prelude 前奏曲

prelude

prelude 前奏曲
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
12
評価数
4件
平均
3.3 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784344831568

あらすじ

本社へ異動となり東京に戻った長瀬。米国へ出張中の桐生が帰国し、今の会社を辞めると長瀬に告げ……!?大人気シリーズ第11弾!!

表題作prelude 前奏曲

桐生 隆志 外資系企業役員 28歳
長瀬 秀一 会社員 26歳

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レビュー投稿数1

どこから読んでも受難受。

毎回何らかの苦難を味わうことが既にテンプレとなっている長瀬ですが、
今日も今日とて、またもや大変な目に遭っております。
刺されはしないものの、散々です。長瀬、かわいそうな子…。
ほよんと優しげなので、善からぬ輩(性的な事に関わらず)を惹きつけてしまうのかな。
もはやそれがこの作品のコンセプトなのかもしれませんが。

新キャラが登場します。外見はナイスガイだけどツンとして対人スキルの低い青年。
色々と屈折したところのあるちょっと難しい感じの青年ですが、
長瀬の柔らかオーラに浄化(感化?)されて、少し面白いことになりそう。
一人くらいはいつものような一冊二冊程度の限定登場じゃなくもっと大きく育てて、
桐生と張れるほどになってくれたらいいのにな。
そういう意味では個人的には田中の復活を願っているのですが…(*‘∀‘)
そしてもう一人の新キャラ、長瀬の新しい上司である大河内課長、
ぜひお顔を拝見したくなるような描写でした。いつか見てみたい。
この人も何か微妙にクセのありそうな人で、先々少し気になります。
それにしても三友商事って所は魑魅魍魎が飛び交う伏魔殿の様な場続き所ですね(笑)

そして今回も出ました、もはや名物小姑キャラ(?)・滝来くん。
彼は…何なんでしょうね。私の中ではすっかり面白キャラに成り下がっちゃいましたよ。
一度や二度の干渉・越権行為なら物語や恋人関係のスパイスとして作用しますが、
こう何度も同じ事の繰り返しですと、狼少年的存在としか思えなくなってきます。
そして一人の男としての彼に問いたい、自分の行為のアイタタさを何故解らないのかと。
この調子で地の果てまでも桐生に引っ付いて来そうです。ぞっとしないなぁ。

とは申しましても、今作では、物理的な距離の問題で前回あまり無かった
主役二人の幸せそうなシーンが見られて良かったです。
ただ、その幸福の中にあっても、突然の桐生の決断に言い知れぬ不安を抱く
長瀬が可哀想で、もっと自信を持って!と応援したくなりますね。
何と言うか、彼は善良過ぎて本当に危なっかしいやらもどかしいやら。
桐生も、今でも十分優しいけど、ますます大事に愛してあげて欲しいです。
どこまでも自信の無い恋人に自分の愛を信じさせるにはそれが必須かと。
勿論、長瀬にももう少し前向きに変わって欲しくもありますが。

本編後に短いショートが一つ、長瀬弟視点です。
兄とその恋人の交際のことでもやもやとすっきりしない己の胸の裡を
例の九条准教授との会話の中で見つめていく、というもの。
この子も兄をどうしたいのか、そして准教授もこの子をどうしたいのか、
現段階ではほとんどよく見えてこない状態ですが、それが面白くもあります。
このまま燻っていないでいずれ何らかの行動に出る、そんな弟も&准教授も
ちょっと見てみたいな。二人の行動の対象と方向性は違うかもしれませんが。

続きはまた来年だそうです。長いなぁ~。
桐生の決断の裏には本当にさしたる理由はないのか、
前作、思わせぶりに退場していったジュリアスは捲土重来を期すつもりがあるのか、
そして何より今作の最後、あれはどうなっちゃうんだよぉぉぉ…等々、
諸々気長に、楽しみに待つとしますか。

1

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