自家恋愛中毒

jikarenaichuudoku

自家恋爱中毒

自家恋愛中毒
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神14
  • 萌×220
  • 萌15
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
16
得点
196
評価数
51件
平均
3.9 / 5
神率
27.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
芳文社
シリーズ
花音コミックス(コミック・芳文社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784832288959

あらすじ

精悍な容姿と明るい性格で、
有名ホストクラブでトップに君臨していた坂本秀臣は、
騙され多額の借金を背負ってしまった。

返済のために頼ったのは、
7年間一度も帰らない実家。

そこには血の繋がらない同い年の兄弟・由希哉しかいなかった。
デイトレーダーとして巨額を稼ぐ由希哉が、
借金の肩代わりをする条件は「同居」。

だが、秀臣が家を飛び出すキッカケとなったのは、
不器用で綺麗な由希哉に劣情を抱き襲ってしまったからで…!?

元人気ホスト×美形デイトレーダーの
ラブたっぷりドラマチックストーリー★
描き下ろし有り

表題作自家恋愛中毒

坂本秀臣 由希哉と7年ぶりに再会 
坂本由希哉 秀臣と血のつながりのない兄

その他の収録作品

  • 恋愛中毒は治らない

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レビュー投稿数16

恋愛だけではないお話

モンデンアキコさんの絵がすごい好き。
もしかしたら1番好きかも。
綺麗なのに汗臭いような(嫌な汗臭さじゃなく)、
物凄くエロいのに綺麗で下品さがない所とか。
色んな方が書かれているように、オヤジ系を書かせたら1番でしょうっての、よく解る。
私もそう思います。
絵もさる事ながら、私はお話も好きなものが多いです。
今回は他の2冊と違い、1冊まるごと表題作。
しっかりお話が書かれてて、大満足の1冊でした。
多分作者さん目当てじゃなくても楽しめると思います。

しつこいですけど、とにかく絵が綺麗!
正直読む前は、
「妖艶な人がいて…それに狂っていくようなお話かなぁ」
と勝手に思ってたので、
あまり期待してなかったんですよね。
読んだら全然違いました。
血が繋がらない兄弟のお話でした。
兄弟のお話ってよくありますが、
よくある背徳感が〜とか、
いつも俺は夢の中でお前を〜みたいな、
ちょっと暗めなのが多いイメージ。
でもこの作品は全然違います。
なんというかもっと「情」の繋がりの暖かさといいますか、
そっちの方が強い印象。
なので話が変にドロドロし続きてないし、
心情ももっと身近だし、好感が持てました。
後、私が最初に妖艶な人かと思った由希哉は、
むちゃむちゃいい子でした。
よくありそうな「僕、弟くん☆」みたいなタイプじゃなくて、いい子って…
逆に私はそれがすごい良かったです。
最後由希哉が報われて本当に良かった。

後は脇役達もいいんですよね。
ラーメン屋のおっちゃん最高です。
秀臣とおっちゃんの電車のシーンは泣きました。
あったかいよ、おっちゃん…。
読んでるこっちが癒されます。
蒔野もいい。
2人の障害になんのか、でも見守ってんのかの存在。
最後おっちゃんのラーメン食べてる所…せつないなぁ。
幸せになって欲しい。

後、時々笑えるツッコミ所も良かったですねー。
1話目の由希哉が寝てる秀臣を見て
「どうしてこうなった」の所とか、
2話目の秀臣の「という訳でもなく」の所、
笑いました(笑)
絵が綺麗なまんまなのに、流れと台詞に笑える感じ。
こういうの好きです。

話も好き、絵も好き、ちょっとした笑いも好き。
私には結構どストライクな作品でした。
やっぱ、モンデンアキコさんはいいなぁ〜。

1

絵が綺麗なんですよね

前提としてモンデン先生の絵が好きなんですね。
線が綺麗でコマも見やすくて安心して読めます。
ではBL的に激しく萌えるかと言うとそうでもない。
絵が綺麗すぎるとドロっと感が薄れちゃうのかなぁ。
適度にエロいことをしているのにエロく見えない……
でも元ホストの攻めがウリをやってたりという設定は好き。ラーメン屋のおっちゃんが激オトコマエ!おっちゃんが無駄にかっこいいです!
モンデン先生はおっちゃん描かせると最高ですね!

