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表題作 美しい野菜1

藤田治樹 → 前野智昭

永井太郎 → 野島裕史

その他キャラ
銭湯受付[神田みか]/ 金ちゃん[長南翔太]/ こぐま[高坂知也]/ 元カノ[小堀幸]

あらすじ

小説家くずれの太郎は、自炊ナシの不健康生活を送っていたある日、ハツラツとした八百屋・治樹と出会う。
成り行きで家呑みすることになったが、酔っぱらった太郎は無自覚にゲイの治樹を誘い、ノンケだというのに「挿れられる」セックスにいやらしく乱れてしまい――……。

年下さわやかS×地味系ど淫乱Mのだめ大人、性生活。

作品情報

作品名
美しい野菜 (1)
著者
松本ミーコハウス 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
スタジオマウス
脚本
青嶋みお
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フィフスアベニュー
シリーズ
美しい野菜
収録時間
73 分
枚数
1 枚
ふろく
メーカー通販特典:出演キャストによるトークCD
発売日
JANコード
4580166731339
4.1

(77)

(39)

萌々

(24)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
12
得点
311
評価数
77
平均
4.1 / 5
神率
50.6%

レビュー投稿数12

エロ特濃だけどエロだけじゃない一味違うSM作品

原作既読です。原作1巻分(ボーナストラック以外)が丸々CD1枚に収まっています。
一番の聴きどころはやっぱり濃厚な絡みシーン…ですが、日常描写もストーリーもしっかりしていて、エロシーンだけじゃなく全編通して聞き返したくなるCDですw
受がドMなので、SMもののカテゴリーに入りますが、今まで私が持っていたSMのイメージとはまた違うというか。エロいけどエロだけじゃないんです!
受の太郎が攻の藤田によって、性的な面だけじゃなくて気持ちの面でも解放?されていくというか…

キャストはメインお二人ももちろんですが、こぐまちゃんや金ちゃん、そして女性キャストに至るまでみなさんバッチリハマっていました!
キャストクレジットではこぐま・金ちゃんという名称が出ていますが、CD上ではこの呼び名が使われていなかったかも。
銭湯のシーンに出てきた気弱なゲイがこぐまで、藤田の幼なじみでオネエの喫茶店マスターが金ちゃんですw

メインのお二人は、数多くのBL作品に出演されているだけあって安定感あります!
絡みのシーンが濃いめで多め(お道具プレイwや目隠し手錠プレイさらには失禁シーンまであります…)の作品ですが、見事に臨場感たっぷりにw熱演されていますよー!

攻の藤田役は、前野智昭さん
日常シーンのさわやか好青年っぷりと、絡みのシーンでのさわやかなのに支配的な尽くし系Sっぷりがすばらしい!
なんといっても言葉責めが最高に色っぽい!特に印象的だったのが太郎にねだられて『淫乱』と言い放つシーン…!もう背筋がゾクッとするほどの色っぽさです。すばらしい

受の太郎役は野島裕史さん。
普段、無気力で地味で暗いのに、Hでは一転スイッチが入ったかのようにドMでド淫乱にみだれまくる太郎を見事に演じられていました!
日常シーンの無気力な感じと絡みのシーンでの艶っぽさのギャップがすごい…!
抑圧されている欲望がまさに解放されているという感じ!熱演でした~!
野島さんの絡みのシーンでの「うん」とか「ん…」とか短いセリフの色っぽさは特にもう絶品としかいえないw
そして酔っぱらったシーンの演技がとても自然でめっちゃ可愛いです…!
野島さん受が好きな方にはぜひ聞いていただきたい作品ですw

BGMはフィフスさんということで、今までの作品でも使われていた、なんだか聞き覚えのある曲が多い印象wですが、
場にそぐわない曲もなく、音量も大きすぎないので、個人的にはよいと思います。

巻末フリートークあり。
前野さん野島さんのおふたりで「ノイズでてますよ」「ぞ・く・へ・ん」など…2分14秒
メインお二人もフリートークで続編について触れられていましたがw
今作が美しい野菜「1」ということで、エンディングがこれからどうなるのーー。という感じなので、なんとしても2を出していただきたいところですw
続編を楽しみに待とうと思います!

7

待ってました。

某所の通販で購入したのですが、お取り寄せで今日届きました!
太郎さんが我が家に来たよ!!!

