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June Pride 6月の自尊心 タクミくんシリーズ

六月的自尊心-托生君系列

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表題作June Pride 6月の自尊心 タクミくんシリーズ

崎義一:学生
葉山託生:学生

その他の収録作品

  • Prologue―プロローグ―【『そして春風にささやいて』ダイジェスト】
  • 若きギイ君への悩み
  • それらすべて愛しき日々
  • ごとうしのぶ&おおや和美スペシャル対談

あらすじ

人里離れた山の中腹に立つ全寮制男子校、私立祠堂学院。
学院内一の人気者・ギイこと崎義一と両思いになったものの、
その胸に飛びこんでいけない託生には、誰にも言えない秘密が
あった…。
ルビー文庫で大人気。タクミとギイが織りなす心優しき愛と
友情の物語、堂々のコミック化!!
【出版社より】

作品情報

作品名
June Pride 6月の自尊心 タクミくんシリーズ
作画
おおやかずみ 
原作
ごとうしのぶ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784048533256
3.7

(9)

(2)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
34
評価数
9
平均
3.7 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数3

タクミの過去

原作小説既読です。
収録されているのは、小説の「そして春風にささやいて」から「若きギイ君への悩み」、「それらすべて愛しき日々」、そしてこの漫画のタイトルにもなっている「June Pride」です。
冒頭のプロローグで、「そして春風~」の内容がダイジェスト版でザッとあらすじが分かるようにはなっているので、前作の漫画や小説を読んでいなくても分かるようにはなっていますが、詳しいことまでは描かれてないので、気になる方は小説かビリー高橋さんの漫画を先に読まれることをお薦めします。

この巻ではタクミの過去が語られます。
タクミにはかなりシリアスな過去があるんですが、おおやさんの軽い爽やかで軽いタッチの絵柄と、全体的に広がるコミカルな雰囲気で、暗すぎるものにはなっていません。
でも、涙を誘うような展開もあって萌え所も詰まってます。^^
小説で文字でしか読んでなかったものが、絵でも見ることによって新たな理解も深まって、なかなか満足な1冊でした。

1

ついにギイが・・・

タクミくんシリーズコミカライズ2冊目です。
「Prologue」、「若きギイ君への悩み」、「それらすべて愛しき日々」、「June Pride」「ごとうしのぶ&おおや和美スペシャル対談」が収録されています。

この巻では、タクミが接触嫌悪症になった理由・・・とても辛く哀しい過去が明らかになります。
それは、ついにギイが無理矢理(だけれども、荒療治なつもりで・・・)タクミを抱いてしまってから、タクミの口から明らかにされることなります。
タクミは嫌われる覚悟で打ち明けたけれども、そんなタクミの事もとても愛おしくてたまらないギイなのでした・・・

私は、一線を超えそうで超えない際どい感じ(しかも寮で同室という密室シチュエーション)・・・とりわけ攻め様が理性と戦っている姿がとても好きなので、一線を越えてしまうと残念だったりもします・・・(笑)

そんなこんなでシリアスなお話もある中で、一番好きなのは「それらすべて愛しき日々」でした。
これは私の大のお気に入りキャラである章三君(タクミくんシリーズの中ではレアなノーマルキャラ)とギイとのお話になっていて、とても面白かったです。
私は章三とギイの友情や、軽口をたたき合っている様子が凄く好きなのです。
この作品では、ギイが章三の実家にお泊りするお話なのですが、一つのベッドで寝る2人の会話が見ものです!!!

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味わいひとしお

まったくもって意外なのですが、このコンビによる
タクミくんシリーズの漫画化単行本はこの本が一番
最初だったり致します。一等最初のビリー高橋さんの
影響が深かったのでしょうか?

閑話休題。
タクミくんシリーズと来るとやはりおおやさんの
絵柄の方が馴染む気が致します。
柔らかな中にしなやかな芯があるのですね。
ギイと託生の距離の、緩やかな縮まり加減を
ご堪能下さい。

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