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表題作どうしても触れたくない

あらすじ

人気ボーイズラブ原作漫画実写化!
2008年発売以来、口コミも広がり現在も根強い人気原作「どうしても触れたくない」遂に実写化!

主演の嶋役にはRUN&GUNの米原幸佑と相手役外川には舞台「戦国BASARA」の谷口賢志

イーブック読者のユーザーが選んだ極上ボーイズラブ(BL)部門で第1位を獲得!

「このBLがやばい! 2009年腐女子版」では第3位獲得!


新しい職場に初めて出勤した日、嶋はエレベーターで酒臭い男と一緒になる。
それが新しい上司・外川との出会いだった。外川は一見デリカシーも遠慮もない男で、嶋の苦手なタイプ。
始めは敬遠していたが、時折みせる気遣いと優しさに少しずつ惹かれていく。
一方の外川も、普段は無愛想な嶋が、ふとした瞬間にみせる自分を意識したような態度に、不思議な感情を抱くようになり、
そこから切ない二人の物語が始まります。

作品情報

作品名
どうしても触れたくない
著者
ヨネダコウ 
媒体
映像
作品演出・監督
天野千尋
脚本
高橋ナツコ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
ポニーキャニオン
シリーズ
どうしても触れたくない
収録時間
84 分
ふろく
【初回生産仕様特典】 三方背特製ケース ・ヨネダコウ先生描き下ろし「どうしても触れたい」含むブックレット24P
発売日/放送日
JANコード
4988013021686
3.8

(59)

(29)

萌々

(10)

(10)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
15
得点
219
評価数
59
平均
3.8 / 5
神率
49.2%

レビュー投稿数15

雰囲気が素敵

BLの商業誌がまさかの実写映画化、ということで気になって見た作品です。映画化決まった時点で原作をまだ読んでおらず、読みました。ドラマCDも聞きまして、まんまとハマりました。

これも映画館まで見に行ったのですが、その時の席が最悪でもう一回見たくて購入しました。

最初はやっぱり実写化とかどうなの?って思いが強くて、他のアニメ作品の実写化でもあまり良いイメージを持っていなかったので、嫌だなぁとか思っていたんですが、実際見てみたらビックリしました。
凄く良くて…というか、キャストの皆さんがまんまなりきってて本当に嶋くんだ!本当に外川さんだ!って思いました。
内容も、映画化なので全ては再現出来ないとしても欲しかった場面は割とあって監督や脚本の方のセンスを感じました。
何より嶋くんを演じた米原くんの可愛さが半端ないです。嶋くんの素直になれない感じがとても良く出てて、あ…嶋くんがいる。って本当に思えました。
あと外川さんは、映画館では角度のせいか原作より少し冷たい印象を受けたんですが、実際にDVDでちゃんと見てみると凄く優しい目で嶋くんを見ていたり、愛おしそうに触れてたりと、外川さんらしさをいくつも見ることができました。本当にこのキャスティングで良かったなと思います。

一番良かったのは映画の雰囲気です。原作がしっとりした雰囲気の作品なのを綺麗に表現してくださいました。サントラが上手く合っていることや、照明の感じとか。漫画の世界がリアルになったと初めて実写映画で思うことができました。

とても素敵な作品なので何回も見たくなります。是非、一回でも見て欲しいです。

6

ややネタバレ


私が今まで見てきた映画で一番好きな作品。
BLを実写化するとやはり演出の限界や映画自体安っぽくなってしまう作品が多い中、原作ほぼそのままで演出されていて実写化作品で多分これが一番クオリティーが高いものの1つだと思います。

外川さん役の谷口さんと嶋くん役の米原くんの身長差がたまりません!!特にキスシーンですかね、、外川さんに"出会えてよかった"と家で言われるシーンのバックハグ→嶋くんからキスは身長差が最高です。

