甘いルックスの同室の優等生ジョシュが実はゲイで……。 話題のMM【海外ゲイロマンス】を“BL超訳”で読む嗜みを貴女に――

ルームメイト

room mate

ルームメイト
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×211
  • 萌9
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
9
得点
100
評価数
32件
平均
3.3 / 5
神率
15.6%
著者
   
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ハーレクイン
シリーズ
ハーレクイン・ラブシック(小説・ハーレクイン)
発売日
価格
¥704(税抜)  ¥760(税込)
ISBN
9784596744319

あらすじ

“僕たち、セックスしたことになるのかな?”
 大学生のアダムは、レポート提出のためルームメイトのジョシュのパソコンを無断借用する。モニタに映し出されたのは、男たちが手首を縛られたり首輪をはめていたりするゲイのSM画像だった……!! 高校時代いじめられっ子だったアダムと、スポーツ万能のジョシュ。それまで会話すらなかった二人だが、偶然ながら互いの嗜好を知ったことでSMプレイにのめり込んでいく。だがアダムは疑念を持ってしまう。「僕はジョシュを、そしてジョシュは僕を、どう思っているんだ……?」
 日本の人気BL作家が、海外MM小説を『超訳』した注目作!

表題作ルームメイト

ジョシュ・ラスウェル,スポーツ万能のルームメイト
アダム,哲学科の大学生

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数9

かなり読みやすい

海外モノにハマりだした時に購入、けれどしばらく積み本になっていたのですが、読もうと思うきっかけがあり手に取りました。

ルームメイトのパソコンを無断で使用したアダムは、そこでゲイのSM画像を見つけてしまう。
アダムはその画像に刺激されてしまうわけですが…。

なかば軽いノリで始まった二人の『SM』。
二人の持つベクトルがうまい具合に重なり、プレイも徐々に過激さを増していきます。

プレイの最中はなかなかにエロティックなんですが、オンオフの差がハッキリとしていて、なんだか全体的にさらっとしていた気がします。

二人ともまるでゲームを攻略するかのようにSMを堪能しているみたいで、そこがまたディープさを感じさせないのかも。

普段は優しく温和なジョシュ。
けれどSな部分を持ち合わせており、それが最大限に発揮させるのがSM。
またアダムはセックスにおいて虐げられることに喜びを感じるM資質で、しかし普段は案外ズバッとものを言う。

二人の持つSとMさがそれぞれ絶妙に絡み合っているから、二人はどんどんハマっていったのかな。
こうしたい、こうされたいと思う欲望が、ま続きさに思い描いたようにジョシュから与えられ、アダムが理想の反応を返す、という風に。

海外の雰囲気は充分ありますが、日本向けに訳されていてかなり読みやすい。
挿絵がないのがすごく惜しいです。
中村明日美子さんのイラストでアダムとジョシュのあんなことやこんなことを見てみたかった…。

0

SMは好きですが…

私にとって『ルームメイト』が初の翻訳blになります。
以前から翻訳モノに興味があり、SMプレイ、また挿絵が中村先生ということで期待値抜群!

だったのですが…

まず、挿絵が無かったのがとても残念でした。
表紙&口絵のみ(そちらはとても美麗でした!)で、所謂普通のblとは勝手が違うのかなぁと。

内容に関しまして、日本のお話には無い独特の雰囲気・言い回しがあり面白かったです。
あとがきで雪代先生もおっしゃっていましたが、出てくる食べ物が本当に美味しそう…!
純粋に日本のbl小説とのギャップを楽しむことができました。

SMプレイの描写は、濃いのか薄いのか、私にはよくわかりませんでした。
受けや攻めに対して萌える、といった感情が湧かず、殺伐としているというか、淡々としていて甘さ控えめな濡れ場だったという印象です。

またストーリーが途中から走り気味に感じ、読むのがつまらなくなってきて少々苦痛でした。

舞台や登場人物の設定は良いのに、なんだかお話としては味気がないなぁと思ったので、評価は『萌』にします。
とはいえ、他の翻訳blにも興味がでてきたので、ど続きんどん読んでみたいと思います。

0

SMものだけど可愛い!

