマのはじめ方』
親父が先代組長の壮介は、本当ならば組を継ぐはずだったのに
自分ではないと言われ傷心中でした。
組長になれないからと付き合っていた女にフラれ
散々な時現れた瑞貴に心を奪われます。
初めての甘酸っぱさ満載の手探りのお付き合いがはじまりましたが、
実は瑞貴の正体とは……。
ちょっと極道ものですが、わりとライトなのでさらっと読めます。
壮介は多少情けないけど、愛に向かっていくタイプで
瑞貴は健気かと思えばかなりしたたかな感じだったので
ギャップが良いかもしれません。


『片っ端からぜんぶ恋』
16歳の頃に訪れたクレープ屋さんの売り子さんに一目惚れしてしまった鹿尾は
就職した先に本人がいて、しかも新人教育が厳しすぎ!!
当時、たった一度だけ女装させられた諏訪は
弱みを握られているにも関わらず鹿尾に対してだけそうなのですが
時折甘いもの好きな鹿尾に理由を付けて差し入れをしてくれたりします。
どれだけ邪険にあつかわれようとも、諏訪への気持ちは変わらないのに
あの日の思い出がネックなのか、受け入れてもらえず…。
個人的に諏訪が怒りすぎてて、鹿尾が気の毒でしたが
鹿尾はきっとMのケがあるのでは…?w
でも、カバー裏は可愛らしくて笑ってしまいました♪
何気にこれが本編より好きかもしれないww


全体的に、展開が急な気がしてしまったのですが
わりとカキネさんは勢いのある作風だと思いますし、
描き下ろしの『両夢想い』(夢見るクランチシリーズ、合格発表後エピソード)が
6頁なのにこれまた本編より萌えてしまいましたw

5

相性を育てるステップ↑アップ↑ラブ↑

 派手ではないけど地味でもない、普通の幸せが2人にとっては特別。よくある幼馴染みものかと思ったら付き合った先の展開が優しく真面目で、好感度大! 萌えがじわじわと染み込んでくる、ほんわか幸せな短編集でした。

◆夢見るクランチ~夢見るアドベント(幼馴染み高校生の物語5編)
【告白】
 幼馴染みで親友の高丘と岩見。ある日突然、高丘からの告白。急には変わらない気持ちと関係。「ごまかし方も忘れ方も分かんねー、好きなんだ」
 告白したこと、されたことを実感していく様子が丁寧に描かれていて、心をほぐされます。
【キス】
 これまで普通だった空間がぎこちなくなったり、唇の荒れを気にしてみたり。何かと意識してしまう岩見ですが、一線を越えてはこない高丘。不安な気持ちをぶつけてみたら、怖かったのは高丘も一緒で。キスひとつできゅきゅっと温かい気持ちになります。
【H】
 初めてのHは気持ちいいいもんではなかったという、最大の萌え場。俺はまたしたいけど、お前は…? 
「お前は女の子といるほうが しっくりいってるように見える」
「それでもお前とじゃないと嫌なんだ」
 けれど2度目のHもし続きっくりいかず(笑)。それでも好きの気持ちは確実に育っている2人の表情は、幸せそのものです。
【クリスマス】
 恋人ができると特別になるクリスマス。高まる期待。理想通りには行かないけれど。
「いつもやってることがいつか…いつでもできることじゃなくなるんだよな」
 特別なことはなくても幸せを実感できる真摯さに、涙が出そうになります。

◆恋愛ドラマのはじめ方
 ロミジュリな立場をあっさり越える、純情ヤクザの純情ラブ。可愛いくまとまりましたが受攻逆転な今後が期待されます。

◆片っ端から全部恋
 甘い台詞がなくても雰囲気は甘い、控えめワンコ×ツンツン上司。まだキス止まりですが、仕事優先でいつまでも緩い関係でいて欲しい2人です。

◆あとがき(描き下ろし)
 コメント+「片っ端から全部恋」のイラスト。「泊まっていく気か!?」「いや…」「泊まっていかないのかよ!!?」「と…泊まっていきます!!」あっ、うまく行ってるんですね(笑)

◆カバー下
 2組のカップルの4コマ+1コマ。「口元ついてる」ネタ。隅々まで萌え萌えな1冊でした。

3

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