添い寝は……その、嫌なわけではないのが困る!(by甫)

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表題作働くおにいさん日誌(2)

九条夕焼,フラワーショップ店主,恋人
大野木甫,K医大附属病院リハビリ科の医師

同時収録作品働くおにいさん日誌(2)

深谷知彦,理学療法士,大野木甫の部下
大野木遥,コッペパン専門店店主,大野木甫の弟

その他の収録作品

  • クリスマスパーティの準備をしよう(書き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

フラワーショップの店主・九条に「甘やかす権利」を存分に履行されている医師の甫。朝から晩まで好きだ好きだと言いまくられ、まだまだ不器用だけれども、少しだけ甘えることに慣れてきた。甫の部下である深谷と暮らす弟の遥も、よく遊びに来て……。賑やかながらも穏やかで甘い日常、ちょっと覗いてみませんか? サイト連載ブログを改編+書き下ろし短編も収録、待望の第二弾!

作品情報

作品名
働くおにいさん日誌(2)
著者
椹野道流 
イラスト
黒沢要 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
お医者さんにガーベラ
発売日
ISBN
9784829625804
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

前巻より好きです♪

「お医者さんにガーベラ」「お花屋さんに救急箱」のその後を、
キャラ4人が書いたブログ形式という形でまとめた「働くおにいさん日誌」
これはさらにその続きの2巻になります。

「お医者さん~」「お花屋さん~」はすごく好きだったのですが、
「働くおにいさん日誌」はちょっと物足りなく感じてしまって、
実はもう手放してしまっています(^^;)
なので、
コチラは一応買ってみたものの、同時発売された3巻は未購入。

で、読んでみた感想ですが、
「働くいにいさん日誌」より面白かったな~という印象です。
形式は全然変わってないのですが、
前よりもラブラブ度が増しているような気がしました。
というか、
甫さんが以前より九条の愛情に慣れてきているせいか、
ツンツンが減ってだいぶ丸くなっているような…
こんなに甘い言葉を自分から言う人だったっけ?と何度も驚きました。


前巻では、
九条と甫さんが同棲している家をリフォームしようという話が出ていて、
てっきりこの巻はその話がメインになるのかと思いきや全然で、
リフォームの話はびっくりするほど進まなかったです。
でも、
甫さんが暑い九条の家にも、九条の世話焼きにも慣れて、
ふたりで一緒にいる生活が必然…と感じるようになっている様子に、
外側(家)よりも、中身の充実が先の方がステキだなぁと思いました♪
この巻で、甫さんたら、
「初めて、我々は一生、添い遂げられるのではないかと思った」
そんな言葉をブログに書いちゃうんですよーーー
もちろん九条は浮かれまくりになるわけですが、
そこでツンになることもなく…な甫さんにちょっと感動でした。

あ、そうそう、この本ではエッチ描写は一切ないですが、
「あ、この時にしたんだなぁ」って読者がハッキリ分かる言葉があるので、
前の巻よりほっこり…と、しやすいのかもしれません。

弟CPの方では、
遙のちょっと強気なやんちゃぶりが可愛かったなぁ。
深谷さんが、遙に取られないように、
「物凄く好きなものは、できるだけ無表情に食べる変な癖がつきました」
って言うところと、その後の遙の返しが個人的にはツボでしたw

書き下ろしでは、
あぁ、お互いにホントにかけがえのないパートナーなんだなぁ…
そんなことを改めて感じる、素敵なエピソードが綴られていました。

あとがきによると、
次は書き下ろしの新作が出るみたいなので、
「働くおにいさん日誌(3)」もちゃんと読まなきゃな!です☆

萌え×2寄りです(*^^*)

3

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