ストーリーは淡々と進む感じなんですがラストあたりの駅のシーンは結構いい感じでした。

血のつながりのない兄弟ネタなので近親相姦が地雷でも大丈夫でした。

0

期待しすぎたのかな

血のつながってない兄弟、デイトレーダー、元ホスト、身に覚えのない借金、中性的な男の子・・・
こういったディテールはBLでよく使われるものだけど、モンデンさんだと青年漫画臭さが強く、な~んかふわっとして奥行きがないというか。
ビッグコミックスピリッツに連載されてる異色の同性愛ものを読んだ気分。
「もんでんあきこ」とは違う感じを出してもらいたかったなんて言ったら贅沢かな。
そつがなく、きれいにまとまっていて優等生な印象。絵も綺麗だからなあ。

1

彼の愛する人

純粋にモンデンさん(もんでんさん)の描かれる雰囲気が好きでして、ですので過去のBL作品も十分楽しんで読了しております。抜群の安定感がある絵柄はどのページを開いてもホッとしますね。
ただ今作はモンデン先生ご自身も仰っているように「(先生史上)最高の美形受け」を目指しておられたからか、どうしてもどうしても綺麗なわけです。いやもちろん綺麗なところをを望まれておられるのだから、綺麗で当たり前なのですが綺麗だからこそルネッサンス期の彫刻に見えてしまったのです……巻き毛も理由かな……。
由希哉の美しさと、秀臣のストレートな格好よさに彩られるベッドシーンには眼福でしたが、美しすぎて紙面に気圧された感が否めず私はどうしても萌え!! に至りませんでした。難しい塩梅なのだと思います。

お話の内容はすごく好きです。
自家恋愛ということはつまり、彼らのなかで完結しているからかな? と推察したのですがどうなのでしょう。
それぞれがそれぞれなりに幼少期に抱えたコンプレックスや引け目というものを、大人になったいまだに引きずりそこを突く、というシチュエーションがすごく好きなのです。
またふたりの子供の続き頃のやり取りに悲しさもありますが癒されもしました。子供のときだから伝えられること、願うことができるもの、子供だから傷つき、子供だから折り合えたわけですものね。

由希哉がラストで、貰い子としてやってきた頃の秀臣とのやり取りを口にする、あの感情がふたりを繋ぐすべてなのだと感じます。どこへも行けず誰へも逃げられない当時の由希哉を求めてくれた秀臣こそ、由希哉が守りたかったものなんですよね。
そう知ったあとでもう一度読み返すと、ああだから由希哉は今なお一人で坂本の家を守って義理の父の言葉を守って秀臣を7年も待っていたんだと納得できます。だから執着して、だから孤独も耐えていたのか、と。
そういうわけですから秀臣はこれからプラプラしないでちゃぁんと愛してあげてほしいな。ふたりで営むカフェもとい愛の巣を守るのは、今度は秀臣の役目だと思うのです。

あとはなにより脇キャラたちの魅力でしょう!
ラーメン屋のおいちゃんはナニモノですか!(笑) 昔取った杵柄と言っていましたから、そのスジの方かはたまたマルボウさんか……想像が膨らみますね。もしかするともんでん作品での登場キャラクタかもしれません。いいおじちゃんすぎて、この二人を幼い頃から見守っていてくれたのだと思うだけでじんわりクるものがあります。
微に入り細を穿つというか、やはりそこは長く漫画を描いておいでの作家さんならではだなと感じました。

おならをしちゃだめだからって、今もちゃんと守る由希哉の愛しさよ!

1

ツンデレ兄

遅ればせながら、表紙の妖艶な由希哉に引かれて手に取りました。
モンデン先生、初読みです。

兄弟ものです。実の兄弟ではないですが、遠縁にあたり血の繋がり無くはないです。兄弟ものと言うと、ドロドロ・執着・背徳感がテーマな作品も多いですが、この作品はガチ兄弟ではないですし、なんだかんだ言って両思いなのでそういう要素は低いです。
由希哉が自分はもらわれてきた子だという負い目を強く感じていたり、お互いに不器用ですれ違いが多かったりとお話全体はわりとシリアスな感じですが、思いが通じ合ってからの二人は甘いです。
なんと言っても、デレたときの由希哉が異常に可愛い。もともとクールで女王様っぽく見えるだけで、本当は世間知らずでとっても無垢。秀臣に命令(お願い?)されると、従順にしたがって自慰までさせられるしまつ。クールビューティーのデレほどおいしいものはないですね!

