大人気!エロ小説アンソロジーv 今年も豪華執筆陣を揃えて待望の登場!!

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表題作b-BOYアンソロジー エロとじ♥ 淫

その他の収録作品

  • 水戸泉:門地かおり「愉悦の跫音」
  • 愁堂れな:Ciel「愛されすぎて」
  • 犬飼のの:小碌「黒い食卓」
  • あさひ木葉:金ひかる「鳥籠」
  • 仁賀奈:サマミヤアカザ「リアルゲーム」
  • かわい恋:北沢きょう「獣始め」
  • 御堂なな子:相葉キョウコ「旦那様のスパイスv」
  • 西野花:笠井あゆみ「オリジナルウィッチ」
  • 鬼塚ツヤコ:葛西リカコ「瞳のエロス」
  • いとう由貴:yoshi「隷虐の蜜の夜」
  • 藍生有:佳門サエコ「教官はバックが上手v」
  • 和泉桂:鬼嶋兵伍「優等生」
  • 水壬楓子:兼守美行「嵐の夜から」

あらすじ

尿道プレイ、三角木馬プレイ、5P、淫行パーティー、新婚さんの発情エッチ、獣姦、強制女装、モブ攻めetc
上級BLファンのための本格エロ小説アンソロジー!

◆表紙
Ciel

◆ラインナップ
水戸 泉 CUT/門地かおり「愉悦の跫音」
愁堂れな CUT/Ciel「愛されすぎて」
犬飼のの CUT/小禄「黒い食卓」
あさひ木葉 CUT/金ひかる「鳥籠」
仁賀奈 CUT/サマミヤアカザ「リアルゲーム」
かわい恋 CUT/北沢きょう「獣始め」
御堂なな子 CUT/相葉キョウコ「旦那様のスパイス♥」
西野 花 CUT/笠井あゆみ「オリジナルウィッチ」
鬼塚ツヤコ CUT/葛西リカコ「瞳のエロス」
いとう由貴 CUT/yoshi「隷虐の蜜の夜」
藍生 有 CUT/佳門サエコ「教官はバックが上手♥」
和泉 桂 CUT/鬼嶋兵伍「優等生」
水壬楓子 CUT/兼守美行「嵐の夜から」

作品情報

作品名
b-BOYアンソロジー エロとじ♥ 淫
媒体
小説
出版社
リブレ
発売日
ISBN
9784799715543
4

(13)

(3)

萌々

(8)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
53
評価数
13
平均
4 / 5
神率
23.1%

レビュー投稿数5

値段の価値あり!な、エロとじ第四弾

好きな作家さん目当てが半分と、未読の作家さんの試し読み目的半分で、購入。
しかしまあ、手堅くも豪華な執筆陣じゃございませんか。ベテラン作家さんから、旬の人気作家さん、デビューほやほやの新人作家さんまで、計13名。
各話の扉絵は、大人気の笠井あゆみさん始め、これまた豪華メンツの漫画家さん13名が担当されています。
全作品20~30ページ±α。
さぁて、どれから読もうかな?と迷うのもお楽しみ。
まずは水戸泉さんから、と決めて本を開いたら、なんと水戸泉さんの作品が巻頭でした!
さすが「エロとじ」v
水戸泉さんの作品も今回はとってもツボだったし、何かとほくほくな内容。
以下個人的に好きだった作品の感想を。

◆水戸泉「愉悦の跫音」◆

骨董屋兼除霊屋の叔父・征(せい 40代)×霊媒体質の甥・莢(さや 19歳)。
征に対する禁断の想いを、征を愛した女性の霊の未練が宿ったせいだと思い込もうとする莢。
征を求める淫らな心は、莢自身のものなのか、莢の心に棲む女性の霊のものなのか?
莢の体を這い回る触手は、莢の心の隙に這い入った魔物? それとも征にこがれる莢の妄想・・・?
異界と妄想との境目を朦朧とさまよっているかのような混濁状態で征に抱かれる莢が、ものっそぃエロス。
いろんな不確かさ・あやふやさが仕込まれた作品。触手ってところがちょっとアニメちっくではありますが・・・好きですね、こういうノリは。
あ、肝心なことを書き忘れ。お題は尿道責めです♪