細くてひ弱なで、高校時代にスポーツマンに苛められていたトラウマがあるアダムとゲイだと誰にもカミングアウトできずにいたジョシュ。
ひょんなことから互いの性癖が発覚したルームメイトの二人。
お互い手探りで、ゆっくり段階を踏みながら、それでいて濃厚にアブノーマルにプレイに挑戦していく姿が初々しくて刺激的でたまりませんでした。
ジョシュはサドなのに、思いやりがあって行動の端々からアダムへの想いと優しさが溢れてるのが素敵。イケてるスポーツマンなのに健康オタクで緑茶とあとジブリ映画が好きって可愛い。
プレイの特殊な臨場感は生唾もので、他愛ない日常生活とのギャップにどきどきさせられました。
翻訳の文だなあ!という独特な文体で、単語も「キュート」とか使っちゃうんだ!ってそこも楽しかったり。慣れると癖になりそうです。

4

「ああ、雪代さんの文章だなあ」

おお、ハーレクインロマンスと同じ版型だ。しかし装丁が… キッツイわあー。広い帯がイラストで飾られていて、本体のタイトルとマッチングしている。一見美しいですが、本棚に他の本と一緒に並べたら、擦れて傷みやすいんじゃないかなあ、と、ちょっと心配。

雪代鞠絵さんの超訳の新作ということで、読みました。ホントは雪代さんオリジナルの小説が読みたいんだけど。
本の背には、雪代鞠絵さんの文字が大きくて、原作のラナ・マクレガーさんの名前は限りなく目立たない。
協力翻訳の早川麻百合さんの名前にいたっては、奥付けを見ないとわからない。いいのか、これ?

最初の方で「懸想」という言葉が出てきて、「ああ、雪代さんの文章だなあ」と思いました。ふいにちょっと古風な単語が出てくるのが、雪代さん流の手法ですね。うれしいなあ。
海外BLを読むのは、初めてです。
正直言って、私はSMや調教のよさは、まったくわかりません。でも、読後感はたいへん爽やかでした。

2

American Boys Love

自分にとっての初海外BL。
中村明日美子さんの挿絵、雪代鞠絵さんの「超訳」、
評価の高さもあって、自ずと期待は高まろうというもの。

アダムは哲学科の学生。
いかにも文系な彼は家族にカミングアウトしているゲイだが、
そのことは彼のこころに影を落とし、恋とは無縁に生きている。
そんな彼が、ひょんなことから
ルームメイト・ジョシュのPCのゲイポルノを見つけてしまい
スポーツ万能の人気者の彼とBDSMを試してみることに。

サラサラと読み易く、SMもソフトで仄暗さはない。
Hしているうちに普通に惹かれあって、
大きな波乱もなくストーリーは進み、爽やかなハッピーエンド。
エロは多いけれど明るく甘いキャンパス ラブストーリーという感じ。

新しいゲームに夢中になる中学生達のように、
(新しいアイテムゲットしたぜ、次これ試してみようぜ……みたいな?)
真面目に熱心にSMを探求して行く二人はなんとも可愛らしい。

攻めのジョシュはどうでもいいのだが、
受けのアダムのキャラはなかなか好みだった。
Mのくせに、気が強くて世界観がハッキリあって自己主張も強い。
続き
いいなぁ、この子!
(私も首輪に繋いでみたいわ……。)


全体としては私の期待とはちょっと違ったし、
個人的には日本のBLの方がずっと好みだと思ったが
ライトに楽しく読める一冊だった。
ただ、明日美子さんの絵は帯と口絵だけだし
この軽さを考えるとお値段は少々高めかなぁ……。

            :

どうでもいい話なんですが、最初の方に彼が読んでいるファンタジーの
「ブリジンガメンの魔法の宝石」(アラン・ガーナー/英国)
この本、小学生の時に魅了させられた大好きな本なのですが
日本ではあまり知っている人がいない本。
へぇ!もしやアメリカではこの作品は比較的よく知られた作品なのか?
いやいや、それともこれは彼のマニアックさの表現として
敢えて知名度の低い作品を挙げているのか?なんて
ちょっと楽しく思いめぐらせてしまいました。

他にも映画や本や、あるいは食べ物や、そういう小道具もちょっと楽しい♪


5

怒涛

BL小説を初めて読みました。
海外もので、SMで、+日本の作家さんが手を加えたもので、私にとっては、 破壊力大。
ちゃんと流れがあって、カラミに入るのも王道でいいですが、
カラミから始まって、双方の心の動きの変化を読むのもいいものです。
そして、根底に愛があって良かった。双方の気持ちが確認されてからが、
いい感じに盛り上がります。エロさも+。
相手の気持ちを探り合っているとろが、読み所といいますか、
ちょっと、苦しくて、キュンと来ました。
ちょっと、日本びいきな箇所もあって、良かったです。
日本のBL小説も読んでみようと思います。
そうですね、帯を外すと、白の装丁の美しい本になるところが、腐バレしなそうで、ポイントが高かったです。