1

残念ながら…(^_^;)

皆さんの評価がかなり良いので、恐縮ですか、個人的にややハズレ…(´.`;)
久々のもんでんBLだったので、ちょっと表紙絵に危惧を覚えつつも購入したのですが。

 作者曰く、”彼女史上最高美形の受け”を狙って描いたという事ですけど、
由希哉が変に華奢で・・・。 冒頭、実家で弟を迎えた辺りはまだよかったのに、
以降、体格もどんどん少年化?し、顔を小さく眼を丸く、首を細く描き過ぎたのか
年齢感が消えて終盤(と表紙絵)では、高校生に戻ってしまってますよね;;

 初心だろうけど、7年待っていた強さがあり、けしてカマっぽいキャラではないのに、時々表情も女の子みたいで、特にせっかくのHシーンで色っぽさを感じなかった;;
あれだけ肉体を描くのが上手いもんでんさんなのに、すごく残念。

 無理にBL絵柄を狙って逆に失敗してる気がするのは私だけでしょうか・・・? (T_T)
『1円の男』『リミッター』は良かったし、女性誌の『アイスエイジ』とか、近年の男性誌で描いてたハンサムキャラの感じで充分イケたと思いますけどね~。
一番色っぽいと感じたのは口絵カラーでした。これは最初の内に描続きいたんじゃないかな?

 話も悪くないけど単純で、過去も現在も、二人の葛藤がそう大きく感じられなくて、
1冊使った割にHも日常萌えポイントも少なかった。
最近、ビッグコミックの『雪人』にも大ハマりしていただけに、期待外れでした。

 非BLなこちらは、皆さんのコメントにある屋台のおっちゃんも、雪人が歩く新宿の片隅にいた?と聞きたいくらい(笑) おじさん好き作者の描く素敵キャラがいます。(爆)

1

光る脇キャラ…!

血のつながらない(厳密には遠縁の親戚の)同い年の兄弟、元ナンバーワンホスト弟×デイトレーダー兄で7年ぶりの再会もの。
一緒におねんねしていたいたいけな少年時代のエピソードを交えつつ、離れ離れになるきっかけになった若気の至りなできごと、父の死、そして再会してからの気持ちの行き違い…
遠回りして結ばれる二人のお話です。

この作品、なんといっても脇キャラがイイ味出してる!
マキ子ちゃんこと女装のなんでも屋(情報屋?)の蒔野と…
なんといってもラーメン屋のおっちゃん!!むしろおっちゃんが影の主役かと思ったw
『昔取った杵柄』がとっても気になるところw

1

おっちゃんに萌え♪

モンデンアキコ先生は、ず~っと気になっていた作家さん。
これが初読みです♪
画力の高さにまず、おお~っ!となりますし。
話が進むにつれ、キャラクター達に引き込まれる。
これはスゴいぞ?!
と、満足する一冊でした。

親を亡くして引き取られてきた遠い親戚の美しい少年、由希哉と。
親の不仲に悩む、元気で明るい少年、秀臣。
高校時代に秀臣はある事で勘当されたため、疎遠だった二人。
借金を返済するために、秀臣は7年ぶりに帰ってきます。

二人の関係は、出会った日の会話やその後の出来事で、濃く深く繋がっている。
再会してからの様々な出来事で、少しづつ、二人の絆が明かされていきます。
なかなか面白い、引き込まれるお話で。

しかし私個人的には主人公達よりも、ラーメン屋のおっちゃん!!
すっかりハートを持ってかれる程、激萌えしました♪
秀臣に協力した時のおっちゃん、カッコ良すぎですね!
そのカッコ良さは、ぜひ読んでみて感じて欲しいです。
そして、秀臣の母ちゃんもお気に入りキャラ。
モンデン先生は、キャラの魅力を描くのが上手いなぁ~。

