声はして涙は見えぬ濡れ烏

koe wa shite namida wa mienu nuregarasu

声はして涙は見えぬ濡れ烏
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神100
  • 萌×257
  • 萌22
  • 中立16
  • しゅみじゃない7

259

レビュー数
21
得点
810
評価数
202件
平均
4.1 / 5
神率
49.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
日本文芸社
シリーズ
KAREN COMICS(カレンコミックス・日本文芸社)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784537131956

あらすじ

「友達はいらない。セフレだったら…考えないでもないけどな」
会沢征志が最近気になっているのは、超絶クールで色っぽい美形の、お隣さんかつ同じ大学に通う烏生田凜。大財閥・久喜宮グループの社長の孫らしいが、まるで人に興味がないかのような態度で学内でも浮いた存在だ。
なんとか仲良くなろうとしていたある日、凜がゲイだと知らされ、「不用意に近付くな」とキスをされたことで凜への恋情に気付く会沢。
「セフレでもいい」と、凜を激しく抱いて…。
セフレからかけがえのない存在へ、変化していくふたりの関係は――。
夏の京都を舞台に、クールで激しい大人の恋が始まる!

表題作声はして涙は見えぬ濡れ烏

会沢征志,大学2年生,20歳
烏生田凜,同じ大学の院生,23歳,大財閥の社長の孫

その他の収録作品

  • お兄ちゃんと僕(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:初期キャラクターデザイン

評価・レビューする

レビュー投稿数21

萌×2に限りなく近い萌です。

『ハイブリット・スターダスト』のスピンオフですが、
試し読みした時には何故か気が付かず、
「凛?うごうだ?どこかで見たような名前…。あっ!!」
と、やっと気づき、今回ちゃんと読んでみました。

一冊まるまる、会沢×凛のカップルでした。
さまざまなカップルが登場するのも面白いですが、
一組のカップルのみというのも、じっくり読めてイイですね。
描き下ろしで、聖人と八京が出てきたのもうれしかったです。

評価が低めになった理由は、

凛の母が、父さんとのことは後悔していないし、
この家には楽しい思い出しかないと言っているにも関らず、
京都の家に、凛と一緒に住んでいない理由がよくわからなくて
モヤモヤしてしまったのと、

縁側で、雨に濡れながら涙を流していた凛の姿に、
会沢が一目惚れをしたので仕方がないのかもしれないし、
読んでいれば、内面にも惹かれているのだとわかるのですが、
凛が「俺のどこがそんなにいいんだ?」と、会沢に聞いた時に、
外見の好きなところしかあげなかったのが、
少し残念に思えたからでした。

でも、そこはあくまでも個人的な好みの続き問題で、
全体としては、最後まで楽しく読めて満足できる作品でした。

0

夏の京都で溺れるように抱き合って…

梅雨の風の強い日に一目惚れして、夏中夢中で抱き合って、秋にあなたは姿を消した・・・情緒があって、とても美しい作品でした。2人とも若いんですが、全体的にシュールなトーンで大人な恋のイメージでした。攻めの会沢くんはいつも笑顔で心が大海の様に広く温厚で一途なワンコ。受けの凛くんは繊細で強気な黒髪美人。とにかく色気のある人です。

凛くんは大財閥の亡き御曹司の愛人の息子なんですが、父親を恨んでたり、跡継ぎ争いやグループ存続のゴタゴタに巻き込まれれたりで、色々と複雑な影のあるキャラです。私はシリアス話が苦手なので心配だったんですが、話の中心はちゃんと2人のラブストーリーでした。凛くんが悩む場面も多々あるんですが、そのたびに会沢くんが傍にいて持ち前の笑顔で凛くんを救います。凛くんの心が徐々に開いていく様子が手に取るように分かります♪凛くんはツンデレですが、大切なところではちゃんと素直になれる可愛らしい人です。

2人が再会してのハピエンはほんと感動しました。特に、会沢くんの「今度は正面玄関から堂々と来ました」というセリフが男前すぎて( ;∀;)。秋祭りのシーンも良かったし、2人で飼ってた金続き魚も良かった。なんかもう、全部よかったです!神にしたいところですが、絵柄がそこまで好きになれなかったので萌2で!

あ、あとエロ度は標準になってますが、かなりの回数えっちしてます。受けが可愛いです♪

1

受けの色気がハンパなーい☆

電子で購入です。そこでのカテゴリーは確か「執着攻め」になってましたが、私には受けの凛の色気の印象の方が強いです。ウノハナ先生の描く男はどーしてこうも色気があるのでしょう♩
黒髪に引き締まったカラダ、タバコを吸うところも、草むしりでぶっ倒れたあげくにお腹出してるところも、全てが色っぽい、うらやましい!
この色気に物憂げなカゲが加わったらそれはもう、イチコロkoですね。
ストーリーは、割と直球なラブでしょうか。たまたま隣同士の大学生と院生が出会い、惹かれて、いい感じに至るも
受けの事情で一旦は消滅してしまうのですが、攻めの気持ちは変わらずハッピーエンドになるという。その背景に描かれる
和風な感じと、ちょっとした優しさがじんと伝わる良作だと思います。
ウノハナ先生は画力は言わずもがな、ストーリーもしっかりしているので大好きなのです。凛の色気の一ミリくらいは是非ゲットしたい・・・なんて。

0

流れるようなテンポが心地いい!

