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お前が…べたべたしてこないと寂しい
三人で愛し合う話ではないので、当然、一人は悲しい思いをしますが、それでもミナヅキ先生の手にかかれば、三角関係もこんなに愛おしいものになるのですね。
最後は失恋することになる、佑大くんの視点で主に進行するこの物語には、ご自分の生んだキャラクター全てを大切に思う、先生の愛情があふれています。
私の一押しは、もちろんかっこいい攻の「りんたろ」(お相手のなっちゃんがこう呼んでいるのが気に入りました)ですが、主要三名プラス一名の、登場人物全員に感情移入して読み進むことができました。
終盤では、しっとりもちもちのおしりや、咥えながらほぐされる大胆ポーズまで拝めて、エロ心も十分満たされる素晴らしい漫画です。
かねてから紙の本でも販売して欲しいと思っていた、『はじまりに鐘は鳴る』が収録されていたのも、嬉しい驚きでした。
購入特典はお店により2種類あり、特製両面イラストカードの表側は表紙イラストで裏側は描き下ろし4コマ漫画、アニメイトさんのペーパーは受のなっちゃん全身図(着衣、「りんたろ」らしき人に、もたれて座っている)です。
ミナヅキさんのカラー絵はそれはそれは美しくて大好きなんですが、装丁的に今回のが一番イイ!!
人物のところだけパールがかっていてとってもきれい~~!!背景一色塗り大好きな私にとってドツボ過ぎました。
ただ特殊紙ゆえのにおいなのかちょっとクサイっすね。独特のにおいがします。
中身は三角関係ものですが、表紙の男→受けちゃん⇐男という図で、ドロドロもなくきれいな流れでした。
ドロドロの三角関係は苦手なので、そこはミナヅキさんの三角関係でよかったなぁと。
タイトルの「おおかみ」を巡るストーリー展開が秀逸で、いやぁこのタイトルは本当に言い得て妙。
気になるのは真中くんの存在ね!どうする!どうなる!!
この後の話同人誌とかで出してくれませんかね…気になる…買っちゃう…。
ミナヅキ作品はペン一つでどうしてここまで美しい漫画が描けるんだろうと読んでいていつも思いますが、相変わらず美しい絵でした。
表題作と最後に入ってる短編でペン先を変えていらっしゃるようで、ペン先によるタッチの違いなんかも見れてすごく得した気分でした。
こんな漫画が描けたらいいなぁと思える作家さん。やっぱり大好きだなと改めて思いました。
一軒家で繰り広げられる幼なじみラブ♡
ミナヅキアキラさんの作品の受けは可愛い印象だったのですが今回は攻めのが可愛かったです。
絵本作家の那知、塾講師の佑大がシェアしていた一軒家に一緒に住むことになった凛太郎。凛太郎は、小さい頃から那知が好きで狙って住みます。ベタベタと那知を甘やかして、ひっついて。それを疑問なく受け入れる那知と疑問だらけの佑大。同僚に相談し自分も那知を好きだと気づきます。ドロドロの三角関係が始まるのかなっ?!とおもいましたが、そこは違いました。結局、初めから凛太郎しか見てない那知に気づき告白することもなく背中を押す佑大。同僚に泣きつくところが…かわいかった!!ですっ!!
3人が主なんですが、いっちばん萌えたのが佑大の同僚の真中です!!クールな感じでズバリとモノを言う真中。ビジュアルもいいんですが、最後に那知と凛太郎がくっついて家を出ていこうか迷う佑大を庇うという名目で真中も一緒に住むと言い出してっ…!!作中では、全く2人の間に恋の匂いはしませんが、それを期待せずにはいられない展開…!!!!そして後書きにはタバコを佑大の部屋で吸って怒られて外で…というイラストも…え?!部屋は佑大と同じですか?!かなりときめく展開ですっ!あぁ、2人の続きをお願いします…
扉絵が1人づつ、おおかみになっていっていてその回にそれぞれの展開があったりして楽しかったです。
最後に「おおかみしかいない」と言っていた凛太郎に笑えました。でも真中はきつねだよ!笑
もう1つは、学生のきゅんな純な作品でした。キスもないけど恋の始まりに、どきどき…といった胸きゅんストーリー。こちらも後書きのキス寸前に萌えましたっ!!
読み切りのと表題作のとでは線の太さが違う…
読み切りの方が細かい線で好みでした。
さわやか三角関係、良かったですよね。
扉絵の仕掛けには気付きませんでした。
kaysさんのお陰で、さらにこの漫画を楽しむことができます。
ありがとうございます。
読んでいて苦しくなる三角関係はあまり好きではないのですが、幼馴染み3人+同僚1人の四角関係といって良いような話で、明るく幸せなトーンで良かったです。
丸く収りそうな予感に安心して、長年の想いを果たす幼馴染みカップル+これから何か始まりそうな同僚カップルの話を楽しめました!
一軒家をシェアしていた佑大と那知。そこに年下の幼馴染み、凛太郎が加わります。
那知にベッタリの凛太郎。自然に応える那知。近すぎないか? 仲良すぎないか? 俺何に焦ってるんだ? 2人を見て胸がざわめく佑大。
自分の気持ちを測りかねて戸惑っている佑大が可愛かったです。同僚の真中に相談してしまうところがまた可愛くて、ちょっと引っ張って押したらコロンと真中に転がりそうな純粋さにムラムラ! クールに構える真中も内心ムラっとしながら時期を窺っているに違いなく、ニヤニヤしながら2人を見守りました。
そして、もっとニヤニヤが止まらなかった幼馴染みカップル。
長年の片想いを滲ませながら那知にじゃれる凛太郎の子狼っぷりが可愛いくて、完全に凛太郎応援モード一色でした。天然入ってますが自分の気持ちをちゃんと伝える那知の男前っぷりも素敵。ごく自然にベタベタしている2人、どこからどう見てもお似合いの2人!
しょうがないよ佑大、情熱がもう違うよ、そしてお前は受けだから…。
まだ傷心中の佑大ですが、引き続き真中がお世話してくれそうなので心配はいらないラスト、むしろ今後の展開が楽しみなラストでした。スピンオフ希望です!
3匹の仔豚だと思ってたら3匹とも狼だったという比喩が面白い。祐大が親友の那智と同居生活をしているところへ途中から参加してきた幼馴染の凛太郎。那智に対する過剰なスキンシップや、甘い空気を醸し出している凛太郎に、祐大はいちいち驚いているくせに、何も言えないというとこが歯がゆい。那智に対する自分の気持ちにも気づいたあとも、争うことをせず身を引いた祐大に地団駄でした。なぜか祐大の同僚の真中が、このシェアハウスに参加することになるところで終わってしまうのが惜しい。このあとの話を続けて1冊にしてほしかった。
kays
コメントありがとうございます!
購入してから何度も何度も読み返してはミナヅキワールドにどっぷりと浸かって至福の一時です。
こうして、むぼちさんと感動をご一緒出来て嬉しいです。
扉絵、とっても可愛いですよね♡真中も欲しかった…なんて。笑