萌えとまりにしたの続きは、秀臣の7年間の苦悩がよくわからずで。
あとは、由希哉のツン時期がちと短かった事。
それくらいの理由です。
最後の二人のエロシーンとか、後日談の働く二人とエロシーンもすごく楽しいのでオススメです♪

0

回り道

モンデンさんの描かれる男キャラが好きです。
それだけで満足だったりするわけですが(●´艸`)グフフ
その男たちが絡んでたらなおさらおいしいと思うわけでww

というわけで、お話は幼馴染から~の再会ものですね。
ある意味執着といえなくもないのかどうなのか。

表情が乏しい受が、攻が帰ってくると聞いてウキウキしてたとか
笑ってたとか。他人から聞くという設定がまたちょっとしたことですが
好きでした。あーいうのキュンとしてしまう。
普段は表情を見せないのだけれど、ちっちゃな変化がかわいいとか
おいしいか思うの(嬉´Д`嬉)
あのときもう少し素直になってたら、違った道もあったのではないのか
遠回りしたからこそ。ベタな展開といえばそうなのですが
ヘタレわんこが更生して受のところに戻ってきたと思えば萌えが増すますな。

ただちょっと残念だったのは巻末。
確かに美麗で寡黙な恋人が閨だけではみだらに~というのは燃えるのだけれど
せっかくヘタレわんこが従順わんこに・・・な展開なのに
攻がオラオラしちゃうとか・・・なんか猛烈ガッカリ
受が求めるままにオラオラというの続きが見えればまた別なのだけれど・・・

とはいえ、懲りずBL作品の次回を期待しますw

1

タイトル負け

自家中毒…自らの生成した有毒な物質によって引き起こされる中毒症状のことです。
幼い頃からいつも傍らにいる相手に芽生えた恋情に毒されるふたりということでしょうか。

理不尽な借金を背負わせられた元人気ホスト:秀臣が7年ぶりに家に戻ると、そこには血の繋がらない兄:由希哉がいました。
幼い頃、両親を亡くして遠縁にあたる秀臣の家に引きとられたものの『役に立つ』以外に自分の存在価値を見いだせない由希哉。
明るく人懐こい性格の影で喧嘩の絶えない両親の間で自分の存在の軽さを不安がる秀臣。
そんなふたりが孤独ををわかちあい、惹かれていく子ども時代がいじらしいです。

そして秀臣が家を出てしまった後、由希哉は義父をひとりで看取り家を守りながら秀臣を待ち続けていたのです。

過去エピを丁寧に綴っているので、ふたりがどうやって互いへの想いを募らせてきたのかが手にとるようにわかります。
そのかわり再会してからは特に大きな展開もないので好きになってからの切な~い!嬉し~!と、主人公たちと一緒にきゅん!とする盛り上がり部分は少ないかも?
あ、でも秀臣か借金を返しに行く間、外でずっと待ってい続きた由希哉が、戻ってきた秀臣に抱きしめられた体格差にはきゅん、としました(笑)

巻末に収録されているふたりのその後の焦らし&自慰プレイは大好きです!!
クールビューティな由希哉がエロエロに乱れる姿を自分だけが知っている♪という優越感で、あれこれ苛めたくなる気持ちはわかります。

存在感ある脇役ふたりもでしゃばりすぎず印象深くて良かったです。
ラーメン屋のおっちゃんに潜むハードそうな過去が知りたい~。

絵の巧さは勿論、話の組み立てが上手いので読みやすいんですが、私には萌えとしては…ふむ。という感じでした。
何でだろう…骨格も綺麗で肉の描き方も好みなのになぁ。
瞳がビー玉みたいで怖かったから?
それとも由希哉の髪型が好きになれなかったから?

