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ひよこと愛と恋とカナヅチ

hiyoko to ai to koi to kanaduchi

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表題作ひよこと愛と恋とカナヅチ

町田守弘 大学2年生
中野一哉 大学3年生・ゲイCLUBでバイト

その他の収録作品

  • その夜(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

何に対しても無欲だった町田の殻を破ってくれたのはサークルの中野先輩。でも、先輩を好きになった町田は気持ちを抑えられなくて!?

作品情報

作品名
ひよこと愛と恋とカナヅチ
著者
松本ミーコハウス 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
星の数ほど
発売日
ISBN
9784344831032
3.6

(53)

(10)

萌々

(23)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
190
評価数
53
平均
3.6 / 5
神率
18.9%

レビュー投稿数12

町田くん(攻め)の成長記録

『星の数ほど』の続編。
冒頭に人物紹介がありますが、前作読まないと2人の関係性とかドロドロした過去とか分からないと思います。

今まで主張することを止められてきた町田くん。
たまごから孵って中野先輩に恋をします。
殻を突き破ってからの町田くんの成長っぷりがすごい!
どんどんオトコらしくなっていくのを目の当たりにできます。
好きなものや興味が何もなかった真っ白な町田くんが、中野先輩に傾倒して追いかける姿にドキドキ(*≧艸≦)
反対に中野先輩はどんどん乙女に(笑)

壊れるのを恐れる2人の恋愛が切ない。
不安を抱えながらも一緒に過ごして、愛し合って。
秋葉先輩のアドバイスを聞いて、恋愛って難しいなぁ、としみじみ感じた。

ちょっかいかけてるようで中野先輩を見守ってる(?)三郷さんもイケメン!!
そしてネコ専用クッション。あれは笑った(笑)

もちろんミーコさん、えちシーンも充実!
余裕のない攻め様大好物です。
町田くんめっちゃ可愛い。

欲を言うなら上野先輩と渋谷、秋葉先輩と昴先輩の話も読みたかったなぁ~
そして人物紹介にさえ入らなかった荻窪くんも………(笑)
続編(あるのかな?)に期待を込めて、萌×2評価で(*^^*)

3

オトメチック全開

「星の数ほど」の続編って事ですが、、、
松本ミーコハウスさんは作者買いしているので「星の~」も買って読んだはずなんですが、レビューしてないし、あんまり記憶もない。
でも、そんな人物設定諸々をすっ飛ばしても、一途な初恋におたつきながらも、今自分の中にある恋を大事にしようとするお話は、甘く切ないオトメチック全開。
特に、ちょっとした不安や嫉妬を乗り越えて、中野が町田を、失うことが怖いって認めて、ずっとそばにいて欲しいって告白するシーンから、その後に続く誓いをかわすシーン!!
どんなオトメチックだよっ!って仰け反るくらいの激甘さ。
ここまで乙女でロマンチックは、もう、むしろ、逆にBLでもなきゃ有り得ないくらいの
ロマンチックが、赤くなった目元もカワイイはにかみ顔で展開。
でも、エロは、エロエロ。
ちゃんと全裸でベッドエッチな所がポイント高いです。

2

気持ちはいつか変わるけど

 『星の数ほど』のその後の話。前回は「星を見る会」の3カップル+1人の長屋物語的な内容でしたが、今回は1冊まるまる町田と中野のせつな甘い胸きゅんラブストーリー。幸せに蕩けるえろえろが満載です。

【前回のあらすじ~中野&町田編~】
◆中野一哉(大学3年)
 面倒見の良い中野。初恋の相手は従兄の上野。壊れて行く上野を救うのは自分だと、これは恋なのだと思っていたけれど、いつの間にか恋ではなくなっていて。上野を引っ張り上げる事ができるのは自分ではなかった。失った恋に未練はないけれど、自分の無力さ、感情の不確かさを思い知らされ、現在アンニュイモードまっただ中です。
◆町田守弘(大学2年)
 政治家の妾腹として、目立たぬよう生きることを強制されていた町田。何事にも執着せずぼーっとしている町田に、「執着しろ。人を好きになれ」とお説教する中野。パリーン。殻が割れて町田が最初に見たものは。→今回に続く。

【今回の感想】
 町田の1度目の恋。中野の2度目の恋。町田の純粋さが眩しく後ろめたさを感じる中野ですが、中野も充分純粋です。1度目も2度目も同じように不安で怖くてせつなくて幸せで。
 「好き」の気持ちが溢れて止まらない町田がとにかく可愛くて、中野のこだわりが徐々に溶かされていく様子が見ていて幸せでした。身も心もトロトロです。

 永遠に続く感情はないけれど、一生愛したいと思う今のこの気持ちは本物。どんどん盛り上がる2人の感情にきゅんきゅんしっぱなしでした。ラストの誓いのシーンは恥ずかしすぎてついていけませんでしたが、祝福したい気持ちでいっぱいです。お幸せに!

2

ワンコ攻めならぬヒヨコ攻めw

「星の数ほど」からのスピンオフだと知らずに、松本さんだぁ♪と購入。関連作と知り、ならばともう一度読み直して準備万端整えてからこの本を開きました。

お話とは全く関係ないんですけど、中野くん改名した!?和哉だったのに、こっちでは一哉になっとる・・・。人物紹介でもおもっきし「一哉」だし、でもお母さんは「和哉」って言ってるし。なんだろ、改名したんですか!?
私の中ではすっかり「和哉」で定着してたので、名前が出るたびもやもやしてしまいました。

そんなことはいいんですが(なら書くなよ)、お話は中野と町田のその後でした。
前作が濃密なお話だったので、それに比べると今回はあっさりした感じ。もちろん乙女チックだし甘いです。胸に突き刺さるようなものはないので、のんびり楽しめます。

町田はワンコ攻めならぬひよこ攻めwそれに対する中野はどんどんかわいくなってました。中野は上野のために愛されたい、可愛い部分を置き去りにしたまま成長してしまってたんですね。町田にこんな風に愛されて足りなかった部分が補われたんでしょう。サークル内ではリーダー的立場でそつのない印象だったのでギャップ萌えでした。

いつもの松本さんのどエロい雰囲気も控えめで、全体的に初々しくかわいい感じ。中野も愛されるのは初めてだから、お互い初恋のようなものだからかな?町田にはぜひ「男子迷路」のドラ(by亜仁谷ユイジ)みたいな攻めになってほしいな~。

1

恋せよオトメン

まるっと、表題作でした。
『星の数ほど』を読んでから拝読いたしました。

前作で中野先輩への恋心を自覚した町田。
中野が町田の殻を破って、ヒヨコになった町田は最初に見た中野に恋をした。
刷り込みのような恋が、いつしか本当の恋へ…そして愛へと変わっていく。
そんな町田の初恋を信じられない中野は、自身がはじめての恋を失った過去を持っている。

何かを捨てさせるような同性同士の恋愛を恐れているようで、本当は何も捨ててくれないことを恐れている中野。
そんな中野を諦めず、一歩踏み込んできた町田一生の愛を誓うところが良かったです。

途中、町田の母が息子が帰ってこない事で寂しそうにしている様子があったので、母親にはキッチリ中野の事を話して欲しかったなぁ…。
個人的にそこだけ、とても残念でした。

0

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