フラッグ (1) 新装版

フラッグ (1) 新装版
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
2件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
一迅社
シリーズ
GATEAU ガトーコミックス(コミックス・一迅社)
発売日
価格
¥667(税抜)  ¥720(税込)
ISBN
9784758073486

あらすじ

人と人の間にある、あたたかい絆を描いた名著復刻
喜び、怒り、悲しみ、不安…
人のこころのイメージが旗になって見える少年・聖。そのせいで他人を怖がっていたけれどなぜか同居中の腹違いの兄・日高のこころは見えない…。
見えないことに安心しつつも、大好きな日高の気持ちを知りたいと思い始める聖。
だけど、そんな聖の気持ちには気づかない日高は彼氏をとっけひっかえ…の日々。
歳の差+ちょっと不思議な恋の行方は?

表題作フラッグ (1) 新装版

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レビュー投稿数2

不思議な世界観に引き込まれます

設定に興味を持って、手に取った作品です。
人の感情が旗になって見える腹違いの弟と、弟が旗が見えない唯一の人間・兄との、家族以上恋人未満の不思議な同居生活が描かれています。

いつも寂しさを抱えてて、人肌を求めて男が切れない兄の日高。旗によって人の心が分かって、人と関係を持つのが怖い弟の聖。
母親も亡くなり、父親が何年も帰ってこない日高の元に、母親に捨てられた聖。
兄から守ってやると言われたその日から、聖は日高が大好きで。旗が見えないから、楽に付き合えるのと同時に、本心を知りたいと思う矛盾した気持ちもあって…。

1巻では、旗のことや、2人の父親のことなど、謎がいっぱいです。BL要素も全然ないし。
でも、変わり者だと噂される兄弟2人と、それでも仲良くしてくれる近所の人達との交流や、聖の可愛くて一生懸命に兄を想う気持ち、少しずつ聖の世界が広がっていく様子に心が温かくなります。今までの2人の境遇が辛かっただけに…。
2巻では、聖の愛情が報われると信じて楽しみに読みたいと思います。

2

Flagの意味するところ

05年に徳間から出ていた本の新装版です。
藤たまき作品はここ最近新装版が出ていますが、その当時のといいますか、今もきっと本質は変わっていないとは思うのですが非常にBLというよりはニアに近い関係で、将来はどうでしょうか?的な終わりをしているのが特徴的です。
そしてこの本もまたしかり。
BLじゃないじゃん、と言ってしまうより主人公達の行く末を自分の頭の中で想像して補填して新たに自らでストーリーを考える、そんな余地を残してくれているんじゃないか?と、そんな気さえします。
それを導いてくれているストーリーなんじゃないかな?
この本自体が題名ごとく「Flag」となっているかもしれません。

町の西側の一軒屋に住んでいるのは、旗の有名デザイナーの下で働く兄・日高と、人の心が旗になって見えることから人と付き合うのがこわくなり通信制教育を受けている弟の聖。
聖は、ゲイで惚れっぽくていつも変な男にひっかかっては別れているが、でも兄の日高が大好きでいつか恋人になるのだと思っている。
そんな聖と日高の生活を描きながら、彼等の周りに集まる人々との交流。
後半では聖が怖いと思わない初めてでき続きた友達・光の登場によって、2巻への布石となっていく。

この日高と聖の腹違いの兄弟。
彼等の父親は風来坊で一処にじっとしていられない男。
聖の母とは旅先で出会ってそしていなくなって、そんな母親に捨てられるように父親の家に置いていかれた子供なのです。
この二人の家には父親はいません。生きているのか死んでいるのか、帰ってきていないのです。
その時、初めて出会った頭に旗の見えない存在、日高。
彼は外国名を持つ聖に日本語名を与え、守ってやると約束し、聖の唯一の心のよりどころとなっていたのです。

優しいけれど、私生活がダメダメな兄だから自分がしっかりして守ってあげなくちゃいけないと純粋な心で思ったのだろうか?
聖の確固たる日高への気持ちは揺らがないのは子供ゆえだろうか?

この1巻は2巻の事が明らかになる為の総てのヒントが詰まったものとなっています。
この物語が何を語りたいのか、それは2巻にて。。。

2

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