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インテリ君の恋病

intellectualskun no koiyamai

知识分子的相思病

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表題作インテリ君の恋病

松永伸太郎, 一流企業の営業マン,大学時代の友人
冴木静,清掃員,インテリ

その他の収録作品

  • ヤンデレ君の恋煩い(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

「もう逃がさねえ──」 激務で会社を辞めて以来、目標を見失っていた冴木静は、 大学時代の友人・松永と偶然再会。 一流企業で働く松永を眩しく思いながらも、再会を心から喜んでいた。 ──だが、松永は違った。 ずっと忘れられなかった相手が目の前に現れたからだ。 一晩中欲望をぶつけられた冴木は、そのまま自宅に監禁されてしまう。 しかし、簡単に切れそうなヒモ1本で縛りつける 松永の不器用な愛情表現に冴木は…!? エリート営業マン×インテリ男子の恋★ 描き下ろしは淫らな性生活編★

作品情報

作品名
インテリ君の恋病
著者
ヤマヲミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
オタクくんの憂鬱
発売日
ISBN
9784832288980
3.7

(112)

(28)

萌々

(45)

(25)

中立

(8)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
20
得点
403
評価数
112
平均
3.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数20

ヤンデレ最高

こんなのが読みたかった。ヤマヲミ先生に感謝を。。。

元々ヤンデレ攻めは好きだけど読み終わって気分も良かったのは初めてかも。展開がツボすぎる。ヤマヲミ先生の作品の攻めは全部受けのことが好きすぎる攻めで受けも控えめ(?)な感じで大好きです。他の作品も全部読むつもりです!!

2

ラブもエロも切なさも

既刊「オタクくんの憂鬱」の攻め受けふたりの同僚で、
モテそうなエリート営業マンが、今回の攻め。
「オタクくんの憂鬱」を読み返してみましたら、
仲の良い同僚として、コチラの本の攻めもチラッと出演していました。
で、
コチラの本にも「オタクくん~」のふたりは脇役として登場してて、
この本の攻めが弱ってる時に喝!を入れたり、大事なことを気付かせてくれたりで、
なかなかの素敵キャラで、関連具合がよかったな~~♪


ストーリー☆
大学時代は出来のいいインテリだったのに、就職先に恵まれず2度仕事を辞めて、
仕事にやりがいを求めなくなった清掃員の受けと、
その受けに密かに恋をしていた、大学時代の友人、
現在エリート営業マンの攻めとの5年ぶりの再会物語。


最初は、いくら好きだったと言っても、
受けの仕事に支障をきたすことをするなんて、攻めは身勝手すぎなんじゃ??
そう思ったけれど、
読み進めるうちに、その攻めの想いの切実さに受け共々ほだされちゃっいました~

愛情って、求められるって、
すごくプラスに作用するんだな、満たされて、自信に繋がるんだなぁ。
受けの表情が、やる気のない最初の頃とは段々変わってきて、
攻めに再会できて良かったなぁと単純に思ってしまいましたよーー

攻めは暴走したりもするんだけど、
一生懸命に受けを愛したくて、もがいているだけなんだって、ちゃんと伝わってくる。
ヤマヲミさんの描く必死な表情って、すごく好き。
最初は余裕いっぱいな顔してた攻めが、
気持ちを振り絞るように吐露して告白した時の顔とか、
その後のエッチの時の、舐めながら指入れながらの顔とか、堪んなかった!


あ、ただですね、監禁やヤンデレに関しては、
そこに期待して読むとちょっとぬるく感じて、残念に思ってしまうかもです。

あと、
放り出された後、ガッカリしたはずの受けが前向きになるのがあっという間で、
もうちょっと気持ちを切り替えれた理由が分かりやすく描かれているといいなぁとか、
住所を書くのは履歴書じゃなくて、会社に入って少ししてからの方が…とか、
そんなことはちょっと思いました~
比べると「オタクくんの憂鬱」の方が好きです。


でも、
描き下ろしでは、大学時代の攻めの片思いの様子も見られたし、
ラブもエロも切なさもギュッと入った1冊で、とても楽しませてもらいました☆

6

再会は置いてきた初恋を連れてくる

濃い病?乞い病?来い!病!

こじらせた恋は病になるようです。
口絵で『運命の赤い糸』を足首に絡め、朦朧とした表情で座る冴木が色っぽ~い。
光の当て方とか、どんどん絵が巧くなっている気がします。

初(うぶ)な子から溢れる未熟な可愛い色気を描くのが上手なヤマヲミさん。
前作【オタクくんの憂鬱】の高垣同様、不器用なモテ男が処女に翻弄されてます(笑)

激務+人間不振で仕事を辞めた元SEの冴木は、なげやりな状態で清掃会社に就職。
清掃員として入ったビルで大学時代の同級生:松永と再会します。

再会祝いに飲みに行き、冴木は大学時代に唯一、自分と仲良くしてくれた松永の変わらない笑顔と楽しさに酩酊し気がついたら全裸で松永のベッドに。
お酒はほどほどに!なBLあるある展開!!