原作を読んだことない人でも是非見てほしいです。

4

繰り返し見てしまう...。

BL初心者でしかも他のBL映像作品も見たことが無いのですが
私の中でとても大切な作品になっています。

原作を読んでから評判の良かったこちらの実写化作品を見てみました。
初見後は「イイ線いってるな~。」的な感想でしたが
5日間で撮られた映画と知って衝撃!!
主演の二人は毎日睡眠時間2~3時間で撮影に臨まれていて
しかも11月の極寒の中だったそうです。
それによって感動が深まりました。

原作と比べてしまうと不満な点がいくつかあります。
ヨネダさんのセンスの光る会話が無い、
早すぎる展開、
大事なシーンで遠いカメラワーク、
ああ、あそこは絶対入れて欲しかったシーンがカット。
そこだけはカットして欲しくなかった大事な台詞
「どんなに少ない時間でもいい・・・っ」
似たようなセリフでもこれでないと駄目だと思うほどにほれこんだのに...
こちらとそれからラストの
「お前結構泣き虫だな」の外川さんの台詞...がありませんでした。

しかし映画ならではの
美しい照明、サントラが心地よく世界観に合って最高、
衣装が原作のイメージそのまま。
原作よりも素敵な嶋くんと外川さんの部屋がお洒落で見ているだけで楽しい。

なによりも主役の米原幸佑さんの演じる嶋が美しくて可愛らしくて
声も素敵でした。

谷口賢志さん演じる外川はカッコいいんですが私の原作のイメージとは
少し違い、より乱暴でちょっと男っぽさが増してるかな、と。
でもとても上手く魅力的な男性を表していらっしゃいました。

嶋くんが自分を意識しているのに気づいてグイグイ距離を詰めていく
そしていつのまにか優しい目で見るようになっているというこの変化が
よく分かって素敵でした。

嶋くんが小野田さんに必要に迫られて自分がゲイだっていうことを告白するシーンでちょっと後ろを気にして振り向くところが秀逸で凄い!と思いました。
外川さんに嶋くんが顔を上げられるシーンでは監督から口をちょっと開けるように指示があったそうでそこは「監督最高Σd(≧ω≦*) グッ」と思いました。

ケンカのシーンも再会のシーンも素晴らしくって感涙...。

レンタルで見たのに特典欲しさにDVDを買ったらオーディオコメンタリーで
大爆笑して特典映像の舞台挨拶とメイキングも素晴らしくって
特典映像が違うBlu-rayも買ってしまいました。
(メイキングも...(-_-;))

正直もう主演の二人が好きすぎて冷静な評価が出来ていません。
心を込められて作られるとどんなに限られた予算や期間で作られても
上質な作品になるのだと知らされた映画です。

1

いい映画。

無事、初回生産仕様を手に入れて見ることができました。
映画館にも足を運んだので2度目の観賞の感想になります。

実写BL作品は好きで結構よく見ている方で、数えてみるとこれが13作品目でした。
その今まで見た実写BLの中で、この「どうしても触れたくない」は作品としてのクオリティが1、2を争うくらい高いものだと思います。

もっと言うと、同じくらいの規模で撮られているであろう非BL作品と比べても高い方かもしれません。

限られた予算の中でアイデアとこだわりと愛を持って、監督や役者やスタッフが同じ方向を向き作られた作品だというのが映像から伝わってきます。

個人的には監督と脚本がよければ役者の演技はどうにかなると思っているので(どうでもいいという意味ではないです)今回新人監督さんというのが一番計算できず不安な部分でしたが、原作を大事にしつつ映像作品としていいものを撮ってくださったと思います。

最近は実写BLという存在もだんだんと知られてきて、タレントイメージのために役者さんに出演を断られてしまうことも多いというインタビュー記事を前に読んだことがあります。
今回はオファーの際に天野監督は主演の米原さんに直々に会いにいったそうで、原作の素晴らしさと「濡れ場押しじゃないので」と伝えたとか。
なんというか、素敵なエピソードです。

原作との相違については、今までの原作付きBL作品の中では多分一番原作に近い作りになっています。
外川と嶋がそのまま居るという嬉しさもありますが、逆に原作とまったくの別物と捉えがたいので原作に思い入れがある人ほど評価が辛くなる部分もあるかもです。

