すごく大事にするから、お嫁さんになってほしいです!

キリンな花嫁と子猫な花婿

kirin na hanayome to koneko na hanamuko

キリンな花嫁と子猫な花婿
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
30
評価数
11件
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784576140636

あらすじ

初キスの相手と結婚すると決めていた佐知は、唇を掠めただけの穂高に酔った勢いでプロポーズしてしまい……。


大事なぬいぐるみと一緒に上京した佐知は、行きつけのカフェで寡黙な男・穂高と出会う。ある日、佐知は酔った勢いで
穂高に「お嫁さんになってください」と言ってしまった――!! 真面目すぎる穂高はなぜかプロポーズを真に受けて、
「夫婦は一緒に住まなければ」と佐知を強引に自宅に住まわせる。しかし、一緒に暮らし始めたものの、穂高はすぐに仕事場
(通称:開かずの間)に篭ってしまう。ますます謎が深まる穂高だが、それでも佐知が不安な夜には傍で温もりをくれた。
佐知は次第に穂高を意識せずにはいられなくなって……。

表題作キリンな花嫁と子猫な花婿

穂高 正体不明の喫茶店常連客
嶋野佐知 穂高にプロポーズしたフリーター(18)

その他の収録作品

  • あとがき
  • キリンと子猫のキューピッド

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レビュー投稿数4

設定がツボ

年の差。無口で背の高い攻。健気な子供。雰囲気のある喫茶店。何もかもわかっているちょっと軽い脇役。つらい過去とトラウマ。職業が芸術・職人系。

このての設定は、よっぽどのことがない限り気に入ります。今回もやはり、じんわりと切なくなって心地よく読めました。

けれど、少しあっさりしすぎてたかなー。受のトラウマを掘り下げたら、もっと切なくなりそうだし(やりすぎても嫌なんだけど)、攻のムッツリっぷりを増したらドキドキしただろうし、楽しんで読んだけども全体的に薄味でした。

勝手な考えですが、量産してる作家さんって一冊一冊が薄味になりがちのような……。自分がその方の作風に慣れてしまうのが大きいのでしょうが、どうしても初期作品が好きだなって思ってしまいます。

0

キリンと子猫はラブラブです

明神さんの素敵イラストがぴったりマッチしている寡黙で不器用な男と
寂しがりやの少年とのラブです。
攻め受けとは関係ない花嫁花婿設定は後半で可愛いお披露目をしてくれる。
主役二人の分身みたいなぬいぐるみ、きっとさぞや可愛いのだろうと想像しました。

両親を12歳で突然亡くしてしまった佐知は親戚に高校卒業までお世話になり
独り立ちするために単身東京に上京するのですが、その手にはキリンのぬいぐるみ。
18才の男が持つには可愛過ぎるぬいぐるみですが、佐知はキリンのぬいぐるみを
大事な家族だと思い入れがあります。

そのぬいぐるみは喫茶店を経営していた祖母から両親亡き後にもらったプレゼントで
自殺で亡くした両親を迷惑だと、佐知のこともそんな風に話す親戚たちの言葉で
一人ぼっちで傷ついていた佐知の唯一の心の慰め相手がキリンなんです。

そして上京して、亡き祖父母が経営していた喫茶店を訪ねた佐知は昔と変わらぬ姿の
喫茶店の姿に懐かしさを覚え店に入るのですが、そこで見つけたのがまたもやぬいぐるみ
それも、自分が持っているぬいぐるみを作った同じ作家さんの手によるものと知り続き
お店の常連なら、いつかお礼を言いたいと店に通うようになります。

そこで今のお店の経営者と話すようになり、また経営者の友人でいつもカウンターで
寡黙に本を読んでいる穂高とも知り合う。
そんな時期にアルバイト先で間違って飲んだお酒が原因で道端で眠りそうになったとき
穂高に助けられ、弾みでキスしてしまったときに酔った勢いで佐知は穂高に
お嫁になってとプロポーズ、それを穂高がOKして何故か同居することに。

実は佐知が大事にしているキリンの作者が穂高なのですが、佐知はそれを知りもせず
キリンに対する思いや作者への感謝を穂高に熱く語るのです。
穂高は本当に寡黙で穂高だけだと好きなんか嫌いなのかも全然解りません。
でも穂高の友人でもある喫茶店の経営者が二人のキュービット役になりますね。
両親のことで誰にも迷惑をかけたくないと思っている佐知と寡黙なぬいぐるみ作家。
寡黙な相手に一人ぐるぐる誤解して、プチパニックになる子猫風味の佐知。
言葉が少ない相手なのに、何故か暖かなイメージがわいてきます。
キリンと子猫、二人はそんな感じで、穏やかで甘い愛が感じられる作品でした。

