絡まる恋の空回り

karamaru koi no karamawari

絡まる恋の空回り
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神14
  • 萌×218
  • 萌11
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
9
得点
175
評価数
43件
平均
4.1 / 5
神率
32.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403523502

あらすじ

予備校講師の柏瀬の部屋に、突然、上階から半裸の男が降ってきた。同性との痴情のもつれで部屋に戻れないというその男、柴崎を助ける羽目になった柏瀬。以来、なりゆきでご近所付き合いが始まった。友人を作るのが苦手な柏瀬だが、柴崎のそばは心地いい。だからなぜかやたらと親切にされる。柴崎にとって自分は恋愛対象なのかもしれないと考えて、少し浮かれた気分を味わう柏瀬だが……? 大人同士のご近所ラブ♡

表題作絡まる恋の空回り

柴崎恵史,上の階に住む高校の熱血国語科教師,27才
柏瀬惇,下の階に住む童顔過ぎる予備校講師,28才

その他の収録作品

  • 二度目の恋の空回り
  • あとがき

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レビュー投稿数9

意外な誤解

予備校講師の柏瀬と、マンションの上の階に住む柴崎の互いに大きな誤解をしたまま進んでいくラブストーリー。
出会いは唐突で、上の部屋に住む柴崎が柏瀬の部屋に痴話喧嘩を逃れほぼ裸で逃げ込んで来ます。

そこから交流が始まっていくのですが…出会いがインパクトがあったので、最初は柴崎のキャラクターがよくわからないというのが正直な感想。
普通、他人のベランダに勝手に入ってきて、申し訳なさそうにするでもなく1時間ほど家に入れてって言うかしら。
図々しい人だなあ…^^;と思ったのですが、実は面倒見がよくて大人な人間です。

柏瀬も、必要以上の感情は他人に見せない一人が好きな人間で、最初は冷たいのかと思いましたが、面倒臭がりなだけという、こういう地味なキャラクターは好みでした。

ご近所ということでその後、おすそ分けをしてくれたり、頻繁にやってくる柴崎に対し、ゲイであることをカミングアウトされたこともあって、もしかして自分に気があるのかと疑う柏瀬。でも何故か嫌ではない…。

この二人、実は互いに大きな誤解をしているのですが、それがとてもおもしろかった。
最初は地味に淡々とすすんで続きいくお話に、何か起こるのかな?と、ちょっと物足りなさを感じていたのですが、誤解のとけた後は、そのはもう一度そのオチを知った上でもう一度読み返したくなるお話でした。

後半は付き合い初めた二人のその後、柏瀬が柴崎の仕事のごたごたに巻き込まれるお話です。
ストーリーとしては起承転結があって面白いのだけど、前半がインパクトのあったお話だったので、後半はどちらかというとお仕事メインのお話になっていて個人的にはもっと恋愛のお話のほうが好みでした。

短いお話が二本なので、さらさらと楽しく読みたい方にオススメです。

3

こにしそる

ココナッツさま

こんにちわ^^コメントありがとうございます。

柴崎ってチャラいのか図々しいのか面倒見がいいのか大人なのか、私の中ではちょっとわかりかねました^^;
仕事中の彼とプライベートな彼って見せる顔がけっこう違いますね。

短いお話だと思ったら、雑誌掲載だったのですね。
私はオチを知らずに読んだので、前半のオチが結構面白くて楽しめたのですが、短くてキャラがすっと入ってこないまま終わってしまった感じもしたので1話がもう少し長いお話だったらもっとよかったのになぁ~と思いました。

ココナッツ

こにしそるさま

こんにちは、こにしそるさま(*^^*)
柴崎ですが、彼はわたしの『カッコイイと思う攻め』にかすっておりまして(苦笑)けっこう好きです。
こういうチャラっぽい攻め…他にもいないでしょうかねえ(^^;;

再読して

新刊で発売された時に購入してて、ざっと読んで置いたままだったのを今頃再読。
最近、どちらかが過去・トラウマ持ちとかばかり読んでいたので、なんだか安心してほっこり読めました。
最近欲している隣人ワイルド系おっさんではないけど、同じマンションのちょうど真上の部屋と下のご近所さん。
隣じゃないし、おっさんでもないし、むしろ格好良い系なんだけど。
痴話のもつれでパンツ一枚で上の階から柴崎が降ってくるというのが出会い。
面白い設定だなぁと購入を決めたのもこれでした。
お互いが深く素性を知らずに親しくなっていて、柴崎が柏瀬を高校生ぐらいと勘違いしていて、それがわかるシーンなんかは柴崎が可愛かったw
柏瀬の外見がすごく童顔でも中身はきちんとしっかりした大人なのも、読んでいて安心できる部分だったかもしれません。
改めて読んで良かったです。
なんかこういう風に安心して読める本っていうのもいいですね。
斑目ヒロさんの挿絵も好きでした。

