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偽りの花嫁~孤王の褥に蝶は舞う~

itsuwari no hanayome koouno shitone ni chou wa mau

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表題作偽りの花嫁~孤王の褥に蝶は舞う~

凱真,独裁的な昂国の王
遙華,舞踊団の舞姫

あらすじ

性別を偽り、舞踊団で舞姫として生きる遥華。
ある日、暴君と名高い昴国の王・凱真に伽を命じられてしまう。
閨で男と知られ死を覚悟したが、凱真は性別を気にせず遥華を抱いた。
以降、愛人として王宮に留まることになるが…。

作品情報

作品名
偽りの花嫁~孤王の褥に蝶は舞う~
著者
絢谷りつこ 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796405744
3

(4)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
11
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

9割がた女の子…

中華風ファンタジー。
表紙からもあらすじからもわかるように、遥華(受)はほぼ女の子です。
一応、性別を偽るようになった理由などはあるんですが、隠れた男らしさとかがあまり感じられない…ので、ちょっと好みがわかれてしまいそう。
でもまあ、中華風女装ものと思えば大丈夫(?)

遥華は旅の踊り子さん。
季節に合わせて幻蝶の仲間たちと旅をしながら、踊って生活しています。
凱真(攻)は昴国の悪名高い王様で、傲慢、冷徹。
とにかく出会いがね、よろしくないw
踊りに興味もないくせにとりあえず踊らせたうえで伽を命じるとか…凱真とんだ色ボケだな…と思うんですが(実際このときは夜のお相手を探してただけ)
時間稼ぎのための剣舞が、今後の遥華の運命を少し変えてしまいました。

凱真は表向き傲慢、だけど素顔の裏はもっと繊細で。
よくある王位継承権がらみのいざこざで、そうならざるをえなかった人なのです。
それは遥華と出会うずっと前からのもので、王位についた今もずっと危険に晒されてる。
このお話は大ざっぱに言えば、過去の因縁を断ち切るために頑張っている凱真を遥華が助ける、というもの。
遥華がただ踊ることしかできないか弱い女の子ではないというのが良かった。

遥華はか弱いというわけじゃないんだけど、話し方も物腰も思考も終始女の子なので、やっぱり好みはわかれると思う。
私はここまで女の子っぽいのはあまり好きではない…んですが、評価は萌×2。
それは絢谷先生の綴られる言葉が好きということ、この世界観がわりとすんなり頭に入ってきたこと、あとは物語のおさまりが良かったこと、でしょうか。
キャラクター萌えはあまりなかった…すみません。

女の子っぽい受けが好きなかたにオススメします。

1

綺麗で・・・

表紙絵からして受け様は女の子にしか見えないし
作品中も女の子として読めます(;^ω^)

男として生きていくことを捨てて女として踊り子として生きていたのですが
実は武術も達者な受け様だったんですね!
踊りを華やかに踊れるが性格はどちらかと言うと前には出ずに大人しい感じ!?
攻め様は自分の周りの物を傷つけることを恐れて
傲慢な態度をとって周りを寄せ付けないようにしています
その事に受け様気がついて好きになっていっきます・・・・

文章も画も綺麗に描かれていてスッキリした感じでした
もう少しかこわれている感じが欲しかったかなwww

1

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