スピンオフと知らず、あとから『ハイブリッド・スターダスト』を読みましたが本作だけでも十分楽しめました。

大学院生・凛は、財閥御曹司の父が愛人の母と自分を捨てたことにわだかまりを持ち周囲に心を開かない孤高の人、そんな不愛想で危なっかしい凛を放っておけずに見守る年下大学生・会沢。
会沢は年下でも包容力と明るさがあり、頑なだった凛のわだかまりをだんだんと溶かしていき、凛の中で会沢の存在がだんだん大きくなっていく。流れるようなテンポが心地いい作品でした。

和風ビューティの凛には京都という古都と古民家がよく似合う!
熱中症で倒れた自分を介抱してくれたお礼ではずみのように始まった関係なのに、キスに答え、足を開き感じてる凛の姿がとてもとても色っぽかった!カラダを重ねるたびに、会沢に対してカラダだけじゃなく心もだんだんと開いていくのが伝わってくる、作家さんの画力の高さに脱帽です。

描き下ろし『お兄ちゃんと僕』は後日譚。弟カップルが兄カップル宅を訪問するだけの話なのに、凛の会沢を愛おしく見つめる目線、弟との会話は会沢への想いが溢れまくっていてジーンとしてしまいました。

1

2人の関係性が大好きです☆

このお話、本当に大好きなんです!
年下ワンコxクール年上受けっていう私的に王道カプということもありますけど、この2人の関係性がたまらなく好きなんです☆

複雑なバックボーンのせいで、人との慣れ合いを避けて生きてきた凛と、そんな彼に一目惚れをした会沢。
この会沢がね、見てるだけで気持ちが良いんですよ☆
凛にどれだけ冷たくあしらわれても(容赦ない拒絶顔っていう表現にツボりました笑)、めげない折れない諦めない!
何を言われても軽く流していつも前向き☆
しかも愛情表現はストレートとくれば、どんな人でも心が動かないはずがない、そんな風に思わせるのが会沢なんです。

だから頑なだった凛も次第に会沢を受け入れ、流されてほだされてついには自分の弱い部分を全てさらけ出してしまうまでになります。
凛の会沢に対してだけ見せる照れ顔や嘘をつく時の癖など、ちょっとしたことがすごく可愛い☆
基本はツンなんですけど、たまのデレが私のツボでした。

でも、凛の背負うモノが大きすぎて重すぎでしたよね。
父親のようにはなりたくないと強く思っていたのに、結局は父親と同じ道を歩もうと決めます。
続きそれも会沢への気持ちに素直になったとたん。
急に姿を消した凛。
取り残された会沢。
このシーンは本当に切なかったです。

でも、このお話で大好きなのはここからなんですよ!
凛が姿を消してどこに行ったかなんて考えなくてもわかる。
探そうと思ったらすぐに探せた。
でもそうはせずに、凛に見合う男になって堂々と姿を現した会沢がめちゃくちゃカッコよくて痺れました!!

凛は会沢を縛りたくなかったんだと思います。
自由に世界を飛び回って生きていきたいと話した会沢を自分の重すぎるしがらみに巻き込みたくなかった。
でも会沢は違ったんですね。
そのしがらみも受け入れて、敢えて凛と生きていく道を選んだ。
ずっと味方のいないところで気を張って生きてきた凛にとって、会沢の存在の大きさは計り知れないと思います。
2年半ぶりの再会で、貪るように求め合う姿は本当に情熱的で素敵でした。
元々いろんなセックスシーンを堪能させてくれる作品ですけど、この再会Hには本当にたまらない気持ちになりましたね。

聖人くん、早く大人になって2人に世界旅行させてあげてね☆

3

萌えれない自分に涙

表紙がとても素敵で思わず手に取ってしまった作品。タイトルもなんとも言えずいい感じではありませんか。皆様からの評価も高いし、読む前から期待度MAXでございました。

しかし、あれれ、なんか萌えない…。レビューを拝見するとスピンオフ作品なんですね。その元ネタを知らないから萌えないんでしょうか…。

ゴメンナサイね、辛口な評価なんですけれど、表紙と中身と絵柄が違くない?なんていうか、顔のパーツの配置がおかしいっていうかバランスが悪いっていうか。う~ん、これは好みってやつですかね。いまいち好きになれませんでした。

