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表題作恋愛サバイバル

人気俳優・嘉川真清(22)
芸術家・篠川秀吉(26)

あらすじ

秀吉と真清はつきあい始めてもうすぐ1年になる。秀吉は天才芸術家らしく高飛車でワガママで、人気俳優の真清をふりまわしまくる女王様だ。そんなある日、秀吉は弟の秀頼から「嘉川真清、巨乳女子アナと熱愛!」という噂を聞く。自分は噂が気になって不眠症になるほどなのに、相変わらずマイペースな真清に腹を立てた秀吉は…。
(「BOOK」データベースより)

作品情報

作品名
恋愛サバイバル
著者
近藤あきら 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652381
1

(2)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
0
評価数
2
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

男らしい女王様受け

誘い受けもする女王様受けで、男前タイプです。
受けの方が浮気寸前までの描写があるので、苦手な方はご注意。
「校内恋愛のススメ」に出てきたカップルも作中で、登場します。時系列的には、「校内恋愛のススメ」が先です。

人気俳優・嘉川真清(22)硬派攻め×芸術家・篠川秀吉(26)女王様受け
嘉川のマンションに泊まりに行くと、留守電に女の声が入っているのを聞いて面白くない気分に。
「校内恋愛のススメ」での事件で秀吉に惚れたので、兄の秀頼に仲介して欲しいと一海から頼まれる。
秀吉は、気晴らしをしようと一海の相手をするのだが。

どちらも男らしいタイプなので、実際に行為があるまでどちらが攻めかわからなかったです。
前作の秀頼×啓のカップルがちらちらと出てくるのですが、あまり必要がなかったと思います。この話に出てくる秀頼がかなりヘタレそうなので、好みと違うからと言うのもありますが。
メインカプである嘉川と秀吉にもっと焦点を合わせて欲しかったです。
秀吉視点なこともあって、嘉川は仕事が忙しいのか一緒にいる描写も少なく、嘉川の人物像がよくわからないままでした。
どうしても一緒に来て欲しかったパーティーに、嘉川は仕事が忙しくて断るのですが、
どちらも認識が同じなのが絆を感じさせてくれました。
仕事をさぼって行ったら嫌われるからと、傍にいたい心を抑えて、嘉川は仕事にいく。
その甲斐あってなのか、いて欲しい時にいてくれない男より、仕事をいい加減に思っている男は、キライだから。と報われることに。
言わなくても、相手の考えている事をツーカーでわかりあっている姿がよかったです。
本当に心が揺れてならいいのですが、遊びとか気まぐれで浮気を考えてしまうのが、個人的にダメでした。
女王様受け耐性がある方なら、もっと評価が上だと思います。

エロ:★3 普通
総合:★3 女王様受け好きなら、★4で。

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この女王様受はちょっと…。

『校内恋愛のススメ』のスピン作!

双子の弟でさえ苦手意識を持ってしまう程、我儘で変わり者の秀吉。
前作でナイスな行動を見せてくれた秀吉に、私は結構好印象だったのでスピン作は期待して読んだのですが⁉︎
実際は、余りの女王様気質についていけなかったかもしれません(笑)

秀吉は天才芸術家という設定。
私の中で、芸術家は変わり者が多いという自論が勝手にあるので、その辺での振り回し加減は許容範囲内ななで大丈夫だったのですが…。
1年も付き合っている大切な恋人がいるのに、遊び感覚でふらふらする所は好みではありませんでした。

秀吉のお相手は、前作同様、ヘタレ攻でしかも年下攻様の人気俳優•真清。
人気故に、中々恋人との時間が作れず多忙な日々。
そんな中、真清の女性熱愛発覚の噂話を聞いてしまい…
丁度その頃、真清に惚れ込んだという一海が絡んで来て、気晴らしに相手をすることに。

真清の報道一つで不眠症になってしまう位、秀吉が好きな気持ちは伝わるものの、
だからと言って、憂さ晴らしをするかのように、第3者を巻き込んで、もう浮気といってもいい程、浮気スレスレ展開にはあきれました。

真清が多忙ということで、すれ違い生活パターンなものだから、どうしても秀吉視点でお話が展開していく分、自分本意な女王様気質が強固に映し出され過ぎて痛かったかもしれません。
2人の絆は感じられるものの、もう少し、真清との絡みや、真清の秀吉に対する気持ちの描写もあれば良かったかも!

ヘタレ年下攻×誘い&女王様受という美味しい設定であるものの、前作で同様生かし切れていないかな〜といった印象でした。
Hシーンも意外とあっさりなのも残念。

前作も、こちらのスピン作も2000年位の作品なので古さを感じるというのが1番の感想かもしれません。

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