体に対して毒性を持つ物質が許容量を超えて体内に取り込まれることにより、生体の正常な機能が阻害されることを中毒っていうらしいのですが、相手の存在がだんだん自分の許容量を超えて正常な判断ができなくなるのって、まさに恋愛ですよね。
ただ毒性=恋情というには今作は少しパンチが足りず、弱めかもしれません。

敢えて『自家』という言葉に触れると、このお話は居場所としての『家』が重要な役割を担っていたと思います。
普通、幼い子にとって居場所は与えられるものなんですよね。
大人になった彼らが居場所を作るべく家を出たのは、護られる存在から護るべき存在を見つけたという成長の意味を持つんだと思います。

4

モンデンアキコ史上最高の美形受け登場

作者あとがきによれば、自己史上最高の美形受けにチャレンジした作品とか。
受けの由希哉は表紙右。たしかに、万人に支持されそうな納得のウツクシさ。正統派美人受けです。
色素の薄そうな巻き毛や、表紙絵で着ているモヘアっぽいセーター、本編でのスヌード着用姿など、華奢で柔らかい雰囲気が強調されているところに、モンデンさんの美意識が覗いている気がします。

もっとも、由希哉の美貌に周囲がブンブン振り回される…的な展開は一切なく、彼のクールビューティーっぷりが話題になるのは、ラストの描き下ろしの部分だけ。
受けの美貌が嵐を呼ぶ話じゃないとしたら、じゃあどんな話なのかというと・・・
うーん、実はそこが個人的にちょっとモヤッとしてるとこでして。
この作品、絵も構成もとても端正で完成度が高いのですが、ここが芯!と言える部分が掴みにくいんですよね。
母を失って孤児になった由希哉を引き取り、我が子同様に育ててくれた秀臣の父親に対して、由希哉は強い恩義を感じていて、その父の遺言「秀臣を頼む」という一言が由希哉を縛っている…ここがこの作品における恋の障壁だと思うのですが、一体いつの間に由希哉は父の続き遺言の重石から解放されたんでしょうか?
恋の成就に関してカードを握ってるのは由希哉だったはずなのに、気が付けば秀臣主導で大団円という、展開の微妙な歪みが、個人的にはどうも気になってしまいました。

トラブルは次々に起きるものの、どれもあっさりと解決。
トラブルメーカーな役割のはずのヤクザも当て馬も攻めの母親も、話をこじらせない、とても物分かりよい面々。
巨額の借金を抱えた秀臣が金を借りに由希哉の前に現れるというオープニングから、ジェットコースター的な波乱展開を予想していたのですが、これも由希哉がすでに蓄えていた1億円でさっくり解決し、ジェットコースターならぬメリーゴーランド的な起伏の少ない展開に。ちょっと拍子抜けでした。
もっと借金取りのヤクザに追い回されて、2人で丁々発止と苦境を乗り越えていくストーリーが読みたかった…あくまでも個人的好みですが。

ただ、脇キャラに個性派が揃ってるトコは、この作品の大きな魅力のひとつじゃないでしょうか。
夜泣きラーメンのおっちゃんや、池袋(←ココが妙にリアルなんですが)の893、いかにもフツーのおばちゃんな秀臣の母親、そしてやたら童顔でキュートなのにタチ専門とのたまう当て馬クン…なかでも最高なのが、人情系のラーメン屋台のおっちゃん!
このどこまでも非ビジュアル系のおっちゃんが、この作品のかけがえのない隠し味になっている気がします。
隠し味どころか、カプのその後よりも、ラーメン屋のおっちゃんの過去のほうが気になってしまったのは私だけ?
非ビジュアル系だけに、おっちゃんメインのスピンオフは期待してませんが、また別の作品にも、屋台を引いてひょっこり現れてほしいですね。

6

なんて、可愛いの!

モンデンアキコ先生、初読みでした。
表紙に引かれて購入しました。

なんて、可愛いの!由希哉。
お話としては淡々としてて、大事件とかがあるわけじゃないんだけど、
世界に二人しか存在しないみたいな
7年間離れていたけど、お互いしか見えてなかったという二人の関係に
由希哉の可愛さが凄く良いです!

秀臣を監視すると女王様っぽい発言をした由希哉だけど、本当は世間知らずで秀臣に対して順従な由希哉。

もう、こんなに愛し合ってるなら離れていた7年間がもったいない!
そして、タイトルに納得。

描き下ろしで由希哉にどんなエロい事をさせようかと考えてる秀臣ですが……
ぜひ、乳首責めでお願いします(^∧^)

そして、カフェを開いた後の二人のお話が読みたい!
カフェ店員 由希哉が可愛い過ぎます!
その髪型とメガネはヤバい!さすが、クールビューティー!

突っ込みどころはリアルな鼻の穴ですかね(笑)

7

美しすぎるイラストの中で際立ったもの

 実子と養子。それぞれの事情を抱えて生気を失っていた2人が7年ぶりに再会して熱を取り戻していく、そんな物語でした。

 「良い子」を演じなければ居場所が得られないと思っていた養子の由希哉。大人になった今でも感情を抑える癖が抜けず、本音は隠したままです。
 由希哉ばかり可愛がる実父からの愛情を感じ取れずにグレてしまった秀臣。№1ホストの座に上り詰めますが不安定な地位は一瞬で崩れ、7年ぶりに出戻ってきます。

 互いへの嫉妬と欲望と遠慮と思いやり。絡み合う感情は複雑ですが、トーンが貼られた瞳がビー玉のようで熱が抑えられているような印象を受けました。
 個人的にはドロドロした感情をぶつけ合ったうえで愛を確かめ合うシーンをもっと強烈に抉り出してもらいたかったですが、美しすぎるイラストは2人にしか分からない感情のやりとりを際限なく妄想できる仕様なのかもしれません。

 唯一「生身」を感じたラーメン屋のおっちゃんの存在と、ふいに流れ出る涙があたたかく際立っていました。
 「かっこ悪いけど一生懸命」話が好きな身としては、デイトレーダー&ホストだった2人が歩み始めた、順調にいくとは思続きえない今後の新生活に興味津々です。

2

愛も含めて情なのです

2年ぶりのモンデン氏の新刊は1話でまるっと一冊。
深井作品の折にふれたが、非常に表紙の装丁デザインが似ている。
過去の2作品に比べ、男くささというか、「男」をかなり主張したものからはかなりソフトなものであった。

血のつながりはないとはいえ、一応家族というゆるやかな禁忌の関係を描いたのものであるのだが、ドロドロしたものや執着の激しいヤンデレの強さを感じるものではなく
そこに感じられたのはそれぞれ登場人物の描きだす 「情」 の姿であったような気がする。

作者さんが自分史上最高の美形受けを目指したというように、彼が外見を含め”性”というものを余り感じさせないのです。
ちょっぴり色っぽいシーンで魅せる色気は、女性とも男性とも違う無垢な色気?
男同士すら感じさせないそんな存在として映りました。


母親がいなくなり引き取られた先で兄弟となった由希哉と秀臣。
高校卒業直前のさる出来事で家を出奔して7年。
№1ホストとなった秀臣は三千万の身に覚えのない借金を押しつけられデイトレーディングで大金を稼いだ由希哉のいる家へ借金の申し出に7年ぶりに帰ってくる。
その申し入れ続きに、由希哉の出した条件とは・・・

秀臣もギラギラした野獣のような、世渡りしてきたとはいえ狡猾な雰囲気を身にまとってはおらず、過去に多少のわだかまりを持ちながらも、7年ぶりの再会と思えない自然さ。
ひとえに、由希哉の天然めいた柔らかい純粋無垢な雰囲気が全てを包んでしまっているのだろうか?
この由希哉のキャラがツボるとかなりいい感じに物語に浸れる。
この彼が家や家族というものに大変にこだわっているのだが、それが根っからの生真面目さからくるもの(生い立ちなども要因としてあるが)とはいえ、そ根底にある本人もきがつかない本音というものをとても自然に静かに表面立たせる。

その為に登場して絡んでくるのが、由希哉のやとう便利屋の蒔野。
兄弟二人の通いつけのラーメン屋台のおやっさん
既になくなってしまった人となっているが父親。

こうした主人公達に絡む人達の「情」が働いて、彼等を後押ししているようだ。
主人公達についてさえ、激しい「愛」というよりは愛も含んだ「情」なのではないだろうか?とさえ思えてくる。
こうした「情」を上手く働かす人物展開のストーリーに自分的に弱いというか、ほだされがちになるということにどうやら最近気が付いた。
「情」の方が心に訴えてくるのだ。

女の子のような便利屋の蒔野がタチという驚きとか
由希哉のおならエピソードの天然ぶりとか
クスっとさせる部分もあったりして
情を通じて心に訴えかけてくる、ストーリーというより人物を魅力的に動かすことのできる作家さんなのだと思える。