攻めの会沢くんが凜ちゃんに一目ぼれしたっていうのも「?」と思ってしまった。会沢くんはノンケさんでしょ?別にノンケさんが男に一目ぼれしてもいいのだけれど、なんていうか、そこは「男同士だし」とか「こういう気持ちを凜に知られたら引かれるかも」とかそういう葛藤があってもいいと思う。でもなんだかそこんとこはスパッとすっ飛ばしてあれやこれやするのもなんだかなあとモヤモヤ。

でも一番のモヤモヤは凜ちゃんが好きになれなかった、と言うことだと思う。凜ちゃんの可愛さがいまいちわからん続き
と思った私はフルボッコでしょうか…。
あんなに汗かくかなぁ、とか、あの細さであのマッチョ具合はおかしくね?とか。彼の感じている孤独感も子どもっぽい気がして。そんなことばかりが気になっていまいち話に乗りきれなかった。

最後のオチもなんだかご都合主義だなと思いながら読んでしまった。

皆さまからの評価は高いし人気作家さんですが、こういう感想もあるってことで。

ごめんなさい。

9

今度は、お兄ちゃんと秘書の話

『ハイブリッド・スターダスト』のスピンオフです。聖人の腹違いの兄・凛と、その秘書・会沢のお話です。
『ハイブリッド~』を読んだ時は、愛人の息子だから、自分の境遇も本妻の息子の聖人も憎んで捻くれてるのかと思ってたんだけど…。この作品を読んで、思いっきり違うことを知りました。

父親との長年の確執や義弟への複雑な思い、そんな中での会沢との出会い。
凛に一目ぼれした会沢が、グイグイ押してきて凛と関わることで、凛が少しずつ変化していきます。人付き合いが苦手で固かった心のガードが、どんどんゆるくなって会沢の侵入を許して素直になっていくのが可愛くてたまりません。本当に、凛のような複雑なタイプには、会沢のようなツンツンされてもヘコたれずに傍にいてくれる人が必要なんだと思います。

それなのに、凛の突然の失踪。
それからの会沢がカッコ良くて素敵です。凛に見合う男になろうと一生懸命努力していたなんて…。そんなのを知ったら、会沢のために別れたのに、もう手放せないですよね。

前巻では分からなかった、二人の熱くて深い愛情が分かって良かったです。これからも二人で、意地悪な上役相手に頑張ってい続きってほしいと思います。

6

二人が幸せでありますように。

ウノハナさんの作品は初読み。
装丁も評価も良いから中もそんな外さないだろうと思いつつタイミングを逃したままでしたが、やっぱり表紙のような淡い色合いと光が似合う素敵な作品でした。

舞台は京都。
大学生の会沢はある日、隣人で同大学の院生である凛の泣き顔に「一目惚れ」をした。そうとなったら後は行動あるのみ。会沢は親しくなろうと、すげなくされても持ち前の明るさでめげずにアプローチを続ける。
…という始まりから、二人が徐々に距離を縮め、互いに心を許していく過程が丁寧で物語に自然と入っていけました。
最初は体から。
だけど、そこを許してしまったからこそ、絆されて、居座られて、居ない事が淋しくなっていくという気持ちが、凛の無意識らしい無防備な行動からのぞいて、もう可愛くて可愛くて途中ニヤニヤが止まらない。
まっすぐに凛を掴まえようと突き進む会沢が持ち前の推進力で、凛を手に入れた時は、ああ、本当に良かったとホロリ。
凛にも会沢にもこの関係は本当にかけがえのないものなんだと思える再会シーンで、この二人はきっともうずっと別れないなぁと思えて、本当に嬉しかったです。

この先もずっと続き二人は別れないで幸せでいてくれるんだろうなと思える良い作品です。読めて良かったなぁ。

4

会ちゃん男前!

素直になれない可愛い凜さんと、凜さんのハートをガンガンこじ開けてく会沢を、おおーいいねーこのままラブラブになるのか〜?なんてニヤニヤ読んでたら、雲行き怪しくなり、切ない別れに…。

だがっ!そっからが会沢のターン!あんなに男前な行動、実際にやられたら心臓破裂で死ぬる!もちろん凜さんにも萌え。大人になって逆に幼くなった印象。どことな〜く凜ママの血を感じさせる(笑)ほんと、最後ハッピーエンドでよかった。

実はハイブリッドスターダスト読めてないんだよな…そっちも読もうかな。

1

待っていましたおにいちゃん!!

これだから脇役スキーはやめられない。
【ハイブリッド・スターダスト】のレビューでも叫びましたが、きましたきましたスピンオフ!!

