小椋ムク先生推薦帯付き!

Call me,Call.

call me,call

Call me,Call.
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神13
  • 萌×216
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
10
得点
147
評価数
40件
平均
3.8 / 5
神率
32.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
東京漫画社
シリーズ
MARBLE COMICS(コミック・東京漫画社)
発売日
価格
¥667(税抜)  ¥720(税込)
ISBN
9784864421478

あらすじ

ススキノにあるゲイ向けデリヘルのやり手スカウトマン巣我は、就職浪人中の生真面目で善良な陸に声をかける。
誰かに必要とされたいと願う陸の気持ちを利用する巣我だったが、時と共に温もりを帯び始めて陸との関係は、やがて巣我にとって忘れたい過去を呼び起こさせ――?!

表題作Call me,Call.

荻野陸(リバ)
巣我博(リバ)

その他の収録作品

  • あとがき
  • ・「マコちゃんまだ懲りない」(裏表紙)
  • ・「陸クン 夜の帝王」(裏表紙)

評価・レビューする

レビュー投稿数10

目に見えるものだけが痛みじゃない。

人の幸せ、不幸せは他人には到底分かりえない。
どんな傷を抱えて、今を笑っているのか。
どんな希望を夢見て、今日まで生きて来たのか。

でも、そんな他人同士が何故か惹き合う瞬間があるのです。
陸君も巣我ちゃんも、出会うべくして出会った
そんな気がします。

目に見える傷や怪我だけが痛みじゃない。
見えないものの中にこそ、痛みがあります。

この作品は痛いです。
すごくすごく痛い。

それでも報われる喜びと安心感と希望がここにはあります。
だからこそ愛しく、優しい気持ちになれるのです。

ただこの痛みは、恐らく、傷のない人には分かりえないもので、
そんな人には正直、どうにも刺激が足りないのかもしれません。
でもそれは幸せな証拠です。

梶本先生の作品は、今を生きる、同じ何かを抱える人たちの希望です。
きっと寄り添ってくれます。
だからもっともっと色んな人にこの作品に出会ってほしいな…

1

ネタバレ注意

自分的にゴールまでが長い印象をもちました。
ストーリーはしっかりしていてお互いちゃっかりしているキャラという感じでした。
レイカ先生の作品はコミック化された分は全て読みましたが今回はラリる事も無くエグい事も無くただただ大人の恋愛物で安心して読めました。

最後のおまけ?書き下ろし?のその後の話がありましたがこれがまたムフフデウフフなのですよwwww
ribaなのですよwww
おっさんが受けって破壊力やばいです。

1

儚くも美しい愛の物語

最近、高3限定で有名な梶本レイカさんの本ですね。
私は梶本レイカさんの本を読むのは初めてなのですが、ちょうど高3限定読んでみたいなーと思っていた時にたまたまこの本を見つけ、衝動買いしてしまいました。
内容もシリアスそうだな、どんな物かなと多少は覚悟して読んだのですが、いろいろと予想の斜め上を行きましたね...

巣我の過去の話はとても胸を打たれますし、ラストで再会するまでのくだりも切ないです。鮮やかなピンク色の表紙も読み終わった後に改めて見るとその意図が伝わってきたりと、読み終わっても複雑な余韻が長く残りました。

終わり方については良かった・悪かったなど個人差がかなり出るような終わり方で、私はまだ良い方の終わり方だと思っています。狭い世界の中でもがきながら生きていた二人がやっと見つけた幸せですから、生まれた幸せに縋り付くような不器用な愛でも充分美しいと私は思います。これは梶本作品ならではなのでしょうか、胸に引っかかるものを残しつつも終わってしまう物語が儚さを感じさせました。
また、登場人物の繊細な表情も良いと思いました。巣我の愁いを帯びた表情や陸の必死な顔、この内容だか続きらこそより笑顔が画面に栄えて綺麗に見えましたね。

心臓の奥を抉るような深い内容で読む人を選ぶ本だと思うのですが、何か考えさせられるBLもいいのかなぁと。これを期に他の梶本作品や高3限定にもチャレンジしてみたいです。
長文失礼しましたm(_ _)m

