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表題作劣情婚姻

神津奨吾, マフィアのボスの相談役 32歳
里見征爾, 拝金主義の個人企業家 27歳

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  • あとがき

あらすじ

金のためなら悪魔とでも寝る、が信条の里見。
恐れ知らずに裏社会の取引に手を出し、マフィア一家に目をつけられ拉致された。
そこで会った一家の顧問の神津に「この男を去勢して自分の妻にする」と冷酷に告げられる。
非情な神津に、報復目的の陵辱なのだ、と官能を煽られ、あらゆる欲を引き出されて、初めての快感を体と心に教え込まれる里見。
男の姿のまま花嫁として日々辱められる里見は、神津の冷徹な悪の魅力に次第に取り込まれて…。

※電子版もイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

作品情報

作品名
劣情婚姻
著者
遠野春日 
イラスト
雨澄ノカ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784799715598
2.8

(5)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

偽装結婚?

マフィアもの。
スーパー攻め様と跳ねっ返りの心理戦です。

天涯孤独の里見。NYで単身起業しているが、非合法な取引にも手を染めている。マフィアのシマでやらかし危うく沈められそうになったところ、コンパニオーニ・ファミリーのコンシリエーレ(ボスの相談役)、神津に拾われる。

神津に体も女にして妻にすると宣言され、怯えつつ従わざるを得ない里見は、機を見て逃亡する算段を図っていたが——

いい塩梅のピリ辛です。凄惨さは控えめ、エンディングは甘い雰囲気。キュンとするタイプのお話ではないけれど、攻めの真意が知りたくなる受けと、最終的には受けからの言葉が欲しい攻めの心情がじれっとさせてくれる。

極上攻めのギャップが色っぽい。対して受けは超絶美人。攻めの前だとキャンキャン無駄吠えしている愛玩犬扱いだけれど女々しさはなく、むしろ男でも怯むであろうところには説得力があるので、男同士の駆け引きらしさは楽しめました。

最後まで読み終えてタイトルの意味を想像すると、クるなぁ〜。

女装の受けに思わず攻めが欲情するエピソードはサービスエロ笑。美人受けといえば雨澄ノカさんなので、イラストがドンピシャなところも満足です。

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