涼やかなカバーに綴られたタイトルは【声はして涙は見えぬ郭公(ホトトギス) 我が衣手のひつをからなむ】という古今和歌集の一句になぞらえていて響きが素敵です。

「声はするけれど涙を流さない」ホトトギスと烏の濡れ羽色(青みがかった黒)の髪をもつ凛の「涙は流すけれど泣き声は上げない」切なさを意味しているのでしょうか…なんて後書きを読むと『若い凛のイメージが烏』と書いてあり、自分の深読みがいとはずかし(笑)

前作で社長代理を勤めていた凛とその秘書:会沢が出逢った大学時代から社会人となるまでのなれそめ。
隣家の一軒家に住む凛の涙を見て一目惚れしたワンコ1000%:会沢。

会沢の気持ちだけが空回りしてる印象を受けるセフレ風味なスタートは切ないですが、だんだんと明るくてめげない会沢主導のペースになり、ぎこちなくも心を通わせるように。
最終的に会沢に根負けする凛が可愛い。
ウノハナさんの硬めの線で描かれる表情の薄い凛のデレは特上です!!

続きるりと自分の懐に入り込む会沢と彼の存在を困惑しつつも享受する凛との穏やかな日々がしばし続きますが、ある日、転機が訪れます。

駆け落ち同然に結ばれた母親と自分を置いて実家に戻ってしまった父を許せなかった苦い過去。
和解することなく死別を迎えた重苦しさを抱えたまま法事に赴いた凛はそこで知らされる『父の戻った本当の理由』と年の離れた弟:聖人への廉憫にゆれます。
そして結局、嫌っていた『血』の絡むお家騒動に自ら身を投じ、かつての父のように働き続ける凛。

2年半後にきましたよ!!
正面から堂々と乗り込んできた成長著しいワンコ!!
なんてカッコイイの!!

あれほど自由が似合ってお日様のように笑う会沢を巻き込みたくなくて振り払ってきたはずなのに会ってしまった途端に、とりつくろうこともできず涙ぐむ凛が可愛い!

下くちびる噛み締めて、こらえようとする涙がまるで数珠の糸が切れたみたいにポロポロとこぼれてしまう。
会沢の心の柔らかさや真っ直ぐさみたいなのがやせ我慢や意地という鎧をとっぱらってしまうんでしょうね。

実は私、それまでのモノローグから凛は会沢がいないのを普通に受け入れられたわけではないけど密かに心の片隅で想っているんだろうな、と思っていました。

でも、久々に肌を重ねながら会沢が『待ってたんでしょう…俺を』と自信たっぷりに訊く様を見て初めて、秘書もつけずに待っていたんかい!!と気づいたんです。
私が考えるよりもっと凛は会沢ワンコを信じていたんですね。

※このふたり、いろんな体位でやっとるわけですが、この時の後背位がいちばんグッときましたww

描き下ろしは前作の弟CPとの4人でご飯の風景でした。
家族といえばご飯。
新妻といえばエプロン…などと下世話な私の妄想の欠片も及ばず和やかな家庭の風景でした。
複雑なお家騒動のはずなんですが、会沢や聖人のあっけらかんとした笑顔や会話でどんよりせずに読み進められます。

読後にもう一度【ハイブリッドスターダスト】を読み返しました。
すごく良い!!私の中で良くなってる~!!
今作を読んでから、前作を読む。
そしたまた今作を読む。止まらん(笑)

新たに明かされたものを知ったうえで読むと合点のいく部分が増え、深く読み込めます。
泣いてしまった。
会沢がキッチリと凛を護っています。

作家さんが、はじめからスピンオフを描くかどうかは読み手である私たちにはわからないけれど、今シリーズのように互いを高められて読み返しループがとまらなくなる作品に出会えたことは、とても幸せな経験だな~と思いました。

8

クリボウ

>晴々さん

コメントありがとうございます!!
凛みたいな不器用なキャラが大好きなんです。
結局、損しちゃうみたいな(笑)
そんな彼の不器用さごとまるごと護ってくれる頼りがいのあるワンコ:会沢~いいですよね~♪

彼なりに凛の片腕になるべく力をつけて、ってのがまたたまらんのです!!
今の自分では海千山千の社会人には勝てないと判断して、ですよね~(*´ー`*)
カバー下の設定では笑い上戸らしいから、一生、凛を微笑みで包んでほしいです~。

晴々

クリボウさん!
なんとも愛のあるレビューをありがとうございます!
私の言いたかったすべてが書かれててうれしいですー!
この会沢というワンコ、ただのワンコじゃないですよね。
愛ゆえなのか、凜さんの愛らしい部分を独自の鼻で嗅ぎ分ける。
読んでる側は会沢目線で凜さんのかわいらしさを存分に堪能できて、なんともおいしい。
その上、2年後には特上ワンコになって帰ってくるとは…。
単なる年下ワンコ攻めとは言いがたい作品ですよね。
私もこのシリーズ、読み返し率高いです♪

年下わんこ×年上ツンデレ

この作者さんは前に読んだ事がありますが、お話というよりも絵が自分の好みではないので、あれ以来読んでいませんでした。
普通の顔はいいのですが、どうもツンデレ顔?が苦手で。
と思ったら、凛さんがめっさストライクに不得手(笑)
それでも、表紙が素敵で気になっていたので、購入。

ああ!これは!
年下わんこ攻めが好きな方にはたまらないと思います!※自分もそうなので。
人を拒絶して生きていても、色々淋しい凛さんと同じ大学の会沢くん。
ノンケが一目惚れというのはあるのかなあ?と思いつつ、不自然ではないので案外ありなのかも?
凛さんがあまりにツン過ぎて分かり辛いですが、わんこが全く凝りないのでこのラストに辿り着けてよかった!
舞台は京都みたいですが、京都である意味があったのかしら?
そして、タイトルは烏なのに金魚がメインです(笑)

知らなかったのですが、これスピンオフなのですね。
本編も買って、読んでみます!