2

変われない恐怖

梶本レイカ先生は初読みです。
高3限定を雑誌でチラ読みした時、絵が苦手かも?と避けてましたが。
思ったほど気になりませんでした。
食わず嫌いはあきませんね☆
このお話の主人公達には、それぞれに強く共感する部分がありました。

陸くんには、人前ではかなりのあがり症なところ。
何社も受けて落ちて、自分に自信がないところ。
子供の頃に、病気の子供扱いを受けた事など。
あ~わかるわぁ、あるあるそういう事、私もあった同じ同じ。
なんて思いながら。
それでも、この真っ直ぐで純粋なところは見習わなければ!とつくづく思いました。

巣我さんには、目の前のツラいことから逃げる弱さだとか。
人とどこか距離をおきながらも、一人にはなりきれないところ。
まわりの変化を眺めつつ、何も変わらない自分に嫌気を感じるところ。
自分を好きになれないところも。
程度の違いはあれど、深く共感する部分ばかり。
人にいいように扱われるお人好しさは、純粋ですごく好感が持てます。

二人の人とのかかわりの中での変化を読んでいて、なんだか刺激された気分です。
な~んにも変わらない自分に、恐怖続きさえおぼえる時。
それは、何かが変わるタイミングなのかも?
陸くんと巣我さんは、距離を保ちながら近づいて。
近づきすぎたら突き放して。
でも再会したら、さらに近づく。
そうしているうちに、陸くんは欲張りになり。
巣我さんは肩の力が抜けていく。
すごくバランスの良い、素敵な関係だと思います。

余談ですが。
「波長が合う」人と出会う瞬間。
会って間もなくても、すごくうちとける事が有りますよね。
巣我さんの事情を細かく知っている店長は、巣我にとってすごく波長が合う相手なんやろうなぁ。
キャバ嬢やった女の子とかもきっと。
恋愛だけではない、人との繋がりの空気感。
この二人は、そんな人達に恵まれた環境にいる。
ホント、素敵な二人です♪

4

愛で育つ

デリヘルのスカウトマンと、その彼がスカウトした就職浪人の男の子の話。

誰かに必要とされたいと願っていた陸は、巣我の言葉に救いを見いだし、やがてそれは、巣我自身に対する恋情だと気付きます。
一方巣我は、15の頃、背負いきれずに逃げ出した過去に囚われ、愛というものに後ろ向き。
好きだという気持ちをぶつけてくる陸からも、また逃げ出します。
そして二人は一度離れてしまうのですが、偶然再会し、、

大切にされたい、
必要とされたい、
愛されたいと願いながら、15歳のまま蹲っていた巣我の心は、陸の愛で少しづつ成長していきます。

このお話、最後の書き下ろしで巣我×陸から陸×巣我に逆転しますが、結局の所、このお話って、魔法の呪いに囚われていた姫(巣我)を、逆境から王国を再建した王子(陸)が、見つけ出し、呪いを解いて妃に迎える話だと思えば、この展開で、この落としどころは、すごく納得できる。
絵も全体にロマンティックになって、読みやすかったです。
リバが大丈夫でしたら、梶本さん初読みの方や、「高3限定」がギブアップだった方にも充分オススメできます。