◆犬飼のの「黒い食卓」◆

ワンシーンのみの作品もある中で、場面展開に富んだ密度の高い作品。
言わずと知れた人気作家さんですが、アンソロで読むとやっぱり存在感ありますねえ。
ただし、私はwelcmeですが、ちょっぴりグロテスクなエッセンス入り。そこの部分で好き嫌いが分かれそうです。

一卵性双生児もの。兄に尋常ならぬ執着を示す弟が、兄を自宅に軟禁します。
まるで自分自身を愛するような、双子愛のナルシシズム、殺したいほど相手を憎悪する反面、自分の半身とも言うべきかたわれを失う恐怖に苛まれる矛盾、双子がしばしば持つという相手の感覚を感じ取る能力によって、攻める快感と受ける快感に同時に襲われる恍惚・・・そして、その全てを包み込む近親相姦の狂気。
双子ものの魅力をとことん搾り尽くそうとするかのような描写に、惹き込まれます。
さても気になる「黒い食卓」というタイトル。冒頭でコーヒーの黒と見せかけておきながら、終盤になって実は・・・ともっていく展開もGJ。
わずか27ページですが、読み応えたっぷり。個人的に収録作品ではイチオシです。

◆水壬楓子「嵐の夜から」◆

33ページの中で主人公・隆良の前世と今生を交錯させるという、ベテラン作家さんならではの技あり作品。
平安朝の嵐の夜、一角の鬼に魅入られてからはや千年、輪廻転生を繰り返しながら永遠に鬼と結ばれていく――という悠久のロマンス。
このスケール感はすごく好きなんですが、やっぱりここまでのスケールになると、中編以上で読みたいですね。
時代に合わせて鬼が角なしになっちゃったところもやや拍子抜け。
甘いのが好きな人向き。

このほかにも、和泉桂さんのまさかのキワモノBLあり、新人かわい恋さんの3P獣姦あり、あさひ木葉さんの軍服ものに御堂なな子さんの裸エプロンあり、仁賀奈さんのエロゲー実践ものあり・・・と多彩。
いとう由貴さん・西野花さんの安定のエロス組が、何故か木馬ものでかぶっているのは、敢えての競作?あんな木馬にこんな木馬・・・これはこれで面白かったですv

7

全体的に満足!

前に読んだ「艶」の方がそれほどえろく感じなかったので、もうこれ系の小説アンソロはやめておこうかと思ったのですが、好きな作家さんがこんなに多く集うこともないので興味をひかれて購入。ですが買ってよかったと思いました。

これ系のアンソロのいい所って、えろシーンだけを重点的に読めるところかなぁと思います。
漫画と違い小説は1冊まるまる費やしたストーリーのものが多いので、たまにえろだけ読みたい!て思ってもなかなか漫画の読み切り作品のようにはいかないので。

総評すると、きちんとストーリーがあるものとえろいシチュエーションにもってくるだけのためにストーリーがあるもの、愛があるもの、愛がないもの、暗い話明るい話・・・バラエティに富んでいて偏っていません。
作家さんのクオリティも高く、えろ度が高いものが13作品入っていますのでいくつかは絶対気に入る作品があるのでは、と思います。
勿論ストーリーがあるといっても短編でえろが重視ですので、えろが読みたい!って方向けとは思いますが、えろに関しては掲載されて作家さん(初読みの作家さんはわからないのですが)の書かれている普段の作品からしてもこれ程えろいの見たことないかも!っていうくらいえろいんじゃないかな~と私は感じました。

