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時代物ではなく現代の、吉原を意識したつくりの男娼館という設定なので和風でありつつも読みやすいです。
西野さんの3Pものはみんなキャラが立っていて愛もあり楽しく読めるのですが、今作は特に攻め二人が長年緋桜だけを思い続けていて殊更愛を感じました。そして緋桜がのし上がって行く様子や精神の成長がとても魅力的で面白い。
最後は結局いつも通り3人でハッピーエンドなのだろうと思って読み始めると、それぞれ強く相手を大切に思ってるし、もしかしてどちらか二人になるのか…⁉︎と惑わされます。が、安定の3人ハッピーエンドでした!笑
志蔓(もっと読みやすい名前が良かった…)は緋桜の初めての男で、見受け話を持ち出しながらも長年顔を見せなかった男。もう一人は働き出した頃から指名し何度も見受け話を持ちかける穏やかな綾部。二人は緋桜をトップに伸し上げるため「再教育」と称して共有し、時に癒します。
二人とも頼れる男で、緋桜にかける言葉も優しい。
緋桜は二人からの再教育と気持ちを無駄にしないと決め、今までの底辺意識からプロとして自覚し、ふて腐れるのをやめてどんどん成長していきます。どんどん相手を虜にし、魅力を使うだけではなく相手の様子を伺い対応する接客力を身につける様は爽快で面白かったです。
後半のカオスプレイはレビューを以前読んでいたので血迷わずに読めました笑
西野花さんの本領発揮!なエロエロ作品です。現代日本を舞台にした遊郭モノというファンタジーで…比べてどうこうというわけではないのですが、この設定だとどうしても某長寿作品が頭を過ぎってしまってちょっと申し訳なかったなァ。
スパダリ系の攻2人に溺愛される主人公・緋桜のシンデレラストーリーです。ベッドシーンは非常に多く、基本は3Pです。攻2人それぞれとのシーンもあり、モブ姦もあり、別CPとの合同プレイあり。クライマックスの百合シーンはちょっと珍しくて印象的でした。
うーん、確かにエロエロなのですが…一周まわって私はあまりエロく感じませんでした。結構早い段階で緋桜が吹っ切れて、どんなプレイでもどんと来い!というキャラクターになったせいかしら。セックスはコミュニケーションツールの一つとして書かれていて、恥じらいやチラリズムの要素がないのが個人的にちょっと残念でした。
Ciel先生の挿絵見たさにget。遊郭もの?久しぶりでした。
お話はエロティックなシーンが多くて飽きちゃいました。
でも攻めさん二人のカッコよさで、それが全部吹き飛んでしまった!
萌2でお願いいたします。
3Pはもちろん、5Pも、受け同士のいちゃつきもあったので、
地雷な方はご注意くださいまし です。
カラー口絵はその5Pの図。公衆の場で開けてはいけません的図。
その他中の挿絵も、服着てる絵って少ないです(笑)
基本的に、受けの美しさを出した絵ではなく、攻めのカッコよさを追及した絵に
なっててどの絵も素敵~。
最初の方に出てくる攻めさん2と受けさんが抱き合ってるシーンが一番好き~
攻めさん2の視線が とろんとろんに優しくって、こっちが超うっとり。。。
お話では、二人の攻めさんのカッコよさを十分堪能できました。
仕事できるとか、絶倫 とかっていうんではなく、
受けさんにべたぼれで 優しくて、器がでかい!のでカッコいいなあと。
受けさん、いいなあ カッコいい攻めさんにshareしてもらって・・・
もちょっと攻めさん二人で、取り合う姿を見せてもらっても、嬉しかったかも♡
5Pの時に混じってくださったカプのお話が出たみたいですね。
表紙の攻めさん見るとかっこいいなあ。。。やっぱ読もう。
緋桜は14歳で遊廓風男娼館に売られ、初床で志蔓に乱されてしまいます。
そして、志蔓から「俺に身請けされる気はないか?」との申し出があるのですが、緋桜は断ってしまいます。
詳しいことは書かれていなかったのですが、14歳で水揚げされちゃったのかな…
その後、志蔓は華実屋に現れなくなります。
ある日、ふとした切欠で綾部と知り合い、緋桜の馴染みの客になります。
綾部からも身請けの話をされるのですが、いつも断ってしまいます。
もう誰かに捨てられるのが怖いので嫌なんだそうです。
それから数年後、志蔓が新しい楼主として華実屋に現れます。
志蔓と綾部は大学時代の友人で、身請けされるのが嫌なら華実屋でトップを張れと。
自分達が緋桜に天辺の景色を見せてやると。
それから3人での特別研修が始まります。
ここからエロエロです。
ひたすらエロエロが詰まってます。
3Pが主体ですが、モブ姦、客、男娼同士のシーンもありました。
エロエロばかりで途中睡魔に襲われてしまいました。
ストーリーに深みはないですが、エロだけを楽しみたい人にはオススメです。
西野作品はとにかくエロい。
そういった期待を裏切らない、濃厚エロスな現代風遊郭のお話。
うだつの上がらない男娼の緋桜。
唯一の馴染み客である綾部だけが支えで人気は下から数えた方が早く、上昇志向も無い。
ところが新たに楼主が変わり、その人はなんと水揚げの相手であり『緋桜』という名を与えてくれた志蔓だった。
実は志蔓と綾部は大学時代の友人で、なんと二人がかりで緋桜を娼館の一番手にするために再教育をすると言い出して───?
そこから始まったのは、めくるめく淫蕩の日々です。
緋桜が訳も分からないほどに乱れたのは、水揚げの相手である志蔓としたその時だけ。
緋桜はずっと、快感に流されまいと必死に己を戒め続けていた。
最初を知っているだけに、志蔓は緋桜の秘めている才能を引き出そうと綾部と手を組み緋桜に快感を植え付けていくわけですが。
緋桜の『穢れない』真っ直ぐさと、臆病な心が痛く愛しい。
陵辱などされてやらない。緋桜の持つ芯の強さがとてもまぶしく感じました。
強引に始まった志蔓と綾部と緋桜の関係。
頑なに守り続けていた緋桜の心がだんだんと揺れ動く様が胸にきゅうっときました。
最後、緋桜が娼館を去る日。
変わった緋桜になぜか泣きそうになってしまった。
その幸せそうな笑顔に、前向きな思考に、そして心を預けることが出来る人を手に入れたことに。
無理矢理、陵辱強姦、複数、と地雷要素がたくさんあるのが西野作品。
どんとこい!という方はぜひ読んでください。
さて。
不遜だが不器用な温かさを秘めた志蔓か。
優しさの中に強引な男を覗かせる綾部か。
どっちが好み?と聞かれたら──迷わず答えます。
「両方です!」
二人とも惜しみなく愛を緋桜にそそいでいて、大人の魅力溢れる素敵なお方たちなのです。
Cielさまの美麗イラストがこのお話をさらに魅力的にしています。
くそう。志蔓も綾部も男前すぎてめまいがしそう(笑)