2

淡々としているけれども頑固な青年が主人公なので・・・

「運命かもしれない恋」がとても良かったので、作者さんの他の作品も読んでみたくなり選んだのがこの本でした。
このところ同級生物を読む機会が多かったので、同級生物ではない今作は新鮮ではあったのですが、私は根本的には同級生物が好きなのだなぁ・・・と再確認する結果に。
でも、読みやすくて、読みながら続きも気になる内容になっていて、一気に読んでしまう面白さはありました。
主人公の柏瀬の性格ゆえにこういう淡々としたあっさりな展開になるのも納得で、読後感も悪くないです。

「絡まる恋の空回り」は短い物語なのですが、物足りない部分は「二度目の恋の空回り」で十分満たされるようになっていましたし、このカップルにとって、今度こそ互いに本気になれる相手と出会えたんだなぁ~という事がちゃんと確認できて良かったです。

2人がくっつく道のりもあっさりしているし、とても平凡な淡々とした日常なのだけれども、そいういうのも読んでいてほっとできて良いなぁ・・・と感じました。

ちなみに柏瀬みたいなタイプは噛めば噛むほど味が出るタイプなので、個人的には結構好きです。

1

攻めだけなら神で!

渡海さんの作品は最近読まなくなっていました。
主役の性格などが合う合わないが個人的に激しくて、合わないことが最近は多かったもので。
こちらも当初は二冊で迷って、やめた方でした。
その時は表紙に惹かれませんでしたから。(ちるちるさんのスマホ画面は表紙が拡大出来ない)
ただ、購入して手元に届いてビックリ。
イラストとても良いです!

**********************
受けの柏瀬は28歳の予備校講師。
補導されることもある童顔であり、これが一連の誤解へ発展することに。

攻めの柴崎は、柏瀬の部屋の上の階の住人。
なかなかのイケメンで、出会った時は男同士の痴話喧嘩の最中でした。
**********************

出会いはあらすじにも触れられていますが、そこだけでは買うにはいたらなかった作品。
他の方のレビューに柴崎が『柏瀬を未成年だと誤解して手を出せなかった高校教師』という説明があり、それで俄然興味を持ったわけです。
仕事熱心だけど、私生活はだらしない高校教師…良過ぎる!!!
それだけでも先に知っていたら、こちらをすぐに買っていただ続きろうなあと思います。

本編は雑誌掲載のため短いですし、その中に出会い→恋→トラブル→成就と詰め込んでいますので、かなり速足。
柏瀬視点なのですが、柏瀬が柴崎への好意を恋と自覚するのも速ければ、ノンケなのにまったく躊躇していない(多分ページの都合、だって100ページだもの)のもなんとも物足りません。
仕方ないと言えば仕方ないのですが、雑誌掲載の文庫化はこの辺りがいつも不満が残ります。

文庫書き下ろしの部分の方が長く、内容はつきあい出してから体を繋ぎ(本編ではキスどまり)、仕事関係のことでふたりがギクシャクするという流れ。
なんと言いますか朝チュンのように、行動説明の『○○した。』とか『○○を続けた。』とかでフェードアウトし章を終えるところがあまりに多く、結構度々章が変わるので、読んでいて続くと気になってしまいました。
それまでスルスル読んでいても、章が終わる時は必ずそれで微妙に冷めてしまう。
本編の駆け足さと、その辺りの書き方が気になってしまいましたが、柴崎の甘々台詞とか態度とか本当にツボで、全編書き下ろしなどで性急感がなくじっくり書かれていたら神にしたと思います。
出来れば柴崎視点も読みたかったなあ。

2

エロ少な目でも満たされましたw

正直すぎる言い方で大変恐縮ですが期待せずに読ませていただいたんです。
高校生ものよりは、成人してる設定の方がいいかなぁなんて程度で。
そしたらもう、お互いがお互いを尊重する様子が素晴らしかった!!