4

弟編とは真逆の奥ゆかしい兄編

弟編の「ハイブリット・スターダスト」は見るからに華やかな表紙が目を惹きますが、こちらは一転してやわらかな印象でまた素敵です。
舞台が京都の風情ある一軒家なのもストーリーによく合っていて乙だなと思いました。
夏の京都の畳と扇風機と縁側、いいですね。
クーラー付けてしまったら汗出ませんからね!
美男子の汗は美しいです。超萌えポイントです。
庭で白シャツで竹刀振り回す凜の姿もかなりポイント高いです!

弟編ではいつもクールで感情を掴めなかった兄・凜の素顔と、いつも凜の側にいた秘書・会沢との関係、妾の子である凜がゆくゆくは本妻の子である聖人のものになる久喜宮グループを聖人のために守っている理由が明らかになりました。

まず何といっても、こちらが勝手に抱いていた凜のイメージとはかけ離れた凜の姿を一番最初に見せられてしまったことで、完全に心を鷲掴みにされました。
この男が泣くのか…!と。
淡い色合いの表紙や、季節、わざわざ東京じゃない街を舞台に選んでるところなんかもそうですが、前作との対比を徹底的に練られてる感じがします。
個人的には、時系列は逆にはなりますが、前作を読んで続きから本作を読む方がより楽しめるように思いました。

後日談では、弟カップルと兄カップルが集まったところで聖人が凜に会社の将来についてある提案をするのですが、これもまた前作とリンクしていてホロリときます。
この4人のもう少し未来が読みたくなりました。

4

スピンオフ作品

丸ごと一冊がひとつのストーリー入り。

ハイブリッド・スターダストからのスピンオフという事で
あちらの作品の、八京さんと聖人くんも出てきます。

凛さんはものすご~~~~く「ツン」ですねw
驚異的な少なさでたまぁぁぁに見せる甘えというか
弱さというのか・・・が「デレ」ですかね。
会沢くんは、最初の涙を見たときから・・・そういう弱さの部分も
気付いていて惹かれていったのかな。
邪見にされても、一生懸命でかわいかった!

ストーリー自体は、ハラハラドキドキといったような事は
ありませんが、ちょこっと笑えたりしんみりしたりと
落ち着いて読んでいられる作品で、楽しめました~。


2

二人の素敵な関係

「ハイブリッド・スターダスト」のスピンオフ。
聖人の腹違いの兄、凛と秘書の会沢の出逢いが描かれています。
「ハイブリッド・スターダスト」の中で、
ちょっとクールで意地悪な感じの凛が、現在に至るまでのこと
そして会沢との馴れ初めと関係が明かされています。

一見冷たくて聖人に対し厳しい凛ですが
本来の凛のことを誰よりも知っていて、理解しているのは会沢。
話は二人が大学生と大学院生だったころに遡ります。
会沢が住んでいるアパートから見える凛の家。
ずっと気になっていた凛に声をかけたのは会沢。
雨の中泣いていた凛に一目惚れした会沢は、どんなに冷たくあしらわれても
くじけずめげず、アタックし続けた甲斐あり
夜を共に過ごす仲となります。
会沢の明るい性格に救われながら、自分の置かれた立場と
自分の本当の気持ちが沿うことがなくても
その本来の気持ちを押し殺して、自分の運命に従うために
会沢から離れて行きます。
こんなにも誰かを愛したことなどなかったであろう凛が
心から信頼し愛した会沢の将来のために、自分は身を引く。
一緒に外国へ行こうと約束し、幸せの絶頂にい続きた会沢が
自分の知らぬ間に姿を消した凛のことを想って追いかけた2年半。
諦めなかった会沢の凛への気持ちは、嘘じゃなかった。
凛がいなくなったと知った時の会沢の気持ちを考えると何とも言えない
胸が熱くなるものがありましたが
2年半後、新入社員リストの中に会沢の名前を見つけた凛の気持ちも
いかばかりかと、両方の複雑な想いを考えながら
物語に入り込んでしまいました。
会沢のためを思って離れて行った凛だけど
本当は忘れてはいなかった・・・再会して流した涙が
すべてを物語っていました。
凛のことだけを想って頑張り続けてやっとたどり着いた会沢に
この2年半着ていた鎧をいとも簡単にはぎとられてしまったような凛。
やっぱり愛に勝るものはないんですね。

