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(良かったところ)
・無邪気な少年ボイスの豊永さんの「神様ー!神様ー!」連呼(可愛い)
・大好きな人間の機嫌をなおそうと1週間もプレステを探しているイケボでグズる神様な新垣さん(見つからない)(可愛い)
・攻め受け別キャラの日野ちゃまを2度味わえる!(豪華!!)
・ピピピな花江夏樹(ピヨ!)
(悪かったところ)
・原作ありきのシナリオ。描写も細かくない為、原作未読の場合は置いてけぼりくらうとこ多数。音声向きのアレンジなし
・3作の短編をCD1枚の53分。そりゃペラいよね
・人間と神様という異種間なのに、薄くて軽すぎるBL。結ばれる美味しいとこだけ描写されている為、盛り上がりがまるで無い。
・小鳥の姿をもつ神様の歌声がただの笛の音
以下は辛口なぼやき。
◾︎マウリと竜
原作未読だと細かい描写が少なく、全体的にイメージしにくい。竜がまるで人間のように声荒らげたりするし、俗っぽいのか…?
エロ魂とか言ってるし…。
世界観に浸る準備が出来ないまま、とりあえず聴くしかない。
まぁサイズ的に無理があるとはいえ、結局人間の姿になり致しているわけで、ファンタジーならではの魅力やせっかくのドラゴンである意味がマジでない。
男性同士の妊娠がナチュラルにぶっ込まれているので、地雷の方は要注意!
短編なので、ストーリーペラすぎ。
虚無感が半端ない。
遊佐さんと豊永さんボイスに酔いしれるだけ。
とてもじゃないが、ドラマCD向きではないな。
◾︎雨降らしの神様
大好きな人間(受け)の機嫌を直そうと、欲しがっていると聞いたプレステを1週間も一生懸命探している神様が可愛すぎて…新垣さんイケボ神様だけどグズグズしているの可愛いな。
しかしこの作品…好きがペラいんだよな、とにかく。
人間同士でだって、本当に好きな者と好きな者が愛し合うって難しいのに、攻めはみんな人外である神様。
だけどそこに迷いや葛藤はなく、さも自然に関係もてちゃうのが不思議でならない。
作者の好きな設定で書かれた薄くて軽いBL。
絵があれば印象変わりそうだが、音声だけだと虚無が加速する。
音声化にあたり、シナリオの加筆とかはできないものなのかな。
手を出す原作ファン以外がそもそも少数なのかね。
◾︎常春の狩人
日野ちゃまボイスを二度味わえるところは素晴らしい(拍手)
小鳥の姿をもつ神様の歌声がまんま笛の音でズコーってなりました。
花江さん歌うまいんだから、それなら歌わせてくれよ…!(必死)
なのに攻撃する時は多分ボイス?でなんだかなー。
これさ、声優さんのチョイスは最高だし、シナリオの素材もそこまで悪くないんだけど、美味しいところだけを聴かされるから、置いてけぼりになるんだよね。
雨降らしもそうだけど、ここにいたるまでそれなりに長い月日があり好きが育まれてきたはずなのに、そこの過程で感動させず、一目惚れやら両想い、お互い好きだからと言葉で伝えるだけじゃ感情移入できないなー。
この短さに3作品。
嫌な予感はありましたが、原作未読には厳しすぎる作品でした。
でも声優さんは本当に豪華なので、中の人目当てで買う分には問題ないかもしれません。
今では信じられないほど豪華なキャストのCDです。
どのお話も素敵です。
原作がとてもやわらかい表現で描かれているのですが、
それが音に表れている作品です。
繰り返し聴いています。何度聴いても楽しめます。
素晴らしい声優さんたちの作品は、没入感がすごいので、
癒されますよ。
豊永利行さんの作品はこれだけかと思います、確か。
本当に可愛くって、これを聴くだけでも価値があります。
もちろん、他の声優さんたちのファンの方にもぜひ聴いてもらいたいです。
CD化する必要が全くない話。
BLというほどのことでもないし、ファンタジーだから音声ではわかりづらい。
【遊佐浩二×豊永利行】