個人的に一番気になるのはテンポの部分ですかね。
飲み会のシーンとかも結構たっぷりとした演技やカット割になっているので、もうちょっと軽いノリがあってもいいんじゃないかと映画館で見た時は思いました。
それも今回2回目に見た時はそういう感じだと分かって見ていたからか、そこまで気にはならない程度でしたが。

他の方も仰っている出口役は、もし万が一「それでも、やさしい恋をする」が映像化される事があれば、きっと役者変更があるでしょう。
それくらい別人です。
公称身長186㎝ですからね。そうとう大きいです。
まあ実写BLではよくある事ですが、同じ名前の別人だと思っていた方がいいです。

そして脚本的な一番大きな変更点は「最後に一回やっとくか」で、結局やらない所。
これはいい変更だと思います。

やっぱり絵と生身の身体だと濡れ場の重みって違うので、原作ではそこで切なさがつのりますが、それをそのまま実写にしてしまうとちょっと濡れ場押し感がでてしまうというか、生々しく感じてしまったのではと思うので。

あと外川さんのお腹について。
アラサーらしくちょっとだけ出ていて素敵だなと思った部分だったのですが、役作りなのか?と疑問に思っていました。
それについては試写会やオーディオコメンタリーで谷口さん自らお話しされてまして、撮影時の谷口さんは舞台等で結構腹筋が仕上がっていたらしいのですが、あえて撮影直前に食事をして胃下垂のお腹をぽっこりさせていたそうです。

監督にも相談して、どちらでもOKだったそうですがそこは谷口さんのこだわりだそう。
正解だったのかどうなのかと仰っていましたが、個人的には大正解でした。

そんな風に色々な部分で監督や役者のこだわりを感じられる、いい作品でした。

初めて実写BLを見る方にもオススメできる作品だと思います。

10

実写NG派でしたが…

BLCDも滅多に聞かない者なので、実写なんてとてもハードルが高かったのですが、描き下ろし見たさに買ってしまいました。

で、実際見てみたら想像したより見やすかったです。
嶋くん可愛いし、外川さんもイメージ壊さない感じで。
ベッドシーンを見るのは恥ずかしくて目をそらしちゃったのですが、漫画にはなかったベッドに押し倒して性急に嶋くんを抱こうとする外川さんが格好良かったです。

「ああ、ここのセリフ前後するんだ」とか「あ、あの場面とばした」とか、
漫画が頭に刻み込まれてるので、最初見る時はもっぱら比較の対象です。
一つの場面でカメラがずっと固定されて動かないのが、なんか違和感?
漫画だと同じアングルで話しが進むなんてないからそのせいなのかな?

あと小野田さん、雰囲気はあってるんですが、もうちょっと身長欲しいかも…。
そして童顔で可愛くてかっこいい出口さんはどこに?(苦笑)
小野田よりデカく感じるのは私だけだろうか…?

勝手なことばかり言ってすみません。
でも実写NG派の私が「もう1回見てみよう」と思えたぐらいに悪くなかったです。

DVDで一番印象強く残ったのは嶋くんが美しかったことかも。
嶋くんと外川さんが米原さんと谷口さんで良かったです。
ただ、舞台挨拶の谷口さんの髪型には、仕方ないですがちょっと違和感あります。

一番見たかった描き下ろし。
ケンカの理由もなるほどね~と。
それを言ったら嶋くんもキレるよ(笑)
小野田たちと別れての帰り道、ふたりの会話がよかったです。

実は小野田×出口組が好きな私。
二人が登場するのはたった1ページ…しかし妄想も膨らむ1ページ。
そうか~外川に妬いたんだ~小野田!
たった1コマの登場だけど、その心のつぶやきだけで満足したわ!
出口はいかに小野田と自分がラブラブか、のろけ話しが止まらない?
当てつけに、わざと親しげに話してたの?
できるなら、小野田×出口の帰り道もぜひ読みたい!!
外川×嶋の帰り道と同じく、いい感じな二人の帰り道になってそうで。

9

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