お互いに嫌いで別れたわけではないので
焼けぼっくいになんとやら・・・ですね。
再会した二人の燃え上がり方はすごかったです。
自然と「良かった・・・」とつぶやいてしまいそうになります。
最後に半年くらいの休暇が欲しいという凛が
会沢との約束を今でも忘れず「ずっと長い間、待たせてるんだ・・・」
というセリフにグッときました。
その顔があまりに幸せそうで・・・
2年半の苦労なんてものともしない会沢の横顔も幸せそうでした。

スピンオフ作品ですが単独でも楽しめる作品です。
でも、「ハイブリッド・スターダスト」も併せて読むと
深くこの作品を知ることができ、凛の良さが更に理解できると思います。
そして、最後に出て来る聖人と大蔵の笑えるエピソードも
更に楽しめると思います。


3

一直線

どっかーんと一目惚れ。
隣の家の住人が気になる。
そんな始まりから押せども押せども返らない反応。
返らないと分かっていてもかけたくなるちょっかい。
少しずつ近づいていく2人の間に色が付き始め、その一歩一歩が優しく。
烏生田の拒絶もただ用心深いだけの臆病の裏返しに見えてきます。
会沢のポジティブさに辛辣な言葉も霧散して、場の雰囲気を穏やかにしてしまう。
そんな彼の魅力そのものにとても心が落ち着きます。
とても慎ましやかに距離を詰め、恋人と言える関係ではないけれど、熱を交わした2人にまとう空気感がとても暖かく感じられました。

烏生田の選択した道に置いてきぼりを食らった会沢ですが、ゆらゆらと風に流されるような人生から社畜になるべくスキル取得に奔走したのかと思うと、男のプライドに苦笑せずにはいられません。
苦楽を共有できるパートナーを得て向かう所敵なし。
そんな安心感に満ちたラストでした。

スピンオフ作品だということに気づいたのは書き下ろしを読んでから。
なので前作気にせず楽しめました。

4

久々にウノハナさんらしい良いお話だった。

大学時代、隣に住む凛に一目惚れしてからの、会沢のストレートな接近の仕方、適度な纏わりつき方、好きですオーラ全開な懐きっぷりのワンコ具合が絶妙です。
描きおろしで突然、弟の聖人が彼氏を連れてきたんだけど、なんの説明もないまま話は進み、そこでやっとスピンオフだったのかー!と気づいた次第。
「ハイブリッド~」完全に内容忘れてました。
え~!?凛も会沢も出てたっけ・・・?
自分の感想読んできてもなお、思い出せない。

1

お兄ちゃん、なんていい人

さてさて前作の弟編からお兄ちゃん編。

大財閥の義兄弟にも関わらず前作ではどういう兄弟仲なんだろう?
と、不思議に感じていた2人ですが、なるほどでした。
お兄ちゃん、見た目に反していい人過ぎる…。
ちょっと弟を甘やかしすぎかなぁ(^^;)


そのお兄ちゃんの学生時代のお話からでした。
前作で既に秘書として側にいた会沢とのなれ初めや
社長代理に至る経緯やらが、この本で明らかになってます。

妾の子のお兄ちゃん。
やはり大学内でも浮いた存在。
そんな心を閉ざしてる凜の中にいつの間にやら入り込んできた男が会沢。
気が付けば側にいて、笑顔で包み込んでくれる。
この男も前作の八京同様、包容力は抜群ですね!!
ですが逆に自分の気持ちに戸惑いを覚えた凛は
1度会沢の手を放してしまうんですね。
でもその戸惑いの気持ちも分るからツライなぁ。


そして社長代理に至る経緯も
亡くなった父に対して拒絶の言葉しか残せなかった後悔…
初めて出会ったちいさな弟への思い…もありで
結局は憎んでた場所へと身を置くんですよね。
会沢の手を放してまで。
ですがそこで続き終わらない!!
やっぱり会沢もいい男だったよ。
社長代理になり重役たちから嫌がらせを受け続けている
その凛の前に現れたのは…
2人のその後は前作でも解ってるので一安心ですよね。


そして最後はショートで弟カップリングと楽しくお食事。
義兄弟それぞれから、
相手のことをどれだけ思ってるのかが伝わってくるお話でした。
そしてこれからの会社の事も…

いままでのお話読んでると
お兄ちゃんばっかりが頑張ってる感じがしてるからね
もっと頑張って早くお兄ちゃんを楽にしてあげてっ!!



