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表題作FLESH&BLOOD(23)

ジェフリー
カイト

あらすじ

スペイン無敵艦隊との初戦に挑んだ海斗とイングランド海賊たち。けれど、長い一日はまだ終わらない。爆破されたスペイン船の火も消されぬうちに、今度は味方の艦隊同士が衝突してしまったのだ。
それに乗じてドレイクは、戦闘を尻目に、敵艦からの略奪に意欲を示してしまう。混乱の中、イングランド・スペイン双方に味方同士の疑心暗鬼が生まれ始めて…!?
スペイン無敵艦隊との歴史的決戦の渦中、敵味方に分かれながら、海斗とビセンテは互いの無事を祈る--緊迫の海戦編!!

作品情報

作品名
FLESH&BLOOD(23)
著者
松岡なつき 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
FLESH&BLOOD
発売日
ISBN
9784199007729
4.3

(26)

(13)

萌々

(9)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
113
評価数
26
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数4

ビセンテ レオたちの命のカウントダウンは...

戦いは、イングランド有利
やっばり 気になるのは スペイン側のお気に入りキャラ・・・
無事でいてほしい。

歴史的には、イングランド勝利だが
イングランドの中もトラブルを抱えている。
救出した ジェフリー の今後も
作戦の成功が絶対条件。
イングランドが勝つからと言って 海斗やジェフリーが「絶対」助かるとはいきれない。不安定な位置づけが緊張します。
主役なので 無事であると信じたい。

戦いに入ってからの進み方がスローモーション。ストーリーの先が早く知りたいのにと ちょっとじれったいです
でも
危機的な スベイン側のアロンソ ビセンテ レオたちの命のカウントダウン。があるのなら ゆっくりでいいです。
戦いは ダメダメ上官が 敵以上に味方の生命を奪うのですね。
たしか アロンソの船は作戦の標的ですよね。
一番カウントダウンに近いのかな .....
スペイン側でも、この3人には助かってほしいのに。

淡い期待を抱きながら 次巻の発売を待っています。

0

ああ、アロンソ様!スペイン!……そして戦いは続く。

ついに火ぶたを切ったプリマス沖。
長い戦いの一日が過ぎようとしている。

困難に満ちたスペイン方の状況に、最初から胸が痛くて
ウルウルしそうになりながら読み進める……。

スペイン方の悲惨な状況とはまた違うが、
イングランド方にはイングランド方の問題があり、
策を巡らせ、政治的な駆け引きが行なわれる。

そろそろ物語は終盤……
あと数巻で終わりかと思っていたのだけれど、
21巻以降一日1巻よろしく進んでいる。
プリマス沖海戦が7月21日(旧暦)、史実によるとこの後
ポートランド沖海戦、ワイト島沖海戦、を経て
火船戦術のカレー沖海戦が7月29日、
有名なエリザベスのティルベリー演説が8月8日、
うーん、まだまだ続くのは嬉しいともいえるのだけれど、
史実と同じであれ差異があるのであれ、
戦いの行く末に悲惨さがない訳がなく、思うだけで切ない。

そんな中、どんどん絆が深まるアロンソ様とビセンテの友情に萌える。
この物語の中心はジェフリー×カイトなのは確かだけれど、
個人的にはジェフリーとナイジェルの友情がツボ過ぎる。
更には死の影がちらつく中でのアロンソ様とビセンテに心が熱くなり
レオの健気さに泣き笑いの気分になる。

最後はまた不安に胸がザワザワするようなところで終わる。
トマーソとイングランド側の接触は、更なる厄災の種か?
今後どのような展開になるのか?
早く次巻を!

5

まだまだ先が長そう

あいかわらず、読み終わった瞬間、次を早く! と叫びたくなりますが、まだまだ続きそうで、嬉しいやら、もどかしいやら・・・

初エッチで盛り上がって、そのまま、一気にアルマダの海戦に、と思っていたので、ここまで細かく戦況を追っていくとは思いませんでした。意外でもあり、おもしろくもあり。でも、BLの枠からははみ出してますよ、とも思いますね。
ただ、はみ出してる部分が、BLとしてのカイトやジェフリーの関係を盛り上げてると思うので、はみ出すことは悪くないのかな、とか考えながら次巻を待ちます。
どういうオチ、終わり方をするのか、これほど楽しみなシリーズもないですね。終わってしまうのは寂しいけれど。

今回、amazon限定のショートストリーつきを購入したんですが、寝ても覚めても悪夢なナイジェルがお気の毒でした・・・・

2

強い絆に萌えます

今月24巻が発売されるので、積読本から出してきて読みました。相変わらずの、ゆっくりペースで進んでて、続きが気になる展開です。

BL色は薄いけど、時々垣間見える、カイトとジェフリーの強い絆にキュンキュンします。と同時に、ナイジェルのカイトへの諦めきれない想いが切なくて、胸が痛くなります。
そして、気になるのは、ビセンテとアロンソの2人です。こちらの、友情としての熱い絆にも萌えるけど、この先スペイン軍がどうなるのかハラハラします。カイトとジェフリーが好きなのでイングランドには勝ってほしいけど、ビセンテたちが不幸になるのもイヤで…ジレンマを感じます。
今回、アマゾンで購入したので、ショートストーリーも楽しみたいと思います。
ほんと、次巻が楽しみなシリーズです。

2

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