出会いこそトンチキですがw
それくらいの衝撃がなければ柏瀬は印象にも残らないだろうし
その後あれこれ気にして恋に発展することは無かったような気がします。
ただでさえ人見知りはするし、
予備校でも必要以上の接触はしないようにしているわけですから。
生真面目で、借りは作らない主義で、他人に簡単には心を許さないタイプ。
それが、怪しげな初対面の柴崎によって
自分の価値観までも変えられてしまうとは…!!

世話を焼かれても、押しつけがましい事も無い、
かといって逆に放っておかれっぱなしなわけでも無い。
どういう人間かなんて詳細をわかる前でも
親しくなれる人っているんでしょうね。
それこそフィーリング!!これがアメージングなわけです!!(ルーみたいですみません)

柴崎の勘違いのくだりは、いくら馬鹿な私でもわかってしまいましたが
それを差し置いても楽しかったで続きす!!

柴崎の、自分の性癖ゆえの職業に対する観念にじーん………。
『二度目の恋の空回り』ではもっと発揮されるわけですが
その中で柏瀬なりの今までにない言動にまたじーん………。
パートナーへの愛ゆえ、ってもう掛け値なしに感動!!!

ごってりな性描写はありませんでしたが(そもそもディアプラスですし)
初めてのキスの時、触れるだけのフレンチキスだというのに
指を絡ませてきたってところが妙に興奮しました!!!
経験値高い男は違うわねww

もしかしてチャラいのかな?と思った柴崎の印象が覆されて
更に押す時はタイミング間違えないっていうのが萌えました!!
硬い柏瀬が徐々にほだされるのも理解出来ましたし…。

作中に出てくる柴崎のセリフのひとつ、“諸行無常”。
これは本当にそのとおりだと思ってしまう今日この頃です。
現在幸せであろうが、そうでなかろうが、うつろいでいってしまうんですよね。
良いか悪いかはさておいて、
だからこそきっと今を大事に生きるんでしょう。

この二人は、うつろう時間の中でも常に互いを思いやり、
老いるまで共に過ごしてくれそうです。

恋人となってから、耳元にキスするタイプじゃなかった柏瀬が
柴崎にはするとかいいじゃないっスかぁぁぁぁああああ!!
特別感ハンパなかったです。
ヘタレても、だらしないとこでも、柴崎なら愛おしいと思ってしまうとかね。
愛以外のナニモノでもありませんでした!!
柴崎も、柏瀬に想われるようなイイ男で満足です!!!!!

5

萌えツボがたくさん

スラスラ読めるのに中身がスカスカという事もなく、萌えもたくさんあって、幸せな読後感の作品でした。

二人の想いが通じ合うまでに大きな障害があるわけではなく、ちょっとした空回りの末に割と早くに結ばれるのですが、その空回りが面白くてニヤニヤでした。
お仕事関係で大変な事はあっても二人の関係は安定していて、安心して読めます。
しっかり愛しあっているカップルの話が好きな方にオススメです。
ディアプラス文庫さんは、「愛の一筆書き」も最初からくっついているカップルの話でしたよね。
くっつくまでをハラハラ見守るのも良いですが、くっついた後の愛しあう二人を見守るのがすごく好きなので、こういう作品がもっと増えて欲しいです。

3

一周空回った後に…

冒頭の出会い部分がなかなか突飛な感じではじまってどんな感じで話を展開していくのかと思ったら割と純愛系でした。

童顔で真剣に人を好きになったことがない塾講師(受)と
たらしだけど恋愛は諸行無常というスタンスの高校教師(攻)の話なのですが
28歳の受けを攻めは18歳と勘違い
高校教師という職業柄手は出せずでも惹かれていって…
はぁーなるほどこういう風に空回りねーって思いました。
もちろん空回った後勘違いはとけて万事上々の終わり方でした。

2部構成になってまして出会い思い通じ合う編とその後という構成になってました。

自分的にはもちろん出会いも重要なのですがその後の二人を見守り隊なのでその後が書かれていたのが嬉しかったです。
エッチシーン少な目で物語重視の物語だったのでしっかり話を読みたい方にお勧めしたい。

4

タロんちゅ

ココナッツ様
はじめまして。
拙いレビューにコメントいただき恐縮です。

そしてココナッツ様のご指摘により今更ながら同じ著者ということに気が付きました。
正直、小説は6割くらい表紙買いしているため著者を気にしていなかったので…
(作者買いしてる方からは石を投げられそうですねwww)
でも、読んでいても気が付かないくらい「絡まる恋~」と「可愛い弟~」は方向性が違うので好みに激しく差が出てしまいました。
自身は「絡まる恋~」の方を断然押しますが、人によりけりなのでお時間があるようでしたらどちらも読んでみてください。
好きも嫌いも含めて色んな素敵なファンタジーにココナッツ様が出会えますように!