4

キャラ造形の素晴らしさ

マイフェアレディおっさん版こと『ハイブリッド・スターダスト』の待ちに待ったスピンオフ。
前作受の義兄・凛(表紙の黒髪)と
彼より3つ年下で現秘書の会沢(攻)の馴れ初め編です。


前作から存在感のあったこの二人。
クールそうなイケメンなのに
何かと重役たちにいびられ居心地悪そうな凛と
いつも隣でニコニコしてる秘書さんが
非常に気になっておりました。

そしたらまさかの年下攻!
しかも学生時代の話で舞台は京都!?
と色々と予想外だった今回のスピンオフ。
しっとり風情ある雰囲気が
ゴージャスな前作とはまた違った面白さで
二冊続けて読むと
「こういう事情があって現在に至るのか~」
と感慨深い気持ちになれます。


「年下攻」自体
ウノハナさんの作品では珍しい気がしますが
こちらの会沢(攻)は、年下攻が苦手な方でも
抵抗なく読めるんじゃないかな~。

年下攻にありがちな若さを盾にグイグイくる感じや
人間的に未熟な感じがあまりない。
クールで無愛想な凛を、嫌みのない明るさと優しさで
包み込む包容力がとても素敵で
どちらかというと年上攻の続き方が好きな私でさえ
「会沢いいわ~」と絆されてしまいましたw

凛は、ヴィジュアルも性格も
黒髪クーデレ受好きには堪らない♪
本編の凛もいいけど、カバー下の初期キャラデザの
カッコよさにはビビりました!
この攻っぽいヴィジュアルのままで
受けてくれても萌えたかも?


帯に「強引×ツンデレ」とありますが
実際の二人は(性格は違うけど)
それぞれに分別ある大人なので
セフレから始まった恋でも険悪さは皆無。
暗い和室でエロいことやってるだけじゃなく
夏祭りに庭いじりに…とほのぼの付き合っていく中で
自然と愛が深まっていく過程に萌えました。

凛と会沢が進路を決める流れはやや予定調和かも?
でも、そもそも二人の顛末は前作で明らかになっているので、そこはまぁいいかなと流せました。

それより、大きなすれ違いや衝突のないプロットは
ともすると単調になりがちなのに
キャラの魅力と日常描写の面白さ、絵の美しさで
グイグイ読ませてしまうのが素晴らしいなと感じました。
今出ているウノハナさんのコミックスの中で一番好きです♪

7

お兄ちゃんの恋

お隣同士の大学生と大学院生。
優秀だけど無口で愛想のない凛さんは、ハイブリッドスターダストの主人公のお兄さんだったんですね。
かなりラストまで気づかず読んでました。
記憶力の悪さがここにきて…☆

主人公の凛さんは、家族への複雑な思いがあって。
人のことなんか知らんわ、という態度ですが、結構人のために動いています。
冷たいようで、実は真逆な人。
そんな凛の事がなぜか気になる隣の大学生、会沢。
人に壁を作っている凛の心に、会沢はするりと入り込んできます。
あぁ、この二人はすごく惹きあう何かがあるんだろうなぁ。

凛の背負っているもの、会沢の気持ちと夢。
それが二人を強く結びつけたり、遠ざけたり。
大事だから。
本当に大事な人だからの選択。
大学時代の凛も、社会人になってからの会沢も。
どちらにも悔いなんてない人生なんだろうなぁ。

京都独特の夏の景色、空気、温度。
そんなもの達が物語をよりやんわりした優しいものにしてくれています。
京都のうなぎの寝床の奥の世界、久々に思い出しました。
久しぶりにホームシックになったなぁ。
ただ、これだけは言っ続きておきたい。
お地蔵さんを倒したらあきません!

5

読むほどに好きになる

昨年出たコミック「ハイブリッド・スターダスト」のスピンオフ作品で、
「ハイブリッド~」の主人公の兄・凛のお話です。
そちらを読んでいれば、
若かりし凛の姿に最初から釘づけ!になりそうですが(自分はそうw)、
未読でも特に問題なく、
描き下ろしに出てくるオッサンに、
あれ?これ誰?となるくらいで楽しめると思います。

絵の丁寧さ、話の雰囲気、ストーリーの組み立てなど全体的に見て、
今までのウノハナさんの既刊コミック中で、一番クオリティーが高い本じゃないかな☆
やっぱり切ない要素が多い方がグッとくる!
ウノハナさんいいですよ~~色んな人に読んでほしい1冊です♪


内容:

大学生の会沢(攻め・表紙右)は、
隣の家に住む同じ大学の院生(受け・表紙左)が、
縁側で煙草を咥えたまま雨に濡れているのを見て、
その姿がまるで表情を出さずに泣いている様で、人生初の一目惚れをする。
(実際にクールな受けの涙を知るようになる… 
 その未来を予感させる始まりがいい…)

攻めは、人のいい笑顔を絶やさない年下ワンコ。
一目惚れをした受けとまずは友達になりたく続きて、
距離を詰めようと色々試みるものの、
黒髪で鋭い目つきの超クールな受けはなかなか相手にしてくれない。
でもある日、
受けは、あまりに攻めがしつこいので追い払うためにキスを。
そして後日、
助けてもらったお礼に身体を繋げることを許す。

