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表題作自家恋愛中毒

坂本秀臣,多額の借金を背負うホスト
坂本由希哉,秀臣の義兄弟,デートレーダー

その他の収録作品

  • 恋愛中毒は治らない

あらすじ

精悍な容姿と明るい性格で、
有名ホストクラブでトップに君臨していた坂本秀臣は、
騙され多額の借金を背負ってしまった。

返済のために頼ったのは、
7年間一度も帰らない実家。

そこには血の繋がらない同い年の兄弟・由希哉しかいなかった。
デイトレーダーとして巨額を稼ぐ由希哉が、
借金の肩代わりをする条件は「同居」。

だが、秀臣が家を飛び出すキッカケとなったのは、
不器用で綺麗な由希哉に劣情を抱き襲ってしまったからで…!?

元人気ホスト×美形デイトレーダーの
ラブたっぷりドラマチックストーリー★
描き下ろし有り

作品情報

作品名
自家恋愛中毒
著者
モンデンアキコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832288959
3.8

(75)

(21)

萌々

(31)

(18)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
286
評価数
75
平均
3.8 / 5
神率
28%

レビュー投稿数17

なんて、可愛いの!

モンデンアキコ先生、初読みでした。
表紙に引かれて購入しました。

なんて、可愛いの!由希哉。
お話としては淡々としてて、大事件とかがあるわけじゃないんだけど、
世界に二人しか存在しないみたいな
7年間離れていたけど、お互いしか見えてなかったという二人の関係に
由希哉の可愛さが凄く良いです!

秀臣を監視すると女王様っぽい発言をした由希哉だけど、本当は世間知らずで秀臣に対して順従な由希哉。

もう、こんなに愛し合ってるなら離れていた7年間がもったいない!
そして、タイトルに納得。

描き下ろしで由希哉にどんなエロい事をさせようかと考えてる秀臣ですが……
ぜひ、乳首責めでお願いします(^∧^)

そして、カフェを開いた後の二人のお話が読みたい!
カフェ店員 由希哉が可愛い過ぎます!
その髪型とメガネはヤバい!さすが、クールビューティー!

突っ込みどころはリアルな鼻の穴ですかね(笑)

7

何か潜んでいそうなイラスト

ネタバレ有です。
義兄弟の秀臣と由希哉の物語
始まり方は、どこかで見たなぁと思いながら、ページをめくっていると、
秀臣の(ツルツルお肌のいたいけな少年…)で思わず、笑いかけ。
何この人。なんかおかしな雰囲気が。いや、私が敏感なだけか…
が、後の展開で、やっぱり過去にやらかしておりました。
何年経っても、所々に出てくるものなのかなぁ。

サブキャラが、結構面白くて、いろいろ想像する作品でした。
ラーメン屋のおじさんかっこいい。
屋台をしているという所もよかったです。
ドラマでは、よく使われるシチュエーションですが、きっと、色んな人が、
色んなドラマを抱えてやってくるんだろうなぁ。
おじさん経験値高そう。
そして、たびたびあらわれる、薪(蒔)野も怪しい雰囲気で、
物語を盛り上げるキャラだと思いました。

秀臣の過去の自慰シーン。
体勢的に、たぶんやりにくそうな感じがしました。
隠しきれていないのに、どうしようもなく、
ひとまず前だけちょっと見えないように、みたいな感じでなんかかわいい。
ティッシュでバレるでしょww ティッシュの描写は萌えましたがww

濡れ場の秀臣は、イラストの目つきもあわせてSっぽい。エロイけど少し怖い。

落ち着いてる雰囲気もありつつ、目力が凄いシーンもあったりして、
人間の中にうごめく何かを表現していそうな独特なイラストでした。
表紙絵では、萌えないかもと思っていましたが、中のイラストは萌えました。

物語の流れは、2時間サスペンスの特番でやっていそうな感じがしました。
ひっつきかけたり離れたり、勘違いもあったりと色んなものが混ざり合っています。
サブキャラが良かったので、萌×2





6

恋愛だけではないお話

モンデンアキコさんの絵がすごい好き。
もしかしたら1番好きかも。
綺麗なのに汗臭いような(嫌な汗臭さじゃなく)、
物凄くエロいのに綺麗で下品さがない所とか。
色んな方が書かれているように、オヤジ系を書かせたら1番でしょうっての、よく解る。
私もそう思います。
絵もさる事ながら、私はお話も好きなものが多いです。
今回は他の2冊と違い、1冊まるごと表題作。
しっかりお話が書かれてて、大満足の1冊でした。
多分作者さん目当てじゃなくても楽しめると思います。