3

受けが新鮮

海外作品の超訳ということで、普段読んでいる日本のBLよりゲイ小説といった趣が強いように感じました。
特に、受けのアダムの性格付け。
自分の欲望に忠実というか、ちゃんと自己主張すべきところはしているところがそう感じさせるのかな。
セックスプレイ的には、受け入れる被虐側が実は主導権を握っていてっていうのはBLでもあるような気がするけど、カミングアウトの件とか、こういう強さって、日本のBLの受けの子にはなかなかいない感じで、新鮮だった。

新鮮といえば、カバーデザインも素敵。
紙の質感や造本も含めて、今までにない感じ。
中村明日美子さんのイラストも素敵。

4

背筋の伸びた物語

この一冊をどう言う位置に置いて読者として
対峙すべきか…と暫し考えましたが、答えは実に
あっさりと提示されました。
それは装丁が雄弁に物語っています。
つまりこの表紙は本体と4分の3程度の長さの
カバーによって構成されているのです。
必要に応じては本体の表紙だけでも充分都合が
良い様に構成されています。
本体だけで密やかに読むも良し、カバーにも
物語らせて雄弁に読むも良し、と言う訳です。

さて、この物語の舞台は我々のいる場所と
かけ離れた場所である様で実はそうそう離れていない
場所であると言う事が文中にちりばめられた
小道具によって暗示されています。
そう言う場所で展開されている骨太のロマンスです。
傍目からは時に煽情的である部分もあるかも
知れませんが、作中の当人達にとっては
生きる糧でもあるロマンスです。
だから、ある種の期待を込めて読んだ方には
一抹の不満を齎す可能性もありますが、それはそれで
こう言う物語だと言う事で。

5

甘くフランクなBDSM小説

大学生のアダムは、ルームメイトのジョシュのPCを借りようとして、彼がPCに保存しているゲイSM動画を見てしまう。
それまではろくに口を聞いたこともなかった二人だが、ゲイという共通点を発見し、急速に仲良くなっていく。
二人は一緒にゲイ動画を見るうち、互いに欲情を覚え…。


日本のBLと異なる点は
愛だ恋だとシリアスに悩むのではなく
もっと即物的でエロありきなところ。
SMプレイを楽しみつつ
友情も育んでいく二人が微笑ましいです。

スポーツ万能の好青年・ジョシュ(隠れゲイ)と
地味だが気は強く弁も立つアダム(家族にカミングアウト済み)。

正反対な二人だけど、SとMという点では抜群に相性がよく、様々なSMプレイを試していきます。


はじめは触り合うだけだったのが
ベルトで手首を縛ったり、首輪をしたり
パドルでスパンキングしたりと徐々にエスカレート。

こう書くと痛そうですが
アダムが最中や事後にもっとこうして欲しいとか
「いい子だ」って言葉に興奮したとか
ストレートに欲求を口にするため、
攻めが受けを一方的にいたぶるのではなく
対等続き感があるのが良いです。

エロいことはするし、
一緒に映画やカフェテリアに行く等友情も育むけど
恋人ではないのでキスや挿入はラストまでお預け。
こんな展開にも王道の良さがありました。


ラストは、アダムがホモフォビアの同級生にカミングアウトし、それに触発されたジョシュもアダムとの関係を公表。
それによって互いの真剣な気持ちを確かめ合うという、爽快でロマンティックな展開です。

で、いざ本番となるのですが
アダムがジョシュにフェラ&尻の穴まで嘗める等、日本のBLではなかなか見られない受けのオフェンスにすごく興奮しました♪

両想いになったあとも
恋人というより「セックスもする親友同士」という感じで、ラブラブだけど夢見がちでないところが現代っ子だな~と興味深く読み終わりました。

※原書は2013年発売で、作中には映画名など時事ネタも登場します。


ちなみに気になっていた「超訳」(翻訳者の文章に日本のBL作家さんが更に手を加える)ですが、文章が翻訳調でないという点で、海外モノが苦手な読者にもとっつきやすいという点が長所なのかなと。
個人的には普通に早川麻百合さんの「翻訳」で読みたかったですが、ネームバリューのあるBL作家さんのお名前があることでより多くの読者の注目を引き、海外MM小説の知名度上昇のきっかけとなるのであれば、こんな試みも悪くはないかなと思います。

ハーレクイン社のBL、今後のラインナップにも期待しています♪

14

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