もちろん最初は、心まで許すつもりなど全然ない、
単に楽だから…受けはそう思っていた。
けれど、
共に時に過ごし、何度も抱き合っているうちにその想いは変化していき、
母と幼い自分を捨てた、
亡き父への消化しきれぬ心情を吐き出してしまうほどに…


「ハイブリッド~」を既に読んでいると、
2人がどんな将来を選んだのかが描かれているので、
この本の結末は分かっているのだけれど、
それでも読者を引き込み一緒に切なくさせる展開はさすが。

繰り返し読めば読むほど、
受けと亡き父の心情が重なっているように思えて、
どんなことを考えながら受けは好きだと告げながらも、
攻めと離れることを決意したのか…想像するほどに胸が痛くなりました。

好きという一過性の気持ちだけで攻めと一緒に居ることを望んでも、
父と母のように決定的な別れが将来に訪れるだけ…そう思ったのだろうか…
昔のように捨てられるのは耐えられないと思ったのか、
それとも攻めにその思いをさせたくなかったのか…


いつも人のいい笑顔で年下ながら包容力を感じさせる攻めが、
男らしいプライドや行動力を見せるところも、
クールで基本いつも硬い表情で、名前の通り凛とした受けが、
攻めの言動で急に頬を朱く染めたり、
我が儘を言うかのように、エッチの最中に攻めを噛んだりするところも、
すごくすごく魅力的でした。

読むほどに、好きなシーン、心情に寄り添いたくなるシーンが増えて、
なかなかレビューがまとまらなくて困ったほどです。

わたしのようにこの2人を好きになる読者が沢山いるといいな…と思います。

12

ツンデレ美人受けの噛み癖萌えに、開眼しました。

「ハイブリッド・スターダスト」のスピンオフ。
「ハイブリッド~」に登場した聖人の腹違いの兄が、今回の受け・烏生田凛(うごうだ・りん 23歳の大学院生)です。
前作よりも時点は5~6年前の設定なので、こちらを先に読んで前作へ、というのもアリではないかと。

わざと墨を散らしたような題字デザインがオシャレ。
聞き覚えのあるこのタイトル、元ネタは、

声はして涙は見えぬ郭公(ほととぎす) わが衣手のひづをからなむ
(『古今和歌集』よみびと知らず)

謎かけめいたフレーズと、体に馴染む五七五のリズム・・・このタイトルに吸い寄せられました。

原典のほととぎすに代えて、「濡れ烏」。
そう、黒髪。黒髪受けが登場します。
この黒髪受け・凛が、それはそれは雰囲気があってスレンダーな、男前美人なんです。
彼があまりにも好みで、気がつけばストーリーより何より、凛さまを愛でるモードに(笑)
黒髪美人受けを古都のはんなりジャパネスクな風景の中で愛でる――個人的にはそこにすごくこのコミックスの価値を感じてしまいます。

一番のお気に入りは、凛の、白シャツで竹刀を素振りする姿!続き
目を釘付けにする魅力があります。
真夏に長袖シャツという凛のいでたちはいかにも不自然ですが、でも、どうしてもシャツを着せたいという止むにやまれぬ気持ちには、すごく共感しますね。
一汗かいたらTシャツを脱ぎ捨てる・・・じゃ、ダメなんです。
やっぱり脱がずにシャツの前だけはだけてほしいのが人情。
アンダーシャツもこんな時ばかりはNGでしょうねぇ。(実用上は必需品ですけどねw)
そしてシャツの間からのぞく素肌・・・! これぞBLの王道でしょう。 
あの細身で、あの鎖骨で、あの筋肉質は反則だけど・・・理想的だから、おk。

さて、誰が決めたか、美人受けには年下わんこ。
3歳年下の、男初体験なのにしっかりリードしてる会沢君(大学2年生 20歳)が、がっつきます。
この2人の和室エッチがまた、ヒジョーにねっとり感があって萌えるんですねぇ(≧▽≦)
この作品的には古都京都にエアコンはご法度らしく、扇風機のみで凌ぐ真夏の夜…その暑苦しさに却ってテンションを引き上げられ。
さらに、日頃はクールな凛の見せる噛み癖に、いやらし度倍増!
受けの噛み癖萌え、このBLで開眼させられました。

おっと、ストーリーについて何も書いてませんでしたっけ。
意外性は少なめ? その分、安心して切なさに浸れる気がします。
会沢との出会いが凛を変え、父親を否定して生きてきた彼の父に対する見方をも徐々に変えていくのですが、それが皮肉にも2人に別離をもたらす・・・という辺りが、一番の泣きどころでしょうか。
まあちょっと、その後の凛の転身には飛躍があって、かなり違和感を感じる部分なんですが・・・
ただ、最終的なオチには納得。
ポジティブでバランス感覚がありそうな会沢がサポートすれば、凛もきっと存分に能力を発揮できそうです。

トータルで大満足、なにより凛の素振りと噛み癖に萌えたので、萌×2で。

9

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