ココナッツ

タロんちゅさま

はじめまして、タロんちゅさま。
ココナッツと申します。

最近ちょうど、こちらの作品と翌月に出た『可愛い弟〜』の方と購入に迷い、結局『可愛い〜』の方を入手したのですが、タロんちゅさまのレビューを先に見ておけば良かった!と後悔いたしました。(あちらのレビューも・涙)

タイトルの意味ってそういうことだったのですね。
渡海さんの作品は個人的に当たり外れがあったもので買うのはどっちかにしようと思っておりましたが、タロんちゅさまのレビューで断然こちらが読みたくなりました。
ありがとうございました(*^^*)
…で、あちらは読むか悩み出しました(^^;;

出会いは衝撃的だが、丁寧でまっとうな恋

始まりは、ベランダにパンツ一丁の男が落ちて来た……ってところから。
どうなるんだろう?とワクワクしますが、その後は割と普通の恋のお話でした。

年齢よりかなり若く見られてしまう塾の数学講師(28歳)と
その真上の部屋に住む、国語教師(27歳)の恋物語。
国語の先生の方が、ちょっと勘違いをしていたのが原因でちょっとした行き違いが……
そんなややこしいようで、オーソドックスな恋。

数学教師柏瀬は、人付き合いが苦手でクールなタイプ。
一方の国語教師柴崎は、パンイチでの出会いを物ともしない
人なつこいタイプ。
20代後半男子二人……の、自然なやりとりや、思わぬ純情や
当たり前の欲など、楽しく気持ちよく読めました。

出会いからお互いの気持ちを確かめ合うまでが前半。
Hなし(さすがDear+だよ……;)で、じゃあ書き下ろし後半はどうなる?
とワクワクしてみたら、いきなり3ヶ月後!!
キスして起こすとか甘くて可愛いっちゃ可愛いですが、
美味しい初Hはどうしたんですか?! 
っん、もう〜!残念過ぎると思った私でございました。
はぁ!


6

この展開は面白い

タイトルが「絡まる恋の空回り」だから恋する二人が切なくすれ違うのかと思ったら
空回りの方が強調されている気がするし恋に成る感じも軽妙で淡々とした雰囲気と
コミカルに感じてしまう流れなのに思った以上に深みもあって面白いですね。

同じマンションの上下に住んでいる主役の二人、今時の近所付き合いもしない中で
ある日上の階の喧嘩しているような騒音に自宅で予備校の指導準備をしていた柏瀬は
居直り強盗にでも上の住民が遭遇したのかとベランダに出ようとしたときに
上の階から人が降って来る、それもパンツ一丁の姿。

上の階に住む柴崎はゲイで恋人と痴話げんかした挙句に興奮した恋人の元から
下の階に逃げてきて二人は出会うのです。
その出会いから既にかなりの誤解が生じていて柴崎は柏瀬を浪人中の予備校生だと勘違い
柏瀬もいつも年齢より若く見られていることから柴崎が初対面でいきなり自分を
年下扱いにしていることを知りながらも10代に間違われているとは思っていなくて
それが後々二人の間で誤解が誤解を生んで勘違いだらけになり恋人になるまで
なかなかユニークな展開に進む作品なのです。

続き
柴崎は恋人よりも仕事を取ると豪語していつも恋人に振られるが教師としては熱血タイプ
柏瀬は見た目はカワイ系の童顔の予備校講師だけど面倒臭がりで深く人と係わろうとせず
面倒な展開になればあっさり流していたり、クールに突き放したりするタイプ。
同じ年頃の年齢を扱う職業の二人なのですが、まるっきりタイプが違うのも面白い。
柴崎がした勘違いなんてこれはかなり恥ずかしいだろうなとにやりと致しますね。

2編収録されているのですが、前半は恋人になるまでで後編は恋人になった後。
後半では柴崎が担当する教え子のことで二人の関係がより深いものに変わります。
前半が出来たての甘い恋なら後半は共に過ごせるパートナーにこれからなっていく
そんな予感を感じさせる内容でした。
読み終えた後にもう1度読みたいかもと思わせるくらい個人的には楽しめた作品です。

9

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