おなかがすいたら、帰っておいでよ。

グッモーニン グッナイ

good morning good nigiht

グッモーニン グッナイ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神15
  • 萌×29
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
122
評価数
29件
平均
4.3 / 5
神率
51.7%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784829685587

あらすじ

恋人が突然姿を消して1年。
未だ彼のことを忘れられずにいるアヤの元に、人捜しをしているという美しい青年が訪れた。
しかし、その場に突っ込んできた車からアヤを庇った青年は記憶障害になり、
自分の名前さえも分からなくなってしまう。
帰る場所もない青年と記憶が戻るまでのあいだ同居する事になったアヤは、
迷惑がるものの久しぶりに感じる他人の温度に知らず知らずのうちに癒されていて――。

表題作グッモーニン グッナイ

リネア,人捜しをしていた青年
アヤ,コック,33歳

その他の収録作品

  • Pabulum(描き下ろし)

評価・レビューする

レビュー投稿数5

2度めに読むと、また新たな発見が。

クロアチアが舞台なのかー。糸井さんのこの、ふわわわっと描きなぐったようなタッチがものすごく合っています。彼氏に逃げられたアキの元に、女を探しに来たらしき若く美しい男。自分を庇って頭を打ち、一時的な記憶喪失になったその男は、幼児がえりしてしまい、アキが面倒を見る羽目に。まったく別々だったパズルのピースが集まってきて一枚の大きな絵になる感じで、ページを捲る手が止まりませんでした。この小さな美しい街で、二人がいつまでも美味しいものを食べながら、穏やかに暮らすことを願ってやみません。

2

素敵なお話です。

不思議な感じです。

糸井のぞ先生の世界観が好きなので、この作品も読ませていただいたのですが…

なんとも言えない世界観です。

お話全体は、なんとなく優雅な感じです。
どんなに辛いことも、優しさで暖かく包み込んでくれます。
どこまででも包み込んでくれるので、そこが魅力でもあるのですが、この作品では、巻数も一巻で終わりなので、早いっ

0

本音は、リネアに謝ってほしい



恋ではない、愛のはなし。


サイラスが逃げて来た身というのは、彼の人生の中で生まれて還る場所があって、そこから逃げた先でアヤに出会って幸せを感じたということで、

それは一時の、"幸せな寄り道"のように感じました。

結局彼はどこかで誰かに殺される身だったと感じるから、リネアに負い目が…。というかリネアは謝っていないし悪いとも思ってなさそうなので、アヤの許す許さない以前の問題かと…(笑)
どうなんだろう、リネアにとってサイラスは仕事の一環であり、意味を加えるとしてもアヤと出会う切欠を与えてきたものであって負ではないからかな。

アヤは可哀想だけれど、サイラスは綺麗です。自分の死後、愛したひとのことを想える強さがあって。

そういうサイラスに愛されたアヤでよかった…とも思える。


0

独特の世界観が良

文句なしに面白かった。
独特の世界観が、糸井のぞ作品の味だなと思っているのですが
今回はまたそれに加えての独特な読後だったかなと思います。
舞台が日本じゃなかったというのも有るのかも知れませんが。

描かれているのは、小さな料理店のコックをしている受と記憶を失ってしまった青年の物語。
ゲイで、男の恋人を失ってしまった受。
突然姿を消した恋人をいまだに待ち続けていた。
そんな最中に突然現れたのは、記憶喪失の青年。
拾った青年をかいがいしく世話をすることになってしまった受なのだけれど
失った恋人の穴を埋めるように青年の立ち居地は変わってゆく。
それは日常となり、二人で居ることが自然になった。
けれど、記憶を失っていたはずの青年の記憶と現実とが後半にドバットやってくるわけですな。
青年がなぜ、受に近づいたのか。
突然姿を消した恋人が戻らない理由。
暴かれる真実と着地点がすごく面白かったなと思います。
一度なくしてしまったものは戻らない。
けれど、新しく育てはぐくむことはできる。なんかキュンとした。
作中描かれた花のように、ずっと二人が寄り添っている未来だと続きいいなーと願わずには居られない一作でした。

4

温かくも残酷

南の田舎町に暮らすゲイの三十路コック・アヤ(受)。
姿を消した恋人・サイラスにかわって
アヤの前に現れたのは
記憶喪失の美青年・リネア(攻)。

サイラスの行方は。
無邪気さと狂暴性を併せ持つリネアの正体は。
サイラスを恋しく思いつつも、リネアとの同居生活に安らぎを見いだしていくアヤは真実を知ったとき何を思うのか。

ほのぼのした雰囲気の中にサスペンスをチラつかせていく話運びはなかなか読ませます。


しかしクライマックスがちと弱い。
罪を憎んで人を憎まずってことなのか。
にしても見ず知らずの人殺しに
大事な恋人を託す気が知れないし
アヤも「殴る」で気が済むなんて心広すぎ。

結末に文句はないけれど、そこに至るまでの過程があっさりすぎ&性善説に寄りすぎていて、せっかくの人間ドラマが薄っぺらく感じてしまうのが惜しいところでした。


ところで本書は
クロアチアをイメージして書かれたとのこと。
個人の視点にフォーカスした物語なので
サイラスやリネアの国で何が起きているのか
詳しくは語られませんが
幼女の売春など
貧困や戦争が産み出す悲し続きい現実は
さりげなく描かれており、
なかなか上手いアプローチだなと感じました。

**Memo**
「リネア(Linnea)」は日本では「リンネソウ」「メオトバナ」などと呼ばれる植物。
名前の由来はスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネから。
「アヤ(Aya/Aja)」はアラブや北欧、ユダヤ系の女性名で、ヘブライ語で「小鳥」、アラビア語では「奇跡」の意(『エイヤ』とも発音する)。
どちらも趣深くて良い名前ですねv

8

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