暁に哭く、風に鳴くコラール

akatsuki ni naku kaze ni naku choral

暁に哭く、風に鳴くコラール
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
7
評価数
3件
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784403660382

あらすじ

ジムは風に耳をすまし、幼馴染みのデニスの声を探していた。自分を呼ぶ、どこか甘い彼の声を。暴行を受けたはずの彼は、男たちの死体を残し、姿を消した。あてのないまま西へ向かうジムの前に、見知らぬ男スミスが現れ、こう告げる――「おまえのデニスを連れ去ったのは、吸血鬼(ヴァンピール)だ」。那州雪絵が描く、ウェスタン・ゴシックホラー!!
(裏表紙カバーより)

表題作暁に哭く、風に鳴くコラール

同時収録作品真冬のシークレット

亜波根慎吾,ラロン王子付SP
ラロン,ラプタ共和国の王子,17才

その他の収録作品

  • おまけのページ。(作者によるウラ話等)

評価・レビューする

レビュー投稿数3

設定が凝っています

時代劇なのですが、西部劇です。
あまりBLでは見ない世界観でした。

吸血鬼を追うハンター、スミスと、吸血鬼にさらわれた友人を追うジムが出会って共に旅をするストーリーです。
ゴシックホラーだと紹介文にはありますが、ホラーといえばホラーなのかしら?かなりシリアスな内容だとは思います。
スミスにもジムにも、目的の裏に隠された複雑な事情があります。

BLとして楽しむには、設定が懲りすぎていてストーリーがしっかりしすぎています。一本の漫画として楽しむには良いですが、逆にこのストーリーの複雑さはラブストーリーを読みたい時には難しく、ごちゃっとした印象になってしまうかも。

ドキドキして幸せなBLというものではありませんでした。
壮大なお話だと思ったのですが、スミスの過去など、スッキリ読み終えるにはページ数が足りなくて勿体ないと思います。
もっと説明してほしい所がいっぱい…。

受け攻めという関係でなくて、不思議と二人は受け受けな感じがします。
お話の中で二人がどうこうならないのですが、二人の今後を読んでみたいと思いました。

0

恋愛モノとしては物足りない

この作家さんは少女漫画家としてのイメージの方が強かったのですが、BL作品も描かれてるのを知って初めて作品を読ませて頂きました。

表題作の他に短編が1作品収録されています。
ほのぼの系が似合いそうな絵柄なのですがそれだけではなく、愛する者との別れという出来事が両作品の中にあって、切ない作品でもありました。
表題作はアメリカの西部開拓時代(1850年代)と吸血鬼という要素を絡み合わせて、緊張感のあるサスペンスで良かったと思うのですが、個人的にはスミスと吸血鬼、ジムとデニスとの間にもう少し濃い感情の絡みが欲しかったです。
あまりにあっさりやっつけてしまった感がありました。

同時収録作品の方は、SPx王子モノなのですが、王子があまり好きになれませんでした。
楽天的で明るいのはいいんですけど、攻め様を好きになった理由がちょっと軽い感じがして、振り回される攻め様がお気の毒…(汗)。

両作品とも恋愛モノとしては少し物足りない感じがします。
恋愛描写は軽めなので、BL初心者の方にはいいかも。

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映画のような二編

 あきらめと希望とのさじ加減が上手いなと思います。人が大人になるために丁度良いくらいの分量で。
 BLを描くための作品を作るのではなくて一つの作品を作るにあたって必要な手段がBLだった、という感じを受けます(実際のトコは分かりませんけどね)。そのくらい作品のテーマに特徴があります。

●表題作
 90年代辺りの映画のような雰囲気。(描かれたのが2000年だから当然?)
 開拓期のアメリカ。吸血鬼を追う男(スミス)とその吸血鬼に友人を連れ去られてしまった少年(ジム)が行動を共にしていく話。スミスと吸血鬼・ジムと友人との関係を対比させて話が進み、それぞれの胸の内の絡み合いが味わい深いです。

 こういう作品を匂い系って言うんでしょうか。それぞれ似ている形をしているどうしようもない過去を抱えたスミスとジム。互いにそれらの過去を消化しながら一緒に生きていくのでしょう。むしろこの後に色々濃厚な展開を望めそうで、続きを読みたいと思わせます…(続編は無いようです。残念!)

●『真冬のシークレット』
 国情の為に日本に住んでいたが急遽帰国することになったラロン王子と王子が帰国する続きまでの数日間だけ警護を受け持つことになった警官・亜波根のハラハラドキドキラブストーリー。

 今まで自分はわりと身近な所で展開される作品ばっかり読んでたんだと実感しました。そういった意味でも新鮮でした。良いですね王子とその警護!
 王子は良い意味で素直な、苦労を感じさせないタイプのお坊っちゃん。可愛いです。亜波根はそんな王子に最初は偏見を持っているんですが一緒の時間を過ごすにつれ…。
 こちらはこちらでドラマや邦画のような雰囲気。カーチョイス有り、アクション有りでなかなか充実した読み応え!脇を固めるラロンの執事・ルーウーや亜波根の上司である隊長もイイ仕事してると思います♪

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