• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作うそつきは恋泥棒の始まり

小石川伊織 高校生・温和だけど、実はサド
逢坂大輔 高校生・ヤンチャ

あらすじ

超ビンボーな逢坂大輔は翠ヶ浜高校に通う奨学生で、人の名前を覚えるのが大の苦手。ある日、堂々と遅刻をしている先輩を発見し、裏口から手引きをしてあげた。先輩は顔はキレイなのに笑い上戸で、大輔は一度で名前を覚えてしまった。実は先輩・小石川伊織は校内では知らぬ者がいないほどの有名人なのだが、大輔は全然知らずに、いつの間にか、伊織に家庭教師をしてもらうことになってしまった――!?

作品情報

作品名
うそつきは恋泥棒の始まり
著者
広瀬司 
イラスト
桃季さえ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652367
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

いいなー、サドな先輩

なかなかツボにくる攻めでした。
サドっぷりが素晴らしかった。
美形で温和なのは見せかけで、その裏側では受けをからかい、適当な嘘をつき、翻弄しまくってます。
この手の攻め、合わない人には合わないと思いますが、私は好きでした。
主役の受けくんが右往左往し、悩みまくり、オロオロし、怒ったり泣いたりし――その反応があまりにもカワイイので、私まで一緒にいじめたくなってきてしまいましたw
ラストで中途半端に「好きで好きで大好きだから、サドになってる」みたいなオチにしてないところが好きでしたねー。
本当にサド、本当に悪魔。

でもきっといつかこのサドな攻めは、カワイイ受けくんを溺愛しはじめるに違いない。嫉妬に悶えるに違いない。
勝手にそう信じて(妄想して)、ニヤニヤしながらページを閉じました。

1

拗らせS男

読み終わった直後の感想が「め、めんどくさ~!」の一言でした(笑)
美形で温和でつかみどころがないどこか不思議な雰囲気の先輩が、実はサドで~という設定はとても好みなのですが、そのサドに目覚めた?自覚した?理由が個人的に受け入れられなかったです。それってもう、いじめられる前にいじめてやる、みたいな発想じゃないですか。
裏切られるのが怖い、自分は傷つきたくない、だから~って、おいおい。勘弁してくれよ。
主人公が喜怒哀楽表情豊かな子で、見ていて飽きないむしろ可愛いというのはわかるんですけど、だからって自分本位で他人を振り回さないでくれ…
最後の最後まで、主人公が哀れで仕方なかったです。頑張れ少年。

0

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP