溢れる激情と才能をもてあます、若きデザイナーたちの葛藤と恋──菅野彰待望のセンシティブLOVE! !

かわいくないひと

kawaikunai hito

かわいくないひと
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×27
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
42
評価数
15件
平均
3.1 / 5
神率
6.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784199007606

あらすじ

口が悪くて暴君なのに、どうしてデザインは美しいんだろう──。

建築デザイナーの友也が密かに想いを寄せるのは、3歳年上の先輩・雨宮。天才肌の才能と繊細な美貌を併せ持つ、友也の仕事上のパートナーだ。
けれど雨宮は自分の才能に無関心で、信頼している同期の意見にしか耳を傾けない。
雨宮の作品にも惚れている友也は、嫉妬と悔しさで毎日辞めてやると思いつつ、傍を離れられなくて!?

表題作かわいくないひと

瀬尾友也, 建築デザイナー 
雨宮佳, 天才的な建築デザイナーで上司

その他の収録作品

  • かわいいひと
  • かわいいひとの思うこと
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

めっさかわいかったひと

この手の受けは、個人的にすごく駄目かとても好みかの両極なのですが、雨宮は好みでした。
すぐ手が出る、足が出るというのはどうかなあと思いつつ、それ以外はとても愛おしいです。
ああ、そうか。
この手のキャラは我が儘の質に寄って好みが左右されるのかもしれないと、今気付きました。
某BL漫画で我が儘な受けの機嫌を皆で取ってる話が苦手だったのですが、雨宮タイプは違って、そういう我が儘というよりも皆とルールが違うだけな気がします。まあ、これも我が儘なのでしょうが(笑)
ただ自分が一番、自分が可愛いというものではないので、雨宮はとても愛おしいです。

読み終わってふと思ったんですが、もしかして雨宮が最初の方で瀬尾を蹴ったり振り回したりしているのは、あれでも無意識に気を許していた現れなのでしょうか。

この作家さん、商業は実は初読みですが、二次同人の頃追っかけておりました。懐かしい。お元気で何よりです。

1

大人テイストの恋物語

この作品、好みが分かれると思いますが私は好きです。
ドラマティックでもないし激しくも派手さもない。そうですね、透明感に溢れた無声映画を見ているような気分になる作品でした。あるいは、日常生活の一コマを切り取って、そこから雑多な色を抜いて透明度を上げたような話とも言えるかも・・・。大人テイストの恋物語で、優しい熱さに包まれた「ときめき」を感じられますが甘さは控え目です。でも、この優しい熱さが心地よく、とても素敵なお話だと思いました

 受の雨宮は最初のうちはタイトル通りの「かわいくない人」でした。綺麗タイプで才能もあるけれど、人として問題がありまくりの壊れキャラで、その言動には唖然とさせられました。そんな雨宮も、深海(当て馬)にだけは従順で、笑顔さえ見せています。雨宮の世界には彼しか存在していないのです。閉じた世界にいる雨宮。
 しかし友也(攻)は、そんな雨宮のことを想っていて、無視されても乱暴な態度をとられても、いつでも真っ直ぐ雨宮に向き合おうとします。閉じた世界にいる雨宮を何としてでも外へ連れ出してあげたい友也。
 友也の献身的な愛は、雨宮を少しずつ変えていきます。人として少続きしまともになり、友也に対しても可愛くなります。そして最後に雨宮は、深海ではなく友也を選ぶのです。
 度量の広い友也は「年下攻の鏡」とも言えるイイ男でした。けれど、ライバルの深海もまた大人な魅力たっぷりのイイ男で、当て馬には勿体ないと思いました。魅力的な攻2人に愛される雨宮が少し羨ましかったです。
 雨宮の可愛らしさは「穂紫蘇の花」の扱いに表れていますのでご注目下さい。

1

しっとりとした大人の雰囲気ですが…

デザイナーの才能はあるけど他人との付き合い方がわからず
同期の吾妻にだけ心を開いている雨宮を好きになってしまった瀬尾は
ひたすら辛抱強く、雨宮との距離を縮めようと努力するのですが…。

なんというか、瀬尾がいっそ気の毒になってしまいました。
雨宮は社内の人間にも“情緒欠落”と言われるくらいで
そして吾妻の言うことだけは聞く徹底的な変人っぷり。
その吾妻も、雨宮が頼りにしすぎているのを知っていながら
一線を超えずにいたけれど
瀬尾の想いに気付いてからは挑発するような言葉を飲みの席で言うのです。
誰かにとられそうになって独占欲がわいたのかもしれませんが
吾妻ってずるいなぁ…と思いました。
最後まで真意がわからなかったし。

雨宮がとにかく私にとってわかりづらい人物で
あまり共感出来るキャラではなかったです…すみません;
でも、吾妻と雨宮がデザインしたカフェに
特別な想いを持ってしまった瀬尾のジレンマが辛かったなぁ…。

三歳年上の雨宮を、怖がらせないように優しくしたい気持ちと
自分の言動によって心をどうにかして動かして欲しいというせめぎ合いの末、
続きちゃんと瀬尾に心を許すシーンは安堵しましたよ。

ただ、もし吾妻にだけしか心を開いていない雨宮じゃなかったら
瀬尾は惹かれていなかったのかな?とふと思ってしまいました。
そう感じたのは、ただ単に私が雨宮の魅力を理解しきれなかった所為でしょうけど…。
ありふれた表現ですが、飼い主にしか懐かない猫を
手懐けたい瀬尾ってイメージが抜けませんでした。

あれこれ言って大変申し訳ございませんが
某BL作家さんを意識していらっしゃるんじゃ…?とつい思ってしまう文体で
それが一番気になってしまって全体を楽しめなかった気がします。
あくまでも私個人の感想ですが、
気分を害された方がいらっしゃったらごめんなさい…。

でも、葛西リカ子さんのイラストは、作品の世界観にぴったりでした!

4

東雲月虹

ココナッツさん、こんにちは♪

なんたる偶然ww
縁がございますね!なんて調子にのってスミマセン(^^ゞ

葛西リカコさんのイラスト、美しいですよね!!
しかし私のこんなレビューで申し訳ございません……;
ココナッツさんは初読みとなるようですので
私が言うのも妙ですがどうかお楽しみいただけたら…!!
読む方によってはツボると思います!

あっ!ちなみにHはちょっとありましたので“なし”ではなかったです☆

コメントいただきまして、ありがとうございました♪

ココナッツ

東雲月虹さま

立て続けに失礼いたしますー(^^;;

すごい偶然が続きますが、こちら発売前から表紙の葛西さんに惹かれていました。
しかし読んだことのない作家さんでしたので、レビュー待ちしておりました。
そうしましたら東雲月虹さまが一番手で書いて下さったという∑(゚Д゚)
エロ度なしってなってますが、珍しいですねえ最近のBLで。キャラだから?かな?

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