順番に読まないで好きな作家さんから読んだのですが、目次がなかったので探しにくい・・・と思ったら一番最後のページに目次が・・・なんで最後に・・・。

水戸泉さん「愉悦の跫音」
叔父×甥ですが、人外のものが見えるという一族のお話で、触手攻め。
叔父が触手を操って甥を攻める…のですが、触手といえば尿道プレイ(?)があるんだけど、叔父が広がった尿道に自分のものを挿入しようとする描写があって流石に驚きました。入るの??って思ったのですが、そういえば以前にもこういうプレイ読んだことがあるかも…ということは入るのか??いや、どうなの??
何にせよインパクト強かったです。台詞に関しては水戸さんで好きな言葉攻めや受けがいつも口にする淫らな台詞があんまりなくてちょっと残念。

1番えろかったと個人的に感じたのはあさひ木葉さんの「鳥籠」
軍人が皇帝の妾にされるお話ですが、受けが後半で半分壊れたような感じで書かれていてえろいです。・・可哀想なんだけどあんまり痛々しくなくてよかったかな。
えろと割り切って読めばあんまり可哀想な部分は気にならないんですが、あさひさんの作品を一度しか読んだことがなかったので、この作品がすごくえろくて驚きました。他の本も読んでみたくなった。

かわい恋さん「獣始め」
獣犬+蛇×主人公という(何か数式みたいになった)見たことないシチュエーションで面白かったです。獣といっても神獣(?)というくくりなので体格が大きく、言葉も話します。
獣の性行為の特徴もきちんと書いていてえろい。
父親も目の前で自分の神獣と交わっており、ラストの方は主人公と父親が絡むシーンもあってもう何が何だか・・・「獣相手に騎上位」という聞いたことないシチュもあります。かわい恋さんは初めて読む作家さんでしたが、色々濃くてよかった。

御堂なな子さんと藍生有さんのお話だけ愛があるどっちかというと明るめなカップルのお話がでした。
あとは陵辱系が多いですが、私はこういう本だとむしろ甘々だと物足りない!って思いますのでこのくらいのバランスがちょうど良かったです。
完全に陵辱で全く双方に愛がないのは和泉桂さんの「優等生」くらいであとはある程度は攻めか受けのどちらかに愛情が感じられます。
「優等生」は男性向けではよくありそうな完全な輪姦→主人公が堕ちていくというものでニガテな方がいそうです。私は男性向けも嫌いじゃないけど、BLで全く愛がないのはちょっと可哀想に感じました^^;これだけは唯一ニガテに感じたかも。
水壬楓子さん「嵐の夜から」のみ、ストーリー>エロかなぁと思います。

ストーリーで1番上手くまとまってるなぁと思ったのが愁堂れなさんの「愛されすぎて」
5人組みアイドルグループの中で1人天然・純情・愛されキャラがいて、その子が総受けというお話です。でも5Pというわけでなく、道具を持たせて自分でさせ、それを4人で鑑賞する…という。
4人→1人なんですが、でも実は・・・というラストにひねりもあり、このくらい短いお話ならバランスも完成度も内容の重さとしても一番よくできているように感じました。そんなにえろくはないのですが。

しかし自分が一番好みだったのは西野花さんの「オリジナルウィッチ」
やっぱり西野さんって持ち出す設定がいつも予想外で楽しいなぁ。
現代日本ですが、魔女裁判時代の魔女の血を引く司が主人公。
彼が思いを寄せる大学の教授に魔女の疑いをかけられ、拷問にかけられます。拷問器具の木馬が出てくるのですが、これが本当にえろい。。。まさしく読んだことない!って感じでした。
こういうアンソロを手に取ったからには読んだことない!って感じるくらいのものがやはり読みたいので、そういう意味では一番、単純にシチュエーションとしてインパクトをくれたのがこれかなぁと思いました。「魔女裁判」や「拷問器具」をBLでえろの素材として使ってるのが面白かったです。

全部レビューすると文字数がなくなるので全部は書いていませんが^^;読んだことないシチュエーションが多かったので満足です。
どれかひとつでも気に入ったのがあればいいなーと思ってたのですが、全体的にどれもよかった。
次もあってラインナップも似ていたら購入しようかなぁと思いました。

5

お腹いっぱい!!

