おまえこそが我が半身。私の沿え星

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  • 陰陽師皇子は白狐の爪で花嫁を攫う

陰陽師皇子は白狐の爪で花嫁を攫う

onmyoujimiko wa shiragitsune no tusme de hanayome wo sarau

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表題作陰陽師皇子は白狐の爪で花嫁を攫う

八の宮秋永,皇子で陰陽師,26歳
清峰崇人,民部省少輔,20歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

物の怪騒ぎが続く都。民部省少輔の崇人は、桜見の宴で八の宮秋永から声をかけられる。
秋永は皇子という高貴な身分でありながら陰陽師をしている変わり者。
「おまえは私のものだ」――どうやら崇人は秋永の霊力を上げる宿命の星の生まれらしい。
半ば強引に召された崇人は、狐の耳としっぽを持つ不思議な童、小雁とともに秋永の邸で暮らすことに。
そんなある日、秋永の留守を狙って異母兄、四の宮が現れ…。
艶冶なる平安絵巻♪

作品情報

作品名
陰陽師皇子は白狐の爪で花嫁を攫う
著者
雛宮さゆら 
イラスト
月之瀬まろ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ文庫
発売日
ISBN
9784781611723
3.1

(6)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数1

大好きな設定なのに

陰陽師に狐のもふもふ、平安京に人ならざるもの、これだけ私の好みにマッチした
設定もなかなかないなと思って楽しみにしていたのですが、
何故か読み進めるのに時間がかかってしまった作品なのです。

内容自体は先祖が後ろ指さされるようなことをしたせいでその一族だというだけで
目立たず控えめに日々を過ごしている受けが帝の皇子でありながら陰陽師になっている
変わり者だといわれる皇子に見初められ、それが受けのトラブルにつながり
そのせいで皇子の屋敷に住まうことになり、国を脅かす存在に皇子が打ち勝つ為の
沿い星だと皇子に言われ、疑心暗鬼になりながらも皇子の人となりを知るうちに
信頼し合える仲になりつつ、国を災いに導く存在に立ち向かう内容。

早い段階でH突入もあるのに、恋人同士のようなイロっぽさが感じない。
もふもふ仔狐は出てくるし、大狐も出てくるけれどやはりもふもふが少ない。
話のテンポが合わないと言うか、攻めのキャラそのままにのらりくらりとしたテンポを
読みながら感じてしまい、内容は面白いけれど、読みにくいというジレンマがありました。
読み手の精神的な感覚かもしれませんが、全てがもう一声欲しかなと感じました。

4

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