6

考えるほど難しい

主に、裏社会を映し出している作品でした。
序盤から、とにかく認めてほしいとか、期待されたいとかが、
ちょこちょこ出てくる作品で、
なんか現代社会に問いかけてる気がしたんです。
ニュースでもこの言葉は、よく出てきますし、
この思いは、持っていてもおかしくないかなぁと個人的には思いました。
結構無意識にあったりしますし。
が、せっぱつまっている状況だと、
危険な世界へと足を踏み入れるきっかけにもなり得る。
そして、そのきっかけを作りそうな具体例が、巣我の過去話。 
リアルにありそうな話です。
16で父親代わり。普通にやれる人って、相当な精神の持ち主な気が。
逃げたのではなく、年齢的にも、精神的にもそこまで来ていないだけ。
誰が悪いとかそういう問題じゃない。悪いとすれば、母親になるのかなぁ。 
でもそれを教えてくれる人が、巣我にはいなかったんですよね。
途中で、店長がいいことを言ってました。 
なんでこの立ち位置の人は、いいこと言う人が多いんだろう。 苦労人なんだろうなぁ。
そんな感じで、二人の愛の展開よりも、
そっちの話の展開に注目してしまい読んでしまっ続きた私であった。
どこまでも自分を責め続ける巣我が、かわいそうでなりませんでした。
陸の長きにわたる説得もあり、ハッピーエンドではありますが、
その陸も出会いのきっかけは、巣我だけが、自分を欲っしてくれるという理由。
BLという形をとっていますが、
社会問題をテーマにした一般の単行本を読んでいる感覚でした。
奥深いものが、たくさん含まれている、考えさせられる作品でした。
萌×2で。



5

ヒリつく純愛

デリヘルのスカウトマン・巣我(攻)が
会社をクビになり就活中の青年・陸(受)をスカウト。
健気にデリヘルの仕事をこなす姿は
巣我にある女性を思い出させ…。


頼りなげな若者だった陸が、
巣我に恋をしたことで意外な芯の強さを見せる。
自己犠牲的にデリヘルに身をおくのではなく、
その仕事で必要とされる喜びを糧に
就職活動を頑張ることで、
強く優しい青年へと成長していきます。

その一方で、世慣れた大人に見えた巣我のトラウマが明らかになっていく。
大切な人の想いを受け止めきれなかった負い目から、
人と深く付き合うことに自信がなく、
ひたむきに好意を向けてくる陸からも逃げる。
10代から時が止まっているような、
頑なで臆病で繊細な巣我という人物がたまらなく愛しく、
そんな巣我を陸が追いかけ癒していく展開には
心が洗われるような感動がありました。


これまでの梶本作品に比べると、暴力的表現も複雑な時系列もなく、非常に読みやすい作品。

でも、人生に対する虚無感、孤独感などの描写は
ズシリと重く、そこはやはり梶本作品でした。
だからこそ、二続き人が互いに見せる笑顔がいっそう輝いてみえ、ただイチャイチャしているシーンでも目頭が熱くなるほどの愛しさを感じます。

最後はやや駆け足だけど、
既刊とはまた違った良さのある作品でした。


【※攻め受けについて※】
リバで、描写としては巣我受メインです。
じつは連載時、作者ブログで巣我受け告知をされたときは
なんで巣我攻じゃないの~!と一人お通夜状態にw

でも蓋を開けてみたらよかった、リバだ!
そして巣我受もなかなか萌える!
…と、リバ好きとしては美味しい展開でしたが
話としてはどうだろう。
巣我が受に回る必然性はさしてないような…。

巣我が心の壁を取り除き幸せを受け入れることと、
フィジカルな意味で受に回ることは
別問題だと思うのですが、
この2つがイコールの前提で話が進むのが
どうもスッキリしない。
むしろ、巣我がインポ(=トラウマ)を乗り越え
陸と初合体するシーンをじっくり見せてほしかったです。


連載時から追っていて、巣我にも陸にも愛着わきまくりで大好きな作品なんですが、それだけに最後のページ足りない感が惜しいかな~~;;
萌×2寄りの萌評価です。

ちなみに、作者ブログで二人の初エッチ(巣我攻)のエピソードが読めます!
コミックスにないのが勿体ないくらいラブラブなお話。
(どちらかというとこっちを本で読みたかったかも…ボソ)

9

スズキ27

Krovopizza様、
ブログ情報をありがとうございました<(_ _)>
全く知らず、大興奮で見てまいりました。素敵でした。

>むしろ、巣我がインポ(=トラウマ)を乗り越え
>陸と初合体するシーンをじっくり見せてほしかったです。
…ほ、本当ですね!
インポって忘れてました(・_;) 大事な所を…!

お礼だけですので、レス不要です~失礼致しました!

