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これはなんとベタなｗ
そうそう、こーゆーベタベタが高城さん作品の醍醐味だよなぁ～。
今回は他著作よりはギャグ多め。
「塾講師（受けの推しキャラに瓜二つ）ｘゴリッゴリの腐男子」です。
個人的には攻めの属性（ツンデレ、スーツ、仕事熱心、真面目 etc.）がいろいろと好みだったので大満足。
眼鏡っ子の受けもアホ可愛い。
今回の受けは他著作よりも比較的小柄ですね。
喘ぎ声とか名前間違えるとか、ギャグに全振りせずもうちょっとデリカシーを・・・という箇所はあるので、"初" 高城作品としてではなく、
「高城作品集めたいけど、あんまり昔のは・・・」
って人におすすめです。
気持ち的には☆4.8ぐらいですが、2巻がとにかくめちゃくちゃ良かったのでオマケの☆5です。
絵は素敵！
初めて高城リョウさんの作品をみたのですが、とても絵は素敵です！
受もかわいいし、攻もかっこいいです。
話の設定はベタベタです。
まあでも、たまにはこんなのもいいかなって思います。
ただ、色気が全然なかったですね
一応やってることはやってるんですが、全然萌えなかったです。
あと、話にアクセントがあったらもっとよかったです。
絵はほんとに素敵なんですけどね！
ちょっとの時間のあいだにサクサクっと読むにはおすすめですね。
腐男子ものの中で屈指のダサさ
腐男子ゆえに腐男子ものは一応手に触れますが、その中で
いい意味でも、悪い意味でもベタベタのダサさを発揮してる感じです。
BL漫画の攻キャラそっくりの塾講師が家にやってきて、
その塾講師は幼い日に受けの子が離れたくないと泣きついた子で、
しかもそんな思い出は綺麗さっぱり忘れていて。
きゅんきゅんくるのは攻めキャラに似ていたからではなく実は昔の想い出じゃね？
・・・ってそんな都合の良いお話ありますか？という感じです。
しかも別にルックスが大きく変わっていたわけでもなく。
高城リョウさんの書く「攻め」のイケメンさが自分にはまりすぎてるので萌えですが、正直、それ以上でもそれ以下でも・・・。
ライバルは二次元⁈
重度の腐男子、叶多のお気に入りはBL「レンタル彼氏」の聖十郎さま。
聖十郎さまのCDに聴き入りながらひとりエチに勤しんでいると、何と目の前に生きた聖十郎さまが⁈ それは両親に頼まれたとかで、叶多の受験勉強を見ることになったという征一だった。しかも本人に「何か…俺に似てね？」と、気付かれてしまうという恥ずかしさ。中々勉強に身が入らない叶多に「お前次第で、聖十郎でいてやっても良い。」と提案されて、憧れの顔面で迫られた叶多は征一の塾に通う事になる。
そもそも。叶多が聖十郎に夢中になった理由が、小さい頃に憧れたお兄さんにソックリだったから。それが当の征一だった、っていう。ハッピーで可愛い理由なんだけど。それを序盤で思い出す。もうちょい焦らしてくれても良かったのに。もちろん征一の方も自分に懐いていた叶多の事を憎からず想っていて。本当なら感動の再会だった筈なんだけど。お兄さんは遠くに引っ越してしまった、という悲しかった初恋を拗らせた叶多は、後に二次元の聖十郎さまと出会い、立派に重度の腐男子になったという。征一が先で聖十郎が後なのに。聖十郎に似た征一にときめいてしまうというややこしい事になっていて、おめでたくも執着攻めだった征一は聖十郎に嫉妬しなきゃならん羽目になっているという可笑しみ。
後半は聖十郎さまがBLでやっている様な凄いエッチがしたいのに、叶多はリアルが怖くて尻込みしてしまう。征一は生身の男なので。結構な寸止めにジレジレしてしまうけど、ここは大人の男だし、叶多の受験を応援したい気持ちも本心なので。我慢している征一が可愛いかったりもするんですが、欲望が勝って抱いてしまいます。
まぁロマンティックには行かないですけどね。変な声出しちゃう叶多が可愛い。
憧れのお兄さんのまま、ずっとカッコいいままの征一に叶多がまた恋をするのは分かるけど、征一が「この腐れオタクが！」と叶多の事を怒りながらも、執着してて結構メロメロなのが可笑しい。しかも塾とはいえ、生徒に手を出してしまうっていう結構ダメなヤツ。イケメンなのに残念だったりするっていうのがいい。要所要所「腐れオタク」の筈の叶多がめちゃ可愛いのも萌えます。振り回されているのはいつだって実は攻めの方ってね。
乙女ゲー・乙女系の夢小説っぽい展開
高城さんってキレパパの方ですよね。
読むのお久しぶりです。
絵柄は綺麗目で割と好きなかたです。
こちら一冊まるまる表題作でした。
「仮カレ」は腐男子ものです。
高校生の腐男子くんは、
漫画の主人公「聖十郎様」に恋しています。
もちろん漫画の主人公×自分で妄想しています。
ここが乙女(夢)小説などと全く同じ心理です。
○○(キャラクター)と自分がくっつく…って妄想するところがですね。
そこにその聖十郎様にそっくりな、
塾講師(家庭教師)・征一(攻)が現れて、
妄想を現実に…的な展開です。
普通に考えるとすっごいイタイ子ですよね。
好きなキャラに似ている人がいたとして、
思わずキャーって騒いじゃうのは分るけど、
そのキャラに似た人と付き合いたいとか言い出すと…ｗ
で、その大好きな漫画のキャラクターは、
実は腐男子くんの初恋の人（攻）に似ていて、
それでそのキャラが好きだったというオチです。
しかしあれですよ、上には上を行く奴が居まして、
花○啓介の腐男子バージョンみたいなヤツを読んでみたいですね。
啓介は本物ですね。
「主人公たち同士で妄想してこそ！！そこに自分が介在してはならない！！」
という極まったヤツですｗ
これは腐女子的に意味が分かるんですよ。
物語の主人公たちと自分がどうこうなりたいわけじゃなくて、
主人公たちの関係に萌えるわけなので。
そろそろ啓介タイプの腐男子もの、出てきてもいいんじゃないかな。
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