兎にも角にも、お腹いっぱいになるようなショートストーリー集でした!
エロの種類も豊富豊富!
私の萌えポイントをガツンガツンつついてきました!
でもちょっとだけ、レジに持っていくのが恥ずかしいタイトルと裏表紙、、、笑

初めましての作家さんもお久しぶり!な作家さんもいつもお世話になってますの作家さんも様々なエロを楽しめました!
いくつか続きを書いてもらいたい作品も多くて、何回も読み返しちゃいそうです。
特にお気に入りはかわい恋さんの獣始め!獣姦ということで、最初は身構えましたが、読んでみると作品に引き込まれました。お父さん夫婦のエッチもむふふ...

1

落ちる受けを堪能

「悦」がよかったので遡ってこちらも読んでみました。なかなかよかったです。というわけで、さらっと全作品紹介を。

「愉悦の跫音」水戸泉/門地かおり
叔父×甥の触手もの。淫靡です。門地さんの絵が雰囲気に合ってます。

「愛されすぎて」愁堂れな/Ciel
アイドル5人グループ内での5P。ピンク総受け。甘々・キラキラ系にちょっとスパイスあり。

「黒い食卓」犬飼のの/小碌
ヤンデレ・双子・監禁。弟攻めです。

「鳥籠」あさひ木葉/金ひかる
アラブ攻め×元軍人ノンケ受け。羞恥・調教・執着攻めです。

「リアルゲーム」仁賀奈/サマミヤアカザ
ヤンデレ執着攻め×ノンケオタク受け。女装・エロゲプレイです。

「獣始め」かわい恋/北沢きょう
ファンタジー・人外・3P・人前プレイ。白蛇&黒犬攻め×処女受け。人型・獣型どっちもあります。受けの父カプ(銀狐×父)に見守られての儀式初H。

「旦那様のスパイス♡」御堂なな子/相葉キョウコ
ラブラブ新婚なので甘いです。優しい旦那に強壮作用のあるスパイスを知らずに食べさせてしまい…というお話。

「オリジナルウィッチ」西野花/笠井あゆみ
魔女狩りと絡めた木馬プレイ。執着攻め・監禁・調教もの。

「瞳のエロス」鬼塚ツヤコ/葛西リカコ
すれ違い・片想いからの調教。攻めがクールビューティです。エネマグラプレイあり。

「暴虐の蜜の夜」いとう由貴/yoshi
アラブ+時代物(日露戦争後あたり)。拉致監禁・凌辱・調教(アラブなら当たり前か)。こっちにも木馬出てきます。

「教官はバックが上手♡」藍生有/佳門サエコ
アイドル×教習所教官の車内プレイ。甘いです。

「優等生」和泉桂/鬼島兵伍
つくも号さん系。痴漢・野外・モブ姦・肉便器系。

「嵐の夜から」水壬楓子/兼守美行
鬼×平安貴族→IT社長×私立探偵。衆人環視が少しだけありますが、基本純愛です。

執着攻めが体から落とすお話が多い印象。なので、甘々は少ないです。エロ強化した結果、執着度がアップしたのかな?そういうのが好きならぜひ。

1

ホラー……?!

とにかくエロばかり詰まった短編集でした。
ゾッとした話が、犬飼ののさんの「黒い食卓」。この作品名って最後のあのシーンを表していたんだなと…。ホラー映画のタイトルみたいですが、本当にホラーでした。カレーに入れた肉って、なんか考えたくないんだけど、多分て言うか絶対、あれですよね。めっちゃ怖いって思った…。弟よ、いくらなんでも、やりすぎなんじゃ…。。。この作品のラストがパンチ効きすぎて、他作品のエロより印象に残ってしまいました(笑)

4

この作品が収納されている本棚

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