「千歳さん、俺の嫁になりません?」

コミック

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いただきますとただいまと

itadakimasu to tadaima to

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表題作いただきますとただいまと

倉田 彼女に振られた
千歳 カフェ チロルのマスター

その他の収録作品

  • おひさしぶりとただいまと
  • あとがき

あらすじ

結婚を予定していた彼女にふられた倉田。現場となったカフェバー・チロルのマスター・千歳やスタッフたちに慰められ、その後もたびたび店に通うようになる。口は悪いが、千歳に拾われる形で、倉田はチロル階上にあるシェアハウスに引っ越すけれど……?
天然御曹司×ツンデレ料理人のひとつ屋根の下の恋♡

作品情報

作品名
いただきますとただいまと
著者
たうみまゆ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403664304
3.8

(33)

(11)

萌々

(11)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
125
評価数
33
平均
3.8 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数10

こんなcafe 仕事帰りに行きたい

ネタバレ有りです


1話
1ページ目から、倉田にとっては大ショックな展開が。
作者さん 読者を引きつけるのが、うまいなぁ。と個人的に。
すぐ物語に入っていけました。
私の好きな容姿、バンダナ付の受け、
千歳も現れ、これは私でも、最後まで読めると確信。
彼は、倉田のその日食べたい料理を、注文も聞かずに出すんです。
このシーンの時間の流れの作りも、作者さんうまいなぁと思いました。
千歳のような男性。個人的に、1家に一人ほしいキャラ。
男性はやっぱり、胃袋をつかまれるのに弱いようです。
倉田の心理状況が…とはいえ、
千歳は彼から、嫁になってほしい宣言を受けます。
ビーエルゥ。(Lの発音に注意してください)
そこらのお話とは、訳が違います。
千歳の、少しひいてるような?、照れてる顔。
いただきました。

2話
めでたくルームシェア入りを果たした倉田。
が、千歳が本当に、嫁になったわけではないんです。
ここが、一捻りあるというんでしょうか。
あくまで、ルームメイト関係の二人。
それを知った倉田は…
プロ仕様よりも、心に響くもの。
やはり、我が家の味とはそうしたものなのかも。
が、私、ひとつだけ、とある作品で例外を思い出していました。
いじ○○ばあさんの漬物。あれは違う意味で、心に響きます。

3話
主役二人から離れ、ルームシェア仲間の話が中心です。
なんですが、何気にさらっと、主役二人の性格にも、話の流れで触れていたりして、
ちゃんと主役も忘れていない辺り、うまいと思いました。
この話の描写は、同じ時間で起こる、
二つのシーンを行ったり来たりする、
ドラマのような展開になっています。
そして、軽く下ネタから始まります。
高橋と優斗の学生時代の物語。
このお話も意外でしたが、
私、うかつにもやられた。
てか、千歳しか頭になかった。(ごめんなさい ほかのキャラ)
優斗が女装している男性。
確かに胸が。女性だと思ってた。
それにしても、彼、お金どうやって貯めたんだろ。
カフェのお手伝いだけじゃ、あの行動に出るのはきついよなぁ。

4話
3話の展開をうまく使って、
主役二人の展開に持ち込んでいます。
個人的に、読みやすくて嬉しいです。
千歳の過去の話。
もし完璧な人間がいたとしても、
たぶん人間社会でうまくやっていけるかは、別なんだろうなぁ。
歴史上の、天才といわれている方達を、思い浮かべていました。
自分に合った道を、最終的には、自分で模索するしか無いんだろうなぁ。
本筋から少し離れて、そんなことを思う話でした。
千歳の昔の知り合いも出てきたりして、
二人の関係が、ここにきて、大きな展開を見せます。
千歳が、ツンデレという設定が、生きてきます。
雰囲気もいい感じ。

5話、最終話
カフェに大きな変化が。
慌てる千歳。発言も含め、最高すぎる。
最初の頃は、少し寡黙な感じもしたんですが、
倉田との出会いが、彼を変えました。

チロちゃん 謎だけど、欲しいなぁ。
カバー裏では、伸びてるし。
顔が…ツボ。

ストーリーの持っていき方がうまいと思いました。
サブキャラもちゃんとピックアップされていて、
すごく和みました。
神で。

6

料理ものに偏らないやさしい話

料理ばかりのシーンにならず人間をかいている作品。
明るめです。感情の移行が人間として妥当に思えてずっと納得してしまいつつ、キャラが元気なので幸せ感が強いです。

0

じんわり

たうみさんは地味に気に入っていて、コミックスは多分みんな読んでいるはずですが、確か、この前2冊は非BLで、BLで本が出るのは随分お久しぶり?
この本でも、シェアハウスでのまったりとした日常に、ちょっぴり恋愛要素が、あるような、ないような、、のまま、エチシーンに至るどころか、なんとかお互いに恋愛感情を確認するだけで終わるのかと、ある意味、ハラハラしながら読んでいたのですが、
ちゃんとまとまりましたね、
それも2組。
といっても、BL的エチシーンと言えるのは、一組はキスのみ、もう一方のメインカプも辛うじて2ページの朝チュンシーンのみ。
でも、じんわりじっくり好きには、濃厚なエチシーンが繰り返されるより、半年後、一年後と、落ち着いた関係がずっと続いているのを描いたこの終わり方が好きだわ。

8

日常系BL

主人公の倉田が彼女にフラれたところからスタートするこのお話。
そのカフェのマスター千歳・料理に感動しながら、
彼女と住んでいた家も彼女と住もうと思っていた家も解約してしまった倉田は、
千歳の住んでいるシェアハウスに住まわせてもらうことになり…と、
大事件のほとんどは第1話で起き、
その後は丁寧に人間関係と2人が惹かれあう姿が描かれています。

人の領域にずかずかと、でもイヤミなく入っていく倉田と、
昔のトラウマから、人と深くかかわることが苦手な千歳が、
互いの魅力に落ちていく。
それは家族愛ではなく、千歳にとっては「面倒くさい感情」である恋愛なわけですが、
倉田となら恋をしてもいいかもと思ったのは、千歳の成長。
他人の人生に真剣に付き添いたいと思ったのは、倉田の成長。
互いが互いのお陰で一歩踏み出せる、いい関係になっていると思います。
どちらかがどちらかを救うお話ではなく、
互いが互いを救い合うお話は、良いですねえ。

もう1組のカップルは、恋模様はあまり描かれていませんが、
一途な恋が実って良かった良かった。
キスシーンがなんだか耽美に見えるのは、
私だけでしょうか…どきどきしました。

要所要所で、千歳が作る料理がキーとなってくるところも、
きちんと設定を活かしていると思います。
じんわりときめくことができる1冊です。

3

日常

あんまりBLという感じの作品でもなかったかなと思いました。
カフェを中心とした日常を描いた作品。
キャラクターも可愛くて、テンポも好き。
たうまみゆサンらしい、ゆるっとしたお話に癒されました。
最終的には2カップル。これもホノボノですごく良い。
ただ、読後が良かっただけに
印象にもイマイチのこらなくて、あれ?どんな話だっけ・・・
と思ってしまったのがちょっともったいなかったかなと思います。
読み返します。スイマセン。

とはいえ、あの猫なのかナンなのかな
動物のインパクトは最強でした(○´艸`)キモカワイイにも程がある。
終始ちょこちょこ現れては~な遊び心が巧い。
ペロペロしたいw

2

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