松永は冴木の事が好きで未だに忘れられずにいたところに再会できて舞い上がり冴木が仕事中なのもかまわずセクハラまがいのちょっかいを出す始末。
好きな子ほど絡みたい…という稚拙な愛情表現なんですが、それがもとで冴木はクビに。
泣きながら2度と会わない宣言をする冴木を松永は自宅に連れ込み、関係を結んで監禁。

冴木にしてみたら、とんでもない話ですが松永のちょっとした表情や台詞に冴木を愛しいと思う気持ちが込められていて、ついほだされてしまいます。
監禁されてる冴木が逃げようと思えば逃げられるのに部屋で松永を待っている姿やおむすびを作ってくれる姿を見て、つい抱きしめる松永…いやいや、可愛いのは貴方ですから!!と言いたくなりました(笑)

大学時代に優しくしてくれた相手から面と向かって可愛い!好き!を連発され抱き締められたら悪い気はしないですよね(笑)
そんな松永のためにも自立しなければと再就職を目指す冴木の気持ちを自分から離れるためと勘違いした松永は冴木を追い出してしまいます。
小さい会社ながらも就職した冴木は初めて逢いたい人がいる喜びと寂しさを知ります。

好きという気持ちをこじらせて、それをどうやって伝えればいいのかわからなくてグジャグジャになっている松永をいじり、煽り、アドバイスする高垣が面白かった(笑)

互いに状況に流されたままつきあうのではなく、ちゃんと真っ正直に伝えあって恋人同士になれたのが良かったです!
ベッドまで待ちきれない玄関エッチにテンション上がりました~!!

【ヤンデレ君の恋煩い】
はれて同棲中のふたり。
ふと目覚めて、目の前にある冴木のうなじを見て冴木と出逢いを思う松永。
大学生の時もどうアプローチしていいかわからないなんて筋金入りの不器用さだな、松永…初々しいにもほどがある(笑)
騎乗位のエロさも捨てがたいですが冴木のうなじにそっとくちづける場面がとても好きです。

‐‐‐‐‐

ヤマヲミさんといえば、あとがき!!
今回も笑いが止まりませんでした!!
なんだろう、あの例えの絶妙さと文章のテンポの良さ(笑)
あとがきに対してレビューしたいくらいですが、このネタバレだけはするまい!!と思っております。
ただ、ひとつだけ言わせてください。
『チンチン大将』万歳!!


6

不器用な恋

エリート営業マン×インテリメガネ男子の恋の物語。

再会ものです。監禁と書かれていますが全然ハードものではないです。むしろ切なかったです。
説明にも書かれてますが、松永はとっても恋に不器用な人でした。そんなに強いヤンデレではないです。
そして冴木は仕事と人間関係が不器用な人。2人は5年ぶりに再会します。

2人の再会は幸か不幸か・・・。どちらに進むのかうまく書かれていたと思います。
松永は5年前に出来なかったことを、そして冴木は流されるだけじゃなくて自分の意思で前に進む。

エロもがっつりあります。書下ろしも甘々でエロかったです。
絵もキレイで、表情の見せ方も上手くて楽しめたので萌え×2で。

2

想いを抑えきれず…

元エリートだけど、激務で会社を辞めて清掃のアルバイトを始めた冴木。仕事先で大学時代の同級生の松永と再会することから物語が始まります。
同作者さんの既刊「オタクくんの憂鬱」の高垣が攻の松永の同僚兼高校時代の同級生として登場します。恋人の森久保さんもチラっと登場。

『監禁』とありますが、とてもソフト。松永が大学時代から冴木が好きで、再会によって気持ちが抑えきれず家に囲う?感じで、足首をロープでゆるーく拘束します。(切ろうと思えば切れる)
松永は特にヤンデレというわけではないし、ストーリー的にもダークさはなくて…
切ない片思い→気持ちを抑えきれず体の関係に→いろいろあって両想いという流れなので、ガチ監禁好きの方がダーク路線を期待して読んでしまうときっと肩すかしを食ってしまうかもw

<挫折したインテリ><Hでは乱れまくる>という個人的な萌ツボを突かれましたw
冴木はどちらかというと、【インテリ】にありがちな、高慢さはないので、『お勉強一筋で来たマジメくん』受という感じですが。マジメなのに乱れまくる!すばらしい。
エロシーンもばっちりエロく、思いが通じ合ってからは甘々です。

あと、個人的にヤマヲミさんのはっちゃけたあとがきが大好きw

2

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