しつこいですけど、とにかく絵が綺麗!
正直読む前は、
「妖艶な人がいて…それに狂っていくようなお話かなぁ」
と勝手に思ってたので、
あまり期待してなかったんですよね。
読んだら全然違いました。
血が繋がらない兄弟のお話でした。
兄弟のお話ってよくありますが、
よくある背徳感が〜とか、
いつも俺は夢の中でお前を〜みたいな、
ちょっと暗めなのが多いイメージ。
でもこの作品は全然違います。
なんというかもっと「情」の繋がりの暖かさといいますか、
そっちの方が強い印象。
なので話が変にドロドロしてないし、
心情ももっと身近だし、好感が持てました。
後、私が最初に妖艶な人かと思った由希哉は、
むちゃむちゃいい子でした。
よくありそうな「僕、弟くん☆」みたいなタイプじゃなくて、いい子って…
逆に私はそれがすごい良かったです。
最後由希哉が報われて本当に良かった。

後は脇役達もいいんですよね。
ラーメン屋のおっちゃん最高です。
秀臣とおっちゃんの電車のシーンは泣きました。
あったかいよ、おっちゃん…。
読んでるこっちが癒されます。
蒔野もいい。
2人の障害になんのか、でも見守ってんのかの存在。
最後おっちゃんのラーメン食べてる所…せつないなぁ。
幸せになって欲しい。

後、時々笑えるツッコミ所も良かったですねー。
1話目の由希哉が寝てる秀臣を見て
「どうしてこうなった」の所とか、
2話目の秀臣の「という訳でもなく」の所、
笑いました(笑)
絵が綺麗なまんまなのに、流れと台詞に笑える感じ。
こういうの好きです。

話も好き、絵も好き、ちょっとした笑いも好き。
私には結構どストライクな作品でした。
やっぱ、モンデンアキコさんはいいなぁ〜。

3

クールビューティーな受けから目が離せない

タイトルの印象からもうちょいアクの強いお話かと思ったけど、そこまでクセのない義兄弟のスレ違いストーリーで面白かったです。
受けが貰われっ子で負い目を感じて育ったとか、お互い高校生だった時に攻めが受けを襲いかけたところを父親に家に目撃されて勘当されてしまったとか、一人で7年間も「家」を守り続けていた攻めの健気さとか色々あってストーリーももちろん面白いのですが、細かい筋書きが頭に入ってから読み返すと、ストーリーそっちのけで受けの表情を追って読んでしまいたくなる位に惹かれてしまいました。攻めもナンバーワンホストという事でそれなりな素材だと思うのだけど、受けのただならぬ印象の前に霞んでしまいます。
お人形のようなクールビューティーさんなのに、実はウブとか美味しすぎ!美貌の彼が時折見せる揺らいだ表情もgood! 思いが通じあってからの昼と夜の表情の違いといったらこりゃ反則でしょう。

攻めが過去の過ちについて謝るんだけど、その時に受けが言った「僕はおまえに傷つけられたと思ったことは一度もない」というセリフがとっても良かったなぁ。どんだけ攻めの事が好きなのかっていうのが良く判った。

ラーメン屋のおっちゃん(過去がすっごく気になる)や情報屋をしていた薪野、お母さんなど脇キャラも立ってて良かったです。
特にラーメン屋のおっちゃんがいい味だしてて、物語に深みを出していました。


2

回り道

モンデンさんの描かれる男キャラが好きです。
それだけで満足だったりするわけですが(●´艸`)グフフ
その男たちが絡んでたらなおさらおいしいと思うわけでww

というわけで、お話は幼馴染から~の再会ものですね。
ある意味執着といえなくもないのかどうなのか。

表情が乏しい受が、攻が帰ってくると聞いてウキウキしてたとか
笑ってたとか。他人から聞くという設定がまたちょっとしたことですが
好きでした。あーいうのキュンとしてしまう。
普段は表情を見せないのだけれど、ちっちゃな変化がかわいいとか
おいしいか思うの(嬉´Д`嬉)
あのときもう少し素直になってたら、違った道もあったのではないのか
遠回りしたからこそ。ベタな展開といえばそうなのですが
ヘタレわんこが更生して受のところに戻ってきたと思えば萌えが増すますな。

ただちょっと残念だったのは巻末。
確かに美麗で寡黙な恋人が閨だけではみだらに~というのは燃えるのだけれど
せっかくヘタレわんこが従順わんこに・・・な展開なのに
攻がオラオラしちゃうとか・・・なんか猛烈ガッカリ
受が求めるままにオラオラというのが見えればまた別なのだけれど・・・

とはいえ、懲りずBL作品の次回を期待しますw

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