ハッピーエンドなのに愛とは程遠いものを感じる

この人の作品はどうしてこうヒリヒリしてるのか。
ハッピーエンドのお話なのに、なぜか痛いんです。きっとチクチクととがった絵のタッチの影響もあるんだろうとは思います。が、どこか壊れている。マッチ売りの少女のように壊れたまま幻想の幸せに手を伸ばして必死に抱きしめているのを眺める痛さ、といいましょうか。

非常にグロテスクです。お話も絵も、決してグロではないんです。悪趣味というわけでもない。繰り返しますがハッピーエンドなんです。なのに、高3限定と同じものがあります。それが非常に衝撃的でした。お話のせいだと思っていたのにそうじゃなかったんですね。

一応ハッピーエンドの体にはなってますが、全然解決した気がしない。傷は治ってないし、乗り越えたわけでもない。ふたをしただけ?現状いいんだからそれでよしってこと?とモヤモヤ感が残りました。なぜ惹かれたのか、というところも傷のなめ合いとしか思えず、非常に危なっかしいまま終わりになってます。
これから二人で少しずつ確かなものを築いていくのかな。そうであってほしいと願っています。

5

幸せになる資格

 ヒロインはやり手デリヘルスカウトマンの巣我。表紙右側のおっさん(31歳・攻)です。
ヒーローは巣我にスカウトされた純粋で真面目な勤労少年の陸(23歳・受)。

 出会った当初の立場は巣我優位だった関係性が、急速に変化していく物語でした。
こわばった巣我の心と柔軟な陸の心が触れ合い、反発し、少し重なる様子が面白く描かれています。

 デリヘルとは全く縁のなさそうな陸をスカウトした巣我。
相手が必要としている言葉が分かる巣我にとって、純粋な青年を引き込むのは簡単な事で。失敗続きの就職活動に自信を失くしていた陸の心を、甘い言葉と飾らない言葉を交えて巧みにほだしていきます。

 予想を遥かに超えてタフだった陸。
巣我の事が好きだと自覚した陸は、どんな客と寝ても変わらぬ眼差しで巣我を見つめます。
陸の強さに戸惑い、拒絶してしまう巣我。

 面倒見がよく大人びて見える巣我の心には、深く根付いたトラウマがあって。
傷つけられた記憶ではなく、自分の無力さを呪う記憶。
優しすぎて一生懸命すぎただけの巣我が、自分を責める様子には胸が痛みます。

 だからこそ分かる、相手続きが欲している言葉。
騙しているわけじゃなく、心の底から発する言葉。
けれど自分にはもう遅くて。
それ以上は踏み込めない、罪悪感。
自分が幸せにできなかった大切な人達が知らない所で幸せになっている、焦燥感。

 そんな巣我の心を、今度は陸がほだしていきます。
傷つけないように、傷つかないようにすることが幸せなのではなくて。
2人で闘い乗り越えて行く幸せ。
2人なら。ちょっとの勇気と、ちょっとの愛で。
どうしようもないと思われたオッサンが幸せをつかむ、シンデレラストーリーのようでした。
おとぎ話と一緒で、大変なのはこれからですが。
この2人なら大丈夫。安心できるラストでした。

↓以下、受け攻めについてのネタバレですが、


ラストの展開は、巣我が「幸せになる」覚悟を決めた証として、とても大きい意味があったなぁと、非常に嬉しく思いながら読みました。単に好きなだけなんですが、リバが(笑)

7

●●でした(涙)

正直何度も何度も何度も書き直しています;
大好きな作家様なので。
正直書くか悩みました。それが好きという方もいると思うので。
でも正直に書きます ごめんなさい。

最後が大嫌いなリバでした!!!

だから内容も頭からスポーンと飛んでいってしまいました(号泣)

それならそうと帯に大きく書いて欲しかったです・・・

普通に読んだら良いお話なのかもしれませんが私はリバがほんと~に無理な人です。

ショックでした。

リバまでの内容は 良かったと思います。

4

スズキ27

mihimaru様

はじめまして、こんにちは<(_ _)>
mihimaruさんの修正前のレビューを拝見してまして、一体何が!?と心配しておりました。
そういう理由だったんですね(涙)
励ましの言葉は見つかりませんが、お大事になさって下さい(/_;)

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