この手のCDで豊永さんは相当珍しい。可憐な女子みたいな役。
遊佐さんは多少粗雑→保護者のよう。
攻め→受けを愛しく思っていること、
受け→攻めに信頼を寄せていることは声色(演技)からわかるが、
音だけだと「いつの間に?」という印象。
キスシーンはアリ。
最後、二人の間に子供がいる描写。
【新垣樽助×日野聡】
女性声優が出す不自然な子供の声が、メインの二人と同じくらい台詞量がある。
日野さんはナチュラルに可愛い。
短いながら、若干の心の交流は描かれている。
キスシーンはアリ。
【花江夏樹+日野聡】
こちらは低音の日野さん。
歌がなんで楽器?花江くんが歌えばいいのになあ。
「鳥の声で歌う子供」とのことですが、鳥でもなく笛の音。
それを「歌声」は無理があるねえ。
3CPの配分は15分+10分+20分。
フリト。
遊佐豊永組。豊永さんの初めて物語。
このCDに聴きどころが唯一あるとすれば、豊永さんが驚異的に可愛いところ。
しっかりとストーリーのあるBLに出てほしい。
新垣日野花江組。特になし。
総括。
CD化に向いていない原作をCD化するなら、それなりの工夫をしないと。
漫画の台詞を読んでいるだけでは、ドラマCDにはならない。
声優さんは実力派揃いですが、これでは演技力を発揮する場もなかった。
原作は子供向け絵本的に楽しめたが、
CDで聴くとブツ切りのあらすじを並べたよう。
BL界の端にある雰囲気ファンタジーでも
CD化に成功している作品もある中で、これは悪い例。
可愛さに悶えます。
そう、マウリの可愛さに―――
ずっと聴きたかったのですがなかなか手にできず、
先日、やっと念願かなって聴くことができました…‼
ジンジャーレコードさんの公式試聴動画で
どんな感じの作品なのかは把握済みでしたが…
やっぱりマウリは可愛かった。₍₍確信₎₎
本編ももちろん可愛かったですが、
やはり『マウリと竜と温泉』が……。₍アフターストーリー₎
温泉に連れていかれてからの、
竜とマウリのいちゃこらがものすっごく可愛い‼
竜のセリフ、「子づくり~」からが本当に好きで、
何回もリピートしてはニヤけてましたすみません‼←
としくんってなかなかBLでは見かけない子なので₍?₎、
すっごく新鮮でした₍/-\*₎可愛かったし…
そして、日野さん‼日野さんもすごいです‼
なんと2作品で受け攻め両方を演じてらっしゃる…。
雨降らしの神様、ではやんちゃな少年を。
常春の狩人、では低音ヴォイスな青年を。
見事に演じ分けていらっしゃいました…‼
日野さんのお声がすごく好きなので、
私的にはすごくお得なCDでした‼₍笑₎
話自体はあまり重くはなく、
BGМ程度にすらすらと心地よく聴けると思います。
ただ、『常春の狩人』では、ことりちゃんの歌声を
どうやって表現するのかなぁと思っていたら、
まさかの笛の音…‼₍笑₎
そこはいっそのこと歌わせればよかったんじゃ…。←
敵₍?₎に襲われた時もびっくりしちゃいました。
いきなり大声出すんだもの。₍聴いた方には分かるかと…₎
薄雲様のレビューに同意です。
でも、設定からして音声だけで場面を想像させるのは
難しいと思うので、これはこれでよかったと思います。
なんだか上から目線で申し訳ないですが…
評価は萌×2寄りの萌で失礼いたします。
***
原作の世界観とその優しさが好きで、CDを手にしてみましたが、やはり素敵な一枚になっておりました。
「マウリと竜」では、マウリの声を豊永さんが演じられているのですが、原作そのままのイメージのように思いました。
「雨降らしの神様」と「常春の狩人」では、日野さんが松里の声とジーンの声を演じ分けられているのがとても印象的でした。松里の声はあっさりしているのに、ジーンの渋い声はずっと耳に残る感じです。
マウリや白峯は巡り神様だけど、恋愛して、悩んだり好かれようとするところには思わず笑ってしまいました。