しあわせだと思うのは、悪いことなのですか?

この世のふたり

konoyo no futari

この世のふたり
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×212
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
64
評価数
16件
平均
4 / 5
神率
12.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784829685594

あらすじ

妻が不倫相手と心中してしまった作家、きさらぎ。
その不倫相手の愛人であった、むつみ。
面白半分に騒ぎ立てる世間に辟易として、けれども、一人で居るのは嫌だったふたりは、共に暮らし始めた。
食事をし笑みを交わして一緒に寝る、少し自堕落ながらも平凡な生活。
いつしかそんな生活に耽溺していたことに気づき、きさらぎは不安に陥り始めて……。

表題作この世のふたり

きさらぎ 小説家 年齢明記無し
むつみ きさらぎの妻と心中した資産家の愛人

その他の収録作品

  • 先生へ(番外編)

評価・レビューする

レビュー投稿数3

片割れ同士、寄り添いたい。

小説家、きさらぎは妻を亡くした。それも不倫相手と心中。
橋の上で出会った男むつみ。資産家の愛人だったが、きさらぎの妻と心中。
恨む?憎い? 同じ境遇のようで全く心の中が違う2人。
2人はいつしか離れがたい存在に。

むつみとしては、きさらぎの妻がいなければ彼は心中しなかった。
愛人という立場ながらも彼と居れたのに、という気持ちでしょう。
一方、きさらぎは妻に対する気持ちが薄くあまりダメージがない?
なんという複雑な関係でしょう。
2人からしたら他の人たちは雑音でしかなく、もうこの世にはふたり
しかいないと感じているのかもしれません。

2

けだるい空気がたまらないです。

発売前からうきうき待っていて、やっと買えました。
雑誌で最後の二話だけ読んでいたので、後から最初の方を読むという形になってしまいました。
一応、ネタバレにしましたが、正直、あらすじで全部です。
妻と資産家の心中以外に大きな事は何もありません。
ほぼ先生とむつみくんのけだるい会話で一冊丸ごと。
死んだ奥さんと資産家については、死んだ事のみが重要でどういう人だったか全く出てきませんし、お互い聞きません。
だからって退屈とかそういうものでもなく、物足りないといえば物足りない気もしますが、これはこれで満足してしまったような不思議な読後感でした。
漫画を読んだというよりも、単館系の映画を一本観た気分です。
明治から昭和初期あたりまでの純文学が好きな方ならば、ハマるかもしれません。絵は正直荒いのですが、あの空気が流れているのですよ。たまらないです。
読み終わった後に、脳内で実写の配役を考えてにやにやしてしまいました。

4

お待ち申し上げておりました

早売りが手に入りましたのでちょいと露払いを。

この作者さん、椹野道流さんとのタッグ以来
お久し振りと言う感じでございますね。
緻密な中に漂う何処かとぼけた味わいは健在です。

さてネタバレ防止と申し上げましてもこの作品、
粗筋自体で既にネタバレの様なものでございます。
強いて言えば作品のトーンが多分違うと言う事で
ございましょうか。
粗筋のまま進みますとレビュー内選択肢では
ダークと言う辺りになるのでしょうが、
評者の見立ては違います。
自由選択出来るなら『たそがれている』です。
そう言うほの暗いトーンの中で線香花火が燃えている、
そう言う様を想って戴ければ多分それが
当たりであるかと。

3

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