9

ありそうでない毒

表紙のヴィヴィッドなピンク&虚ろな目の受キャラが
怪しい色香を放つイラストとは裏腹に
話の内容は毒気ゼロ、
かなり良心的な義兄弟モノです。


騙され借金を負ったホスト・秀臣(攻) が
7年振りに実家へ帰り
デイトレーダーで血の繋がらない兄弟・ 由希哉(受)と再会。
※同い年だが誕生日は由希哉の方が早い

幼い頃から惹かれ合っていた二人だが
由希哉の自慰を秀臣が手伝ったことが父親にバレ
元々父と折り合いの悪かった秀臣はそれ以来家を出た。

再会後、何事もなかったように接してくる由希哉だが
実は7年間ずっと秀臣の帰りを待っていた。
秀臣が、由希哉の一途さに触れたり
生前の父親のことを知ることで
これまでの軽薄な生き方を変えようと決意する
成長モノでもありました。


秀臣は、ヤクザ絡みの借金を無事返済できるのか。
由希哉ばかりを可愛がっていた父親の真意とは。
…きな臭い伏線に、思わずダークな展開を想像してしまいますが、期待はことごとく裏切られw、話はひたすら健全な方向へ進んでいきます。


受の由希哉は、モンデンさん史上最高の美形受続きだとか。
確かに気合いの入ったキャラデザです。
ちょっと離れ目なところが一時期流行ったドール顔のスパモのようで、すごく幻想的な雰囲気。
これで中身がもう少し曲者だったら言うことなしだったのですが、残念ながら(?)かなりのお利口さん。
回想シーンから顔を赤らめたり、
秀臣に気があることがバレバレなので
後半のデレに意外性があまりないのが
個人的に物足りなかったです。

前半もう少しツンでいてくれたら
「布団の中でおならをしてはいけないんだろ」
のセリフの破壊力が倍増したんではないかとw
でもラブシーンで見せる恥じらいの表情や仕草は
文句なしに可愛くて萌えました!!


メインよりサブキャラのおっちゃんの方が魅力的だったり
ラストが
『ただ由希哉の眼鏡&ギャルソン姿が描きたかっただけ!?』
的な脈絡のないオチだったりするのが気になるものの
絵の美しさと絡みのエロさだけでも充分満足できたので
萌評価で☆

5

何か潜んでいそうなイラスト

ネタバレ有です。
義兄弟の秀臣と由希哉の物語
始まり方は、どこかで見たなぁと思いながら、ページをめくっていると、
秀臣の(ツルツルお肌のいたいけな少年…)で思わず、笑いかけ。
何この人。なんかおかしな雰囲気が。いや、私が敏感なだけか…
が、後の展開で、やっぱり過去にやらかしておりました。
何年経っても、所々に出てくるものなのかなぁ。

サブキャラが、結構面白くて、いろいろ想像する作品でした。
ラーメン屋のおじさんかっこいい。
屋台をしているという所もよかったです。
ドラマでは、よく使われるシチュエーションですが、きっと、色んな人が、
色んなドラマを抱えてやってくるんだろうなぁ。
おじさん経験値高そう。
そして、たびたびあらわれる、薪(蒔)野も怪しい雰囲気で、
物語を盛り上げるキャラだと思いました。

秀臣の過去の自慰シーン。
体勢的に、たぶんやりにくそうな感じがしました。
隠しきれていないのに、どうしようもなく、
ひとまず前だけちょっと見えないように、みたいな感じでなんかかわいい。
ティッシュでバレるでしょww ティッシュの描写は萌えましたがw続きw

濡れ場の秀臣は、イラストの目つきもあわせてSっぽい。エロイけど少し怖い。

落ち着いてる雰囲気もありつつ、目力が凄いシーンもあったりして、
人間の中にうごめく何かを表現していそうな独特なイラストでした。
表紙絵では、萌えないかもと思っていましたが、中のイラストは萌えました。

物語の流れは、2時間サスペンスの特番でやっていそうな感じがしました。
ひっつきかけたり離れたり、勘違いもあったりと色んなものが混ざり合っています。
サブキャラが良かったので、萌×2





5

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