奪われないように、壊しちゃおうか──

すがりつきたい温もり

sugaritsukitai nukumori

すがりつきたい温もり
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×25
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
3
得点
60
評価数
20件
平均
3.3 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784829625712

あらすじ

愛されることを知らずに育ち、愛されたいのにセックスでしかそれを実感できない鈴鹿。ストーカーに遭ったことをきっかけに、弁護士を目指す工藤と付き合い始める。優しい愛撫、温かな食事──今度こそ幸せを手に入れたと思った。なのに、次第に自分がちゃんと愛されているのか不安が募る。工藤の愛を、垣間見える執着をもっと感じたくて、彼を試さずにはいられなくて……。

表題作すがりつきたい温もり

工藤, 法科大学院生 弁護士志望 25歳
鈴鹿, バーラウンジのバイト店員 19歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

病んでました…。

幼い頃母親に愛されることのなかった鈴鹿は
男と体を繋げている時しか愛を感じられないという
セックス依存症です。
母の遠縁である松岡弁護士に世話になり続け
泥酔して弁護士事務所で目を覚ました鈴鹿は
そこで弁護士見習いをしている法科大学院に通う工藤と出会い
自分に入れ込んでいるストーカーの大井から守ってくれるよう
工藤と同居を始めるのですが……。

…すみません、そういう設定なんだろうと知りつつ読んだのですが
私には鈴鹿の気持ちがわからなかった……。
大事にしてくれる存在(工藤)が出来たというのに
浮気するってなんだろうなーと…。
愛を確かめる術が無いにしても
好きな人に嫌な思いをさせる事で愛を感じられるのは
病んでるからと言われればそれまでかもしれないのですが
うーん……となってしまって。
あと、保護者代わりにいつも世話してくれている松岡弁護士にも
誘いかけるってなんで…??
もし、松岡弁護士が誰より好きなんだったら
そういうのもアリかもしれないんですけども…。
それこそ依存症で工藤と三日も連絡が取れなくなって
寂しかったからにしても、そんなん続きだったら知らない男との方がまだ…と
私は思ってしまったのです。
でもたぶん、工藤の嫉妬をまた煽って激しく抱いてもらうには
知らない男ではもう意味が無いからだったのでしょう。
松岡を鈴鹿の父親代わりのように思っている工藤の劣情を
どこまで暴けるかという鈴鹿の気持ち、やっぱりわかんないな…。

鈴鹿が工藤の事が最初から好みだし優しくされて好きになったのは
それはそうかもしれないけど
工藤が鈴鹿を好きになった理由がいまいち…。
いくら「お母さん、ごめんなさい」って寝言で泣いてた鈴鹿を
助けたいと思っても
それって恋になるのか…とか私が余計な事を考えてしまって
なかなか萌えにたどり着けなかったのです。すみません。

そうは言いながら矛盾しているかもしれませんが
鈴鹿を自分だけのものにしたくて
真面目で几帳面で勉強熱心な工藤が
緻密な策で鈴鹿を絡め取っていく様子が明かされた後半は
ちょっとグッときました。

病んでる系をお探しの方は是非ご一読なさってはいかがでしょうか。

2

ヤンデレ好きさんにお勧めしたい一冊

バーバラ片桐先生。いつも凄いタイトルのものをお見かけするので、普通?なタイトルが逆に気になって初めて手にしました。

受けの鈴鹿はとにかく愛情に飢えています。
愛されたいあまりにビッチ化してしまっている病み系の受けです。
さて、それを包容攻めとか大人な攻めが受け止めるのかなー、と悠長に構えていたら出てきたのが攻めの工藤。
弁護士を目指す真面目でなんでもこなす青年なのですが・・・。
こいつの独占欲が半端じゃない。 
受けが病んでると思ったら攻めも病んでた。

だから二人の行動がとにかく極端です。
モブとか、愛無しのそういうシーンもたくさん出てくるので苦手な方は注意です。
読んでる間は不安でした。病んでる×病んでるとか、上手くいくの?みたいな。
しかし、読み終えるとかまい倒したい独占欲の化身、工藤と、かまい倒されたい愛情不足、鈴鹿のカップルはちょうどいい、って感じです。もうお互いを満足させられるのはお互いしかいない、というか。

病んでる状態を脱却したり、執着心を減らしたり、二人が正常になるような救いはまったく無いお話です。しかし、二人の世界というか、このお互い続きじゃないと、という愛が最終的にあふれている作品です。決して明るくはないけれど、病み系好きな方にはたまらないんじゃないでしょうか?

0

不幸なビッチ受けとヤンデレ攻め

痛い系だけど個人的な萌えツボの作品で思わず神評価しています。
トラウマ持ちでビッチな淫乱不幸受けの 鈴鹿と弁護士志望の院生工藤との執着ラブ。
鈴鹿は誰にも愛情を注がれずに育ち幼い時から自身でも気がつかないくらい精神的に
病んでいるみたいで可哀想なのです。

子供を守り愛してくれるはずの母親に愛されずいつも淋しさと孤独の中にいて
幼いなりに誰かの特別になりたくて毎回付き合う男が変わる母親の恋人と15で
関係を持って、それが母親との間に決定的な決別になってしまった過去があり
未成年なのに母親に捨てられ男を渡り歩いて生きてきてその頃には既にセック依存。

運良く弁護士をしている遠縁に身元保証人になってもらいバイトをしながら暮らしても
いつも心と体が淋しくて常に愛されることを渇望している切ないくらいの不幸受け。
誰かに望まれ愛されたいけれど愛し方を知らないから攻めの工藤との関係も
悲しいくらいある意味子供が愛情の駆け引きをするのに似ている行動をして
互いに本当の思いが伝わらずすれ違い続ける。

愛情を確かめるために別の男に抱かれる、嫉妬されることで手酷くされるこ続きとで安心する
幸せを知らない悲しさを感じます。
でも工藤との出会いが鈴鹿の運命を変えることになるのですが、
真面目で好青年な弁護士の卵が実は鈴鹿のトラウマよりも案外たちが悪く一歩違えば
黒く歪む執着心の塊だったりするから面白い。

割れ鍋に綴じ蓋な溺愛カップルに結果なるのですが、そこまで行くにはかなり
デンシャラスな流れでしたね。
ウサギは淋しいと死んじゃうけど構いすぎても病気になる。
果たしてこの二人の幸せは永遠に続くのか、病的な愛されたがりと愛したがりですから
きっと驚くほど幸せになるのかもとヤンデレ気味な想像で楽しませていただきました。

10

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