原作、既読です。
表紙が怖くて手が出せなかったのですが、勇気を出して購入したら大当たりだった一冊。
SMだからどうとかではなく、太郎さんみたいな眼鏡が好きなのです。
その太郎さんが野島さんですって!!
あかんて、これは買わなきゃあかんて!
と鼻息荒く購入した次第です。

エロかったです。

声は皆とても合ってました。
本当、太郎さんがエロい。かったるそうな野島さんいいですねえ。
治樹くんも、声がつくと原作よりも少しSM度が上がる気がします。
エロが多いんですが、それがメインという感じでもないので濃いエロやらSMやらを期待している方には物足りないかもしれません。

本当、声がついた太郎さんエロい。
原作がお好きな方は、聞いて損はないと思います。
太郎さんと野島さんが好きなら是非!鼻息荒く、お薦め致します。

4

早く続きを!

太郎の、普段の殻を破った爆発的なエロさは聴いてて興奮でした…
野島さんのあの色気のある声で、息乱れまくりのエロいセリフはたまらなかったです…!
攻めの治樹はとても明るく爽やか、しかし情事の言葉責めの際も爽やか〜だったので、もうちょい興奮してみせてほしかったかなぁ…でも時々出る低音言葉責めよかったです!
エッチのシチュエーションが回を増すごとにS度がエスカレートしていくので最高でした♡
続きが楽しみで仕方ない!しばらく濡れ場リピして繋ぎます。

2

新世界、広がります

原作未読。CDだけでも十二分に楽しめます。
私の歴が浅いこともありますが、今までに聴いたことがないタイプのお話でした。SMなのに、あまあま。愛で溢れていました。新しい世界が広がります。


受 太郎さん@野島裕史さん
他作品のお芝居も聴いた上で思いますが、裕史さんはどうしてこう「生きるのに疲れてる系男性」「未来に希望持ってない系男性」が似合うのでしょうか(褒め言葉)。
モノローグや普通に治樹と話している声はなかなか気だるげなため、スイッチが入ったときのえろさが他の裕史さん受け作品よりすごい気がしました。色々やってるときだけ敬語になるのがたまりません。かわいかったです。

攻 治樹@前野智昭さん
終始楽しそうでした笑
心の声がモノローグとして漏れ出ていたのも面白かったです。「かわいい」とか「えろい」とか、ところどころ聴き手の気持ちを代弁してくれている。
言葉攻めがあるので、Sっ気のある前野さんを聴きたい方にはお勧めの一品。
逆に、前野さんの攻め喘ぎ等が聴きたい方は別作品のほうが良いかもしれません。治樹が直接挿れる回ももちろんあるのですが、玩具を使っている場面も多かったので。


「エロエロ」評価に違わぬ作品でした。SMなのにあまあまってどういうこと⁉︎と思った方は是非聴いてみてください。

2

好き..がコントロール出来る気がしない..

いやぁもう健気で可愛い太郎さんに萌えまくりです

過去の恋愛で自分で犯した罪の意識から好きになる事を怖がり逃げてきた太郎さんがとうとう藤田治樹に捕まりました

藤田とセックスしたいが為にアナルを自らほぐし、万全の体制で待っていたのに、藤田にローターでいかされてしまい
(藤田と一緒にいきたかった...)と泣く太郎さんの可愛さに私が死にそうになりました

藤田も想いが届き普通のセックスで愛を交換出来る喜びを噛み締めてます

しかし、太郎さんの小説に意外な変化が現れます
今までの悪と善二面性が近づき同化してしまう様な作品になってきました
それを編集に指摘され、未知の経験を受け入れられずスランプに陥ります
でも、藤田に自分のこれまでの人生、元彼女にしてしまった罪と贖罪の気持ちを語り、何かが吹っ切れて、そして今の自分で書いてみようと執筆を再開します
そして、出来上がった本を太郎さんが以前恋心を寄せていた
男の先輩に(太郎を文の世界に引っ張った人で編集者)
読まれて感想が『安易な自己肯定が没個性になり面白味が無くなった』とこき下ろされました

呆然とする太郎さんに『お前、俺のこと好きだっただろ?』
と追い詰める先輩
そんな先輩に太郎さんは強請りにあってると思います
っとここで2巻終了でした

松本さんの作品は台詞やモノローグに哲学があるようにとても深い作品です
ただ、甘いだけでなく、悩まされたり、考えさせられたりします
これが松本さんの作品の真骨頂では無いかな?と思います

ここからどう展開していくのか非常に楽しみです

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