5

ほのぼの~

表紙買いをしました(*´∀`*)
明神翼さんのイラスト最初は濃いな~と思っていたのですが
ドつぼでした(*´Д`*)イイ~

なんかサラ~と書かれているのですが
受け様の性格もあるのか、両親が受け様を置いて自殺とか
そのいなくなる夜の出来事とか悲惨すぎて可愛そうなのです!
迷惑・お荷物と思われるのが嫌な受け様・・・頑張ってこれまで生きてこられたんですね

と、攻め様ですが無口で口下手・無表情と
心が読めないwwww
受け様も子供だし攻め様は不器用なので
その間にいる攻め様の友達がいいキャラ出して仲を取り持ってくれます
この友達が続編な匂いプンプン (*´∀`*)いいにおい

さらりと読めるほのぼの作品でした

2

あっさりほのぼの。

真崎さん作家買いです。が、最近(というには長いか・・・?)特にシリアス系ではガッカリ続きだったので、こちらはどうか?と恐る恐る読んでみました。
もともとシャレード文庫の真崎さんとは相性悪いので。

まず、タイトルその他あらゆる面からてっきりライトなコメディかと思ってたんですが、結構シリアステイストでしたね。でもまあ、あらすじにある大元の設定部分が既にコミカルそのものではあるんですが。
しかし、あらすじに何でここまで書くんだろう・・・そもそも『ネタバレ』どうこう言う題材じゃないんですが、純粋に疑問だ。

設定・ストーリー展開は、もうあらすじ以上には書く必要ないでしょう。

ああ、でもひとつだけ。
タイトルが『キリン(穂高)=花嫁』『子猫(佐知)=花婿』なので、真崎さんだから絶対にそれはない!と信じつつもほんの微か~に『攻受逆じゃあるまいな・・・?』という不安もあったんですが(とにかく攻受が見た目その他のイメージと違うのは何があってもムリなんです)、単に名称だけでした。これもあらすじにあるように、佐知が穂高に『お嫁さんに~』と言ったのを穂高が文字通り受け取っちゃったってだ続きけで。
万が一、これで佐知×穂高だったら、強制終了でもう真崎さんは二度と読まないこと確実だったよ・・・


読み始めてすぐ(それこそ初対面の喫茶店のシーンでもうだいたい)、一応謎になっている穂高(攻)の正体(職業)は想像つきます。バレバレですが、これはもうお約束でいいんです。読み手に対しては秘密にするつもりないんだろうし。

キャラクターは、佐知(受)は重い過去を抱えて、祖母に贈られたキリンのぬいぐるみを心の拠り所にしている寂しいけど健気な子。
芯はしっかりしてるけど、意地の張り過ぎ・ツン過ぎがまったくないので(大キライなんだよ)安心して見守れました。

穂高は、あらすじに寡黙とあった時点で、寡黙な朴念仁攻が堪らなく好きな私は結構楽しみにしていましたが・・・う~ん、ちょっと好みとは違うかな。だからって、決してキライじゃないんだけど。

寡黙には違いないんですが、あまりにも寡黙過ぎというか言葉がなさ過ぎ。それに、なんというか『寡黙』以前に生真面目過ぎてかなりずれてるヘンな人ってイメージでした。なぜそういうナナメ思考になる!?という感じ。←あらすじにもある通り。

ただ、穂高は『言葉が足りない!』とハラ立つわけではないんですけどね。単に寡黙過ぎるだけで、私のものすごくダメな『言葉を惜しむ(と感じさせる)』タイプではないので。絶対必要なことは(タイミングとしては遅くても)ちゃんと言ってるし。


もう、とにかくすべてがあっさりさっぱり淡々と進んで行きます。誤解・すれ違いの内容も含め、ほぼ完全に予想通りの展開ですが、こういうほのぼのには意外性なんて求めてないので(私は)、これはこれでも構わない。

ホントに悪くはないんですよ。
すごく好き・面白い!とは言えませんが、何かと薄目で気軽にさら~っと読める分、逆に嫌味もないのでそれだけでもマシです。可もなく不可もなく、というよりは可に近いかな。
我ながらどうなんだとは思いますが、もうそれだけでもいいってくらい真崎さん作品はハズレ続きだったので・・・

つい先日の『共鳴関係』は、レビューにも書いたように作家買い自体揺らぎそうな(個人的)サイテー作品だったんですが、やっぱり新刊出たら買ってますよ、私。なんだかんだ言ってもまだ真崎さん好きなんですね・・・
そして読んだ結果、少なくとも後悔はしてません。

ただ、さすがにこれからは『明確にシリアスな作品』は悩むけど。現時点では買わない確率高い気がするなあ。
ただ『作家買い』自体を止める気はない。こちらは、そう思える程度にはよかったんですよ。


あとはイラスト。
明神さんの絵柄は別に苦手でもキライでもないし、こちらも綺麗だとは思うんですが、特に表情がちょっと硬い印象でした。
でも、ぬいぐるみの動物たちはとても可愛かったです。表紙にもいっぱいいるんだよね。

5

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